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2017年 04月 28日

アイアンスポーツ フロントフォーク修理 

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修理依頼のアイアンスポーツのフロントフォーク
71年~72年式に使われていたフロントフォークです。
ダンパーピストンを止めているCクリップは破綻(以前やったこの年式のフォークもCクリッップ破綻していたな)ローダウンしていたのかスプリングはカットされ、ダンパーにカラーが入っています。
シールホルダーは叩かれたのか変形、ドレンボルトは駄目でしたが、雌ネジ側はタップを立て問題無し。



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インナーチューブとブッシュ計測。
インナーチューブは多少メッキがやれているものの寸法的には問題なし。
フォークブッシュはロワー側は問題無いがアッパー側は大きいところで0.3mmと広がっているので交換。


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ブッシュ抜き取り、アウターチューブ径計測。
0.05mm楕円、奥側が少々縮んでいる状態。これはブッシュで調整します。


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変形していたシールホルダーは研磨し修正。




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フォークブッシュ製作。
外径37mm以上、内径33.43mmのブッシュ製作。本当はこれだけ大きいブッシュを作るのは大変なので嫌なのですが、以前に社外製ブッシュを高い値段を出して買ったところ、外径が合わずテスポなどということがありましたので、アルミ青銅で製作します。
また、フォークの場合斜め方向に力がかかるため、クリアランスは少々多目で。





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ブッシュ圧入し計測。
やはりアウターチューブ側が0.05mm楕円分ブッシュも楕円に。
中古アウターチューブを使いコンパウンドを付けラッピング。修正し抵抗無くスライドするように。
ラッピングした後は、清掃しづらいアウターチューブ内をコンパウンドが残っていないように徹底清掃。

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フォーク組み付け。
ダンパー周りのクリップ交換。この年式のダンパーマウント部はアウターチューブ側座面部がテーパーになっており、Oリング&ワッシャーでシーリングしますが、もともとのワッシャーが変形していたので45Cの硬いワッシャーに交換し取り付け。
でかいマイナスドライバーでダンパーを固定しダンパーボルト締め付け。

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シールを取り付け、完成だが注文中のスプリングがまだ届かず・・・。
というわけでこの作業は終わり。


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SさんのBSA B50 継続車検終了。
愛車VLは車検切れ、足バイクであったスペイシーは終了し最近バイクに乗っていなかった私。
試乗と称し乗ったB50は非常に軽く楽しいバイクですね。 久しぶりに購買意欲が・・・。








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奈良 純

by sgf1906 | 2017-04-28 10:43 | その他 | Comments(0)
2017年 04月 23日

土曜日の授業風景

1970XLH900

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Tさんのアイアンスポーツ
加工が終わったハンドル周りを取り付け、オイルライン取り付け。
行き側のオイルホースに直接オイルを入れオイルポンプまでオイルが行ってることを確認後、クランキングしヘッドまでオイルが行っていることを確認。オイルタンクにオイルを入れ、オイルがオイルタンクに帰ってくるまでクランキングしオイル回し。
マフラーを取り付け、エンジン始動のはずだが・・・中古で買ったフルトラさんが悪さをしているのか、エンジン始動ならず。次回このあたりを考察。









1968BSA A65

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NさんのBAS A65
クランクを閉じ増し締めのはずでしたが、オーバートルクでクランクケースボルトとスタッドがねじ切れました。
幸いなのはケース側の雌螺子は無事。
駄目になっケースボルトは頭が締めやすいように2面幅が小さいもの。また、スタッドボルトが切れました。
これを注文していたらまた時間がかかるので、在庫していた5/16”-26ボルトの頭を研磨しケースボルト化。スタッドボルトも製作。Nさんがうまいこと作りました。
というわけで気をとり直りクランク組み付け。
元に戻ったというお話でした。








1973XLCH1000


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Kさんのアイアンスポーツ
シートカット擦り合わせ、面研が終わり、バルブスプリング取り付け。
インナースプリングだけ取り付け、アウタースプリングの取り付け長チェック。
シム調整をして取り付け長を合わせ、取り付け長でのバルブスプリング圧をアウター・インナー共に計測。
インナーとアウターのスプリングの組み合わせを調整し4本のスプリング取り付け圧を同じものに。

というわけで、バルブスプリング取り付けヘッド完成。






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by sgf1906 | 2017-04-23 08:17 | その他 | Comments(0)
2017年 04月 13日

今週の授業風景


1927SUNBEAM MODEL9

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北海道からお越しのOさんのサンビーム。
今回も5日連続の授業でありますが、5日間ほぼ旋盤講習です。
ガタがあったカムブッシュ交換のため、ブッシュ抜き取り・圧入工具を製作し抜き取り計測。
ブッシュも自ら製作。製作に面倒なカバー側EXの止まり穴の鍔付きブッシュも自ら製作。
旋盤にははまり購入予定のOさんであります。
5日間お疲れ様でした。









1951TRIUMPH T100

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Hさんのトライアンフ
車体周りの分解作業が終わり、フレーム分解・清掃・塗装準備。
清掃、錆取りを済ませると、溶接が必要な箇所が少々ありましたので修正後塗装となります。








WL ENGINE

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MさんのWLはマグネトーOH
上下ベアリング交換し組み付け。ベアリングと軸にガタなく良好。
ローターは交換せずそのまま使用で組み付け火花チェック。問題なく良好。
ローター軸のブッシュは単品製作し取り付け。でマグネトーO.K。






1964XLCH900

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S君のイアンスポーツ
クランクの芯だし。なかなか性格の良いクランクで順調に芯だし終了。
少々問題のあるフロントブレーキ周りを調整。
付いていなかった、ブレーキカムワッシャー単品製作し、ブレーキケーブルを交換し、張り替えたブレーキライニングの擦り合わせ。






1967TRUMPH TR6


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新入生のOさんのトライアンフ
授業一発目の分解作業、エンジン腰上分解後、腰下を降ろし、スペースの問題からまず車体周りから分解していきました。
なんやかんやカスタムされている車両で、この車両も色々とドラマがありそうです。






1947FL1200

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Iさんのナックルヘッド。
フレームの状態が悪く、修正屋さんに持ち込み中でありますが、エンジンとの合わせが必要な為、エンジンも修正屋さんにドナドナ。







1979TRIUMPH T140E

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D君持込のトラアンフエンジン
カムブッシュ単品製作後、オイル穴位置を出し穴加工しブッシュ圧入。
両ケース合わせブッシュをラインを通しラッピング作業。
ガタなくスルスルになりました。









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by sgf1906 | 2017-04-13 11:41 | その他 | Comments(0)
2017年 04月 12日

1964XLCH900 クランク芯だし

今日もS君のアイアンスポーツ、クランク周りのお話。

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コンロッドベアリングレースは状態良くそのまま使います。以前にしっかりラッピング済みという感じです。
ローラーは交換し、4.778mmのローラーを入れ、F側0.015mm、R側0.025mmのクリアランス。
コンロッドの振れっぷりはF側0.65mmR側0.4mm程度


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クランク芯だししドライブ側、タイミング側ともに0.01mm程度の振れに調整。
クランクの芯だしはクランクピンナットが規定トルクを目安に締まりきるところで振れを無くすのが難しいです。クランクピンナットを締めれば締めるほどクランクが言う事を聞かなくなるからです。
ある程度ナットを閉めつつ、クランクの振れを調整し、またナットを締め調整・・・を繰り返し芯を出していく感じです。


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ともあれ、無事終了し、クランクとケース組みつけ作業。





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by sgf1906 | 2017-04-12 08:31 | 1964XLCH900 | Comments(0)
2017年 04月 11日

1964XLCH900 コンロッドスラスト

今日はS君のアイアンスポーツ、クランク周りのお話

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分解前、コンロッドのスラスト量を計測すると0.7mm~0.8mmと少々多め。
スラストワッシャーを交換することに。
元々付いていたものは1.85mmのSTDサイズでスラストワッシャー自体はそんなには減っていない。コンロッド側が減っていると思われる。

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スラストワッシャーはアルミ青銅で単品製作。

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専用生爪に銜え、逆算したオーバーサイズのワッシャー製作。
なかなか説明が難しいがこの2mm程度の厚みのワッシャーの両端面の平行を出すのが難しい。


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寸法をしっかり出しているので、フライホイールに圧入気味で取り付け。

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アルミ系ワッシャーにあわせ、ベアリングケージはアルミ製のものに交換。

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一旦仮組み、スラスト量を計ると少なめだったので、研磨し調整。


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クランクピンナットを規定トルクで締め付け、スラスト量0.3mm程度に。






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by sgf1906 | 2017-04-11 08:39 | 1964XLCH900 | Comments(0)
2017年 04月 07日

1964XLCH900 トランスミッション組み付け

今日はS君のアイアンスポーツ、トランスミッションのお話。
ギア周り、シャフトは状態良く、消耗品、調整作業で良さそうなギアボックッス。


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アクセスドアのメインシャフトベアリング、カウンターシャフトベアリング交換。


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ケース側メインシャフトベアリングレースは楕円変形無く、内径33.14mmで状態良し。ローラー交換だけでO.K
カウンターシャフトのニードルベアリング交換。

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シフター周りは折れやすいスプリングは交換。

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クラッチギアブッシュは磨耗少なく、このまま使います。
消耗品であるニードルベアリングは交換。


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抜きづらいクラッチギアのベアリングは内ガケプーラーで抜き取り。
難易度が高く、ぶっ壊れてしまうことが多い・・・。

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新しいニードルベリング、カラーを圧入。


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アクセスドア周り、ギア周り組み付けて、ドッグギア位置チェック。
カウンターシャフトは1STギアとドッグギアである3RDギアの隙間と2NDギアと3RDギアの隙間をチェック。
メインシャフトは3RDギアとドッグギアである2NDギア、4THギアと2NDギアの隙間をチェック。


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実際にギアチェンジし、それぞれギアの入りっぷりチェック。
2NDギアとドッグギアの入りが浅く、1STギアとドッグギアは、ドッグギアが1STギアを押してしまっています。

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ドッグギアを2NDギアよりにさせるため、シフターフォーク交換。
社外のシフターフォークは顎部分?が太く、組んだときにギアに干渉する恐れがあるので、少し削ります。

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フォークを換え、2NDギアよりにドッグギアが行ったところで、シム調整しドッグギアと1STギア位置の調整。
ギアシフト調整はこれで終わり。
次回、ケースに取り付けスラストチェックであります。








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by sgf1906 | 2017-04-07 10:22 | 1964XLCH900 | Comments(0)
2017年 04月 05日

1964XLCH900 タイミングギア周りの作業

今日もS君アイアンスポーツ、タイミングギア周りのお話。
元々、ピニオンギア粉砕しギアがロックしカムカバーにもクラックが入ってしまった車両で、やはりなんやかんやありました。


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まずは、クランクケース側カムシャフト軸受けのニードルベアリング交換。


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カムカバーはクラックが入っていたため、中古良品に交換。
カムシャフトとブッシュのガタは良好でしたが、ブッシュ鍔部分が段減りしていましたので、鍔部分面研。

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カムを一個ずつ取り付け、スラスト調整。
60年代のアイアンにジェームス製の厚みがあるガスケットを入れるとスラスト量が多くなります。既製品では何枚も重ねないと調整できません。厚みがあるカムスラストワッシャーを製作していますので、シム調整し0.1mm程度のスラストに。

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#1カムのタイミングマークが無く、マジックで印がついていました。
組み付けてカムタイミングを測る必要があります。


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ピニオンギアは新品に交換。
この年式のアイアンはピニオンギアのサイズを選べません。
カムギアとピニオンギアを組み回りっぷりチェックすると一部渋いので、渋い部分だけコンパウンドを塗り擦り合わせ。
カムシャフト4個とピニオンギアでの回りっぷりはスルスルでO.K。



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カムギアとピニオンギあの組み合わせではスルスル回ましたが、アイドラギアを入れるとまた渋い・・・。
こちらも渋い位置にコンパウンドをつけ擦り合わせするものの、ギアが割れる・・・。
もともとギアがヘタっていたと思われるが、多少のギアの噛み込みで欠けてしまうギアを考えると、旧車のギア周りの怖さ感じるのと同時に、ギア周りの回りっぷりチェックは重要ですね。



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以前、社外のアイドラギアは良くなかったので、純正NOSものを入手。
同じく回りっぷりチェックするとやはり一部渋い。こちらも擦り合わせし、ピニオンギア、4カムギア、アイドラギアの組でスルスル回るようになりました。
というわけで、カムギア周りの作業終わり。
4カムギアでギア交換、カムカバー交換をすると帳尻が合わなくなり、大変だというお話でした。






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2017年 04月 04日

1964XLCH900 ピニオンシャフトベアリングレース・ピニオンシャフトブッシュ

今日はS君のアイアンスポーツ、ピニオンシャフト周りのお話。
ピニオンギアを割れたことでVMSに入学した車両。ピニオンギアが割れた際に#2カムブッシュ受け部、カムカバーにクラックが入りましたので、カムカバー交換です。
カムカバーを交換するとなんやかんやと合わせが必要ですので、ひとつづつ解消していきます。


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計測するとカムブッシュ周りは状態が良いのでそのまま使います。
ピニオンシャフトブッシュはガタがありましたので、ブッシュ交換。

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まず、段付に減っているシャフトは研磨し段付を無くします。

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使うカムカバー、研磨したシャフトにあわせブッシュ製作。




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製作したブッシュに冶具を使いダウエルピン穴を作り、カバーに圧入。




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ドライブ側クランクベアリングレース軸部をボーリングしたため専用のラッピング用冶具製作しました。


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ピニオンシャフトベアリングレースラッピングし、クランクドライブ側、タイミング側のラインだし。


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ピニオンシャフトベアリングレースのラッピングが終わったところで、冶具を使いピニオンシャフトブッシュもラッピング。


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ピニオンシャフト、ベアリング、カムカバーをつけ、クルクルチェックしO.K。









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2017年 04月 01日

1943WLC750 T/M周り工具づくり

今日はWLのトランスミッションの工具作り。
WLのT/Mは専用の工具がほぼ出ていないので自分で作っていきます。


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まずは交換予定のメインシャフトベアリングレース
暖めれば抜けると思いますが、一応垂直抜き取り、圧入冶具製作。



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こちらはメインシャフトベアリングレース用のラッピングヘッド。
こちらもパーツとして出てきません。
新品のベアリングレース内径を参考にして、1-3/4”のラッピングヘッドを(パンやショベルのタイミング側ベアリングレースラッピング用)切削し専用のラッピングヘッド製作。


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メインシャフトベアリングレースラッピング用の軸になるパイロットも製作。
穂のかにテーパー加工ししっかり位置が決まるようにする。



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というわけで、ラッピング工具完成。



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カウンターシャフトブッシュのラッピング用ロッドも製作。





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クラッチギアブッシュ圧入、抜き取り工具も製作。

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クラッチギアブッシュラッピング用ロッド製作。


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カウンターシャフトブッシュ圧入、抜き取り工具製作。



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メインシャフト2ndギア、3rdギアブッシュ抜き取り、圧入工具も製作。





レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




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東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
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奈良 純

by sgf1906 | 2017-04-01 08:55 | 1943WLC750 | Comments(1)
2017年 03月 27日

1970XLH900 オイルポンプ

今日も昨日に引き続きTさんのアイアンスポーツ、オイルポンプのお話。

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オイルポンプボディー内壁に傷は無く状態よし。
ギア面とボディー面もツライチでO.K



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ブリーザーギア兼オイルポンプシャフトをまず組み付け。
ブリーザーギアはクランクケース内のオイルをエンジンの負圧でカムギアケース内にオイルを行かせる役目をします。




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フィード側組みつけ。
ガスケットの厚み0.13mmでボディー面とギア面のクリアランスとなります。

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リターン側組みつけ、規定トルクで均等締め。
アルミボディーのアイアンオイルポンプは、位置決めのダウエルピンがあるものの、締める位置でポンプの回りっぷりが変わります。
今回は一部ギアにバリがありその部分で渋くなっていたもで、少々研磨。


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クルクルチェックしO.K

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先ほどもお話したとおり、ブレーザーギアはクランクケース内にたまったオイルをピストンダウンストローク時の負圧でカムギアケース内にオイルを行かせる役目あります。
また、アイアンはカムギアケースにブリーザーパイプがついていますので、ケースなの内圧をカムギアケースから外へ逃がします。
そのため、ブリーザーギアのタイミングを合わす必要があります。



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ポンプにオイルをまわしオイル回りっぷりチェック。
ビッグエンド側、ヘッドへのオイルラインへの流れO.Kでオイルポンプ組み付け終わりです。





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奈良 純

by sgf1906 | 2017-03-27 09:17 | 1970XLH900 | Comments(0)