<   2017年 03月 ( 16 )   > この月の画像一覧


2017年 03月 27日

1970XLH900 オイルポンプ

今日も昨日に引き続きTさんのアイアンスポーツ、オイルポンプのお話。

a0248662_1225841.jpg
a0248662_12395.jpg

オイルポンプボディー内壁に傷は無く状態よし。
ギア面とボディー面もツライチでO.K



a0248662_1235559.jpg

ブリーザーギア兼オイルポンプシャフトをまず組み付け。
ブリーザーギアはクランクケース内のオイルをエンジンの負圧でカムギアケース内にオイルを行かせる役目をします。




a0248662_1233329.jpg

フィード側組みつけ。
ガスケットの厚み0.13mmでボディー面とギア面のクリアランスとなります。

a0248662_124668.jpg
a0248662_1241933.jpg

a0248662_1244492.jpg

リターン側組みつけ、規定トルクで均等締め。
アルミボディーのアイアンオイルポンプは、位置決めのダウエルピンがあるものの、締める位置でポンプの回りっぷりが変わります。
今回は一部ギアにバリがありその部分で渋くなっていたもで、少々研磨。


a0248662_1245492.jpg

クルクルチェックしO.K

a0248662_1252843.jpg
a0248662_1262936.jpg

先ほどもお話したとおり、ブレーザーギアはクランクケース内にたまったオイルをピストンダウンストローク時の負圧でカムギアケース内にオイルを行かせる役目あります。
また、アイアンはカムギアケースにブリーザーパイプがついていますので、ケースなの内圧をカムギアケースから外へ逃がします。
そのため、ブリーザーギアのタイミングを合わす必要があります。



a0248662_1264215.jpg

a0248662_1265775.jpg

a0248662_1272092.jpg

ポンプにオイルをまわしオイル回りっぷりチェック。
ビッグエンド側、ヘッドへのオイルラインへの流れO.Kでオイルポンプ組み付け終わりです。





レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2017-03-27 09:17 | 1970XLH900 | Comments(0)
2017年 03月 26日

1970XLH900 トランスミッション組み付け

今日はTさんのアイアンスポーツ、トランスミッション周りのお話
クラッチギアのブッシュ・ベアリング交換、メインシャフとベアリングレース交換・ラッピングが終わっていまして、その後のお話。



a0248662_8544421.jpg
a0248662_8552084.jpg

メインシャフトはベアリング摺動部がやられていましたので新品に交換。
67年~70年用のもの。


a0248662_858622.jpg

a0248662_8571628.jpg
a0248662_8574114.jpg

トランスミッションを仮組みして、ドッグギア位置チェック。
3rdギアと4thギアの入りっぷり良いものの、1stギアと2ndギアの入りっぷりがイマイチなのでシフターフォークサイズを変更しギア位置調整。


a0248662_8592292.jpg

a0248662_859328.jpg
a0248662_8594059.jpg

シフト位置調整が終わったところでメインシャフと、カウンターシャフトのスラスト調整。
それぞれシム調整をして0.1mm~0.2mmのスラストに。


a0248662_901813.jpg
a0248662_903760.jpg

段減りしていたシフターシャフトはプレーンタイプ(シフトペダルとの結合部分に止めが無いもの)からスプラインタイプのものに変更。
仮組みると干渉するので干渉部分を加工。


a0248662_90553.jpg

a0248662_914113.jpg

a0248662_911419.jpg

シフターシャフトブッシュも単品製作し組み付け。
トランスミッション仮組みしてギアチェンジチェック。
問題なく、トランスミッション周りの作業終わり。







レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2017-03-26 09:19 | 1970XLH900 | Comments(0)
2017年 03月 25日

トライアンフ シリンダーヘッド修理

引越し前に預かっていたトライアンフT140のヘッド、やっと手をつけられます。遅れてすみません。
修理内容はまず、ロッカーカバーマウントボルトの雌螺子修正です。


a0248662_8393697.jpg
a0248662_840115.jpg
a0248662_8402163.jpg
a0248662_840348.jpg

タイミング側2箇所は普通に螺子山がナメてしまっています。
ドライブ側2箇所は元々入っていたインサートコイルが抜けてきてしまっています。
ここのねじ山は絞めすぎるとすぐナメるのでご注意を。




a0248662_8411626.jpg
a0248662_8412874.jpg
a0248662_8414495.jpg
a0248662_8415774.jpg

なめてしまっているタイミング側はヘリサート処理。
ボール盤にヘッドをセットし下穴を開け専用タップでねじ切り、コイル注入。
以前は1Dのコイルが入っていましたが、今回は1.5Dの長めのコイルを入れました。
ちなみにネジサイズは1/4”-20山UNCです。



a0248662_8425089.jpg
a0248662_843821.jpg
a0248662_843278.jpg

コイルが抜けてしまっていたD側は残っているねじ山をドリルでもみ、ウエルド君(アルミロウ)で穴を埋めます。


a0248662_844465.jpg

a0248662_8441770.jpg

T140はロッカーボックスに位置決めのピンが入っていますのでピンを抜き面研。
ついでにシリンダー面側も研磨。


a0248662_8444567.jpg
a0248662_8445950.jpg

穴埋め、研磨した穴はこんな感じ。しっかり埋まっています。



a0248662_8455533.jpg
a0248662_846917.jpg
a0248662_8462453.jpg

ピンを付け直し、ロッカーボックスを仮組みして位置決め。
ロッカーボックスボルト穴にぴったりのボルトを使い穴位置決め。


a0248662_8464917.jpg
a0248662_847370.jpg

a0248662_9467.jpg

それぞれ位置決めした位置でヘッドをセットし下穴、タップをたてD側の螺子修正もO.Kです。


a0248662_8473316.jpg
a0248662_8475195.jpg

a0248662_965461.jpg

ロッカーボックッスのスタッドボルトも抜き、螺子修正と面研。
ヘッドとロッカーボックスの面あたりもよさそうです。
というわけで螺子修正終了です。

a0248662_848745.jpg








レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2017-03-25 09:08 | その他 | Comments(0)
2017年 03月 24日

1979 TRIUMPH T140E エンジン分解

今日は引っ越し前のお話になりますが、D君が持ち込んだトライアンフエンジンの分解作業のお話。
コンロッドビッグエンド部が抱きついていたものです。


a0248662_23311164.jpg

a0248662_23313659.jpg

タイミングギア周りは問題無さそう。

a0248662_23315111.jpg

ピストンがこの位置で、コンロッドが抱きついていたため、ピストンピンが抜けずクランクを割ることができない。
ピストンピンを半回転ずつ回しながらピストンピンを削りピン抜き取り。
ケースを傷つけないようにサンダーでの削り作業でD君大変そうでした。

a0248662_23322830.jpg



a0248662_23331380.jpg

状態が良かった(動いていた)タイミング側のコンロッドでもこんな感じ。


a0248662_23325649.jpg

a0248662_23451354.jpg

状態が悪かったドライブ側(完全に固着していた)は完全に駄目です。


a0248662_23334342.jpg

スラッジチューブチェックしましたが、スラッジはあまり溜まっていない・・・
コンロッドビッグエンドの抱きつきは人災かもしれません。


a0248662_23462493.jpg

ビッグエンドジャーナル、コンロッドメタルを一応計測。
幸い元々ついていたメタルはSTDでジャーナルリクライド、アンダーサイズメタルで行けそうです。


a0248662_23335890.jpg
a0248662_233498.jpg
a0248662_23343184.jpg
a0248662_23344836.jpg

クランクシャフトベアリングを抜き、ドライブ側、タイミング側それぞれ計測。
分解時ベアリングがテスポだったタイミング側はベアリング内輪径に対しシャフトが0.03mm減っています。こちらはシャフトを溶射・肉盛研磨しちゃんと圧入できるようにします。



a0248662_23352033.jpg
a0248662_23353134.jpg
a0248662_2335439.jpg
a0248662_23355746.jpg
a0248662_2336755.jpg

カムシャフトブッシュもそれぞれ計測。
シャフトに対しクリアランス0.08mm~0.12mmと大きめなので交換します。
専用工具で抜き取り。
こちらのブッシュはD君自ら製作予定。ケース側、カムシャフト側にあわせ単品製作します。

by sgf1906 | 2017-03-24 00:13 | 1979TRIUMPH T140E | Comments(0)
2017年 03月 22日

月曜日の授業風景


1939EL1000

a0248662_8431558.jpg
a0248662_8432985.jpg
a0248662_843445.jpg




Wさんのナックルヘッド
先日先日オープンロッカー化したヘッドを載せエンジン始動。
懸念していたロッカーに圧送されるオイルの漏れっぷりはF・EXは大分漏れます。
もちろんオイルは行かなくてはいけないし、オープンなので漏れるのは当たり前。
しかしながら多少はこのあたりをコントロールしたい。
というわけで実験的にヘッド側に行くオイルラインにJETを製作し取り付け、エンジン始動。


a0248662_8441561.jpg
a0248662_8442866.jpg
a0248662_84552.jpg
a0248662_8455844.jpg


残念ながらオイルの行きっぷりはそんなに変わらずロッカーアームエンド部から漏れてきます・・・。
今回使っているロッカーアームは40年代のもので、Wさん所有の30年代のロッカーアームにはアーム横に2mm程度のオイルラインが開いています。
オイル量をコントロールするのなかなか難しいと判断し、圧送されたオイルがカップ側に逃げるように、30年代のロッカーアームを付け実験。






1964XLCH900

a0248662_8461810.jpg
a0248662_8463122.jpg
a0248662_8473382.jpg


S君のアイアンスポーツ
T/Mのシフターフォーク選択、メインシャフと、カウンターシャフトそれぞれのスラスト調整が終わり仮組みして、ギアチェンジチェック。
問題なくO.K。


a0248662_8475955.jpg
a0248662_8481546.jpg
a0248662_8483846.jpg
a0248662_849546.jpg
a0248662_8485067.jpg

a0248662_8494619.jpg


フロント・リアともにブレーキライニングを張替え、あたりっぷりチェック&擦り合わせ調整。
このブレーキの作業、地味な割りに体力も使い大変です。




a0248662_8502885.jpg
a0248662_8505668.jpg
a0248662_8511684.jpg
a0248662_8513715.jpg


月曜日は祝日ということで、引越し作業を手伝ってもらった卒業生たちがなんやかんやと。
Mくんのサンビームさんはバルブスプリングをコイルスプリング化した後、問題なさそう。
SさんのトラヴィスものBSA B50は非常に綺麗でな。






レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2017-03-22 09:13 | その他 | Comments(0)
2017年 03月 20日

日曜日の授業風景



1948WL750

a0248662_8522825.jpg
a0248662_85243100.jpg
a0248662_8525668.jpg
a0248662_853853.jpg
a0248662_8532169.jpg
a0248662_8533517.jpg
a0248662_8534827.jpg


MさんのWLはクランクのスラスト調整が終わり、オイルポンプのチェック作業。
リターン側、フィード側それぞれ各部チェックし仮組み、単体で取り付け回りっぷりチェック。
オイルを回りオイル回りっぷりチェック。








1967 TRIUMPH TR6

a0248662_8541319.jpg
a0248662_8542542.jpg
a0248662_8543826.jpg


トライアンフT100の在校生Hさんは、最近トリニティー卒業生から購入したユニットTR6の軽整備。
お決まりのボロボロになったフォークブーツ交換し、少々張り付き現象のあったキャブを点検、清掃、手直し。




1980FLH1340

a0248662_855775.jpg
a0248662_8552237.jpg


前回プライマリー周りの部分修理をしたTさんのFLHは、前回のときにスターター周りの配線がやられていることに気がつき、今回部分的に引きなおし。
隙間の少ないFLHの部分配線引きなおしはなかなか面倒であります。








レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2017-03-20 09:06 | その他 | Comments(0)
2017年 03月 19日

土曜日の授業風景

1971 BSA A65

a0248662_8445629.jpg
a0248662_8451439.jpg
a0248662_8453712.jpg
a0248662_8463443.jpg


TさんのBSA
以前(引越し前)に始動したものの、始動性が悪く、アイドリングも落ちつかなかった。
マニホールド部からの2次エアを吸っていたようで、修正し始動。
始動性も問題なく、アイドリングもO.K。
プライマリー周りからチェーンが擦っている音がするのでチェックし、そろそろ車検かしら。









1970XLH900


a0248662_8482050.jpg
a0248662_84966.jpg
a0248662_850338.jpg
a0248662_8504961.jpg


Tさんのアイアンスポーツ
点火システムはうちではあまり使わないフルトラのものを使います。
点火時期をある程度合わせ取り付け。キャブ周りも取り付け、ケーブルを引き、配線周りの作業。
デスビ取り付けのNO.12-24の六角頭のボルトはあまり流通がないので製作します。






1968 BSA A65

a0248662_8525853.jpg
a0248662_8531640.jpg
a0248662_8534289.jpg
a0248662_8535471.jpg

a0248662_8544460.jpg
a0248662_8545785.jpg
a0248662_8551060.jpg

a0248662_8552280.jpg


NさんのBSA
バルブスプリング取り付け長をしっかり計り、シム調整。
取り付け長が出たところで、バルブスプリング圧計測しバルブスプリング取り付け。
ヘッド周りの作業が終わり、残っていたケース側の加工ごと。





1976XLCH1000

a0248662_8554257.jpg


Z君のアイアンスポーツ
たまにガス欠症状が出ていいましたが、ガスフィルター不良のためでありました。
というわけで、フィルターをとり試乗。
Z君「チョーキモチー」と問題なさそうです。
もう少し走ったら2回目のオイル交換、増し締めをして卒業となりそうです。








レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2017-03-19 09:17 | その他 | Comments(0)
2017年 03月 18日

1964XLCH900 シリンダーヘッド周り組み付け作業


今日はS君のアイアンスポーツ、ヘッド周りのお話。

a0248662_23563285.jpg

ヘッド周りは以前にオーバーホールしていたようで、鋳鉄ガイド、バルブともにKIBBLEWHITH製のものが入っています。
バルブステムとガイドのクリアランスはインテーク、エキゾーストともに0.05mmと状態が良いのでそのまま使います。


a0248662_23571081.jpg

a0248662_2357211.jpg

バルブシートとバルブのあたりもチェック。
あたり幅も1.5mm程度、位置も良いので今回はカット無し。

a0248662_2359999.jpg

a0248662_23585336.jpg

a0248662_23592763.jpg

a0248662_23595478.jpg

少々虫食いがありましたので、擦り合わせし虫食いを無くし、灯油漏れチェックし問題なし。


a0248662_005457.jpg
a0248662_01468.jpg

ガイド仕上げのホーニングし、ヘッド面ロッカーカバー面面研。


a0248662_013054.jpg

a0248662_014242.jpg

バルブスプリング取り付け長チェック。
インナースプリングを付けバルブ仮組みし、取り付け長チェック。


a0248662_015357.jpg

シム調整をして、インテーク同士、エキゾースト同士のスプリング取り付け長を合わす。



a0248662_021021.jpg
a0248662_02213.jpg

a0248662_023356.jpg

取り付け長までスプリングを圧縮させ、それぞれスプリング圧計測。
1本だけスプリング圧が弱かったので1本だけ在庫スプリングに交換。
また、1本だけインナースプリングとアウタースプリングの巻き方向が一緒だったので交換。
普通、アウタースプリングとインナースプリングの巻き方向は違います。


a0248662_025395.jpg

というわけでシリンダーヘッドの作業は終わり。





a0248662_03278.jpg

ここからはロッカーアームのお話。
ロッカーアームブッシュはシャフトに対し0.08mm~0.1mmとクリアランス多めなのでブッシュ交換。
JIMS製のブッシュはシャフトに対し0.1mm程度小さめに作られていますので、そのままロッカーアームにブッシュを圧入するとリーマー加工が大変なのであらかじめ、内径拡大しておきます。

a0248662_033823.jpg
a0248662_035336.jpg
a0248662_04640.jpg

専用生爪に銜え、シャフトにギリギリ入るぐらいまでブッシュ内径拡大。



a0248662_042376.jpg
a0248662_043696.jpg
a0248662_044795.jpg

ロッカーアームにブッシュ圧入。
圧入後、嵌め代分縮んだブッシュに専用のリーマーでラインリーミング。
粘り硬いブッシュなので、リーマーを通してもシャフトを通すと渋い場合が多いです。
専用ラップロッドを使い少々ラッピング。
バルブコンパウンドを使うので、ラッピングした際は、ロッカーアームにコンパウンドが残らないように徹底洗浄。

a0248662_05076.jpg
a0248662_053137.jpg

仕上げのホーニングしロッカー組みつけ。
というわけでヘッド周りの作業ほぼ終わりです。





レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2017-03-18 00:43 | 1964XLCH900 | Comments(0)
2017年 03月 15日

ナックルロッカーアーム

今日はオープンロッカー計画のWさんのナックルヘッド、ロッカー周りのお話。
ナックルのロッカーアームはシャフトにより距離が決まり、ロッカーアームシャフトのタイミング側はロッカーボックスで受け、ドライブ側はヘッド側で受け、ロッカーボックスとヘッドはネジで留められます。そのためまずロッカーアームシャフトの位置決め作業が必要です。


a0248662_83327100.jpg
a0248662_8334134.jpg
a0248662_8335279.jpg

シャフトの距離で位置がヘッドとロッカーボックスの距離が決まるるため、物によりロッカーボックスとヘッドをマウントすると、ドライブ側ヘッドとロッカーアームシャフトに隙間が開きます。
無理にねじ込めば留めることはできますが、ヘッドの損傷につながります。
この車両は、F側は良かったもののR側に隙間があります。


a0248662_8341739.jpg
a0248662_8343464.jpg
a0248662_8345027.jpg
a0248662_835212.jpg
a0248662_8351854.jpg

で、距離が合わない状態で無理に閉めこむとロッカーボックス側のネジもやられます。
という訳でヘリサート加工。




a0248662_8361117.jpg
a0248662_8362269.jpg

a0248662_8355643.jpg

ロッカーアームシャフトの隙間を計測すると0.6mm
元々付いている段付きのスラストワッシャーの内側に0.6mmのシムをいれシャフト組み付け。
これで余計な隙間無く、ヘッド側、ロッカーボックス側にも負担をかけません。


a0248662_8364551.jpg

ロッカーアームシャフトの位置決めが終わったところでロッカーアームを組みつけスラスト調整。
こちらもシム調整し、スラスト量0.2mm~0.3mmに。


a0248662_8431856.jpg

オープンロッカー用の目玉カップ(フロッグアイズというらしい)を留めるための加工となります。

a0248662_840791.jpg
a0248662_8432932.jpg

ロッカーアームシャフトを加工し、目玉取り付け用のネジスリーブを入れます。

a0248662_8435195.jpg
a0248662_844770.jpg
a0248662_8441846.jpg

ドリルを少しずつ大きくしシャフトにスリーブ圧入部を拡大。


a0248662_8443328.jpg
a0248662_84444100.jpg
a0248662_8445882.jpg
a0248662_8451554.jpg

ネジスリーブの外径を調整しスリーブをシャフトに圧入。


a0248662_846264.jpg

という訳で、フロッグアイズ完成。
すっとぼけた顔をしています。






レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2017-03-15 09:07 | 1939EL1000 | Comments(0)
2017年 03月 14日

日曜・月曜日の授業風景


1951TRIUMPH T100

a0248662_10173963.jpg
a0248662_10175790.jpg
a0248662_1018922.jpg
a0248662_10182458.jpg
a0248662_10183852.jpg
a0248662_10185362.jpg
a0248662_1019616.jpg
a0248662_10192371.jpg


Hさんのトライアンフ T100は車体周りの分解作業。
初めてやる車両なので、写真を撮りまくりながらパーツの位置を確認しつつ分解。
フロントフォークダンパーマウントボルトなどなめてスパナがかからなく、マイナス切り抜き取ったり、マウントボルトたちは錆びていたりと大分ねじ交換は必要ですね。
とにかく一旦清掃し各部チェックです。







1980FLH1340

a0248662_1020816.jpg
a0248662_1020344.jpg
a0248662_10204659.jpg
a0248662_1021058.jpg
a0248662_10211731.jpg

a0248662_1021361.jpg


Tさんのショベルヘッド
前回やったクラッチハウジングの交換後プライマリー周りは問題ないようです。
今回はT/Mフィラーボルトのカバー側ねじ山が終了したようなので、キックカバー交換です。
スタータークランクシャフトのスラストが大分あったのでシム調整ですがシムをキックカバー内側、外側と組み位置によってスタータークランクギアの位置が変わり、クランクギアのカムプレートのかかりっぷり変わりますので、シム位置を変え何回か仮組みをして組み付け。
無事交換終了。





a0248662_1022951.jpg
a0248662_10222278.jpg
a0248662_10225039.jpg


日曜は馴染みの顔ぶれがなんやかんやと。









1939EL1000

a0248662_1025529.jpg
a0248662_10261089.jpg
a0248662_10262621.jpg
a0248662_1026408.jpg
a0248662_10271774.jpg






オープンロッカー計画中だったWさんのナックルヘッド
ヘッド組みつけエンジン始動。相変わらずメカノイズの少ないエンジンです。
オープンロッカーため、ヘッドに圧送されるオイルの量をコントロールしないとヘッド周りがオイル塗れになります。このあたりをまだまだ考察しなければ。
という訳で、このあたりの詳しいお話はまた次回。









1964XLCH900

a0248662_10344351.jpg


a0248662_1035322.jpg

a0248662_10351580.jpg
a0248662_10353066.jpg

a0248662_10355346.jpg

a0248662_1036133.jpg
a0248662_10362767.jpg
a0248662_10365864.jpg
a0248662_10371252.jpg


S君のアイアンスポーツ
ピニオンブッシュ製作しダウエルピン穴加工。
ピニオンシャフトベアリングレースラッピング用の冶具を製作しレースラッピング。
ラッピング後、冶具とラッピングロッドを使いピニオンブッシュラッピング。
少々細くなったピニオンシャフトのブッシュとの摺動部に合わせピニオンブッシュを製作していますので、専用リーマーが使えません。
タイミング側ケース、カムカバー、ピニオンシャフトを組みクルクルチェックし問題なし。
問題は新品ピニオンギア。こいつに引っかかりがあります・・・。
という訳でギア合わせは次回。








レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2017-03-14 11:05 | その他 | Comments(0)