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2012年 03月 12日

WIRING

ショベルビッグツイン、FXSローラーイダー。
今日は2台とも配線引きです。

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生徒さん製作の配線図

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T中さんのMYヒートガン。

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N村さんのMY半田こて(ガス式)。

お二人とも配線作業にはまり、MY配線工具を手に入れてしまいました。
自ら配線図を書き、一つ一つ配線を引いていけば、電気の流れ仕組みが解り、電気は解らない、難しいという考えがなくなります。トラブルがあったときも、自分で直せます。
一つづつやって行けば難しくなのでチャレンジしてみは。


トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。

by sgf1906 | 2012-03-12 02:17 | その他 | Comments(0)
2012年 03月 07日

クランク芯出し

今日はショベルビックツインのクランク芯だしです。

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クランクシャフトの芯の狂いは大きく分けて2種類
1.ドライブ側とタイミング側のフライホイールの位置がずれている(図C)
2.クランクピンから180度の位置が、ハの字に広がっている。又は逆ハの字に狭まっている(図A、B)

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まず図Cのフライホイールのズレを直していきます。
定規を使ってズレを確認はします。
ドライブ側、タイミング側のフライホイールの大きさは微妙に違ったりするので、左右同じ隙間になるようにします。
クランクピン90度位置をハンマーで叩いて調整するのですが、叩いたときにフライホイールが動くぐらいにクランクピンを緩めておきます。(緩過ぎると動きすぎるので微妙です)
実際にダイヤルゲージでシャフトの触れを見て、良ければ図A、Bの狂いを直します。

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クランクピン側とクランクピン180度位置の距離を測っておき、実際にシャフトの触れを見て調整していきます。
ハの字になっていたらシャコ万を使い縮め、逆ハの字になっていたら開き工具を使い広げます。

芯が出たら、クランクピンナットを271N.mで締め付けます。
締め付けると状況が変わり芯が振れたりするので、繰り返し芯が出るまで調整します。

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どうもクランクそれぞれで個性があるらしく、変化の仕方が違うのでデータを取りながらやって行きます。

ズラズラと書きましたが、クランクの芯だしは骨が折れる作業です。
スプロケットシャフトやピニオンシャフトのテーパー部が駄目で何をやっても芯が出なかったり、フライホイールが強情で、ハの字が直らなかったり・・・色んな状況があります。
ここは大事な部分なので、信頼できる内燃機屋さんに頼むことをお勧めします。
トリニティーでは勉強としてやりますが、手に負えなそうなものはアールテックエンジニアリングさんに頼んでいます。

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E藤さん、芯出し終わりましたよ。
腰下組めますね。

by sgf1906 | 2012-03-07 04:55 | 1971FLH1200 | Comments(0)
2012年 03月 04日

一寸先は・・・

今日も先週に引き続き、新たな我が町、西新井で酒を飲み、酔人状態でブログアップ。
レストア中やってしまいそうな事をご紹介です。

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アイアンのシリンダーベーススタッド。
ねじ山を綺麗にするつもりでダイスをかけていたら、ねじ山数を間違えスタッド終了です。
ちょっとした間違えで、スタッドボルトを抜くことに・・・
タップダイスをかけてこの感じヤバイな、なんて感じは失敗して覚えた行くのですね。

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ソレノイドのスターターケーブルのナット。
このナットは3/8”-16でここを締め付けすぎると、ソレノイドのプラスチック部分にクラックが入ります。
お気を付けを。

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ビックツインのキックガバースタッド。
何故かスタッドの長さがまちまちのものが多く、ナットの掛かりが少ないものがあります。
それに気が付かず締めこんでしまうとなめてしまいます。

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正しい長さのスタッドボルトを作って、ちゃんと締められるようにします。

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ショベルのハンドル回りの配線。
配線の逃げが少ないので、ハンドルに組んだときに配線を潰しショートしやすいです。
お気を付けを。

今日はこの辺で。

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by sgf1906 | 2012-03-04 01:15 | その他 | Comments(0)
2012年 03月 01日

1971FLH シフター

今日はショベルビックツインのシフターのお話。

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1979年まで使われていた、ドラム式のシフターカム。ラチェットトップってヤツです。

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シフターギアとシフターカムのギアには合わせマークがあります。(FXとFLHで違う)
しかしない場合もあるので、バラす時に確認して印を付けておきましょう。

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シフターカムのV字型した谷にスプリングで押されたカムフォロアーが刺さり、シフターカムの位置を固定します。

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その時アダプタープレートのタイミングノッチ(プレートの凹んでいる部分)とシフターギアの凹部分が合うようにして、アダプタープレートブラケットスクリュー(マイナスネジ)を締めます。

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ポールキャリア。
スプリングで押されたポール(爪)がシフターギアにかかり、シフトチェンジ時ポールキャリアが回転運動し、シフターカムが回転する訳です。

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シフターフォーク、シフターを実際に組み、1速2速3速4速時それぞれのシフタークラッチの位置を確認します。

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1速
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2速
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3速
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4速

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ニュートラル時にシフタークラッチ(ドッグギア)が1速と2速ギアの中心、3速と4速ギアの中心に来ていなかったら、シフターフォークの位置をシムで調整します。

シフタークラッチが中心の時のギアとのクリアランス
1速と2速ギア 2.0mm~2.3mm
3速と4速ギア 2.5mm~2.8mm

ハーレーは本当に調整するところが多いです。(特にシム調整)
調整を出来ると考えるか、調整をしなければならないと考えるか、難しいところです。

by sgf1906 | 2012-03-01 03:59 | 1971FLH1200 | Comments(0)
2012年 02月 23日

1971FLH トランスミッション3

今日はショベルビックツインのトランスミッションの続き、カウンター側です。

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カウンターシャフト(3rdギア&4thギア一体式)に2ndギアを付け、ワッシャー&リテーニングリングで固定します。

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1stギアを取り付けます。
1st,2ndギアはフローティングブッシュで、ここにガタが出ていることは少なく優秀です。

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77年式までのカウンターシャフトの軸受けは、バラ玉のニードルベアリングで22個づつ入ります。
ベアリングサイズは0.125”×0.615”で0.0004o.s,0.0008"o.sがあります。(メインドライブギアと同じ)
グリスを塗って貼り付けます。

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カウンターシャフトエンドワッシャー。
このワッシャーの厚みを変え、カウンターシャフトのスラストクリアランスを調整します。

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ベアリングがばらけない様に、ギアケースにカウンターシャフトギアアッセンブリーを入れます。
シックネスゲージを差し込んでクリアランスを測定します。
マニュアル上 0.18mm~0.3mm

これでギアボックスは終わり。後はシフターと、キックですね。
続きは次回ということで。

by sgf1906 | 2012-02-23 05:34 | 1971FLH1200 | Comments(0)
2012年 02月 21日

1971FLH トランスミッション2

今日はショベルビックツイン、トランスミッシションの続き。

メインシャフトから組んでいきます。
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まずメインドライブギアを組みます。
メインドライブベアリングは、77年まではバラ玉のニードルベアリングでグリスを付け、ベアリングレースに貼り付け、メインドライブギアを入れます。
ニードルベアリングサイズは、STD0.125”×0.615”で0.0004”o.sと0.0008"o.sがあります。
クリアランスはマニュアル上0.013mm~0.048mm。
コイツは問題がなかったのでSTDサイズで組みました。

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メインシャフトシールを圧入します。
シールとスペーサーを付けておき、圧入するとシールのリップ部が痛みません。

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マインシャフト、1st&2ndギア、ボールベアリングを先に組んでおきます。

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残りの3edギア、ドッグギアはギアボックス内で組んでいくのですが、ドッグギアに組む方向があるので気を付けましょう。
「HIGH」の文字をハイギア側(ドライブギア側)に向けて組みます。

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ギアボックス内で3rdギア、ワッシャー、リテーニングリング、ドッグギアの順でメインシャフトに通していきます。
ある程度と通したところで3rdギアをリテーニングリングで留めます。

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最後にボールベアリングをケースに圧入してやれば、メインシャフト側は終わりです。
ビッグツインのギアボックスはそれなりの“作法”を知らないと組みづらいですが、構造がシンプルでトランスミッションの仕組みを知るには、解りやすく良いですね。
続きはまた次回。

by sgf1906 | 2012-02-21 03:13 | 1971FLH1200 | Comments(0)
2012年 02月 19日

1971FLH トランスミッション

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by sgf1906 | 2012-02-19 21:46 | 1971FLH1200
2012年 02月 08日

1971FLH シリンダーヘッド

今日はショベルビックツイン、シリンダーヘッドのお話。

完成したシリンダーヘッドとロッカーカバードッキングです。
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ショベルヘッドのロッカーカバースタッドボルトは転造ねじです。
転造ねじは切削ねじと違い、素材を変形させ作っているので組織が変わらず、強度があり、なめたり、折れたりしづらいです。

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スタッドボルトが抜けかかり、根元が出っぱってる時があります。
気づかず組んでしまうと面がでず、オイル漏れをします。

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バルブコッターの隙間は均一にしましょう。

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ロッカーカバーを上から被せると、ロッカーアームが重さで傾き、バルブとつっかえて組づらいです。
そこでI氏考案「逆さ落し」
これからこの組み方は、「I籐式組付け術」として引き継がれていくでしょう。

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ロッカーカバーナットを対角線上に均等締めします。
マニュアル上の締め付けトルクは16N.m~20N.m
この数値は純正ガスケットを使ったときの数値で、あくまでも目安です。

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シリンダーヘッド完成。
ヘッド形状名がエンジンモデルを表すハーレーダビットソン。
やはりハーレーの顔で、カコイーです。



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あらゆる所から小爆発を起こし、手をベタベタにする液体ガスケット。仕舞いに硬化し、殆ど使い切ったことがありません。思いのほか中身が少ないポテトチップより性質が悪いです。
少量使い切り版、求む!

by sgf1906 | 2012-02-08 02:53 | 1971FLH1200 | Comments(4)
2012年 02月 06日

1971FLH カムギアボックス回り

今日はショベルビックツインカムギア回りのお話。

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カムギアブッシュ、ピニオンギアシャフトブッシュの内径を測定します。
カムギアシャフトとカムブッシュのクリアランス  0.013mm~0.03m
ピニオンギアシャフトとピニオンギアシャフトブッシュのクリアランス  0.02mm~0.04mm

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クリアランスが大きかったのでブッシュ交換です。
コイツはカムブッシュごとカムカバーがクロームメッキされていました。
お陰でブッシュがジャキジャキです。アメリカから来る車両によくあることですが、何でブッシュごとメッキをしてしまうのでしょう?

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ブッシュが取れたカムギアケース。
ピニオン側(小さいほうの穴)にオイルラインが通ってます。
オイルポンプから加圧されたオイルがケース右側の楕円形した穴からオイルラインを通り、ピニオンシャフトへ行き、ピニオンシャフトを通って、ビックエンドを潤滑します。

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ピニオンシャフト。
ピニオンシャフトにはオイルラインが通っているわけですが、1958年から1972年のものはシャフトの横側(ブッシュが当たるところ)からオイルがはいります。
1973年以降のものはピニオンシャフトの先端から入ります。

なんだかこの時期は別れが多い季節です。
そんな時、過去を振り返ってみたりして・・・まぁそれも良いものです。
個人的な感情ではありますが、トリニティースクールでしか出会えないような人達(人種?)に沢山出会いました。自分には貴重なことです。
古いバイクと、共に向き合い一喜一憂できる空間は、なかなか無いです。
別れがあれば出会いがある。
また新たな出会いを期待しています。

と、いう訳でCMです。
トリニティースクールでは生徒さんを募集しています。
見学は何時でもどうぞ。詳しくはトリニティースクールHPまで。

by sgf1906 | 2012-02-06 01:20 | 1971FLH1200 | Comments(0)
2012年 01月 31日

原因追求

今日は1971年XLHアイアンスポーツのお話。

もうすぐ卒業のアイアンスポーツですが、どうもリアシリンダー側が燻ぶって(カブリ気味)アイドリングが安定しません。
元々フロントシリンダー側で点火時期を調整するハーレーは、リア側のプラグは燻ぶり気味になるのですが、コイツの場合は違いすぎます。
プラグコードを変えてみたり、点火時期、キャブセッティングを再調整してみても変化がありません。

「あっ、もしかして」不意に閃き、シリンダーヘッドとシリンダーの間にパーツクリーナーを吹きかけてみると、エンジンが止まってしまいました。つまり、ほのかに圧縮漏れをしていたのです。

という訳で原因追求、ヘッドをばらしてみます。
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アイアンのヘッドとシリンダーはインロー(凸と凹)になっています。
ヘッド面研などで、凹部分の距離が小さくなってしまうと、どっ付いて圧縮もれをします。

実測してみると
ヘッド側凹部分 4.1mm
シリンダー側凸部分 4.1mm

そこに1mmの厚みのガスケットが入るので問題はなさそうです。ヘッド側を見てみても当たった跡はありませんでした。思いっきり空振りです。
まぁ、こんな時もあります。

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ほのかに圧縮漏れをしていたのは、増し締め時に均等締めを出来ていなかったのでしょう。
ハーレー(Vtwin)のエンジンはヘッドを乗っけたときに、排気側に傾き気味で乗っかります。
シリンダーヘッドボルトを締める時は、このことに気を付けつつ、均等締めしましょう。

こういうことがあると自分の未熟さを感じます。と同時に原因追求を楽しいと思っている自分も居るので性質が悪いです。
今後を乞うご期待。

by sgf1906 | 2012-01-31 03:08 | 1971XLH900 | Comments(2)