Vintage motorcycle study

studious1.exblog.jp
ブログトップ

タグ:アイアンスポーツ ( 560 ) タグの人気記事


2017年 06月 22日

1964XLCH900 S&S Lキャブ取り付け・エンジン始動

今日は先日に引き続き、S君のアイアンスポーツのお話。
S君の希望で今回はS&SのLキャブを付けることに。
うちではS&S Lキャブを扱うのは初めてでなんやかんやチェックしつつ取り付けます。
口径が1-7/8”(47mm)と大口径で加速ポンプ無し、なおかつマグネトー点火でありますからどうなる事か。


a0248662_924345.jpg

サイドフロートでありますから、フロート面の面研は必至ですね。
また、画像は撮り忘れましたがマニホールド面も面研。S&Sのマニホールド面はOリングでシーリングしていますが、Oリングを潰してシールするためボルト2本で留めるマニホールド面が歪みやすいので、今回はガスケットを製作し取り付けます。


a0248662_926309.jpg

スロットルバルブの位置も隙間無いように取り付け。

a0248662_9264941.jpg

アイドル・インターメディエイトのプラグ部分は2次エア防止でロックタイトをつけときます。


a0248662_927847.jpg
a0248662_9272145.jpg

a0248662_9273464.jpg

フロートバルブとシートは良品を製作しているところがあるそうです。エライ!
取り付けチェックすると、フロートをとめりピンとバルブシートの位置関係により、バルブが閉まらず、シーリングワッシャーを外しオーバーフローしないように調整。



a0248662_9275330.jpg

a0248662_9282892.jpg

a0248662_9285251.jpg

フロート下部についているメインジャット、インターメディエイトニードル、エアブリードジェットも良品が手に入るそうです。
S君が調べたデータを下にメイン・インターメディエイトはちょっと大きめで組んでおきます。


a0248662_9293411.jpg

a0248662_9294721.jpg

a0248662_930566.jpg
a0248662_9301750.jpg

フロートレベルに関しては情報が無い。
サイドフロートのキャブがどこまでフロートレベルでセッティングが左右されるか分かりませんが、一応基準を作りセットしてみました。
今回は、フロートマウントピンのボルト頭下というあたりにフロートレベルとして組んでみます。


a0248662_9304372.jpg

スロットルケーブルを取り付け、組み付け。

a0248662_9344988.jpg

a0248662_935668.jpg

a0248662_9352316.jpg

a0248662_940682.jpg

オイルタンクも清掃し取り付け。
鉄板を挟み込むようにして留めるCHオイルタンクは頭が薄い転造ネジの専用ボルトでとめます。
オイルラインを引き、ついていなかったオイルプレシャーゲージ取り付け。


a0248662_9311224.jpg
a0248662_9313175.jpg
a0248662_931482.jpg

a0248662_932433.jpg

フッロペダル、ブレーキペダル周り取り付け、ドライブチェーンも交換取り付け、スラッシュカットの仕方がカッコイイ純正マフラーも取り付け、オイルをまわしエンジン始動です。






大口径キャブ&マグネトー点火の組み合わせなので始動に苦戦すると思われましたが、呆気無く始動。
カムギア周りのバッククラッシュが多かった車両のため、タイミングギア周りの音は少々しますがアイドリングも安定していますし、アクセルのつきも良く問題なさそう。
次回、試乗してみます。





レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2017-06-22 11:00 | 1964XLCH900 | Comments(0)
2017年 06月 20日

1964XLCH900 エンジン腰上取り付け・マブネトー取り付け

今日はS君のアイアンスポーツのお話。
前回エンジン腰下をフレームに搭載、プライマリー周りの作業は終わっていますので。シリンダー・シリンダーヘッドを取り付けていきます。


a0248662_7423369.jpg

a0248662_7424734.jpg

シリンダーはボーリング済みで上面、下面ともに面研済み。
ピストンは純正のNOSピストンにWPC処理したものです。



a0248662_7432224.jpg

a0248662_743883.jpg

a0248662_7434990.jpg

日頃使わない純正ピストンのピストンリング。形状をチェックしリングギャップ、リングクリアランスチェック。問題なさそうだが、ピストンリングは実際使ってみないと善し悪しが分からない。


a0248662_746274.jpg

ピストンを取り付け、シリンダーをトルク管理し取り付け。


a0248662_7461978.jpg

ロッカーボックスとシリンダーヘッドもトルク管理し取り付け。

a0248662_7471471.jpg

a0248662_7463336.jpg

ヘッドとマニホールド隙間が一番少ない位置にヘッドの角度を調整しシリンダーヘッドもトルク管理し取り付け。



a0248662_7511730.jpg

a0248662_7512990.jpg

マニホールドはヘッドに対し垂直の位置にキャブレーターがでる角度に固定。
マニホールドのステーは少々加工し、上下に取り付けカッチリ。



a0248662_7473048.jpg

オイルライン・プッシュロッド取り付け。
今回使うプッシュロッドは純正と同じアルミ製のもので、熱膨張時にバルブを押してしまう恐れがありますので、タペットクリアランスは0.2mm程度に。
タペットアジャスタースクリューは9/32”-32山。32山ということはネジ一回転で約0.8mm動く計算になりますので、クリアランス0地点から、1/4回転戻すとクリアランス0.2mmとなります。


a0248662_752398.jpg
a0248662_752576.jpg
a0248662_7531016.jpg

マグネトーは状態良く火花も強いのでOH無しでそのまま使います。
ポイントギャップ(マグネトーの場合は0.3mm)をあわせ取り付け。

a0248662_7532412.jpg

a0248662_7534251.jpg

900ccのアイアンの点火時期はフロントシリンダー上死点前45度。
マグネトーのマウントは固定式なので、フル進角時期で点火時期を合わせ取り付け。
エンジンの形になってきました。




レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2017-06-20 08:26 | 1964XLCH900 | Comments(0)
2017年 06月 14日

1964XLCH900 エンジンマウント・プライマリー周り

今日はS君のアイアンスポーツのお話。
ミッション組み付け、キック周りまで組み終わっていますので、エンジンをフレームに載せます。


a0248662_849118.jpg
a0248662_8492845.jpg
a0248662_85024.jpg
a0248662_8502688.jpg

まずフロントマウントプレートを仮組みして、スペーサーの長さとワッシャーの厚み調整。もともとが結構めちゃくちゃでした。
ナメていたマウントプレートのねじ山もヘリサート。


a0248662_8505573.jpg
a0248662_8511227.jpg

a0248662_8513371.jpg

エンジンにジャキをかけ保持しつつエンジンを載せます。
リア側のマウントであるエンジンハンガーがエンジンの位置決めとなりますので、先にエンジンハンガーをフレームにマウント。
エンジン位置が決まったところで、フロント側エンジンマウントのプレートを取り付け。


a0248662_8524959.jpg

a0248662_8522663.jpg
a0248662_8531958.jpg

a0248662_8533433.jpg

a0248662_8535352.jpg

a0248662_8541035.jpg

ここからはプレイマリー側のお話。
ドライブ側クランク軸受け部が楕円になっていたため、真円加工、ベアリングレース溶射・肉盛をした車両です。スプロケットシャフトベアリングシールカラーもオーバーサイズが必要です。
シールカラーは単品製作し、シール取り付け圧入。
うまくいって良かった。





a0248662_8543140.jpg
a0248662_8545115.jpg
a0248662_855853.jpg

エンジンスプロケット・クラッチハウジング・クラッチハブ・プライマリーチェーン&アジャスターを取り付け、エンジンスプロケット、クラッチハブをトルク管理し取り付け。



a0248662_8552359.jpg

a0248662_8554056.jpg
a0248662_8555588.jpg

a0248662_856990.jpg
a0248662_8562431.jpg

クラッチフリクッションプレート、スチールプレートを取り付け。
クラッチハブの印をあわせリリーシングディスク取り付け。印を合わせるとスプリング穴位置がハブのスタッドの真ん中に来ます。
乾式タイプのアイアンはクラッチが滑り気味になり易いのでナイスさんで作っている強めのスプリングを使ってみます。
リリーイングプレートとスプリングカップの鍔部分でスプリング取り付け長を合わせ取り付け。

a0248662_8564058.jpg
a0248662_857794.jpg

a0248662_8572696.jpg

キックカバーにつくクラッチリリーシングウォームにクラッチケーブルを取り付け(こいつは結構やりづらい)クラッチ調整。
調整範囲が少ない純正タイプのクラッチケーブルアジャスターでどうにか遊び調子し、リリーシングディスクが均等に開くように調整し取り付け終了。


a0248662_857465.jpg
a0248662_858090.jpg









レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2017-06-14 09:27 | 1964XLCH900 | Comments(0)
2017年 06月 13日

月曜日の授業風景


1939EL1000

a0248662_733242.jpg
a0248662_7334896.jpg


Wさんのナックルヘッド
車検準備作業も終わり、オープンロッカー化したヘッドのオイルの漏れっぷりをチェックしつつ試乗。
山梨からスクーターで通学するWさん、今回は雨に打たれ風邪気味で本人は不調で早退です。
お大事に。








1947FL1200

a0248662_735913.jpg

a0248662_7352987.jpg

a0248662_735412.jpg

a0248662_7355853.jpg
a0248662_7361326.jpg
a0248662_7362635.jpg
a0248662_7364022.jpg
a0248662_7365763.jpg
a0248662_7371374.jpg


Iさんのナックルヘッド
フレーム修正が終わり、改めて棟上。
修正の際に抜き取ったネックベアリングカップを取り付け、フロントフォーク取り付け。
ステアリングダンパーはフロクッションディスクとスプリング交換し取り付け。
ノブを逆回しするとダンパーが利く仕組みで、作動範囲を調整しつつ取り付け。
ホイール周りは以前に調整済みなのでさくさくと取り付けて、改めてローリングシャシーに。







1964XLCH900

a0248662_7404615.jpg

a0248662_7374451.jpg
a0248662_73836.jpg
a0248662_7381931.jpg
a0248662_7383584.jpg

a0248662_7384845.jpg

a0248662_73905.jpg

a0248662_7392499.jpg
a0248662_7394050.jpg


S君のアイアンスポーツ
シリンダーヘッド取り付けが終わりマニホールド取り付け。
キャブ交換のためマニホールドも変わったため、マニホールドステーを少々加工し取り付け。
プッシュロッド取り付け、オイルライン取り付け。
新たに取り付けようとしたプッシュロッドカバーのスプリングリテーナーが大きすぎたため、ヘッドに干渉。その為何回かタペット調整をすることに・・・おかげで調整はしっかり覚えました。
マグネトーは火花も強く良品なのでOHはせず、ギャップチェックをし点火時期調整し取り付け。








レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2017-06-13 08:01 | その他 | Comments(0)
2017年 06月 12日

日曜日の授業風景

1980XLH1000

a0248662_8262978.jpg
a0248662_8265392.jpg


久しぶりに登場のIさん。
新ガレージ一発目の作業ということで、工具や物の配置を覚えつつパーツを探しつつの作業となりました。
ハンドル交換し長さを詰め調整し取り付け、エキパイ・サイレンサーを取り付けステー製作準備。







1970XLH900

a0248662_8272924.jpg
a0248662_82821100.jpg
a0248662_8284638.jpg
a0248662_8291191.jpg


Tさんのアイアンスポーツ
前回、エンジン始動済みで改めて点火時期確認後、オーバーフロー気味だったフロート、フロートバルブ周りチェック。
交換したフロートバルブと加速ポンプの皮が駄目だな・・・
調整し直し試乗。走りは問題なし後は細かなところの膿だしです。








1973XLCH1000

a0248662_830315.jpg
a0248662_83128.jpg
a0248662_8314028.jpg
a0248662_832613.jpg
a0248662_8323781.jpg
a0248662_833181.jpg

a0248662_833322.jpg
a0248662_8341879.jpg
a0248662_8345180.jpg


Kさんのアイアンスポーツはトランスミッション周り。
メインシャフトとカウンターシャフト左右軸受けベアリング、ベアリングレース交換取り付け。
シフターパウル周り分解清掃後、チェックスプリング交換。
メインシャフト1stギアブッシュ交換、クラッチギアのブッシュ&ベアリング交換。
次回、メインシャフトベアリングレースラッピング、シフター位置調整となります。





1951TRIUMPH T100

a0248662_8354037.jpg

Hさんのトライアンフ
フレームのタッチアップ的な塗装つまりが段々と本気塗装へ。








レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2017-06-12 08:58 | その他 | Comments(0)
2017年 06月 07日

平日の授業風景

1939EL1000

a0248662_9131690.jpg
a0248662_9134013.jpg
a0248662_9135698.jpg


Wさんのナックルヘッド。
オープンロッカー取り付け後、試乗をし問題なさそうであります。
車検準備をしつつ、旋盤突っ切りバイトを製作。
美容室経営のWさんは何処に向かっているのか?(笑)







1964XLCH900

a0248662_9141874.jpg
a0248662_914551.jpg
a0248662_915108.jpg
a0248662_915342.jpg
a0248662_9155987.jpg

a0248662_916141.jpg

a0248662_9163349.jpg

a0248662_9165681.jpg


Sくんのアイアンスポーツはシリンダー、シリンダーヘッド組みつけ。
ピストンは純正ピストンにWPC処理をしてシリンダーボーリング済み。
シリンダーは上面・下面ともに面研済み。
で純正ピストンのピストンリング、リングギャップ・クリアランスチェックしトルク管理し組み付け。
また、シリンダーヘッドとロッカーカバーもトルク管理し取り付け、シリンダーヘッドをマニホールドの角度を合わせ、トルク管理し取り付け。









1946WL750

a0248662_9171825.jpg
a0248662_9173836.jpg
a0248662_9175665.jpg

a0248662_9181393.jpg


a0248662_918318.jpg
a0248662_9184719.jpg
a0248662_919470.jpg
a0248662_9192042.jpg
a0248662_9195661.jpg


MさんのWLは部分修理で入学。
今回はロッカーアームのガタ、フロントブレーキ周りのガタの改善。
フロントホイールをとり、Fブレーキパネルチェック。
シャンクルバーブッシュとスタッドはえらくガタガタ・・・。ですがパネル自体が状態が悪く、シャンクルスタッド部の曲がりやパネルの穴あきもあったので、パネルは良品に交換するということで次回。
ロッカーアームはシャフトの減りは少なかったもののブッシュ側は大きいところでクリアランス0.5mm~0.6mmとガタが大分あるので交換。
ブッシュ抜き取りロッカーブッシュホール内径計測。楕円や広がっているもの無く、STDサイズのブッシュでいけます。良かった。
ここは車両重量がかかるところなので、酷いものは楕円になりつつ広がり、加工が大変なことになります。
というわけで、新しいブッシュ圧入し取り付け。
というわけで今回はここまで次回、パネル入手後にブレーキ周り、フォーク周りをやります。








レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2017-06-07 09:38 | その他 | Comments(0)
2017年 05月 31日

1973XLCH1000 タイミングギア回り


今日はKさんのアイアンスポーツ、タイミングギア周りのお話。

a0248662_8213714.jpg

もともと入っていたカムギアは虫食いが多くギアもやられていたので、アンドリュース製PBカムに交換。

a0248662_8382866.jpg

a0248662_8215115.jpg

クラックが入っていて、溶接困難、溶接後も加工が必要だったカムカバーはNOSのカムカバーが手に入ったのでこちらを使います。


a0248662_822586.jpg
a0248662_8222238.jpg

NOSのカムカバーを手に取るのは初めてで、メーカーがカムシャフトとカムブッシュのクリアランスをどれぐらい取っているか興味津々。
というのは、マニュアルに表記されているカムシャフトブッシュとシャフトとのクリアランスは.0005”~.002”(0.0127mm~0.0508mm)で、6つのギアからなるギアたちを0.01mm台のクリアランスで組もうともうと至難の業なのです。
計測し納得の数値でありました。


a0248662_8234733.jpg

a0248662_8251565.jpg


a0248662_8242042.jpg

a0248662_8254767.jpg


ケース側のカムベリング交換し、カムシャフトを一個づつ取り付けスラスト量チェックし、シム調整。
既製品では0.12mm、0.177mm、0.38mmのシムがありますが、3種類のシムで調整できない場合がありますので、0.5mm、0.6mm、0.7mmと厚いシムを作ってあります。
シム調整し4つとも0.1mm程度のスラスト量に。


a0248662_8273940.jpg
a0248662_8275120.jpg

a0248662_828431.jpg
a0248662_8281630.jpg

a0248662_8282935.jpg

ピニオンシャフトベアリングレースをラッピングするため、スプロケットシャフトベアリング(ドライブ側クランクシャフトベアリング)をとりつけ。
計測し、クランクケースとベアリングレースのハメ代は問題なし。
特殊工具で圧入しベアリングのスラスト量チェック。



a0248662_8291673.jpg

a0248662_828473.jpg

両クランクケースをあわせ、ピニオンシャフトベアリングレースラッピングし真円加工。



a0248662_831272.jpg

.0004”オーバーサイズ(4.772mm)のローラーを入れクリアランス0.03mmに。

a0248662_8312290.jpg

a0248662_8313836.jpg

4つのカムギア・ピニオンギア・アイドラギアを入れクルクルチェック。
さすが、NOSカバーさん加工ごと無しでクルクルO.Kでタイミングギア回りの作業終わりです。






レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2017-05-31 09:09 | 1973XLCH1000 | Comments(0)
2017年 05月 28日

1973XLCH1000 コンロッド・ビッグエンドベアリングレース

a0248662_83251.jpg
a0248662_831630.jpg


今日はKさんのアイアンスポーツ、ビッグエンドベアリングレースのお話。
ラッピングして現状のレースを使うとしてもMAXオーバーサイズのローラーを使うところまで広がっていたベアリングレース。虫食いもありラッピングでとりきれるか微妙なところだったので、レース交換。


a0248662_832931.jpg

a0248662_844655.jpg

中古レースを抜き取り、新品レースとコンロッド計測。
コンロッドとベアリングレースの嵌め代は大きいので、圧入時に金属同士噛み込んでしまわないように、コンロッド側、レース側にしっかり“案内部分”を作っておきます。
直径が大きく、長さが短いコンロッドレースの圧入は垂直に入れるのに注意。



a0248662_85107.jpg
a0248662_854573.jpg

a0248662_85577.jpg


新品ベアリングレースを交換するのはなるべくしたくない。
その理由は、もともと内径が小さめに作られているため、STDローラーを入れるとして、0.15mm以上ラッピングし内径拡大する必要があります。
普通ラッピング作業は0.02mm~0.03mm程度研磨するもので、その5,6倍でありますから時間もかかります。
特に、ナイフコンロッドのフロント側はレースの出入口が多く削れ易く、ラッパ状にならないように注意しつつラッピングする必要があるので大変です。

とゴチャゴチャいってても仕様が無いのでラッピングしつつ、計測を繰り返します。




a0248662_861773.jpg
a0248662_863230.jpg
a0248662_864392.jpg

クランクピンも虫食いがあったので交換。
新品クランクピン径、STDサイズローラー径にあわせ、それぞれフロント側、リア側ロッドの適正クリアランスサイズなるまでベアリングレースラッピングしました。



a0248662_86584.jpg

実際に組み付け、コンロッドのガタチェックしO.Kであります。





レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2017-05-28 08:32 | 1973XLCH1000 | Comments(0)
2017年 05月 27日

金曜日なんやかんや製作物

1951 TRIUMPH T100 ギアチェンジスピンドル

a0248662_913566.jpg
a0248662_914852.jpg
a0248662_92348.jpg
a0248662_921578.jpg
a0248662_922677.jpg


a0248662_923985.jpg
a0248662_925268.jpg

a0248662_931487.jpg
a0248662_932669.jpg



a0248662_934094.jpg
a0248662_935560.jpg


Hさんのトライアンフギアチェンジスピンドル
ポンチ攻撃をされていたカバー側にはクラックが入っていたので、TRUE CLASSICさんに出張いただき、ブッシュ圧入部にビードがいかない程度に溶接してもらいました。
溶接したカバー側、スピンドル径にあわせブッシュ製作。
少々減っているスピンドル摺動部にあわせブッシュ内径を決めたため、スプライン部が邪魔してブッシュが通りませんので、スプライン部を少々削る。
ブッシュ圧入しカバー側も問題なくO.K。








1964 XLCH900 ベアリングスペーサー

a0248662_941673.jpg
a0248662_943360.jpg
a0248662_944724.jpg

a0248662_945984.jpg
a0248662_951824.jpg
a0248662_953276.jpg
a0248662_955125.jpg


Sくんのアイアンスポーツ
楕円に変形していたスプロケットシャフトベアリングレース圧入部を真円加工したため、スプロケットシャフトベアリングスペーサーがて手スポになりました。
というわけで、オーバーサイズのベアリングスペーサー製作。
このベアリングスペーサーはシールホルダーにもなっっていまして、クランクケース側の圧入部と、シール圧入部の位置関係違い、オイル溝も開いていますので少々苦労しました。









1967 TRIUMPH TR6 カムシャフトブッシュ

a0248662_963213.jpg
a0248662_917407.jpg


a0248662_97471.jpg

a0248662_981436.jpg

a0248662_982616.jpg
a0248662_983886.jpg


Oさんのトライアンフ、カムシャフトブッシュ。
こちらも、クランクケース側、カムシャフトにあわせブッシュ製作。
ドライブ側は、たたき入れるしかないので、真っ直ぐ入るように入り初めにに“案内部”を作っています。またドライブ側インテークはブレーザーバルブが入ります。ブッシュをつめて作るとブレーザーバルブの回りが渋くなるものがありましたので、予めブレーザーバルブ部分は少々大きめにしておきます。また、ドライに側エキゾースト側は全長が短い。
同じくタイミング側ブッシュも製作し、カムシャフトブッシュO.K。




スペードメーターギア

a0248662_991575.jpg

a0248662_993966.jpg

a0248662_995218.jpg


スペードメーターギアのシャフトが通る穴の内径拡大。
真円ではないスピーデメーターギアは4つ爪チェックで銜え、もともとの穴をあてにして芯を確認し内径拡大。3/4”(19.05mm)に。


実はこの依頼、引越し前に受けていたお仕事で、引越し作業のばたばたで忘れていました・・・スミマセン。

修理依頼やレストアスクールの待ちの方で私からの連絡が無い方がいましたら申し訳ないですが、ご一報頂けると助かります。
よろしくお願いします。







レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2017-05-27 09:45 | その他 | Comments(0)
2017年 05月 26日

1964XLCH900 トランスミッション組み付け2

S君のアイアンスポーツ
ベアリング周り交換、シフターフォークの調整ごとが終わっていますので、ミッションの本組み。

a0248662_9465875.jpg
a0248662_9471594.jpg
a0248662_9473011.jpg
a0248662_9474192.jpg

まず仮組みして、メインシャフトのスラスト量、シム調整。
シムの厚みを変え0.1mm程度のスラスト量に。


a0248662_9475799.jpg
a0248662_948137.jpg

カウンターシャフト側もシム調整し0.2mm程度に。


a0248662_9483815.jpg
a0248662_9485439.jpg

a0248662_949119.jpg

a0248662_9492841.jpg

随分とガタがあったシフターシャフトブッシュはシャフト、カバー側にあわせブッシュ製作。
擦り合わせをして取り付け。



a0248662_950470.jpg
a0248662_9501758.jpg

スラストチェックも終わり本組み。
この年式の車両のクラッチギアにはクラッチギアエクステンッション(プッシュロッドシールとクラッチハウジングのOリングがつく)がつきますので、圧入。
また、カウンターオイルプラグ(穴位置を上に)を圧入し組み付け。

a0248662_9503118.jpg

スプロケットナットをトルク管理し取り付け、ミッション周り終わりです。





レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2017-05-26 10:03 | 1964XLCH900 | Comments(0)