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2017年 05月 17日

月・火曜日の授業風景


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Wさんのナックルヘッド
前回マグネトーのポイント不良発覚。今回ポイントを新品に交換。新品に交換すると、なにゃかんやと状況が変わるので改めてチェック。
ポイントに板バネのアールが変わりしてしまうため、アールを変え取り付け。
改めて点火時期調整、進角時期はもとより遅角時期でもチェック。
ショートタイプのローターとシャフトが分離するタイプのマグネトーでシャフトとローターが六角で結合するのですが、ここのガタが気になるな・・






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Iさんのナックルヘッド

リアシリンダーヘッドを乗っけるとシートポストに干渉。また目で見てネック部が捻じれていたフレームが修正屋さんから帰ってきました。
背骨部もだいぶ猫背になっていて、シートポスト部にも大分穴が開いていたようです。シートポスト部はロウつけで埋めてもらいました。
錆とりをして風合いを壊さない程度に錆止め黒塗装しました。







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Sくんのアイアンスポーツ
クランク芯だし、ピニオンベアリングレースラッピングを終え、適正サイズのピニオンベアリングを入れクランク本組み。
その後、チェックごとを終わらしているオイルポンプを仮組み規定トルクでナットを締め、オイルポンプの回りっぷりチェックしO.Kでポンプ本組み。




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Oさんのショベルヘッド
前回ネックベアリング交換、フォークスプリング交換し、今回はホイールとブレーキ周り。
ホイールベアリングはやられていたのでベアリング交換。
スラストチェックし0.1mm以上あったのでディスタンスカラーをつめてスラスト調整。
ガタがあったキャリパーマウントはブッシュ交換しマウントボルトも交換。
寝気味だったキックスタンドを少々曲げ調整。







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また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
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奈良 純

by sgf1906 | 2017-05-17 08:43 | その他 | Comments(0)
2017年 05月 10日

平日の授業風景


1939EL1000

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オープンロッカー化中のWさんのナックルヘッド。
試乗し、ロッカーオイルカップからのオイル漏れを確認するはずが、いきなりの点火周り不良でマウネトー周りチェック。
コンデンサーは交換しコイル抵抗チェックし問題なし。
原因は結局ポイントの変形でした。コンデンサーが終了し、ポイント周りに火花がでたことで変形したかもしれません。
ポイント修正し取り付けO.K。
オイルカップ周りもシーリングし次回試乗です。








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S君のアイアンスポーツ
エンジン周りのパーツが到着が遅れているため、車体周り効きが悪いフロントブレーキチェック。
まず、フォークとブレーキパネルのマウントでもあり、ブレーキライニングのピボット部でもあるピボットスタッドでありますが、ブレーキパネルとの隙間が2mm以上あります。
そのため組み付けるたびにブレーキライニング位置が変わりブレーキの効きっぷりが変わります。
うまい事組んでやればよいのですが、今回はスリーブを製作しガタをなくし取り付け。
しかしながら、もともとのドラム自体が錆のせいで真円に当たっていない。
しっかりしたブレーキにするためにはドラム研磨が必要です。








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部分修理のOさんのショベルローライダー
ネック周り、フォーク周り、Fブレーキ周りとフロント周りのメンテナンス。
まずネックベアリング交換。
この年式ぐらいになるとネックベアリングレースを抜く工具の爪がかからないので、レースに溶接のビートを引きレース抜き取り。
新たなベアリング組み付け。
フロントフォークはプログレッシブのロワスプリングキッドを組みました。
というわけで次回はフロントブレーキ周り。








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by sgf1906 | 2017-05-10 09:33 | その他 | Comments(0)
2017年 05月 01日

日曜日の授業風景


1943WLC750

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HさんのWLCはギアボックス周りの組み付け作業
クラッチギア・2ND・3RDギアブッシュ交換ホーニングし、ラッピングしたクラッチギアベアリングレースローラーサイズを合わせクリアランス調整し、メインシャフト周り仮組みしチェック。
カウンター側はキック側のDスプロケット逃げがある変わった形のブッシュを真直ぐ圧入冶具をつくり圧入。
圧入後シャフト仮組みしラッピング後、カウンター周りのキックラチェットギアとカウンターギア周りを仮組みしてチェック。







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部分修理のOさんショベル
アイドリング中ストールする現象があったショベルさん、インマニからの2次エア吸いの疑いがありましたので、マニホールド周り交換。
もともとはカシメタイプのバンドでフラットタイプのシールを留めてありましたが、カシメタイプなので調整が利きません。ネジタイプのクランプに変え、S&SにマニホールドシーリングのOリングもやめ面だししてガスケットを製作し取り付け。
試乗を繰り返し、キャブセッティング。アイドリング中ストールすることが無くなりました。




1976XLCH1000

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Z君のアイアンスポーツ
車検取得後、50Km試乗し問題無しで卒業です。
とわいうものの、この後また50Kmぐらい走ってもらい、2回目のオイル交換、増し締めにまたVMSにきて貰います。
Z君お疲れ様でした。まだならし中なので飛ばし過ぎないように。








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by sgf1906 | 2017-05-01 08:29 | その他 | Comments(0)
2017年 04月 24日

日曜日の授業風景



1951TRIUMPH T100

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Hさんのトライアンフ
フロント、リアともにブレーキ周り分解し清掃チェック。
F・Rともにブレーキオペレーティングカム軸部にガタが随分あります。
F側はカムシャフト自体の磨耗は少ないのでそのまま使い、出入り口がテーパー状に広がっているプレート軸穴をボール盤にセットしアジャスタブルリーマーで内径拡大。
片肉0.5mmのブッシュを入れるため、役1mm拡大しました。
カムシャフト径、軸部に合わせブッシュ製作し圧入。ガタ無しさんに。
リア側はカムシャフト自体樽状に変形していますので、パーツ交換。その上で調整します。




1979FXS1200

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部分修理で入学のOさんショベルヘッド。
エンジンが暖まりきると、アイドリング時に旺盛にストールする症状を改善するものです。
この車両はうちでOHした車両ではないので現状がわかりません。
とりあえず、キャブのセッティングを変えてみたりしつつ状況をみつつ現状を把握。
やはり、エンジンが暖まり切るとマニホールド部分からエア吸いをしているようなので、このあたりから手をつけていきます。







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by sgf1906 | 2017-04-24 09:02 | その他 | Comments(0)
2017年 03月 20日

日曜日の授業風景



1948WL750

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MさんのWLはクランクのスラスト調整が終わり、オイルポンプのチェック作業。
リターン側、フィード側それぞれ各部チェックし仮組み、単体で取り付け回りっぷりチェック。
オイルを回りオイル回りっぷりチェック。








1967 TRIUMPH TR6

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トライアンフT100の在校生Hさんは、最近トリニティー卒業生から購入したユニットTR6の軽整備。
お決まりのボロボロになったフォークブーツ交換し、少々張り付き現象のあったキャブを点検、清掃、手直し。




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前回プライマリー周りの部分修理をしたTさんのFLHは、前回のときにスターター周りの配線がやられていることに気がつき、今回部分的に引きなおし。
隙間の少ないFLHの部分配線引きなおしはなかなか面倒であります。








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by sgf1906 | 2017-03-20 09:06 | その他 | Comments(0)
2017年 03月 10日

平日の授業風景

住居の引越し確定申告のなんやかんやと、バタバタではありますが、やっとネット環境が整いましたので久しぶりにブログアップします。




1964XLCH900

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S君のアイアンスポーツ。
ドライブ側クランク軸受け部は0.1mm以上楕円になっていまして、両軸受けラインだし真円加工が終わり、クランクケースが帰ってきましたので、タイミングギア周りの作業から。
スプロケットシャフトベアリング周りのお話はまた次回。

カムのニードルベアリングは交換。
サイズがよかったカムブッシュはブッシュ鍔部分が段つきに減っていましたので面研。
カムギアを組み付け、スラスト調整。
60年代のアイアンはジェームス製カムカバーガスケットを使うと大分多めにスラストが出ますので、特注で厚めのシムを作っています。
今更気がつきましたが#1カムギアのタイミングマークがありません・・・。以前にマジックで書かれてある印が薄っすらとあるだけです。こいつはカムタイミングチェックが必要です。












1980FLH1340

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Tさんのショベルヘッド
セルスタートするとプライマリー周りから異音がするということで御自分でプライマリーカバーを開けてみるとクラッチハウジングのスターターリングギアが破綻しておりました。
というわけで緊急入院。
リングギアとともにやられていたスタータードライブギア交換。
スターターリングは純正三層リベット留めのものはやめ、一体式になっているリングギアがついているクラッチハウジングに交換。
また、クラッチハブやクラッチスプリングも今回一新。
仮組みするとプライマリーチェーンがチェーンテンショナーの側面に干渉していますので、シム調整、チェーンライン確認し取り付。








1979 TRUMPH T140E

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D君のトライアンフは腰上周り計測作業。
コンロッドビッグエンド部が焼きついていたため、ピストンピンを削りピストンを抜きクランクケースを割ったんだよな。
シリンダー径はピストンに対し0.16mmと大分クリアランス多め。減っているというより、もともと大きめのクリアランスでボーリングしてあったようです。
ともあれこいつはボーリング予定。

タペットはIN側、EX側共に段つきに減っています。タペットは交換。
タペットガイド穴は変形無く、新品ガイドと比べてもサイズは変わりませんのでこのまま使います。

ヘッドバルブ周りは、バルブステム径に対しガイド内径は0.04mm~0.05mmと状態良し。でこのまま使えるでしょう。
という訳でヘッド周り、バルブ周りのカーボン除去、ヘッド面研。



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Sさん
お花有難う御座いました。嫁のテンションが以上に上がっておりました。









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by sgf1906 | 2017-03-10 11:32 | その他 | Comments(0)
2016年 10月 17日

日曜日の授業風景


1971 BSA A65

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TさんのBSAは配線作業
レギュレーター、ペイゾン、イグニッションコイルを取り付け、発電周り、点火周りの配線作業。
プラグコードは製作。
次回ライト周りの配線作業です。




1970XLH900

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Tさんのアイアンスポーツ。
ガタがあったキックスタンドは修正しガタは無くなったものの、以前にスタンドのピボット穴部分が加工されていてピボットピンとガタがある。スタンドは交換しておいたほうが良いでしょう。
車体周りの作業は終わり、ヘッド周りの作業へ。
ヘッドのガイドホールを軽くホーニングした後に内径計測。ガイドホールにあわせ適正嵌め代プラスしてバルブガイド外径研磨。
ヘッドにガイド圧入し、次回ガイドリーマー加工、シートカットとなります。





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Iさんのシャベルは油圧タペット交換。
4本中1本だけ違うメーカーのもの入っており、他のものとサイズが違います。
4本全部交換し、アイドリング時のタペット音解消。
オイル交換しこれで、VMSでの作業はここまで。







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by sgf1906 | 2016-10-17 12:47 | その他 | Comments(0)
2016年 10月 14日

1976FX1200 オイルポンプ&クランクシャフトベアリング

今日は引き続きKくんのショベルヘッド、オイルポンプとクランクシャフトのお話。
オイルポンプはオイルポンプボディー内壁に傷が多かったのでS&S製のオイルポンプに交換。
うちでS&Sのオイルポンプを使うのは初めてです。


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オイルポンプチェック。
オイルポンプギアをオイルポンプボディーに組むとギア面がボディー面より約0.1mm出ます。
ガスケットの厚みは0.2mm。
組み付けガスケットが潰れ0.05mm程度のクリアランスになると思われます。



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S&Sのオイルポンプは81年以降のオイルポンプと同じ仕組みとなっています。
そのため80年以前のクランクに組む場合は加工が必要です。

80年以前のオイルポンプと81年以降のオイルポンプの違いはリリーフバルブの経路です。
そもそもリリーフバルブはエンジン高回転時に行き過ぎてしまうオイル量をコントロールするもので、ある一定の油圧がかかると、オイルをエンジン側に行かさず、別の場所に逃がします。

80年以前のものは、ある一定の油圧がかかるとリリーフバルブが開き、リターン側のオイル経路へオイルを逃がします。81年以降のものはリリーフバルブが開くとフィード側のオイル経路にオイルを逃がします。

問題なのが、リリーフバルブの上部のオイルで、ここにオイルが溜まってしまうとリリーフバルブが開きづらくなるので、こちらも逃がし経路があります。
80年以前のものはリリーフバルブのプラグボルトに経路があり、リターン側オイル経路とつながります。

81年以降、S&S製のものはリリーフバルブの上部からカムギアケースにオイルが逃げるようになっています。そのためケース側に逃がしの穴を開ける必要があります。


というわけで、ケースに穴をあけます。画像上のオレンジの点の位置にドリル冶具を使い穴を開けタイミングギアケース(ブリーザーギア上)に穴が開いています。


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オイル経路9AからCの部分の穴を開けたということになります。


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締め付けトルク10N.mで締め付け、ギア回りっぷりチェックしO.K。




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オイルポンプの加工ごとチェックが終わり、クランクシャフトベアリング周りの作業に。
スプロケットシャフトベアリングはレース圧入し、テーパーベアリングのスラストチェック。
シム調整をしてスラスト量0.04mmに。


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スラスト調整後、ベアリング圧入し、シール圧入。


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ピニオンシャフトベアリングはレースラッピングした、レース内径44.595mmにあわせ、6.41mmノローラーを使いクリアランス0.025mmに。

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クランクケースを閉じ、タイミングギア周り、オイルポンプを組み、腰下完成。
VMSでの作業はここまでで、後は熊本で腰上組みつけとなります。

K君お疲れ様でした。また何かあったらご連絡下さい。









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by sgf1906 | 2016-10-14 03:47 | 1976FX1200 | Comments(1)
2016年 10月 14日

1976FX1200 クランク組み付け

少し前のお話になりますが、今日はKさんのショベルヘッドまとめ的ブログです。


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まずはスモールエンドブッシュ。
縦方向に0.07mm~0.08mmとガタが出ていたのでブッシュ交換。
コンロッド側ホールをホーニングし整えとおき、JIMS製ブッシュ圧入。
リーミング&ホーニングしピストンピンに対しクリアランス0.03mmに。


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ビッグエンドベアリングレースラッピング。
フロント側(ナイフ側)はタイミングサイドの広がり多くテーパー状になっています。
リア側(フォーク側)もタイミングサイド側レースが広がっています。
このチョット変形したレースを小さいほうをより削れるようにラッピングし、フロント側41.33、リア側もドライブサイド、タイミングサイドともに41.33mmにして真円に。



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クランクピンはJIMS製の新品に。
クランクピン径31.73mmに対し、フ4.79mmのローラーを入れクリアランス0.02mm。



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段減りしていたフライホイールワッシャーは交換。
STDサイズ(厚み1.5mm)の銅ワッシャーを入れ、規定トルクでクランクピンナットを閉め仮組みしスラスト量計測。0.3mmでO.K


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フライホイールにドライブサイド、タイミングサイドそれぞれクランクシャフトを組み付け、まずフライホイール振れっぷりチェック。フライホイールとシャフトの垂直をみてクランク芯だし。









レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




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奈良 純

by sgf1906 | 2016-10-14 02:31 | 1976FX1200 | Comments(0)
2016年 10月 04日

日曜日・月曜日の授業風景




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Iさんのショベルヘッド
前回試乗時にハンドルがとられる感じがありましたので、ネック周り調整。
随分と強めにベアリングに与圧がかかっていたで、ガタなく動きがよくなるところで調整。

フロントブレーキも引きずっていましたので、キャリパーピストンを引き戻す役目を持つキャリパーシール交換。

で試乗というところですが、カギを忘れて試乗は持ち越し。









1978XLH1000

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エンジンオーバーホールでお預かりしていた、Tさんのアイアンスポーツは納車です。
試乗して頂き調子をみてもらい、オーナー様の笑顔をみてこちらも一安心です。
その後、1日スクールで自らウィンカー交換、配線作業をしていきました。
また、細かな作業がありましたらお越し下さい。







1939EL1000

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Wさんのナックルヘッドは今日もまた、TRUE CLASSICさんにお手伝いいただき、マフラー製作作業。
元々付いていたドラックパイプは右カーブの際に擦ってしまい非常にストレスを感じていました。
今回懸案事項だったマフラー周りを一新します。
というものの、マフラーを擦らない位置にするために、フットボード(ステップ)位置の変更、ブレーキシャフトピボット部の加工などなど、なかなか大変です。







1947FL1200

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Iさんのナックルヘッドは前回、オイルポンプの本組みが終わり、タペット組み付け、タイミングギア周り本組みし、エンジン腰した完成です。
その後、単品製作したシャンクルバーブッシュにグリス穴を開け圧入。ホーニングし仕上げ。
そろそろ棟上作業となります。





1976XLCH1000

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Z君のアイアンスポーツもリアフェンダー、シーシーバー、マフラー周りの外装製作作業を残すものの、今日は配線作業。








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奈良 純

by sgf1906 | 2016-10-04 00:10 | その他 | Comments(0)