タグ:サイドバルブ

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2015年 08月 23日

WL ENGINE 分解・計測作業その2

今日はMさんのWL分解作業の続き。


まずはコンロッドの虫食いが酷かったベアリングレース。
とりあえずラッピングしてみて、虫食いがとりきれるか?
ちなみにMAXo.sのローラは+.001”で6.37mm。クランクピン直径25.35mm。クリアランス0.03mmとするとビックエンドレース内径が38.12mmで虫食いが無くならなくてはいけません。



残念ながらフロント、リア共に取り切れず・・・。レース交換します。



こちらはクランクシャフトベアリングレース。
こちらも虫食いが酷い。
スプロケットシャフト、ピニオンシャフト共に直径22.22mmとして、同じくMAXo.sのローラは+.001”で6.37mm、クリアランス0.03mmだとすると、レース内径34.99mmで虫食いがとりきれなくてはならない。





専用ラッパーを使いラッピング。
こちらも残念ながら駄目。レース交換します。


こちらはカムブッシュ。
状態が悪かったケース側ブッシュは全交換。
カムカバー側はピニオンブッシュだけ交換。





クランクケースブッシュホール、新品カムシャフトにあわせブッシュ製作。
オイル溝きり専用、ハイスバイトを使い溝きり。






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by sgf1906 | 2015-08-23 23:24 | WL ENGINE | Trackback | Comments(0)
2015年 08月 22日

1950 陸王VF1200 オイルポンプ

今日は陸王のオイルポンプのお話。
1200ccの陸王のオイルポンプはハーレーVLの後期タイプのオイルポンプと同じものです。
トータルロスなので戻りが無く行きだけの機構。




ウォームギア構造で#4カム(フロントEX)と連動しポンプが回ります。






ボディーレフトサイドセクション
プランジャー構造となっているこのポンプの面白いところは、偏芯している傘がウォームギアと連動して回転し、ピストンを押す仕組みになっています。





アクセルワイヤーと連動したカムがついてり、ハイスピード時のオイル量コントロールをしています。
アクセルを開けるとカムが傘を押し、より多くのオイルが行くようになります。



こちらはロースピード時のオイル量調整。
シムの厚み(量)でオイル量を増やします。




オイルポンプライトサイドセクション
オイルタンクから落ちてきたオイルはこの部屋に入り、プランジャーにより吸われ、加圧すし、それぞれクランクビッグエンド、チェーンオイルのオイル経路へ圧送する。


プライマリーチェーンオイラーのオイル調整。
こいつもワッシャーの厚みで量調整。
ブリーザーとともにチェーンケース内を潤滑するのですが、トータルロスのこのモデルはリターンが無いため、ケース内にオイルが溜まれば、ブリーザーからオイルを吐き出すため、殆ど必要なし。
止める方向で調整。




ガスケットを製作し、組み付け。





ホースを取り付け、オイルを入れ行きっぷりチェック。
クランク30回転に一回の割合でオイルを圧送していきます。
アクセルが全開時全閉時、それぞれチェック。
やはり、サイドバルブエンジンでトータルロスのため、ロースピード時の圧送量は随分少ないが、ちゃんと行っているは確認。こりゃハンドポンプが必要ですな。

というわけでポンプチェックも終わり、タイミングギア、オイルポンプ周りも本組みして腰下終わりです。




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by sgf1906 | 2015-08-22 01:23 | 1950 陸王VF1200 | Trackback | Comments(0)
2015年 08月 15日

1950 陸王VF1200 タペット&バルブタイミング

今日は陸王のタイミングギア周りのお話。


まずはタペットとタペットガイドの計測。
#1~#3タペットとガイドは状態よく、クリアランス0.02mm~0.04mm。
#4タペットとガイドはタペットが減っており、クリアランス0.05mm~0.08mm。こいつはオーナーTさんと要相談。


タペットローラーはクリアランスが多いもので0.12mm。
ローラーにも虫食いがあるので全交換。



丸くカシメてあるピンを、エンドミルで平らにしてカシメを揉む。



抜き工具でピンを抜く。


陸王のローラーはベアリングではなく、鉄ブッシュでした。
まぁこれは減るわな。




ローラーをつけピンをカシメる。
ピンとガイドが干渉しないように注意。



ガスケットは製作。


タペット、カムギアを仮組みしてバルブタイミング計測。


この年式のサイドバルブは、ピストン位置でバルブタイミングが表記されています。
正確にはピストン、シリンダーを組んでから計測しますが、度数も測っておきます。



このモデルのタイミングマークは上死点マークは無く、点火タイミングだけ。
点火タイミングは上死点前30度なので、逆算し上死点位置を出す。
リア側はそこから45度ずらしたところで出ます。




マニュアルによるとチェッキングクリアランスは0.1mmとある。
この車両のタペットアジャスタースクリューは9/32”-32山。1インチないに32山ありますので、25.4mm÷32=0.793mm つまりアジャスターを1周まわすと役0.8mm動くことになります。
アジャスターを1-1/4回し0.1mmのクリアランスにする。

それぞれ計測。



F INの数値が20度程度おかしい・・・。
写真を見てもらうとわかりますが、印が解りづらい・・・。一ギアづらして下の写真が正解。

フロント IN OPEN BT15 CLOSE AB45 EX BB25 AT20
リア   IN OPEN BT15 CLOSE AB45 EX BB30 AT15

ってところか。




次回はオイルポンプ組み付けです。




お知らせ

8月15日、16日はお休みさせていただきます。






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by sgf1906 | 2015-08-15 02:00 | 1950 陸王VF1200 | Trackback | Comments(0)
2015年 08月 03日

WL ENGINE 分解・計測作業

今日は新入生MさんのWLエンジンのお話。






まずはクランクから計測。
随分なガタがあったビッグエンド部分、計測してみるとクリアランス(ガタ)は0.2mm~0.3mm
クランクピンは新品に交換。幸いローラーが随分減っていたようで、レース自体の減りは少ない。
レースラッピングをして虫食い、錆びをとり、使えるか判断します。




ピニオンシャフト・スプロケット周り
同じくレースは錆・虫食いが酷い。こちらもラッピングしてみて使えるか判断します。



カムシャフト、ブッシュ周り計測。
カムギアはギア、カムともにやられているので交換予定。
ブッシュは新品カムシャフトのサイズにもよりますが、ケース側は駄目そうです。




タペットとガイドのガタは0.05mm程度でこちらはそのまま使います。
ローラーは全交換。





シリンダーとピストンは社外製の新品。
ピストンとシリンダーのクリアランスは0.04mmでつめつめ。
社外製のシリンダーはヘッド、ベース面に対し垂直に穴が開いていない場合がありますので、1サイズオーバーのピストンでボーリングします。

バルブガイドは新品バルブステムに対し0.1mm~0.18mmのクリアランス。
こいつはこれで良しとします。





シリンダーとケースのフィッティング。
社外のシリンダー、ケース収まらない・・・などということがあったら困るので予めチェック。







住吉神社例際




今日は地元、月島・佃で3年に一回行われるお祭りでありましたので、お仕事の後に久しぶりの月島へ。
残念ながらお神輿は担げませんでしたが、宴会には合流。
久しぶりの面々とお決まりの小・中・高時代のお話でタイムスリップ。
昔と変わらない路地裏とともに、増え続ける高層ビルと商業施設の町並みに自分の年波を感じるのでありました。






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by sgf1906 | 2015-08-03 01:37 | WL ENGINE | Trackback | Comments(0)
2015年 07月 19日

1992長江750 バルブ&バルブガイド

今日はHさんの長江、バルブまわりのお話。



サイドバルブエンジンの長江、バルブガイドはシリンダーと一体式なのでバルブのオーバーサイズ(バルブステムが太いもの)を入れ、バルブとガイドのクリアランスを調整します。
元々入っていたバルブステム径8.95mmに対し9.05mmのO.Sステムを入れ+クリアランス分のリーマーで切削。




長江用のシートカット冶具を製作しシートカット。



バルブの傘とあたる45度面シートは大分やられている。


45度面を虫食いが無くなるまでカット。


30度面をカットし、あたり幅を調整。60度面は少々。


シートとバルブのあたり幅は1.5mm程度に。





それぞれ擦り合わせをして、灯油で漏れチェック。



台風が去り梅雨が終わったようですね。
旧車に厳しい夏がやってきます。




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2012年 08月 16日

1935VLD1200 シリンダー周り

今日はハーレーダビットソン・VLDのシリンダー周りのお話。
久しぶりのVLDネタ。


アールテックエンジニアリングの前身アールエンジニアリングでスリーブ加工をしたシリンダー。
STDピストンでクリアランスは9/100mm。
バルブシートカット&擦り合わせで、バルブとバルブシートの当り面の幅は0.2mmにしました。
OHVエンジンよりバルブに熱を持つと思われるサイドバルブエンジン。当り面を大きくして熱をシリンダーに逃がすようにしました。
バルブステムとバルブガイドのクリアランスは新品バルブとガイドの組み合わせで8/100mm。


シリンダーにバルブ、バルブスプリングを取り付け。
バルブスプリングカバーはバルブスプリングでシリンダーに共止め。



VLDのシリンダーヘッド。
オーバーラップ時(殆どオーバーラップしないが・・・)に吸入された混合気が排気側に行かないように壁的なものがあります。
シリンダー側も混合気が排気バルブ側に行かないようにポート加工されています。


ヘッドに付いているシリンダープライマー。
冷間時などに使う始動用燃料注入装置であります。
ネジを緩めると弁が開き、燃料を入れることが出来ます。(まぁ使うことは無いでしょう)


という訳で、圧縮比測定。
資料ではVLDの圧縮比は5.5:1。実測値は5:1でした。



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by sgf1906 | 2012-08-16 03:46 | 1935VLD1200 | Trackback | Comments(0)
2012年 08月 14日

BMW R12 RUN

出来たばかりの BMW R12 で盆休みを使い京都に帰郷。という暴挙を試みるE本氏。
相変わらずの突貫工事で何とか間に合わせ、胸はワクワク不安モリモリで GO TO KYOTO です。
450Kmの道のり、どんなドラマが待っているか、乞うご期待!








and ポーノツBajaj





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by sgf1906 | 2012-08-14 01:19 | その他 | Trackback | Comments(0)
2012年 08月 10日

BMW R12 試乗

車検を通し終えたBMW R12。
3速の入りが悪かったシフトゲージ修正、キャブ調整などなんやかんや調整し、卒業生K野君を引き連100Kmの試走です。

・・・・3ジェットのサム(キャブレーター)に少々問題ありか?
詳しくは繪呂軍団作戦指令本部で。
そのうちアップするでしょう。











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by sgf1906 | 2012-08-10 18:37 | その他 | Trackback | Comments(0)
2012年 08月 03日

BMW R12 蘇生する

遂に BMW R12 が車検を取得。
しかしながら、こんな物を通してしまって良いのだろうか・・・


という事で早速、試乗させてもらう。

同じサイドバルブツインながらもワタクシのVLと随分フィーリングの違いに驚く。
大きなクランクマスでアクセルを開けた後ワンテンポ遅れて、クランクがゴロゴロと回っていくハーレーVLDに対し、BMW R12はアクセルに対し素直にエンジンが回っていきスムーズで扱いやすい。
Hパターンのハンドシフトチェンジも慣れてしまえば扱いやすそう。
テレスコ&プレスフレームも思いのほかカッチリしている。
戦闘機を連想させる排気音とこの見栄えとは裏腹に扱いやすいバイクになりました。
この辺はさすがE本氏ということでしょう。

という訳で、SCC izm からパクッた動画をどうぞ。


1941 BMW R12



1935 HARLEY VLD



1942 NORTON 16H





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by sgf1906 | 2012-08-03 18:26 | その他 | Trackback | Comments(3)
2012年 07月 28日

1935VLD1200 Debut

レストアレポートをしているワタクシのハーレーダビットソンVLD1200。
レポートはまだ終わってませんが、最高気温35度少々熱中症になりながらも車検を取ってきました。


myガレージの前でパシリ。
スナックKURIのオバチャンに不意に話しかけられバイクを倒すというアクシデントがありながらも、無事車検取得。
という訳でトリニティーへ。


偶然にも米・独・英のサイドバルブ3台。パシリ。


随分と長い間、放置プレイをしてしまったワタクシの VLD


もうすぐ完成、E本氏の BMW R12


トリニティーの戦前ブームはコイツから始まったI田氏の NORTON 16H

サイドバルブツーリングを決行できる日も近いです。
まだまだ問題点もなんやかんやありますが、その辺のまたレポートしていきます。



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by sgf1906 | 2012-07-28 01:52 | 1935VLD1200 | Trackback | Comments(0)