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2012年 03月 19日

1971FLH カムブッシュ

今日はハーレービッグツインFLHのカムブッシュのお話。

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何故かメッキされ、ザクザクになっているカムブッシュを交換します。

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ハーレーのカムブッシュにはオイル穴と、位置決め、回り止めの為のダウエルピンが入る穴が開いています。
新品のブッシュにはその穴が開いていないので、位置を確認し新たに開けます。

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ダウエルピンはブッシュ圧入後、カムカバーものとも穴を開けピンを入れます。
しかしその方法では、カムブッシュを交換する度にカムカバーに半円柱状の穴(溝?)を掘らなくてはなりません。
それを避けるため、ブッシュに半円柱状の穴を開けるための冶具(ダミー)を使い、ピン溝を掘ります。

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ピン位置、オイル穴の位置を合わせて圧入。
ピンを入れて完了です。

圧入後、カムブッシュ内径が0.01mm縮み、カムシャフトの入り(クリアランス)が渋くなったので、リーミング&ホーニングをします。
その話はまた次のお話で。



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# by sgf1906 | 2012-03-19 01:57 | 1971FLH1200 | Comments(0)
2012年 03月 18日

1971FLH ピニオンシャフトベアリング

今日はショベルビッグツイン、FLHのピニオンシャフトベアリングのお話。

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ピニオン側のベアリングはバラ玉のローラーべらリング28個です。
ローラーサイズ STD 0.25”(6.35mm)×0.49”(12.44mm)となってますが、新品ローラーを実測してみると、STDローラー直径は6.344mm。
この0.006mmの差異でクリアランスを取っています。

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クランク側、ピニオンシャフトベアリングレースの内径は44.45mm(1-3/4”)

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ピニオンシャフト径は31.75mm(1-1/4”)

計算すると・・・
44.45mm(レース内径)-{6.344mm+6.344mm(ローラーベアリング2個)+31.75mm(ピニオンシャフト径)}
=0.012mm(クリアランス)

ピニオンシャフトベアリングクリアランスは0.012mmとなります。

ベアリングレースが磨耗してた場合、レースラッピング&オーバーサイズベアリングを使い、クリアランスを0.01mm~0.02mmになるよう調整します。

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# by sgf1906 | 2012-03-18 03:13 | 1971FLH1200 | Comments(0)
2012年 03月 17日

1935VLD スプロケットシャフトベアリング

今日はハーレーVLDのスプロケットシャフトベアリングのお話。
ベアリングレースに虫食いがあったので、レースごと交換です。

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写真右、入っていたスプロケットベアリングレース 中、新品スプロケットベアリングレース 左、ルーブルケーションブッシュ

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まずクランクケースにルーブルケーションブッシュを圧入します。
コイツには螺旋状の溝が切ってあり、クランクケース内のオイルが仄かにプライマリーチェーンケース側に出て、プライマリーチェーンを潤滑するようです。

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新品ベアリングレース、内径38.10mmのものをケースに圧入すると内径が0.01mm縮み38.09mmになってしまいます。
ケースに入れたままだとルーブルケーションブッシュが邪魔してラッピングできません。
ケースから外しレース単体で、ラッピングします。
圧入して縮まる分0.01mm、クリアランス0.025mmを考え、内径38.135mmになるまでラッピング。
クランクケースに圧入するとレース内径38.125mmになりました。

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クランクシャフトベアリングとフライホイールスラストカラー。
バラ玉のローラーベアリング2連です。
STDベアリングサイズ 0.250”(6.350mm)×0.490”(24)
0.0001”(0.0025mm)刻みでオーバーサイズがあります。
スラストカラーの厚みを変え、フライホイールのエンドプレイを調整します。

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クランクシャフト外径 25.4mm

計算すると
38.125mm(レース内径)-{6.350mm(ローラーベアリング)×二乗+25.4mm(スプロケットシャフト外径)}
=0.025mm(スプロケットシャフトベアリングクリアランス)
になりました。


スプロケットシャフトベアリングクリアランス(マニュアル)
0.0127mm~0.0254mm

フライホイールエンドプレイ(マニュアル)
0.1mm~0.2mm




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# by sgf1906 | 2012-03-17 04:13 | 1935VLD1200 | Comments(0)
2012年 03月 15日

1954KH フロントフォーク

今日はハーレーKHフロントフォークのお話。

10”オーバーサイズのインナーチューブだったこの車両。
ステアリングヘッドがガバガバだったり、フォークにガタがあったりと、ろくな事がないので心機一転インナーチューブをスタンダードの物にします。

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STDサイズ 33.4mm 22-3/4”

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ダンパーチューブアッセンブリーを、アウターチューブの下側に入れサークリップで止めます。

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ダンパーチューブの頭の溝に特大マイナスドライバーを入れ、空回りしないようにして、ダンパーチューブボルトを締めます。

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フォークのガタは、もとのインナーチューブが減っていたもので、(メッキが剥離するぐらい減っていた)新品インナーチューブとの組み合わせでは問題なく良かったです。
ちなみに、このフォークは70年~72年アイアンスポーツのものです。



今日のスイーツ

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今日もまたS水さんの差し入れ、ホワイトデーバージョン。コージーコーナーの生チョコ。

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また熱いトリニティー生活が始まるIRKさんの差し入れ、江戸川区役所前“きんとき”の大福。

# by sgf1906 | 2012-03-15 05:16 | 1954KH883 | Comments(0)
2012年 03月 14日

1954KH スイングアーム2

色々と問題がありそうなので、ばらしたハーレーKHのスイングアーム。

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アームとラグの継ぎ目に謎の“切れこみ”があったり、歪んでいたりということで、スイングアーム交換です。
確かにこの車両のリアタイヤは、随分横にずれていました。

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73年XLHのスイングアームと比べてみると、KHのものはピボット部からリアショックスッタッドの距離が約30mm短い。(左、XLH 右、KH)

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XLHのスイングアームはXLCHのものよりもパイプ部が約1in長いという話を聞いたことがあります。
ストレートのパイプのKHと曲がっていて長いパイプのXLH。
KHのスイングアームとXLCHのスイングアームの形状は近いのでしょう。

調べてみると・・・
54年~65年KH,XLH,XLCHのスイングアームは共通。
67年74年のXLH,70年~74年のXLCHのスイングアームは共通。
67年~69年はXLCHだけのスイングアームがあります。

つまり、54年~66年までは全モデル短いスイングアーム。
67年からXLHが長いスイングアームに。
70年からXLCHも長いスイングアームになるってことでしょうか?

なんだかややこしいですね。
まだまだ知らない事ばかりです。



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# by sgf1906 | 2012-03-14 03:45 | 1954KH883 | Comments(0)