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2016年 05月 14日

1978XLH1000 ネックベアリング

今日は修理でお預かりしているアイアンスポーツ・ステアリングヘッドのお話。
エンジン・ミッションオーバーホールでお預かりの車両ですが、ネック周りの動きが重いのでオーナー様と相談し分解・チェック。
ネックカップとフレームにガタががあることが多いアイアンスポーツ。この車両もロワー側ネックカップとフレームの間に少々隙間が・・・。
覚悟を決めて分解。

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ベアリング自体は終了。
ネックカップもアッパー側、ロワー側ともに軽く抜けて抜けてしまいました・・・。
清掃し計測。
出口付近はやはり楕円。中側はそこまで楕円は酷くない。
いつもここの加工状態を見て思うのですが、メーカー出荷時にどこまでの精度で作られちいるのか疑問です。
ともあれ今回は、フレームネック部分のボーリング加工は無しでオーバーサイズベアリングカップを製作し組み付けます。



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以前にも作ったことがあるベアリングカップ。
フレームに圧入部分はフレーム側にあわせハメ代をとり製作。とんぼし専用生爪に銜えベアリングレース側をつくり完成。アッパーとロワーともに製作しました。


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カップにベアリングレースを圧入し、垂直入れ工具を使いフレームに圧入。
フレームに圧入っぷりもよい感じで気が重かった作業も終わりです。







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また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
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奈良 純

by sgf1906 | 2016-05-14 21:41 | 1978XLH1000 | Comments(0)
2016年 05月 12日

1965TRUMPH TR6 ギアボックス


今日はEさんのトライアンフ、ギアボックッス周りのお話。

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まずはガタがあったメインシャフトハイギアブッシュ、レイシャフトローギアブッシュ製作。
トラのハイギアブッシュは一本ものでありますが、実際にシャフトと摺動する部分は手前と奥部分で真ん中はシャフトにあたりません。このブッシュを作るのがなかなか面倒。またオイルの螺旋溝もクラッチ側にオイルが行かないように止まりになっています。


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ハイギアブッシュ圧入。シャフトに入れると少々渋いので軽くラッピング&ホーニングし仕上げ。

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同じくレイシャフトブッシュも圧入しホーニング仕上げ。

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レイシャフトハイギアはギア欠けしていたため交換なのですが、レイシャフトハイギアはシャフトとASSYでシャフトごと交換。
で来たシャフトは別体でも使えるもので、車体側軸受け部分がユニットのものよりも長いです。
ユニットで使う場合、クローズタイプのニードルベアリングにどっ付いてしまうので同じサイズにきります。



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ケース側、ギアボックッスインナーカバー側ともにメインシャフト、レイシャフトのベアリング取り付け。
レイシャフト側ニードルベアリングはスラストワッシャーの案内分出しておきます。


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でもともと付いていたスラストワッシャー(厚み2.25mm)を取り付けスラストチェック。
ガスケットをつけていない状態で0.15mmのスラスト量。



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メインシャフトも仮組み。
メインシャフトはキックスターターラチェットギアを取り付けることで位置決めされるので、ギアを組みチェック。
問題なし。



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ギアの構造、組み付け方を理解し仮組み。

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ギアセレクターカムプレート位置を2.5速にしておき、カムプレートオペレーティングクアドラントのギアを中心位置で組み付ける。つまりカムプレートオペレーティングクアドラントが上下にストロークしたときにちゃんとギアセレクターカムが1速位置から4速位置に動く位置にします。

というわけでギア周りの調整終わりです。







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by sgf1906 | 2016-05-12 12:48 | 1965TRUMPH TR6 | Comments(0)
2016年 05月 11日

月曜・火曜日の授業風景


KNUCKLE HEAD

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Wさんのナックルヘッド
バルブガイド圧入後、リーマー加工、シートカット擦り合わせ開始。






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Oさんのパンヘッド
進角スロットルケーブル製作し取り付け、サーキットブレーカーの動きが悪かったので手直し。
配線周りを取り付け、ハッドライト周り取り付け。






1982TRUMPH T140ES

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Nさんのトライアンフはオイルを回し、エンジン始動。
問題なく始動しアイドリングする。白煙など無く問題なし。
少々排気漏れをしているので手直し。また重かったスロットルケーブルを作り直し。





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Eさんのトライアンフはギアボックッスの加工ごと、ベアリング交換、ブッシュ交換が終わりスラスト調整し仮組み。仕組みを理解しつつ、シフトチェックし問題なし。
もともと16”がホイールがついていたため、新たな中古18”ホールを分解・チェックし使います。








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by sgf1906 | 2016-05-11 09:20 | その他 | Comments(0)
2016年 05月 08日

1965TRUMPH TR6 タイミングギア周り

今日はEさんのトライアンフ・タイミングギア周りのお話。

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ガタがあったカムブッシュはクランクケース、カムシャフトにあわせ単品製作。
インターメディエイトホイールスピンドルは段つきに減っていましたので、交換。
ケース側ホールにあわせオーバーサイズのスピンドルを加工し使います。


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まずはカムブッシュ製作。
アルミ青銅で製作。それぞれ圧入しやすいように段付の"案内”部分を作っておきます。


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ケース側のオイル穴位置にあわせ、オイル穴を開け位置あわせし圧入。
タイミングサイドは圧入工具を使い圧入。
ドライブサイドはあまり好きじゃない叩き入れで、このとき真っ直ぐ入っていくように、先ほどの“案内”部分があると入れやすい。


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圧入後、専用リーマーを使い、ラインリーミング。
さすがアルミ青銅さん、リーマーを通しただけでは、カムシャフトの動きが渋い。
以前に作ったラッピングロッドを使いラッピングし、カムシャフトがスルスル回るように。


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カムシャフトのスラスト計測。
EX側は0.1mmでよいのだが、IN側は0.02mm程度で少なすぎ。
カムシャフトの鍔部分を切削し0.1mm程度に。


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インターメディエイトホイールスピンドルはオーバーサイズのものを、以前作った専用生爪に銜え、芯だしし切削。ケース側に十分な嵌め代にして圧入。
カムギア周りを組み付け、ギアの回りっぷりチェック。渋くなるところなど無く問題なし。
というわけでタイミングギア周りの作業終わりです。





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by sgf1906 | 2016-05-08 22:26 | 1965TRUMPH TR6 | Comments(0)
2016年 05月 07日

1960 VELOCETTE VIPER 仕上げ&その他もろもろ




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Kさんのベロセット。
試乗を何回かして、問題なかったのでプライマリー周り、改めてプライマリーチェーン、ドライブチェーン調整し本組み。
プライマリーガスケットに液体ガスケットをつけますが、シリコン系の固まるものをつけると、カバーが取れなくなりますので、固まらないものをつける。
ジェッティングしつつ試乗。問題なくO.Kです。






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Tさんのアイアンスポーツのバルブガイド加工。
専用生爪を使い旋盤に加え、リーミング。
IN.EXともにステム径+クリアランス分のリーマーで内径拡大。
IN側は頭部分をテーパー加工。



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こちらもTさんのアイアンスポーツのT/Mメインシャフトベアリングレース。
虫食いがあったレースは交換。でケース側のレースホールは少々広がっていましたのでオーバーサイズのレースを使います。
冶具に銜え芯だしし、切削&研磨。ケース側レースホール+嵌め代分のサイズに。







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Eさんのトライアンフのバルブガイド。
こちらも同じく専用生爪に銜え旋盤でリーミング。
こちらはアルミ青銅のガイドのため、粘り硬く、0.01mm刻みでリーマーで切っていきます。
いきなり大きなサイズで切って行くと噛んでしまいます。
IN・EXそれぞれ+クリアランス分のリーミングし外径を研磨。
今回はヘッド側ガイドホールに合わせIN側は.002”オーバーサイズのガイド、EX側は.004”オーバーサイズのガイドを+嵌め代分のサイズまで研磨。




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此方もEさんのトライアンフ、レイシャフト1stギアブッシュ製作。
おいる溝を切り、アルミ青銅で作成。







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by sgf1906 | 2016-05-07 09:10 | 1960 VELOCETTE VIPER | Comments(0)
2016年 05月 05日

水曜日の授業風景



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Yさんのパンヘッド。
前回クランク、タイミングギア周り仮組みチェックが終わり、クランク本組み。
ケースを組み付け、オイルポンプチェック。
オイルポンプはボーディー、ギア周りともに状況よし。
ギアとボディー面のチェックをし組み付け。何時もながらイライラさんのポンプシャフトのサークリップを何回か飛ばしながら組み付け、オイルの流れチェック。
ヘッド側に行くオイルライン、タペット側に行くオイルライン、ビッグエンド側に行くオイルライン、戻り側のオイルラインすべてO.K。
次回タペット周り組み付け、フレームに乗せれます。










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HさんのWLC。
先日カムスラスト調整が終わり、まずはケース周りのネジ修正。ケーススタッドボルト部分の座面修正しクランクシャフトベアリングレースのラッピング。
軽くラッピングし左右のラインがでていることを確認。
ドライブ側はSTDローラー(6.35mm)を入れクリアランス0.03mm。タイミング側は.0004”o.s(6.36mm)を入れクリアランス0.03mmに。
でドライブ側ローラー、ピニオンシャフト、カムカバーを組み、ピニオンシャフトベアリングとピニオンシャフトブッシュのチャック。リーミングするまでも無く良好。
カムギア周りを組み付け回りっぷりチェック。問題なく回り、カムギア周りの作業終わり。
北海道からお越しのHさん、ゴールデンウィークを使い4日間滞在授業は今日まで。
東京に住んでいる甥っ子を連れてきて作業をさせるという横暴も振るう(笑)日もありつつ楽しい4日間でした。
お疲れ様でした。








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Eさんのトライアンフ。
先日カムブッシュを圧入し、まずはラインリーミング。アルミ青銅で作ったブッシュはやはりきつい。
リーミング後組み付け、回りっぷりチェック。まだ少々渋いので、製作した専用ラッピングロッドを使い、ラッピング。スルスルに回るようになり、ギアを取り付けスラストチェック。
EX側はスラスト量0.1mmでO.K。IN側は0.02mmと少なく次回調整します。








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by sgf1906 | 2016-05-05 00:07 | その他 | Comments(0)
2016年 05月 04日

月曜・火曜日の授業風景(ゴールデンウィーク編)

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久しぶりに登場のWLのMさん。2日間連続の作業です。
WPC処理をしたカムギアシャフトを仮組みしてスラストシム調整。それぞれ0.1mm程度に。
ドライブ側、タイミング側ともにレース交換したクランクシャフトベアリングをラッピングしラインを通す。
STDサイズローラーと組み合わせでクリアランス0.03mmに。
クランクシャフトベアリングの調整が終わり、製作したピニオンシャフトブッシュ圧入。
ピニオンシャフト、ローラーを仮組みし回りっぷりチェック。ラインリーミングすることなく、O.K
ピニオンギア、カムギア周り組み付け回りっぷりチェック。こちらもO.Kでタイミングギア周りほぼ終わり。
コンロッドラッピング、ローラーあわせ、スラスト調整が終わっているクランク組み付け。
次回クランク芯だしです。






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北海道からお越しのHさん。ゴールデンウィークを利用して今回は4日間滞在です。
先日ケース側のカムブッシュの圧入が終わり、製作したカムカバー側カムブッシュのダウエルピン加工、オイル穴開け、ギアの逃げ加工をし、カバーマウント冶具を使い圧入。
圧入後専用ラップロッドを使いラインを通しラッピング。
それぞれのカム1本づつは回るものの、4つのカムを組み付けると渋くなるところがあります。
4つのカムを組み付け、カムギア4回し工具を使い、ラッピングし引っかかるところ無く、回るように。
カムブッシュの調整が終わり、カムスラストのシム調整。それぞれ0.1mm程度のスラスト量に。







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Oさんのパンヘッドはフロントホイールを組み付け、フロントフォークオイル交換。
このタイプのフォークのオイル注入口は非常にオイルが入れづらくずいぶん時間がかかる。次回は注入冶具を作ろう。
ガソリンタンクの錆取りをしつつ、進角側のケーブル製作。






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Eさんのトライアンフは腰上周りのタップ、ダイズ作業。
ロッカーボックスマウント部の雌ネジはヘリサートが必要です。
ともあれエンジン周りのタップダイス作業は終わり、駄目だったネジはここだけで一安心。
で製作したカムブッシュに位置を合わせオイル穴を開け、ブッシュ圧入。
明日はラインリーミング作業です。







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2016年 05月 02日

日曜日の授業風景

1970XLH900

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Tさんのアイアンスポーツはガタがあったためネック周りのチェック。
3又は72年以降のもの、フロントフォークはSHOWA製の物がついています。
ネックカップ、レースともに問題なし。アイアンにありがちなフレームとネックカップのガタも無く一安心。
問題はアッパー側のネックベアリングレースがロワー側のものが入っていた事。
調整用のステアリングスリーブは座面部がテーパーになっていて、アッパー側ベアリングレースの受けのテーパーと合い、フォークステムに対し中心になるようになっています。
幸いベアリングレースの在庫があったので交換。
付いていなかったスリーブエンドナットのスペーサー取り付け、ネックガタ無し。
ついでにホイールベアリングもチェック、シール交換。









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HさんのWLはカムブッシュ交換。
製作したカムブッシュをクランクケース側、カムカバー側それぞれ、#1カム~#4カムのダウエルピン位置ををあわせピン溝製作。またオイル穴、カムギアの逃げをつくり、カムブッシュ圧入。
今回はカムカバー側の#2カムブッシュ以外の8つのブッシュ交換で大変であります。






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