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2017年 12月 04日

日曜日の授業風景

1992長江750

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Hさんの長江
キャブレーター取り付け、フロートレベルチェック工具を作り、左右それぞれのフロートレベルチェック。ちゃんとしたフロートレベルの記載が無いため、左右レベルを合わせることとオーバーフローしなおことを重要とする。
イグニッションコイル・スタータースイッチを仮組みしスターター周り、点火周りの配線し、エンジンをフレームに載せないでエンジン始動する準備。オイルを入れクランキング。
次回エンジン始動。





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Sさんのショベルヘッド
キャリパーマウントブラケットのアンカーアーム部分が切断され、キャリパーボディー自体でフレームにマウントされたいたため、随分引きずっていたリアブレーキ。
斜めに減っていたパッドともに、マウントピン・シール交換。
キャリパーマウントブラケットは新品に交換。新たなブラケットの2点のスライドピン位置をキャリー側のピン位置が微妙に合わず動きが渋い。
この、キャリパーは2点で軸受けしガタが少ない状態で左右にスライドする必要があります。
キャリパー側のピンを少々加工し取り付け。
アンカーアーム・マウントカラーを製作し取り付け。









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Hさんのショベルヘッド
ヘッド周りの清掃作業とねじ修正。地道な作業が続きます。










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奈良 純

by sgf1906 | 2017-12-04 08:46 | その他 | Comments(0)
2017年 10月 21日

1958陸王RTⅡ オイルタンク・リアホイール

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今日はSさんの陸王リアホイール周りとオイルタンク周りのお話。


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エンジンをオーバーホールしたので、もちろんオイルタンクもリフレッシュしておきます。
オイルタンクを取るため両サイドカバーを取ります。レフトサイドカバーにはバッテリー、ライトサイドカバーにはレギュレーターが付いています。
この車両は6Vのダイナモが付いていますが、ハーレーの3ブラシのものとは違い、2ブラシのダイナモでボルテージレギュレーターが別途付いています。
ちなみにこのニューエラというレギュレーターは日本製のもので、今でも自動車電装部品を作っているようだ。
ともあれ、レギュレーターにしろイグニッションコイルにしろ電装品は当時ものが付いていまして、無事に動くことを祈るばかりであります。

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オイルタンク抜き取り。
前側はサイドカバーがともに留めめられ4点、後ろ側はリアバンパー、バディーシートスプリングマウントと共留めで2点で留まっている。
ネジの種類がそれぞれ違い、貫通穴ではないのにシールテープが巻いてあます・・・この訳はまた後で知ることになります。



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灯油を入れシェイク、汚れた灯油を捨て、また灯油を入れシェイクを繰り返し、灯油が透明になり鉄粉が出なくなるまで。
オイルフィルターを持たない車両ですので、大分鉄粉が出てきました。


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ばらばらのボルトが留まっていたオイルタンクはやはりメートリックのボルトが入っていてネジ山がやられていました。痛んだねじ山にシールテープを巻いて誤魔化していたようです。
まぁ国産バイクだからしょうがないともいえないが・・・。
ここに限らず、インチボルトとメートリックのボルトが混在し(特に車体周り)何が正解か分からなくなります・・・。
ともあれ、もともと付いていたまともなネジがインチサイズの頭だったので、インチサイズにネジを使いヘリサート加工。
面部分が無いものなのでセットに苦労しつつ穴あけヘリサート加工。5/16”-24山UNF。
ちなみにM8のピッチ1.0が5/16”UNFに近いのでこれを使っていたのでしょう。
というわけでオイルタンク取り付け。

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サイドカバーもネジが駄目。
こちらも5/16”-24山UNFでヘリサート加工。


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というわけで、思いのほか苦労したオイルタンク清掃終わり。
ネジ周りは統一され気持ちが良いです。



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ここからはリアホイール周り。
フロントホイール周りは以前に調整済み。

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レフトサイドにはスピードメーターギアが付いています。WLとはまったく違うもの。
リアチェーンガードもWLとは違い前後分割式になっています。
これ純正かしら?ちょっと手作り感があります。



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スピードメーターギアはギアの爪がホイールのシールホルダーに刺さり、ホイールの回転で回る仕組み。ショベルなどのものと同じくグリスか固まり爪部分が折れてしまう恐れがありますので、分解し清掃・グリスアップしておきます。


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ホイールはフロントと同じくハーレーのスターハブと同じであります。
分解・清掃・計測。
入っていたローラーはSTDの6.35mm、インナーれーすとなるインナースリーブもラージ側31.75mmスモール側25.41mmと問題なし。
レース側はラージ側は少々広がっていて44.50mmでクリアランス0.05mm
問題はスモール側で38.26mmと大分広がっていてクリアランス0.15mmとなります。
なぜかスモール側だけ随分と広がっていましたが、まぁ見ておいて良かったです。
広がっているもののレース自体は状態は悪くありません。


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というわけで、ローラーをオーバーサイズにしてクリアランス調整。
オーバーサイズローラーは.0002”(0.005mm)刻みでありMAXオーバーサイズは.002”

ラージ側は.0004”o.sのローラー(6.36mm)を使いクリアランス0.03mmに。
スモール側はMAXオーバーサイズの.002”(6.40mm)のローラーを使いホイールのクリアラスとしては少々大きいが、問題ないと考えクリアランス0.05mmに。

スターハブは恵まれていて、インナースリーブのオーバーサイズもあり、もっとクリアランスを詰めようとおもえば出来ます。
またハブ自体も新品があり、テーパーベアリング使用のものもある。素晴らしいです。



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焼きつき気味だったキューピータイプのスラストワッシャーは交換。

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カバースクリューはマイナス部が大分広がっていましたので交換。
またここもメートリックの皿ネジが使われていましたが、タップを立て問題なし。
ここのネジはハーレーでよく使われる1/4”-24山UNS、M6のピッチ1.0mmが近くそれを使っていたようです。



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コルクシールを付けると動きが渋くなるので、シールを付けず仮組みし、シム調整しスラスト量調整。
0.1mmのスラストに。

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コルクシールを付け本組み。
接着剤的なもので留められていたベアリングカバースクリューはロックワッシャー(内歯ワッシャー)で固定。

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スピードメーターギアを分解し清掃。
ゴツイメーターのわりに爪部分は華奢、爪が折れる恐れがあると思い分解グリスアップでしたが、既に以前に直してある形跡があり。
しっかりグリスアップし組み付け。









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ブレーキ周りも分解し清掃。
オペレーティングカムのピボット部はガタ無く状態良し。
パネル自体は以前に苦労し直した跡があります。


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ブレーキのあたりをチェックするため印を付ける。


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車体に付ける前に、ホイールの回りっぷりチェックし問題なし。
リムが大分歪んでいて、リム部分で見ると振れが随分ありましたが、タイヤ部分で見ると問題なし。


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車体にホイールを組み付け、ブレーキをかけた状態にして、タイヤを回しブレーキのあたりっぷりチェック。

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ドラムは少々キズがあるものの、全面であたり偏芯は無いようだ。
ブレーキシューはリーディング側のあたりがほどほどでありますが、一旦これで乗ってみます。


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というわけで、ホイール組み付け。
今日はこれで終わり。





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by sgf1906 | 2017-10-21 00:50 | その他 | Comments(0)
2017年 10月 07日

1958陸王RTⅡ マニホールド・ヘッド

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先日キャブ周りが終わった陸王さん、マニホールド・キャブを取り付けます。
マニホールドシールはWL用の対策品を使います。
あたり面のチェックし取り付け。



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前後シリンダーのインテークバルブが閉まっている状態で、マニホールド側からエアを送りマニホールドに2次エアチェック。
リアからの漏れあり。どうもシリンダーにねじ込まれている、ニップル部分ヵら漏れているようだ。
確かに分解時のプラグはR側には7番が入っていて、しかも焼け色は白めでありました。
 



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ねじ込まれているニップルを少々緩め、ねじ部にロックタイトを付け、固まってところで同じくエア漏れチェックし、問題なし。




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キャブステーも曲げ直し、マイニホールドの中心にキャブが来るように、またシリンダーに対して垂直になるように手直し。


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ヘッド締めすぎだったのであろうと思われるヘッドボルト&ヘッドボルトワッシャー。
伸びてしまっているボルトは交換。歪んでしまっているヘッドボルトワッシャーは全交換。


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シリンダーヘッドボルトもトルク管理し締め付け。
ヘッドとフレームのマウントステーは、ステーがフレームに干渉している状態でヘッドボルトを締めると、マウントステー側のヘッドボルトがちゃんと締められず、圧縮漏れをおこす場合があります。
ヘッド側を先に締めておき、フレームとステーは後からシム調整。


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というわけでエンジン周り終わりであります。




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愛車のベンリーさん
ある日エンジンがかからなくなり、移動手段がこれしか無い私にとっては大打撃。
どうもカーボンがEXバルブに噛みこんでいるようである。この車両(DIOエンジン)はよくあるらしい。トリニティー卒業生Yさんに色々と教えてもらい、燃焼室にキャブレータークリーナーブッコミ作戦で、無事始動。秋葉原の材料屋さんに行くことも出来よかった、よかった。


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コンクリ打ちの仕上げ作業をMさんにやってもらっています。
仕事の合間に本当申し訳ない・・・
機械が搬入されるのも間近?でありますがスペースの問題が出てきましたな・・・。








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by sgf1906 | 2017-10-07 09:22 | 1958陸王RTⅡ | Comments(0)
2017年 07月 15日

1958陸王RTⅡ フロントフォーク・Fドラムブレーキ


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今日は修理依頼の陸王さんのフロントフォーク周りのお話。
フォークの動きが渋いとのことで、フォークを分解、チェックします。


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フォーク分解にあたり、ウィンドシールド、フォグランプ、ナセル周り分解。
フロントフェンダーはタイヤを外さないと取れませんので、フェンダーを浮かせておきタイヤと抜き取り、フォーク取り出し。
この辺りの陸王の分解パーツ図などが無いので、色々と確認しつつ分解します。



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プラグボルトには、フィラーボルトが付いています。ここからオイルを注入。
大きいマイナスが切ってあるプラグボルト、アイアンの特殊工具が使えました。




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フォークスプリングは上下2連でスプリングが入っており、下側にはダンパースプリングが入っています。プログレッシブ効果を狙ったものでしょう。


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アウターチューブにはドレンボルト。


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陸王のフロントフォークはアウターフォークに雌ねじが切ってあり、雄ねじが切ってあるダンパーチューブがねじ込まれることで、アウターとインナーチューブが連結しています。
ダンパーチューブを回すには大きく長いマイナスドライバーが必要です。
こちらもアイアンのフォークで使うものがありましたので抜き取り。
パーツリスト、マニュアルの無いため、自分か正しいことをしているのかと恐怖を感じづつの作業です。

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十字の溝が切ってあるシールホルダー。

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分解、清掃しインナーチューブとアウターチューブに圧入されているブッシュ内径を計測。
インナーチューブとブッシュのクリアランスは0.04mm~0.05mm
フォークのクリアランスとしては小さめ、タイヤ周りの組み方によっては動きが渋くなるかもしれません。
フォーク単体では動きは問題無いので組み付け。


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ブレーキが利かないために、フォークの動きが悪いと感じる場合もあるのでブレーキ周りもチェック。
分解し清掃。
オペレーティングカムのガタ良好。また、アクスルスリーブとブレーキパネルとのガタも無く良好。


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ドラム側、ブレーキライニング側に印を付け、ブレーキのあたりっぷりチェック。
わかりづらいですが、タイダウンでブレーキレーバーを縛っておき、ブレーキが利いている状態でタイヤを進行方向に回しあたりっぷりチェック。地味な作業です。


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ドラム側の印は全周消えているので偏心は無いです。ライニング側も少々片あたりの傾向がありますが問題ないとおもいます。


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ホイールを取り付け、リフトから降ろしフォークの動きっぷりチェック。
問題なく動きますのでO.K。
以前のホイールの組み方が悪く、フロントフォークが逆ハの字のように組んで組んであったことで、動きが悪かったと思われます。

実は、ホイール分解時にホイルベアリングのガタを発見してしまったので、分解、ベアリング周りの作業もしています。
このあたりのお話はまた次回。










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2017年 07月 10日

日曜日の授業風景

1951 TRIUMPH T100

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Hさんのトライアンフ
カムシャフトブッシュのラッピング作業が終わり、ブッシュホーニングしカムギア仮組み。
ギア海を45度づつまわしバッククラッシュチェック。渋みも無くO.K
ギアボックッス周りの作業へ移り、ネジ周りのチェック。
ギアボックッスのスタッドボルトはねじ山が駄目になっていて、ボルトナットで留まっていたためヘリサートしスタッド取り付け。







1973 TRIUMPH TR7RV

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トリニティー卒業生でもあるYさんは、トリニティー卒業後購入したトライアンフ750を持ち込み、部分修理です。
プライマリー周り分解し、ギアボック分解清掃、計測作業に入りました。







長江エンジン

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長江のHさんは久しぶりの登場。
シリンダー取り付け、ヘッド仮組みしヘッドとピストンの隙間チェック。
問題なく、ヘッド取り付け、スターター周りも取り付け随分と形になりました。









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2016年 11月 16日

1958陸王RT-Ⅱ ピニオンシャフトブッシュ&タイミングギア周り組み付け

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今日は修理依頼でお預かり中の陸王のお話。
ピニオンシャフトに対し0.2mmのガタがあったピニオンシャフトブッシュ。
ここはビッグエンドへのオイルラインですのでガタがあると油圧が逃げビッグエンドベアリングへの潤滑が不十分になります。またビッグエンドへ行ったオイルがクランクケース内に溜まりシリンダーを潤滑しますので、本当に大事なのです。


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抜き取ったピニオンシャフトブッシュは先端がテーパー状になっています。
これには訳が。

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カムカバーのピニオンシャフトブッシュホールにカムカバー内を通りカムブッシュを潤滑するように、オイルラインが通っています。ビッグエンドと同じくカムカバー側のカムブッシュにオイルが圧送されるようになっています。これはハーレーには無い仕組み。
道理で、カムカバー側のブッシュは状態が良かったです。

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#2~#4カムブッシュはオイルが圧送され、サーキットブレーカーが付く#1カムブッシュには圧送されていません。

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段減りしていたピニオンシャフト、ブッシュ受け部は研磨し修正。

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カムカバーピニオンブッシュ径、修正したピニオンシャフトに合わせブッシュ製作。


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カバーに圧入。やった計算通りガタ無くスルスル。

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レース単品製作、ラッピング加工済みのタイミング側クランクベアリングレース。
ラッピング後のレース内径は34.95mm シャフト径は22.23mm 6.35mmのローラーを入れクリアランス0.02mmに。
ベアリング、カムカバーを付け少々ラッピングしスルスルに。



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0.5mm厚ガスケット用紙を使い、カムカバーガスケット製作しカムスラスト調整。
スラストワッシャーはファイバー製のものでVL用と同じ。0.75mmと0.3mmの厚みのものがあります。


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スラストチェック、調整し、カムギア、アイドラーギアともに0.1mm程度のスラスト量に。

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カムギア、アイドラギア、ピニオンシャフト、ピニオンギアを組み、クルクルチェックし問題なし。
というわけでタイミングギア周りの調整ごと終わりです。







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GARAGEⅠ 東京都足立区六月3-6-16
GARAGEⅡ 東京都足立区栗原2-19-14

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2016年 08月 06日

1943WLC750 バルブシートカット

今日はHさんWLCのお話。
NOSシリンダーのバルブ周りチェックです。

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組まれていたバルブ周り分解し、それぞれ計測。
バルブは少々やれ感がある使われていないバルブが入っています。
バルブステム8.63mmに対しバルブガイド穴径は+0.12mm~0.13mm。サイドバルブのクリアランスとしては問題なし。

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バルブ傘面とバルブシートの当たりはベタあたり。バルブ傘面とシートのあたる角度45度面だけ切ってある状態です。45度面はしっかり当っています。

というわけでシートカットしていきます。


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まずはバルブシートの30度面をカットしバルブとシートのあたり位置を出します。
バルブの傘下側に隙間ができたのが解るかしら。

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バルブシート60度面をカットし45度面(シートとバルブの当たる角度)の幅が1.5mm程度になるよう調整します。

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バルブシートとバルブの当たり位置、幅はこんな感じに。

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仕上げで擦り合わせ。

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擦り合わせ後、光明丹を使い当たり位置、幅をチェックし、ポート内に灯油を入れ漏れチェック。
問題なくO.K。







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奈良 純

by sgf1906 | 2016-08-06 01:33 | 1943WLC750 | Comments(0)
2016年 08月 03日

1943WLC750 コンロッドビッグエンド・シリンダー&ピストンについて

今日はHさんのWLC、コンロッド周りの加工が終わり、その後のお話。

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ビッグエンドベアリングレースラッピングが終わり、フロント側、リア側ともに真円に。
ナイフ側コンロッドレース径38.11mm。フォーク側コンロッドレース径38.14mm」に。


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クランクピンはJIMS製の新品に。
もともと入っていたクランクピン径は35.37mmに対しJIMS製のものは35.4mmと0.03mmも大きいです。

ナイフ側ローラーはSTD6.35mmのものを使いクリアランス0.01mm
フォーク側のローラーは.0002”o.sを使いクリアランス0.03mmに。

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コンロッドスモールエンド部のガタチェック。
上記のクリアランスで ナイフ側0.7mm フォーク側0.3mm

 

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クランク仮組みしてコンロッドのスラストチェック。
0.8mmと少々大きめであります。
このフライホイールは随分ボコボコと穴が開いていますのでバランス取りが必要です。
タイミング側のコンロッドスラストワッシャー部分は何か悪さをされている跡がありますので、(フライホイールも削られている)バランス含め内燃機屋さんに相談。



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でバランス取りで必要なピストン回りのパーツたち。
もともと付いていたシリンダーには、すでに.070オーバーサイズのピストンが入っていましたので、オーナーさんがNOSシリンダー&ピストンを輸入。こいつを使います。

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ピストンリングはTOP、2NDともにプレーンタイプ。オイルリングはワンピースタイプ。
今もののリングのサイズが合い使えれば交換したいな。


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ピストン&シリンダー計測。
STDピストン69.72mmに対しシリンダーボアは69.70mm~69.72mmとピストンに対し-0.02mm~0
ボーリングできるのはクリアランス分程度、少々シリンダー内壁に錆があるが行けるかしら?
こちらも内燃機屋さんにご相談です。





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奈良 純

by sgf1906 | 2016-08-03 00:18 | 1943WLC750 | Comments(0)
2016年 07月 30日

1943WLC750 タイミングギア周り

今日はHさんのWLC、タイミングギア周りのお話。
カムブッシュ製作に引き続き、ピニオンシャフトブッシュも製作し、取り付けていきます。

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製作したブッシュにダウエルピン位置、オイル穴位置に印をして、冶具を使い半円柱状の穴を開けます。

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タイミングカバー側のブッシュの鍔部分はギアの逃げを作ります。


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ケース側、カバー側ともに圧入垂直冶具を使い圧入。



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クランクケース、カムカバーを組み付け、専用のラッピングロッドを使い、ラインを通しラッピング。

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シム調整をして、それぞれカムギアのスラスト調整。
0.07mm~0.1mmに。


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クランクシャフトベアリングレースのラッピング。
両ケースをあわせラインをだしラッピング。
ピニオンシャフトベアリングレース内径34.98mm。

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もともと付いていたベアリングローラーは全長が長いものが入っていました。
もちろんローラーは交換。.0004”o.s (6.360mm)をいれ、シャフト径22.23mmなのでクリアランス0.03mmに。


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ピニオンシャフトブッシュは圧入した時点でほぼ寸法が出ていたので、リーミングはせずにピニオンシャフトをを入れ磨き粉を付け少々ラッッピング。

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こちらはカムギアのラッピングの模様。
一本ずつだと問題何のですが、4本のカムギア、アイドラギアを組み回すと一部ギアが引っかかるところがでてきました。
ほとんどのカムブッシュ交換しそれぞれ0.02mm~0.03mmのクリアランスになっているといると、ほんの一部どこかのギアが芯からずれていると、こうなります・・・。
ピニオンギア、アイドラギアも含め6つのギアが連動して動く4カムギアの面倒なところです。

ギアの組み合わせを変えつつ、どのギアを入れたら動きが渋くなるか、どの部分で渋いかを確認し、その部分に磨き粉を付け、#1カムを回す冶具を付け電動ドリルで回しラッピング。
何回か繰り返し、引っ掛かりがなくなるまで繰り返す。

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というわけで、カムギア、ピニオンシャフトを組み、回りっぷりチェック。
ギアの引っかかるところ無く、オイルの粘度を感じながら回る感じに。


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最後にそれぞれブッシュホーニングし仕上げ。







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by sgf1906 | 2016-07-30 02:16 | 1943WLC750 | Comments(0)
2016年 03月 19日

1943WLC750 カムブッシュ製作


今日はHさんのWLC、カムブッシュ製作のお話。

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ケース側のブッシュはすべて交換。
カバー側は3つのギア(ピニオンギア・#1ギア・#3ギア)と連結する#2カムギアブッシュはあまりクリアランスを詰め過ぎると動きが悪くなります。シャフトに対してのクリアランスは0.05mmだったのでそのまま使います。

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工具類製作。

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カムカバーのプレート冶具
アイアンスポーツとカムブッシュのレイアウトが同じなので、ねじ穴を加工し使います。


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ブッシュ抜き取り。


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それぞれ計測。
ブッシュホールは傷、変形などほぼ無く良好。


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カムブッシュ製作。
それぞれケース側のブッシュホール径に合わせ+圧入代で外径を決め、圧入し縮む分も考慮し、シャフト+クリアランスで内径を決め製作。
ケース側は専用ハイスを使いオイル溝加工。

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カバー側ブッシュ製作。
#3・#4ブッシュはケース側ブッシュとほぼ同じサイズだが全長が違う。
残念ながら全部製作することが出来ず。。。次回#1カムブッシュ、ピニオンシャフトブッシュを製作し、オイル穴やギア逃げ部分、ダウピン穴など追加工します。

というわけで一日かけてブッシュ6個しか作れなかったという話でした。




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