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2017年 04月 13日

今週の授業風景


1927SUNBEAM MODEL9

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北海道からお越しのOさんのサンビーム。
今回も5日連続の授業でありますが、5日間ほぼ旋盤講習です。
ガタがあったカムブッシュ交換のため、ブッシュ抜き取り・圧入工具を製作し抜き取り計測。
ブッシュも自ら製作。製作に面倒なカバー側EXの止まり穴の鍔付きブッシュも自ら製作。
旋盤にははまり購入予定のOさんであります。
5日間お疲れ様でした。









1951TRIUMPH T100

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Hさんのトライアンフ
車体周りの分解作業が終わり、フレーム分解・清掃・塗装準備。
清掃、錆取りを済ませると、溶接が必要な箇所が少々ありましたので修正後塗装となります。








WL ENGINE

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MさんのWLはマグネトーOH
上下ベアリング交換し組み付け。ベアリングと軸にガタなく良好。
ローターは交換せずそのまま使用で組み付け火花チェック。問題なく良好。
ローター軸のブッシュは単品製作し取り付け。でマグネトーO.K。






1964XLCH900

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S君のイアンスポーツ
クランクの芯だし。なかなか性格の良いクランクで順調に芯だし終了。
少々問題のあるフロントブレーキ周りを調整。
付いていなかった、ブレーキカムワッシャー単品製作し、ブレーキケーブルを交換し、張り替えたブレーキライニングの擦り合わせ。






1967TRUMPH TR6


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新入生のOさんのトライアンフ
授業一発目の分解作業、エンジン腰上分解後、腰下を降ろし、スペースの問題からまず車体周りから分解していきました。
なんやかんやカスタムされている車両で、この車両も色々とドラマがありそうです。






1947FL1200

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Iさんのナックルヘッド。
フレームの状態が悪く、修正屋さんに持ち込み中でありますが、エンジンとの合わせが必要な為、エンジンも修正屋さんにドナドナ。







1979TRIUMPH T140E

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D君持込のトラアンフエンジン
カムブッシュ単品製作後、オイル穴位置を出し穴加工しブッシュ圧入。
両ケース合わせブッシュをラインを通しラッピング作業。
ガタなくスルスルになりました。









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いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




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奈良 純

by sgf1906 | 2017-04-13 11:41 | その他 | Comments(0)
2017年 03月 25日

トライアンフ シリンダーヘッド修理

引越し前に預かっていたトライアンフT140のヘッド、やっと手をつけられます。遅れてすみません。
修理内容はまず、ロッカーカバーマウントボルトの雌螺子修正です。


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タイミング側2箇所は普通に螺子山がナメてしまっています。
ドライブ側2箇所は元々入っていたインサートコイルが抜けてきてしまっています。
ここのねじ山は絞めすぎるとすぐナメるのでご注意を。




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なめてしまっているタイミング側はヘリサート処理。
ボール盤にヘッドをセットし下穴を開け専用タップでねじ切り、コイル注入。
以前は1Dのコイルが入っていましたが、今回は1.5Dの長めのコイルを入れました。
ちなみにネジサイズは1/4”-20山UNCです。



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コイルが抜けてしまっていたD側は残っているねじ山をドリルでもみ、ウエルド君(アルミロウ)で穴を埋めます。


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T140はロッカーボックスに位置決めのピンが入っていますのでピンを抜き面研。
ついでにシリンダー面側も研磨。


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穴埋め、研磨した穴はこんな感じ。しっかり埋まっています。



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ピンを付け直し、ロッカーボックスを仮組みして位置決め。
ロッカーボックスボルト穴にぴったりのボルトを使い穴位置決め。


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それぞれ位置決めした位置でヘッドをセットし下穴、タップをたてD側の螺子修正もO.Kです。


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ロッカーボックッスのスタッドボルトも抜き、螺子修正と面研。
ヘッドとロッカーボックスの面あたりもよさそうです。
というわけで螺子修正終了です。

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by sgf1906 | 2017-03-25 09:08 | その他 | Comments(0)
2017年 03月 24日

1979 TRIUMPH T140E エンジン分解

今日は引っ越し前のお話になりますが、D君が持ち込んだトライアンフエンジンの分解作業のお話。
コンロッドビッグエンド部が抱きついていたものです。


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タイミングギア周りは問題無さそう。

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ピストンがこの位置で、コンロッドが抱きついていたため、ピストンピンが抜けずクランクを割ることができない。
ピストンピンを半回転ずつ回しながらピストンピンを削りピン抜き取り。
ケースを傷つけないようにサンダーでの削り作業でD君大変そうでした。

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状態が良かった(動いていた)タイミング側のコンロッドでもこんな感じ。


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状態が悪かったドライブ側(完全に固着していた)は完全に駄目です。


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スラッジチューブチェックしましたが、スラッジはあまり溜まっていない・・・
コンロッドビッグエンドの抱きつきは人災かもしれません。


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ビッグエンドジャーナル、コンロッドメタルを一応計測。
幸い元々ついていたメタルはSTDでジャーナルリクライド、アンダーサイズメタルで行けそうです。


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クランクシャフトベアリングを抜き、ドライブ側、タイミング側それぞれ計測。
分解時ベアリングがテスポだったタイミング側はベアリング内輪径に対しシャフトが0.03mm減っています。こちらはシャフトを溶射・肉盛研磨しちゃんと圧入できるようにします。



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カムシャフトブッシュもそれぞれ計測。
シャフトに対しクリアランス0.08mm~0.12mmと大きめなので交換します。
専用工具で抜き取り。
こちらのブッシュはD君自ら製作予定。ケース側、カムシャフト側にあわせ単品製作します。

by sgf1906 | 2017-03-24 00:13 | 1979TRIUMPH T140E | Comments(0)
2017年 03月 20日

日曜日の授業風景



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MさんのWLはクランクのスラスト調整が終わり、オイルポンプのチェック作業。
リターン側、フィード側それぞれ各部チェックし仮組み、単体で取り付け回りっぷりチェック。
オイルを回りオイル回りっぷりチェック。








1967 TRIUMPH TR6

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トライアンフT100の在校生Hさんは、最近トリニティー卒業生から購入したユニットTR6の軽整備。
お決まりのボロボロになったフォークブーツ交換し、少々張り付き現象のあったキャブを点検、清掃、手直し。




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前回プライマリー周りの部分修理をしたTさんのFLHは、前回のときにスターター周りの配線がやられていることに気がつき、今回部分的に引きなおし。
隙間の少ないFLHの部分配線引きなおしはなかなか面倒であります。








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by sgf1906 | 2017-03-20 09:06 | その他 | Comments(0)
2017年 03月 14日

日曜・月曜日の授業風景


1951TRIUMPH T100

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Hさんのトライアンフ T100は車体周りの分解作業。
初めてやる車両なので、写真を撮りまくりながらパーツの位置を確認しつつ分解。
フロントフォークダンパーマウントボルトなどなめてスパナがかからなく、マイナス切り抜き取ったり、マウントボルトたちは錆びていたりと大分ねじ交換は必要ですね。
とにかく一旦清掃し各部チェックです。







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Tさんのショベルヘッド
前回やったクラッチハウジングの交換後プライマリー周りは問題ないようです。
今回はT/Mフィラーボルトのカバー側ねじ山が終了したようなので、キックカバー交換です。
スタータークランクシャフトのスラストが大分あったのでシム調整ですがシムをキックカバー内側、外側と組み位置によってスタータークランクギアの位置が変わり、クランクギアのカムプレートのかかりっぷり変わりますので、シム位置を変え何回か仮組みをして組み付け。
無事交換終了。





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日曜は馴染みの顔ぶれがなんやかんやと。









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オープンロッカー計画中だったWさんのナックルヘッド
ヘッド組みつけエンジン始動。相変わらずメカノイズの少ないエンジンです。
オープンロッカーため、ヘッドに圧送されるオイルの量をコントロールしないとヘッド周りがオイル塗れになります。このあたりをまだまだ考察しなければ。
という訳で、このあたりの詳しいお話はまた次回。









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S君のアイアンスポーツ
ピニオンブッシュ製作しダウエルピン穴加工。
ピニオンシャフトベアリングレースラッピング用の冶具を製作しレースラッピング。
ラッピング後、冶具とラッピングロッドを使いピニオンブッシュラッピング。
少々細くなったピニオンシャフトのブッシュとの摺動部に合わせピニオンブッシュを製作していますので、専用リーマーが使えません。
タイミング側ケース、カムカバー、ピニオンシャフトを組みクルクルチェックし問題なし。
問題は新品ピニオンギア。こいつに引っかかりがあります・・・。
という訳でギア合わせは次回。








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by sgf1906 | 2017-03-14 11:05 | その他 | Comments(0)
2017年 03月 10日

平日の授業風景

住居の引越し確定申告のなんやかんやと、バタバタではありますが、やっとネット環境が整いましたので久しぶりにブログアップします。




1964XLCH900

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S君のアイアンスポーツ。
ドライブ側クランク軸受け部は0.1mm以上楕円になっていまして、両軸受けラインだし真円加工が終わり、クランクケースが帰ってきましたので、タイミングギア周りの作業から。
スプロケットシャフトベアリング周りのお話はまた次回。

カムのニードルベアリングは交換。
サイズがよかったカムブッシュはブッシュ鍔部分が段つきに減っていましたので面研。
カムギアを組み付け、スラスト調整。
60年代のアイアンはジェームス製カムカバーガスケットを使うと大分多めにスラストが出ますので、特注で厚めのシムを作っています。
今更気がつきましたが#1カムギアのタイミングマークがありません・・・。以前にマジックで書かれてある印が薄っすらとあるだけです。こいつはカムタイミングチェックが必要です。












1980FLH1340

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Tさんのショベルヘッド
セルスタートするとプライマリー周りから異音がするということで御自分でプライマリーカバーを開けてみるとクラッチハウジングのスターターリングギアが破綻しておりました。
というわけで緊急入院。
リングギアとともにやられていたスタータードライブギア交換。
スターターリングは純正三層リベット留めのものはやめ、一体式になっているリングギアがついているクラッチハウジングに交換。
また、クラッチハブやクラッチスプリングも今回一新。
仮組みするとプライマリーチェーンがチェーンテンショナーの側面に干渉していますので、シム調整、チェーンライン確認し取り付。








1979 TRUMPH T140E

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D君のトライアンフは腰上周り計測作業。
コンロッドビッグエンド部が焼きついていたため、ピストンピンを削りピストンを抜きクランクケースを割ったんだよな。
シリンダー径はピストンに対し0.16mmと大分クリアランス多め。減っているというより、もともと大きめのクリアランスでボーリングしてあったようです。
ともあれこいつはボーリング予定。

タペットはIN側、EX側共に段つきに減っています。タペットは交換。
タペットガイド穴は変形無く、新品ガイドと比べてもサイズは変わりませんのでこのまま使います。

ヘッドバルブ周りは、バルブステム径に対しガイド内径は0.04mm~0.05mmと状態良し。でこのまま使えるでしょう。
という訳でヘッド周り、バルブ周りのカーボン除去、ヘッド面研。



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Sさん
お花有難う御座いました。嫁のテンションが以上に上がっておりました。









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2017年 01月 23日

土日の授業風景

1971 BSA A65

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TさんのBSA
ガソリンタンク、サイドカバー、エアクリーナーカバーの塗装があがってきましたので取り付け。
このガスタンクの取り付けかたに困惑しつつ、塗装しビシッと締まりました。
引きずっていたフロントブレーキを調整し直し、そろそろ車検さんです。






1973XLCH1000

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Kさんのアイアンスポーツはヘッド周りの作業。
前加工済みのバルブガイドを圧入しリーマー通し、シートカット開始。






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アイアンスポーツで受講中のTさんは足バイクである、4速エボが発電不良になり急遽、オルタネーター交換。
原因はステーターコイルの端子部、絶縁であるゴムカバーが硬化し亀裂が入りショートしたようです。こちらはステーター交換。
また、もともと付いていたローターコイルはシャフトと結合するスプラインの溝がなくなっていた(もともと無い奴ががあるのかしら?)ため新品に交換。
幸いレギュレーターはショートしておらず、無事発電。寒い中帰っていきました。






1951TRIUMPH T100

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Hさんのトライアンフ。
分解したギアボックスを清掃し計測作業。
ギア周りは問題ないですが、ハイギアブッシュ、レイシャフトブッシュなど含めブッシュ類はほぼ全滅で作り直しで巣。




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修理作業が終わったIさんのベロセット。
引取りでYさんのスラクストンと共に帰っていきました。
ベロセットアコガレの私としては羨ましい光景でありました。









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GARAGEⅠ 東京都足立区六月3-6-16
GARAGEⅡ 東京都足立区栗原2-19-14

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2017年 01月 09日

日曜日の授業風景



1955FL1200

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Yさんのパンヘッド
シリンダーヘッドを取り付け、まにホールド部の平行チェック。
トルク管理しシリンダーヘッドボルト締め付け。
プッシュロッド清掃し組み付け、タペットクリアランス調整。
インテークマンホールド清掃後、面研しOリングを付け取り付け。







1951TRIUMPH T100

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Hさんのトライアンフはギアボックス分解作業。
マウントスタッドの雌ネジ部がナメ、ボルトナット化などされていたものの、ギア周りは状態良し。
分解し清掃し、ベアリング類抜き取り。
ケース側レイシャフトブッシュホールはパテで埋められている。ドライブチェーンがあたって削られていたのであろう。レイシャフトブッシュは温めたら抜けてしまいました。
ここはちょっと見栄え良くし、クローズドのブッシュ製作し取り付け予定。







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奈良 純

by sgf1906 | 2017-01-09 08:54 | その他 | Comments(0)
2017年 01月 06日

1951TRIUMPH T100 シリンダーヘッドバルブガイドホール

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今日はHさんのトライアンフ、ヘッド周りのお話。
鋳鉄ガイドに青銅系のスリーブが入っていたものです。

使い物にならないガイドを何時ものようにポート内のカーボンを徹底除去後ガイドを抜き取ったものの、4本ともヘッド側バルブガイドホールに傷が入ってしまいました。(4本とも傷が入っている・変形しているのは初めてであります。)
熱膨張率が高いアルミヘッドに対し熱膨張率の低い鋳鉄ガイドが入っているのにもかかわらず、4本とも抜き取る際、随分硬く抜くのに苦労しました。
これは、ガイドとヘッドがカジッてしまっていたためと思われます。このことについては考えるところがありますが、また後で説明します。

ともあれ、傷の入ったヘッド側ガイド穴を内径拡大し傷を無くします。



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バルブガイドホールにリーマーを通し内径拡大しますが、バルブシートに対し垂直にリーマーを通すことが必要なので、冶具を製作。



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冶具を使いリーミングしてみると、カーボンの付着が少なく、抜き取ったガイドが綺麗だったインテーク側の方が状態が悪い?
仮説を立てると、アルミヘッドに対し膨張率が低い鋳鉄ガイドなので、ヘッドに熱がかかりバルブの上下運動の抵抗により、ガイドが微妙に動き、ヘッドとガイドの圧入部に隙間が開き、カーボンが溜まり固着化する。
ガイドを抜き取る際にガイドホール内に固着化したカーボンが齧り傷になる。
となるとアルミヘッドに鋳鉄ガイドが入っているものがガイドを抜く際、なかなか恐ろしい・・・あくまで仮説ですが。


下画像は状態が悪かったインテーク側のリーミング作業です。


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リーミング前。
ガイド鍔の座面部にもカーボンが付着しているのがわかります。

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軽くリーマーを通し一皮剥けた状態。
上から下へカーボンが付着しています。ここの部分がマイナスしカーボンがついたままです。
つまりここの部分はガイドとガイドホールが密着していなかったところです。


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もう少し拡大していくと、上部分とした部分だけ広がっています。
バルブの上下運動ににより、ガイドが少し動いていたことが解ります。



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もう少し堀り、上側のマイナス部はほぼなくなりました。下側はの広がっている部分がなくなるまで拡大すると大分大きな穴になってしまうのでここまで。



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仕上げにホーニングし綺麗になりました。
内径拡大したガイドホールにあわせバルブガイド外径を加工しガイド圧入します。





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奈良 純

by sgf1906 | 2017-01-06 03:24 | 1951TRIUMPH T100 | Comments(0)
2016年 12月 26日

1951TRIUMPH T100 シリンダーヘッド分解作業 (日曜日の授業風景)

今日はHさんのトライアンフ、ヘッド周りの分解作業。

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バルブを分解しガイドを見てみると、鋳鉄ガイドの中に青銅系のスリーブが圧入されています。
以前にガタがガイドにスリーブを圧入したのでしょうか?
熱膨張率の低い鋳鉄ガイドに対し膨張率の高い銅系スリーブ、しかも肉厚が薄いのでそのうち抜けてしまいます。すでにスリーブが抜けかかってたものもあり、これは使い物になりませんので交換。


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というわけでガイド抜き取り作業。
ガイドを抜く際にガイド周りのカーボンはヘッド側ガイドホールを傷めるので、役半日使いカーボン除去し抜き取ったのにも関わらず、4本ともすべてガイドがヘッドにカジリ気味でヘッド側ガイドホールに傷ができてしまいました・・・。ガイドを抜く際も随分硬かった・・・。
ガイドホールは冶具を使いリーマーを通し傷をなくします。


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ガイド&ガイドホール計測。
ガイド径はIN側はタイミング側、ドライブ側ともに12.73mmでSTDサイズ。
EXタイミング側は12.88mmで.006”オーバーサイズ。EXドライブ側はだいぶ大きく13.22mmと.02”オーバーサイズというところか。
ヘッド側ホールは傷があるものの楕円などの大きな変形もなく、傷をとる程度の内径加工で済みそう。


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ロッカーアーム&スピンドル計測。
スピンドル径は12.67mm~12.68mmとほぼ減っていないと思われる。
ロッカーアーム側はインテーク側ドライビサイド、タイミングサイドともにスピンドルに対し0.04mm~0.05mmのクリアランスで良好。EX側タイミングサイドは同じく0.05mmのクリアランスで良好なのですが、ドライブ側だけ0.1mm~0.13mmと広がっています。
バルブガイドとともにロッカー側もEX、ドライブサイドがやられていますね。







1933 SUMBEAM MODEL8


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Mくんのサンビームはカムフォロアーのスラスト問題も解消し、点火時期、プライマリー、オイルポンプ、ヘッド周り組み付け、タペット調整し作業完了。
前回新たに組んだバルブ周りはロッカーの当たり位置、角度も良好です。
改めてでありますがサンビームのプッシュロッド全長300mm以上あります。この長いプッシュロッドと重いクランクがサンビーム独特の粘りあるエンジンフィーリングになるのですね。
ともあれ無事作業終わり帰って行ったのでありました。







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奈良 純

by sgf1906 | 2016-12-26 01:55 | 1951TRIUMPH T100 | Comments(0)