Vintage motorcycle study

studious1.exblog.jp
ブログトップ

タグ:ナックル ( 148 ) タグの人気記事


2013年 04月 23日

1939EL1000 分解作業(ホイール編)

今日はハーレー・ナックルヘッドのホイール分解です。

a0248662_2363269.jpg
a0248662_2364227.jpg

ジャッキアップしフロントタイヤを浮かせると随分なガタが・・・嫌な予感です。

a0248662_2365559.jpg

36年~66年まで使われているスターハブはインナースリーブがインナーベアリングレースになりハブ自体がアウターレースの役目をしバラのローラーを直接受ける仕組みです。
インナースリーブ、ハブアウターレース部分が磨耗し、ガタが増えた場合ボーリング後オーバーサイズローラーで調整するのですが・・・。

a0248662_237833.jpg

a0248662_2371865.jpg

インナースリーブはレフトサイド31.75mm、ライトサイド25.4mmと問題ないのですが、ハブ側が問題でレフトサイド44.5mm、ライトサイド38.31mm。
ハブライトサイドの内径が38.31mm随分大きく、最大オーバーサイズのローラーでもクリアランスが0.1mmになってしまいます。よくここまで大きくなりました。

幸いオーナーのWさんが程度の良いハブを持っていたので事無きを得ましたが、スターハブには何時も悩ませられます。


a0248662_2373913.jpg
a0248662_238438.jpg





トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2013-04-23 03:06 | 1939EL1000 | Comments(0)
2013年 04月 09日

1939EL1000 分解作業(トランスミッション編2)

今日はハーレー・ナックルヘッドのトランスミッション分解作業の続きです。

a0248662_110489.jpg

a0248662_1221829.jpg

まずはメインシャフト。

a0248662_1111419.jpg

メインシャフト自体は使えそうなものの、メインドライブギアは虫食いドグ側も消耗しています。
ドグクラッチも駄目です。ファーストギアブッシュもガタ多し。

a0248662_123417.jpg

カウンターシャフト。

a0248662_1112839.jpg

3速&4速ギアは良好。セカンドギア・ドグ部分は駄目。ブッシュもガタ多し。

a0248662_124234.jpg

ドグギアは側面がZ型になっておりドグギア同士が引っ掛かり噛み合います。
ここが丸くなっていたり、欠けているとギア抜けの原因になります。

a0248662_1114157.jpg

カウンターシャフトも二ドルベアリング受け部分は段付きに磨耗し、要交換。

ビッグツインのトランスミッションはギアの歯幅も厚く丈夫なイメージがありますが、さすがに70年以上も前の車両、随分ヤラレています。

a0248662_1115743.jpg
a0248662_113188.jpg




トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2013-04-09 02:22 | 1939EL1000 | Comments(0)
2013年 04月 02日

1939EL1000 分解作業(トランスミッション編)

今日はハーレー・ナックルヘッドのトランスミッション分解作業です。
今までほぼ手付かずだったと思われるギアボックス、やられている部分が多いです。

a0248662_0323027.jpg
a0248662_0325135.jpg
a0248662_0331035.jpg

抜きづらいシフターギアを抜き、シフター周り分解。

a0248662_0332476.jpg

シフターシャフトブッシュはガタが多いので交換です。

a0248662_0333875.jpg

a0248662_0335586.jpg

スターター分解。
スタータークラッチの歯は磨り減って使い物にならず。
スターターギアブッシュもガタガタなので交換。

a0248662_0341498.jpg

キックカバー側も分解。

a0248662_0344114.jpg

キックカバーはクラックで終了。
ナックルのキックカバーはよくここにクラックが入るそうです。

a0248662_0345339.jpg

ショベルのものと比較してみました。
やはり、ショベルのカバーは肉厚になり対策されています。
ナックルのものはアルミの肉厚が薄いのに対し、ブッシュが厚い。

a0248662_035568.jpg

キックカバーがやられてしまう原因として、ブッシュとキックアームシャフトのガタがあります。
回転運動をするはずのスターターシャフトが、ガタにより上下に動きケースにダメージを与えます。
このキックアームシャフトも減って樽状になっています。
アームとシャフトが一体式になっています。さぁどーやって直すかな。



トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2013-04-02 01:07 | 1939EL1000 | Comments(0)
2013年 03月 26日

1939EL1000 シリンダーヘッド分解&計測

今日はハーレー・ナックルヘッドのシリンダーヘッド分解です。

a0248662_111975.jpg
a0248662_113085.jpg

まずブリキのロッカーカバープレートを外します。
ロッカーカバーに溜まったオイルはエンジンの負圧でロッカーアームハウジングに戻されるので、このカバーの気密性が大事なのですが・・・。

a0248662_12359.jpg

ロッカーアームハウジングスクリューを外します。
ヘッド側のロッカーアームハウジングマウント部は振動などでよくクラックが入っているそうです。この車両も直してある跡がありました。

a0248662_122756.jpg
a0248662_123775.jpg

ロッカーアームシャフトナットを外し、ロッカーアームハウジングをスライドさせるとロッカーアームが外れます。

a0248662_125690.jpg

フロント、リア、インテーク、エキゾーストそれぞれ長さが違うロッカーアームとロッカーアームシャフト。

a0248662_131653.jpg

と言う訳で計測。
ロッカーアームシャフト径13.95mm~13.955mm ロッカーム内径14.04mm~14.05mm
 
a0248662_133236.jpg

ここのクリアランスを詰めるとなると、シャフトをハードクロームなどで太らせオーバーサイズにする。もしくはロッカーアームをボーリングし、ブッシュを入れるということになります。
どっちみち大変ですね。

a0248662_1284781.jpg
a0248662_1295414.jpg

バルブを抜き、バルブ、バルブガイド内径計測。
ここは以前にやっているらしく良好。

a0248662_130859.jpg

バルブはオーナー所有のバルブを使い、バルブとガイドのクリアランス IN 0.04mm EX 0.07mm
よい感じです。


問題点の多いナックルのロッカー周り、これから色々と楽しめそうです。




トリニティースクールでは生徒募集しています。

学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2013-03-26 02:39 | 1939EL1000 | Comments(0)
2013年 03月 19日

1939EL1000 分解&計測(クランク・タイミングボックス編)

分解作業中のハーレー・ナックルヘッド。
クランクを分解し、ビックエンドを計測。

a0248662_1214668.jpg
a0248662_1215982.jpg

ローラーベアリング。
フロントは3/16”×.726” リアは3/16”×.360”の2連
ローラーの直径実測値 フロント4.76mm リア 4.74mm
これはSTDサイズローラーが減ったものと思われます。(リア側は特に減っている)

a0248662_1221443.jpg

クランクピン直径は 縦方向31.70mm 横方向31.71mm

a0248662_1225668.jpg

ベアリングレース内径は フロント 41.31mm~41.33mm
                リア ドライブ側 41.29mm~41.31mm
                    タイミング側 41.30mm~41.31mm
共に縦方向に0.01mm~.0.02mm楕円になっています。

a0248662_1223563.jpg

クリアランスは フロント 約0.11mm  リア 約0.13mmとなります。
クランクピン、リア側のローラーが当る部分に虫食いが・・・
クランクピンも交換です。




カムギアボックスも計測

a0248662_1232649.jpg

カムシャフト外径計測。
カムカバー側、ケース側共に同数値で楕円無く20.59mm。

a0248662_1233922.jpg

カムシャフト軸受けブッシュはケース側、カムカバー側共に楕円、ガタがあり。要交換です。

a0248662_1235625.jpg
a0248662_124584.jpg

サーキットブレーカーギアシャフトは大分段付きになっているので交換。
アイドラーギアブッシュも交換です。

a0248662_1514250.jpg


入っていたローラーサイズなどから考えると、腰下は今まで弄られてなかったエンジンでしょう。
残念なのがクランクシャフト、クランクピンの虫食いですね。



トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2013-03-19 02:35 | 1939EL1000 | Comments(0)
2013年 03月 12日

1939EL1000 分解作業(クランクケース編)

今日はハーレー・ナックルヘッドのクランクケース分解&計測作業です。
ナックルのクランクシャフト軸受けは、ドライブ側、タイミング側共に直径1/4”のバラ玉ローラーベアリング。
さて状況はいかに・・。

a0248662_1383080.jpg
a0248662_1384783.jpg
a0248662_139597.jpg

ドライブ側(スプロケットシャフトベアリング)のローラーは1/4”×.490”(24)が2連で入っています。
ローラー直径実測 6.336mm STDローラーが磨耗したものと思われます。
ベアリングレース内径は38.12mm~38.14mm
進行方向に0.02mm楕円になっています。
ドライブ側シャフト(スプロケットシャフト)は車体を駆動させる側のシャフトの為進行方向に力が掛かります。
パンヘッド後期からテーパーベアリングになったのも頷けます。
シャフト直径はフライホイールからバラシた後に計測。

a0248662_1393710.jpg
a0248662_1395377.jpg
a0248662_1415091.jpg

タイミング側(ピニオンシャフトベアリング)のローラーは1/4”×.600”(12)が入っています。
ローラー直径は6.336mm コッチもSTDと思われます。
ピニオンシャフト直径は25.39mm
レース内径は38.12~38.13mm 内側が0.01mm広がっていますがラッピングでいけそうです。
実測クリアランスは0.058mm。

a0248662_143051.jpg

初めての100分台の計測に混乱気味のW氏。

a0248662_152321.jpg
a0248662_1524199.jpg

問題なのがドライブ側、ピニオン側共にシャフトの虫食いが進んでいます。
シャフトは新品にした方が良さそうです。



トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2013-03-12 02:46 | 1939EL1000 | Comments(0)
2013年 03月 05日

1939EL1000 分解作業

ハーレー・ナックルの分解作業です。

a0248662_141650.jpg

まずはヘッド、シリンダーを降ろします。
シリンダーは社外製のものでピストンは.010”o.sが入ってました。
シリンダーはオーナーさんが所有する純正のものを使う予定。

a0248662_1412128.jpg

インテークマニホールドナットの二面幅は2inch
39年以前の61ciOHVモデルは2インチのようです。
40年以降のOHVビッグツインは2-1/8”
VLも2インチでした。

a0248662_1413021.jpg

ビッグエンドのガタは結構あり、クランク分解決定です。

a0248662_1413913.jpg

タイミングギア回りは良好。
カムも虫食い無く純正のものが入ってました。
次回クランク割りです。




トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2013-03-05 02:09 | 1939EL1000 | Comments(0)
2013年 02月 26日

1939EL1000 授業開始


a0248662_1531281.jpg

a0248662_262223.jpg

今日から山梨県から通いの新入生のWさんのナックルヘッド授業開始です。
すでに、リアホイールのセンターが出ていない、スプリンガーフォークの動きが悪い、ミッションオイルの漏れが酷い、キャブオーバーフローなどなど問題点多数。
これからどんなドラマが待っているか乞うご期待!



トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2013-02-26 02:07 | 1939EL1000 | Comments(0)