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2016年 04月 12日

ナックル・ロッカーアーム

今日はWさんのナックルヘッド・ロッカーアームのお話。


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ナックルのロッカーアームシャフトのマウントは片側がヘッド側、片側がロッカーボックスで、マウントされロッカーボックスとヘッドは3本のマウントボルトでとまります。
そのため、ロッカーアームシャフトの全長と凸型のロッカーアームシャフトワッシャーの厚みの合計がロッカーボックスの位置となります。


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そのためロッカーアームシャフトとワッシャーの全長が短いと、シャフトとヘッドの間に隙間ができ、ヘッド側ロッカーアームシャフトマウントの破損につながります。
また、シャフトとワッシャーの距離が長いと、ロッカーボックッスマウントボルト位置がズレ、無理やり締めるとロッカーボックス側のねじ山がやられます。

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今回はシャフトとワッシャーの距離が長く、ロッカーボックスマウントボルトが締められなくなるので、ワッシャーをとった状態で仮組みして、ヘッド側とロッカーアームシャフトの隙間を計測。
それぞれの厚みのシムを製作。


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これでロッカーボックッス位置あわせはO.K


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それぞれロッカーアームのスラストチェック。
シャフトとアームだけだと問題なくても、ロッカーアームカバーが付くと、カバーの変形などでなかなかすんなり行かない。

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スラストがないところは、ワッシャーを専用生爪に銜え、段付き加工しスラスト調整。
(凸ワッシャーの段付き部分の距離がスラスト距離となる)

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4本すべてスラスト量0.3mm程度に。

ロッカーアームカバーとロッカーアームの干渉があったり、スプリングとカバーが干渉したりと、ナックルのロッカー周りは面倒であります。






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奈良 純

by sgf1906 | 2016-04-12 09:30 | 1937EL1000 | Comments(0)
2016年 03月 30日

月・火曜日の授業風景


KNUCKLE HEAD

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Wさんのナックルヘッドは持ち込み3基目のヘッド、ロッカー周り。
片側のマウントがヘッド側、片側のマウントがロッカーカバーのナックルはロッカーアームシャフトとスペーサー(凸のやつ)で位置決めされていますが、今回のものはヘッド、ロッカーカバー、シャフト、アームすべてバラバラ(組まれていたものではない)のもので組むため、帳尻が合わない。
ロッカーアームシャフトスペーサー(凸)を組むとシャフトとスペーサーが長すぎロッカーボックスマウントボルト穴位置が合わなくなってしまいます。スペーサーがない状態で仮組みして、ロッカーボックスを取り付け、シャフトとヘッド側マウント部の隙間を計測し、それぞれのスペーサーワッシャー製作。
取り付け後、それぞれスラスト調整なのですがバルブスプリングカバーのシャフトマウント部分が変形し狙ったスラストが出ません・・・。スペーサーを加工しスラスト調整をします。





1982TRUMPH T140ES

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Nさんのトライアンフは配線作業。
リアブレーキのリザーバータンク、レギュレーターはエアクリーナーカバーに付くのですが、今回クリナーカバーは使わないので、リザーバーマウント製作。テェンパニュームはバッテリカバー下にマウント、点火のブラックボックスはバッテリカバーに取り付け、配線作業開始。







TRUMPH T140 RICKMAN

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Oさんのとトライアンフは引き続き配線作業。
フロントカウル、シートカウルが付くのでカウルが取り外しがやりやすいように配線の配置を考えながらの作業です。








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Tさんのアイアンスポーツはバルブシートカット&擦り合わせ。
はじめての作業であろうヘッド周りは、IN側のシートの当たり面は随分広くなっており、EX側は虫食いが酷いのでありました。
IN側のあたり幅1.3mm、EX側1.5mm程度にあわせ、灯油漏れチェックも無事O.Kであります。










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奈良 純

by sgf1906 | 2016-03-30 00:13 | その他 | Comments(0)
2016年 03月 22日

日・月曜日の授業風景。


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Z君のアイアンスポーツ。
オイルタンクを交換したため、ステー周り一新。
マフラーとキックアーム取り付け、オイルタンクを干渉しない位置にして下側のステー加工。
キックアーム取り付け部のガタガタをアセチレンバーナーで変形させ解消。
この後、オイルタンク上部のステー製作、マフラーサポート加工など面倒な作業が続きます。







1955FL1200

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Yさんのパンヘッドも車体周りの作業。
シートポストブッシュの交換を終え、シートピボット部にシム調整をしてガタ無しに。
当時ものフットクラッチシーソーベダルは大分曲がっていたため、こちらもアセチレンバーナーであぶり、修正し取り付け。
ミッションも取り付け、次回ホイール周りの作業です。







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Iさんのナックルヘッド。
クランク芯だし、タイミングギア周りの仮組みも終わっていますので、クランクのエンドプレイのシム調整。
クランク、タイミングギア周りを仮組みし回りっぷりチェック。
問題なく次回、オイルポンプ周りのチェックとケース周りのネジ修正です。







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Sさんのショベルヘッドは冷間時にクラッチのジャダーが起こるので、クラッチスプリングの不等圧を疑いスプリング交換。残念ながら状況変わらず、次回プレッシャープレート、スチールプレートを回りを再チェックします。







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by sgf1906 | 2016-03-22 09:09 | その他 | Comments(0)
2016年 03月 16日

1947FL1200 クランク芯だし (月・火曜日の授業風景)

今日はIさんのナックルヘッドクランク周りのお話。


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コンロッド・ビッグエンドベアリングレースのラッピングが終わりローラー選択。
クランクピン・コンロッドはショベル時代のものに変えられていたため、入っていたローラーケージはアルミのものが入っていました。スラストワッシャーはスチール製だったのでスチールケージに交換。
ローラーもスチールケージ用のもにして選出。


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スモールエンドの触れっぷりはフロント0.4mm、リアは0.2mm

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一旦クランクを規定トルクで締め付け、コンロッドのスラスト量チェック。0.3mm。

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ピニオンシャフト、スプロケットシャフトと規定トルクで締め付け取り付け、クランク本組みです。

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クランク芯だし作業に突入。
ある程度のトルクでクランクピンを締め付けておき、まず左右のフライホイールのズレを調整しつつ、偏芯検査器でチェック。フライホイールをたたきズレをなくします。


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フライホイールのズレが無くなったら、ホイールの開きっぷりを調子。
このクランクはクランクピンナットを締め付けるとホイールの下側が狭まる傾向。
ナットを締め付けてはホイールを開き、偏芯検査器でチェックを続ける。


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クランクの芯が出たところでクランクピンを規定トルクで最終締め付け。
ロックタブをつけます。

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クランクシャフトの振れはスプロケット側0.02mmピニオン側は0.005mmで終了。





こちらはダイヤルメーターでの振れチェック動画です。
スプロケット側0.01mmピニオン側0.005mm・・・なのですが測定子のあたり方で数値が結構変わります。





最終的にはテコ式ダイヤルメーターでチェック。
こちらは嫌なぐらい正確に出ます。
スプロケット側0.02mmピニオン側0.005mm


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私がクランク芯だししている横で、Iさんはホイールの芯だしをしていました。
他愛の無い話をしながら作業をするのが結構好きな私です。




月曜日の授業風景




1982TRUMPH T140ES


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Nさんのトライアンフはまずブレーキ周り。
私が作ったキャリパーピストンにバリがあったらしく、シールが切れるトラブルがあったものの、シールを交換しエア抜き。しかし元々付いていたNISSIN製のマスターシリンダーのピストン径は1/2”(12.7mm)と小さく、ブレーキオイルの吐出量が少なくダブルディスクだとタッチが柔らかい・・・。マスターシリンダー変えたほうがよいかしら。

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リア側はマスターシリンダーのプッシュロッド位置を調整し、干渉無くO.K.
リアキャリパーは取り付けたときにエアブリードニップルの位置が下向きに来るため、キャリパーを外しエアブリードニップルを上向きにしてエア抜き。

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ブレーキ周りが終わり、電装周りを取り付け配線引き準備です。






TRUMPH T140 RICKMAN

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Oさんのトライアンフは引き続き配線引きなおし作業。
解りやすいように?マンガ的な配線図を書き電気の流れを理解した上で配線を引いていきます。







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by sgf1906 | 2016-03-16 01:04 | 1947FL1200 | Comments(1)
2016年 03月 10日

火曜・水曜日の授業風景

1947FL1200

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Iさんのナックルヘッドはスポークを組み付けホイール振れ取り。
手に入れたNOSスポークに規格違いのスポークが混じっているトラップがありながらも振れをとりよい感じ。
この年代のハーレーのスポークは#8の40山。今の規格では#8の32山になります。






TRUMPH T140 RICKMAN

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Oさんのトライアンフはバッテリーマウントの防振ゴムが終了していたので交換。
写真を撮り忘れましたが、オルタネーターを交換し、整流・制御器をツェナーダイオード・レクチャファイヤからテンパニュームに交換。点火周りもペイゾンに交換。つけるものを付け配線をつなげていきます。







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Yさんのパンヘッド。
クラックが入っていたキックカバーため、Yさん自ら良品を入手したのでチェック。
ブッシュ、シャフトともに状態良くこのまま使います。
組んだときにクランクギアのスラストがないため動きが渋い。スラストワッシャーをどうにか旋盤に銜え、切削し調整、スラストをつくり、O.K。
ラチェットギアを押すクランクギアの位置関係も問題なく本組み。







1963FLH1200

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パンヘッドのSさん。
久しぶりの登場ですが、残念ながら雨ふりで試乗で出来ず・・・
最近巷で噂のナンバー問題解消と配線周りの作業。





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エンジン2台分持ち込み、熊本からのK君のショベルヘッド。
コンロッドベアリングレース・ピニオンシャフトベアリングレースのラッピング地獄を終え、ローラー選択、コンロッドスラスト調整。
まずは76年FXから。大分段減りしていたスラストワシャーはSTDサイズのワッシャーに交換しスラスト量0.3mmに。コンロッドビッグエンドはローラー選択しフロント0.02mmのクリアランス、リアは0.02mmのクリアランスに。


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こちらは71年FX。
こちらのコンロッドはR側はレース交換しローラーSTDサイズ。F側は楕円だったレースを真円にしてローラー選択。フロントはクリアランス0.016mmリア側0.025mmに。
こちらはコンロッドスラストワッシャーの状態良くそのまま。スラスト量は0.4mm

この辺りはまた次回詳しく。


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カムシャフトは71年、76年ともにブッシュとの摺動面は段減りしています。
カムシャフトの場合、力がかかるところと、かからないところがあり、偏芯して削れています。
旋盤に銜え切削&研磨し真円に。シールもどうにか効きそうです。
次回研磨したシャフト径にあわせブッシュ製作します。
というわけで5日間滞在していたK君は熊本に帰っていきました。
ではK君、再来月辺りにまた。







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by sgf1906 | 2016-03-10 00:05 | その他 | Comments(0)
2016年 03月 08日

火曜日の授業風景

KNUCKLE HEAD

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Wさんは3基目持込のナックルヘッド。
バルブガイド圧入前の調整ごと。まずはロッカーアームの調整。
ロッカーアームのマウントがロッカーボックスとヘッド側で別れているナックルはロッカーシャフトの長さが自体がヘッドに対してのロッカーボックスの位置となります。そのため、ここの帳尻あわせが面倒です。
ロッカーシャフトにシャフトワッシャーが入りロッカーボックスとヘッドを組むのですが、今回はロッカーシャフトの段付きワッシャーの厚みが厚く、ロッカーボックスのマウントボルトが締まりません。
ロッカーシャフトワッシャーを抜き、シャフトとヘッドシャフトマウント部の距離を測りシムを製作します。
逆にワッシャーの厚みが少なく、シャフトとマウント部分の隙間が多い場合もあます。
それを無理やり締めこんでしまうとヘッドのロッカーシャフトマウント部分に力がかかり、破損してしまう場合があります。
(説明文章が下手でスミマセン)






1982TRUMPH T140ES

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Nさんのトライアンフはブレーキホースの取り回し作業が終わり、ブレーキフルードを入れエア抜き。
フロント側は単品製作したキャリパーピストンのC面加工が悪かったのか、キャリパーシールが切れフルード漏れ。偶然キャリパーシールKITを2せっと取っていたので事なきをえました。
リア側は、一旦エア抜きをしたもののマスターシリンダープッシュロッドの位置とフレームに干渉してしまう、レバーの位置が気になるのでやり直します。







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Kさんのシャベルヘッド引き続きピニオンベアリングレースのラッピング作業。
先日削れ方がおかしかったので、軸になるスプロケットシャフトベアリングレースの圧入部分のバリなどを取り改めてラッピング。ラッピングしていき真円になり問題なし。
虫食いがとりきれるまでラッピングを続け、MAXオーバーサイズのローラーで適正クリアランスになるところでギリギリ虫食いが取れました。結局0.09mmもラッピングし半日以上かかりました。お疲れ様です。
先日ラッピングして真円加工が終わったコンロッドもローラーを選出しガタチェック。







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2016年 03月 03日

1947FL1200 コンロッド・ビッグエンド

今日はIさんのナックルヘッド、コンロッド周りのお話。

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分解時計測。
コンロッドは以前に交換されており、状態は良いが、ベアリングレースフロント側は41.27mm~41.29mmと0.02mm楕円。リア側はライトサイド、レフトサイドともに41.28mm~41.29mmで0.01mm楕円。
こいつを真円加工しローラー選択します。

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まずスモールエンドブッシュは状態良く、ブッシュ交換無し、ホーニングのみ。
ピストンピン径20.10mmに対し0.03mmのクリアランス。


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ベアリングレースラッピング。
フロント側は真円拡大し41.30mm。リア側はレフト・ライト側ともに41.29mmに。


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ローラー選択。
フロント側は0.0006”o.sローラー4.777mm。クランクピン径31.73mm、レース内径41.30mmでクリアランス0.02mmに。
リア側は0.0002”o.sローラーを4.767mm。クランクピン径31.73mm、レース内径41.29mmでクリアランス0.03mm。ガタが出ずらいリア側(フォークコンロッド)は少々クリアランス多めにしておきました。


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この状態でコンロッド・スモールエンド部の振れはフロント0.45mm、リア0.2mmとなりました。




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2016年 02月 23日

火曜日の授業風景

1947FL1200

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Iさんのナックルヘッド
なんだか変なボルトが入っていたクランクケースボルトは新品に交換。
締め付けにより変形したスタッドボルト座面部分を修正。
特にケース下2本のスタッドボルトはほかボルトと比べ太めに作られていますので、修正しないと入りづらいです。
その後、手に入れたNOSスポークを組み付けリム組み。







1943WLC750

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HさんのWLCはタペット回りの計測をして、腰下の計測ごとは終わり。
タペットは#1~#4すべてそれなりのガタあり。O.Sタペットに交換予定。
ミッション分解作業に移り、それぞれのパーツの役割を確認、動作考察。
仮組みしてクラッチギアのチェンジ位置確認し、計測作業に移ります。





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奈良 純

by sgf1906 | 2016-02-23 23:41 | その他 | Comments(0)
2016年 02月 23日

月曜日の授業風景

1982TRUMPH T140ES

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Nさんのトライアンフはピストン・シリンダー取り付け。
ハリス製のピストンに付属するピストンリングは駄目リングの場合があるという話しで、トラヴィスの栗崎君にはリケン製のリングを手に入れたほうが良いと言われながらも、オーナーさんと話し合いとりあえず使ってみることに。白煙が出ないようにと祈りながら組み付け。
リングのギャップ・クリアランスを確認しピストンシリンダー取り付け。
ヘッドとヘッドガスケット、プッシュロッドチューブを仮組みして、プッシュロッドチューブのシールの厚み選択。







1948WLC750

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HさんのWLCは計測地獄。
スプロケット側、ピニオン側ベアリングレースは状態良し。
カムシャフト自体は問題ないが、カムブッシュはケース側カバー側ともに0.06mm~0.07mmのクリアランスで交換決定。






KNUCKLE HEAD

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Wさんは3基目の持ち込みナックルのヘッドロッカー周りの作業。
虫食いが酷かったtめロウ付けしたバルブカップの研磨がほぼ終わり、ロッカーアームシャフトとヘッド、ロッカーボックスの組み合わせチェック。
ナックルのこの辺りの組み合わせはなかなか面倒で、次回また改めてお話します。






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レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

GARAGEⅠ 東京都足立区六月3-6-16
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奈良 純

by sgf1906 | 2016-02-23 01:08 | その他 | Comments(0)
2016年 02月 18日

1947FL1200 タイミングギア周り

今日はIさんのナックルヘッド・タイミングギア周りのお話。
前回カムブッシュの交換作業が終わり、その続き。

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まずは段付きに減っていたサーキットブレーカーギアシャフト、アイドラーギアシャフト交換。

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アイドラーギアシャフトブッシュはシャフトを交換してもガタがあったのでブッシュ製作、交換。
サーキットブレーカーギアブッシュは状態が良くそのまま。


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カムギアシャフトのスラスト量は1.4mmの厚みのシムを入れ、スラスト量0.15mmに。

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でここからはピニオンシャフトのお話。

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ピニオンシャフトベアリングレースはRテックさんでスプロケット側、タイミング側のラインを出しラッピング済み。ピニオンシャフトブッシュもついでにラインを出し製作してもらいました。

ピニオンシャフトベアリングレース38.12mm ピニオンシャフト径25.395mm ローラーサイズSTDで6.35mm でクリアランス0.03mm

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もともと付いていたピニオンシャフトベアリングのローラーケージ(純正)のものが虫食いがあったので新品シフトン製のものにかえたものの、精度が悪くローラーを入れシャフトを挿すと渋くなってしまいました・・・。
とりあえず元々付いていたものでチェック。いやいや困ったものだ。

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カムギア、アイドラ、サーキットブレーカーギア、ピニオンシャフト&ギア、ローラー、ガスケットを組み付け。回りっぷりチェック。
引っかかるところや渋くなるところ無くO.K。

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タペットのチェック。

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タペット径とタペットガイド計測。
クリアランス0.05mm~0.06mm タペットの距離が長いナックルさんはこのぐらいのクリアランスで問題ないだろうということでO.K。

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タペットローラーのクリアランスは0.02mm~0.03mmで問題無し。
このあたりは以前に交換されていたのでしょう。

というわけでタイミングギア回りのチェックごとが終わり次回はクランク回り。




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奈良 純

by sgf1906 | 2016-02-18 23:31 | 1947FL1200 | Comments(0)