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2015年 12月 29日

今年最後の授業

皆様のおかげで今年一年無事終わることが出来そうです。
スクール業務は年内は今日まで。新年は1月4日(月)から営業します。
来年も宜しくお願いします。



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1970TRUMPH T120

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久しぶりに登場のKさんのトライアンフ。
前回始動時の白煙問題でオイルポンプ周りを疑い分解チェック。
ガスコックからの漏れ修正。






1982TRUMPH T140ES

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クランク、タイミングギア周りの仮組み作業が終わり、ギアボックス周りの仮組み作業。
ハイギア、メインシャフト、レイシャフトのベアリング交換し、スラスト調整。





1964XLCH900

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部分修理で入学のSさんのアイアンスポーツはフォーク周り組み立て。
ブッシュがガタガタだったアウターチューブを68年以降の中古良品に交換し、アウターチューブに合わせダンパーチューブも新品に。
インナーチューブにダンパーが入りずらいため、ホーニングしダンパーを組み付け。
ブッシュの状態は良くそのまま組み付けて無事帰っていきまいた。














レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




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奈良 純

by sgf1906 | 2015-12-29 00:12 | その他 | Comments(0)
2015年 12月 28日

日曜日の授業風景

1971 BSA A65

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今日はBSA DAY
というわけで、TさんのBSAはカムギア、アイドラギア、クランクピニオンギアを仮組みして、ギア回りっぷりチェック。その後ギアボックス、レイシャフトスラスト量チェック・調整。ミッション仮組み。





1968BSA A65

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コチラはNさんのBSA
エンジン分解、清掃後計測作業へ。
まずはヘッド周り計測。バルブの状態は良いものに、ステムとガイドのガタは0.1mm以上、多いところでは0.014mmと広がっていたので、ガイド交換。
ガイド抜き取り、ヘッド側ガイドホール計測。ガイドホールは変形無く状態良し。







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by sgf1906 | 2015-12-28 00:10 | その他 | Comments(0)
2015年 12月 27日

土曜日の授業風景

1955FL1200

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Yさんのパンヘッド。
カムギア、ブリーザーギアのスラスト量チェック・調整後、タイミングギア周り、ピニオンギア、ベアリングを取り付け。回りっぷりチェック。非常に状態良し。





1963FL1200

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Sさんのパンヘッド。
前回の試乗で、マニホールドからの2次エア吸いの疑いありで、やり直し。
次回改めて試乗、キャブセッティング。






1933 SUMBEAM MODEL8

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M君のサンビーム
ガイド圧入後、バルブ擦り合わせ。前回シートカットをしているので擦り合わせだけで問題なし。
新たに製作したスプリングを取り付けヘッド完成。





1974NORTON COMMANDO

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Aさんのノートンコマンド
マニホールドを変えツインキャブからシングルキャブに変更し、試乗。
まだプラグは燻ぶり気味でもうちょっとセッティングは必要です。
リア側のラバーマウント(アイソラティック)のガタを気にし始める。





1976FX1200

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ケイヒンバタフライキャブに交換したHさんのショベル。
忙しく此方に来れないH氏に代わり、F君がセッティング中。







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by sgf1906 | 2015-12-27 01:13 | その他 | Comments(0)
2015年 12月 25日

1960 VELOCETTE VIPER ギアボックス・メインシャフト1stギアブッシュ

スリーブギアブッシュに引き続き、メインシャフトローギアブッシュ製作です。


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ベロのローギアブッシュは唾つきのもの挟む形で2連で入っています。
片側をタップを使い抜き、もう片側を抜きます。

シャフト系、ギア内径に合わせブッシュ製作。

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片側の唾の厚みがローギアのスラスト量、もう片側の唾の厚みがドッグギアの位置に関係してくるので元々ついていたブッシュを参考に厚みを考え製作。
また唾下の長さも長すぎると両ブッシュが入りきらなくなっています。


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オイル溝も切り完成。

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圧入後ホーニングし微調整。
シャフトに対し0.02mm~0.03mmのクリアランスに。

この後ミッション組み立て。
今日はクリスマスということで、この後ケーキを食べなければ・・・ということで、この話はまた次回。




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by sgf1906 | 2015-12-25 23:41 | 1960 VELOCETTE VIPER | Comments(0)
2015年 12月 23日

1960 VELOCETTE VIPER スリーブギアブッシュ製作

修理依頼のベロセットのギアボックスオーバーホール作業。
まずはスリーブギアのブッシュ製作。

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スリーブギア内径、メインシャフト外径を計測し、適正な嵌め代、クリアランスになるように作ります。
メインシャフトは変な磨耗なく状態良し。

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全長74mmあるブッシュは穴開け、中グリ、切削と時間がかかりますな。


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ハイスでおいる溝の刃を作り溝切り。

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ギア側にオイル穴が開いていますので、位置を合わせ穴あけ。オイル溝と合うようにする。


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圧入しホーニングで完成。オイルをつけヌターッとガタなし。




38VELOCETTE KSS MKⅡ

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こちらも修理依頼ののベロセット。
クラッチにオイルがつき滑り気味になったので、オイルがついたまま改めてクラッチ調整し試乗。滑り無くO.K。
プラグの焼け色も良く、これでオーナー様に引渡し出来ます。







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by sgf1906 | 2015-12-23 01:33 | 1960 VELOCETTE VIPER | Comments(0)
2015年 12月 22日

月曜日の授業風景


KNUCKLE HEAD

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Wさんのオープンロッカー計画中のナックルヘッド
オープンロッカーには不必要なリア・エキゾースト側のロッカーアームシール部分のカラーを抜き取りヘッド本組み。この辺の詳しいお話はまた次回。


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そしてうちに持ち込み3基目のヘッド。
インテークマニホールドポート部の溶接が終わり、整形とねじ修正。






1947FL1200

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Iさんのナックルヘッドはフォーク周りの作業。
フォーク清掃後、ロッカーアームブッシュ交換。ロッカーアームブッシュホールは4個中3個は状態よく、STDサイズのブッシュ圧入。1つは穴径が広がっていたので、ブッシュ単品製作します。





1982TRUMPH T140ES

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Nさんのトライアンフはクランクシャフトベアリングを仮組みして、スラスト量計測。
少々多かったのでシム製作して調整します。
その後タイミング側ピニオンギアをつけ、バッククラッシュチェック。45度ずつまわしどの位置でも渋くならず問題なし。






1964XLCH900

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部分修理で入学のSさんのアイアンスポーツ。
フォーク周りの修理で入ったのですが、部品待ち。オイル漏れしていたロッカーのオイルラインのシール交換ついでに、点火時期調整。

by sgf1906 | 2015-12-22 01:10 | その他 | Comments(0)
2015年 12月 21日

1978BSA A65 分解作業(エンジン)

今日は新入生NさんのBSA A65のエンジン分解作業。

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まずはヘッド分解。
シングルカムでシリンダーの後ろ側から4本のプッシュロッドが延びているBSA。
EX側のロッカーアーム下にヘッドボルトがあるため、ロッカーを抜き取り、ヘッドボルトを抜きヘッドを下ろす。


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シリンダー抜き取り。
入っていたピストンはSTDだが残念ながら、ドライブ側のピストンが抱きつき気味の傷。


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スモールエンド部とビッグエンド部のガタは悪くなさそう。

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バルブ抜き取り。



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タイミング側分解。
ガバナーはガタが使えないでしょう。

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タイミング側分解。

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評判が良くないアルミボディーのオイルポンプはどんなものか。
次回分解してチェックしてみます。

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ピニオンギアナットは逆ねじ。

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でギアボックス側分解。
シフトペダルが溶接されていたクアドラントコンプリート(カムプレートを動かす爪)は交換。


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キックスターターのラチェットギアは磨耗が酷く交換。

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ギアボックス抜き取り。
ギア類は状態よさそう。

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フィルターカバーにスタッドは無理やりぶち込まれていました・・・。

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クランクケース分解。
残念ながらドライブ側クランクシャフトベアリングは手スポ。
この後徹底分解して計測作業です。





38VELOCETTE KSS MKⅡ

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ほぼキャブセッティングが終わったベロセット。
今日はオーナー様が試乗しに来てくれました。作業内容の説明とキックスタートと操作のコツを伝授(笑)
お待たせしましたが今年中に引渡し出来そうです。






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by sgf1906 | 2015-12-21 00:04 | 1968BSA A65 | Comments(0)
2015年 12月 20日

1967XLH900 車体周り

以前部部分修理コースで入学したKさんのアイアンスポーツ。
問題があったフレームの交換作業。各部チェックします。


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ネックカップはフレームとのガタなく良好。
レース部分も問題なく使えます。

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スイングアームのベアリングは交換時期なので交換。

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見落としがちのシャフトとベアリングのガタ。
もともとついていたシャフトは随分磨耗していましたので、在庫していた良品と交換。

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レース側を動かし、ガタをなくすアイアンのスイングアーム。
調整しガタなし。


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フロントーフォークはブッシュに少々ガタが。
一日仕事ではブッシュ交換ができないので、こちらは次回に持ち越し。とりあえずローリングシャシーにしてしまいます。

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67年以前のダンパーチューブロッドが伸びているタイプのフォークはダンパーチューブ、スプリング、インナーチューブをあらかじめ組んでおく。

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アウターチューブを組み付け、取り付け。

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ホイール取り付け。
ここでひとつ問題、ホイールベアリングに大分ガタが来ています。ベアリング自体のガタではなく、ベアリング圧入部のホイール側が広がってしまっています。
これもアルミハブのあるあるです。こうなってしまったら、スリーブ加工するしかないですね。
こちらも一日作業では出来ないので次回に持ち越し。

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とりあえずローリングシャシーにしたところで今日はここまで。






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by sgf1906 | 2015-12-20 09:22 | 1967XLH900 | Comments(0)
2015年 12月 19日

1978XLH1000 腰下分解・計測作業

今日は修理依頼のアイアンスポーツ腰下分解・清掃・計測作業です。

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まずは前回分解したタイミング周りから軽く清掃して計測作業。
カムブッシュはカムに対して0.03mm~0.05mmのクリアランスで状態良し。
#1カムが残念です。

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タペット&ガイド計測。
#1~#3のタペットとガイドのクリアランスは0.04mmで状態良し。ローラーのガタも0.02mm程度。
#4はガイドは良いがタペット一部磨耗あり、ローラーのクリアランスも0.04mm。

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ケースを降ろしまずはオイルポンプ分解・清掃。ポンプの状態良し。

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ケースを割りクランクお目見え。

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スプロケットシャフトベアリングはベアリング側、レース側ともに虫食い多し。
分解前にクランクを回すと少しゴリゴリとしていました。こちらはもちろん交換。

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ピニオンシャフトベアリングとレースも同じく虫食い。こちらも交換。

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ケースは軽く清掃。

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クランク分解前に芯の触れっぷりチェック。
スプロケット側0.1mm・ピニオン側0.07mm振れています。
コンロッドのスラストは0.2mm程度。

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クランク分解。
元々ビッグエンド部のガタが多かったので腰下分解したのですがここまで悪いとは・・・残念。
フロント、リアともにベアリングレース虫食い。クランクピンも駄目です。
クランクピンは交換。ベアリングレースはラッピングして虫食いを消し、オーバーサイズのローラーでいければよいのですが、駄目であればレース交換。ともかくラッピングしてみます。


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一応計測。分解前の予想どおり縦方向で0.08mmのガタ。

クランクの錆や虫食いが多いことから考えると、動かさずに置いておいた期間が長かった車両だと思われます。

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トランスミッションメインシャフトベアリング計測。
クリアランスは0.04mm程度で数値的には良いのですが、こちらもレースに虫食いが・・・。
このレースはラッピングしてオーバーサイズローラーを入れることもできるのですが、アイアンのトランスミッションローラーは23個で少なく、ラッピング後オーバーサイズローラーを入れると隣りあわせで入るローラーは23個入らなくなり、22個入れローラーの間に隙間が開く状態になります。23個入るようにラッピングするとクリアランスは多くなってしまいます。というわけでレースは交換。


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ケースを良く暖め、ピニオンシャフトベアリング、カムベアリング、T/Mメインシャフトベアリングレース抜き取り

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スプロケットシャフトベアリングレースも抜き取り、ケースのねじ部すべて修正。








38VELOCETTE KSS MKⅡ

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午前中は2時間ばかりベロセットの試乗。
キャブのクシャミやアイドリングが不安定になることもなく状態は悪くない。
プラグの焼け色が少々白めですが、ここからニードルポジションを上げたり、メインジェットの番手を上げたりするとくすぶり始める・・・。もうちょっと乗り込んでみて問題なければO.Kでしょう。
この車両はミッション・ギアボックスだけうちでオーバーホールしたもの。
エンジンの状態がわからない、この年代の車両の試乗は非常に緊張します。







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2015年 12月 15日

1982TRUMPH T140ES タイミングギア周り

今日はNさんのトライアンフ、タイミングギア周りのお話。

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エレクトリックスターターモデルのトライアンフはスターターモーターから5個のを介してインターメディエイトギアを回してクランキングします。(この車両はすでにスターターモーターは外されていました。)

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スターターの力を直に受けるためか、インターメディエイトギアスピンドルのブッシュは手スポになっていました。
今回はインターメディエイトギア、タイミングカバーを普通のもの(キックスターターもの)に変更します。


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Rテックさんで芯を拾ってもらいボーリング。スピンドル穴を真円拡大。

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スピンドル、タイミングカバーは新品。スピンドルの出っぷり量とケーススピンドル穴内径計測し、スリーブ製作。


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まずはスピンドルに圧入するスリーブを外径大きめで製作。

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スリーブを圧入し、スピンドル径に合わし生爪製作。
これでスピンドルに対しスリーブが真っ直ぐに切削できます。


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でケースに圧入。圧入っぷりもよい感じ。

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カムギア仮組み。トライアンフは元々ここのギアのバッククラッシュが多めなので油断していたのですが、新品インターメディエイトギア組むと渋いところが・・・・。
EXとの組み合わせではバッククラッシュはほぼ無く渋み無く回る。
INとの組み合わせで一部渋いところが。面白いのがインターメディエイトギアの対角線上の一部分部で渋くなること(画像の白線部分)渋くなったところから、45度まわすとスルスルになり、90度まわすとまた渋くなるといった感じ。なんだか最近は新品ギアにやられることが多いな。

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というわけで、渋いのはギアの問題と判断しギアをラッピング。

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ガタ無くスルスルに。IN・EXともにバッククラッシュも少ない。
クランクシャフト側のタイミングピニオンギアをまだつけていないので、まだ安心は出来ないが今日はここまで。






連絡事項
明日12月15日はどうしても外せない用事が出来てしまったので、お休みさせて頂きます。
宜しくお願いします。







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by sgf1906 | 2015-12-15 00:42 | 1982TRUMPH T140ES | Comments(0)