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2015年 03月 31日

1980XLH1000 ビッグエンドベアリング

今日はIさんアイアンスポーツ・ビッグエンドラッピング。

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分解時計測。

フロント側(ナイフ側)ベアリングレース内径は縦方向に0.01mm楕円。
リア側、ドライブサイドレース内径も縦方向に0.01mm楕円。
リア側、タイミングサイドレース内径も縦方向に0.01mm楕円でドライブサイドに比べ0.01mm大き目。
ピストンピンは段付き、傷、虫食い無く良好。
ローラーは両端が減り樽状にになっていました。


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専用ラッパーを使い内径研磨。
フロント側、リア側ともに真円に。リア側のタイミングサイドとドライブサイドの内径を同サイズにすることに苦労すいる。


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ラッピング後内規計測。
F側は41.28mmに R側はタイミング側、ドライブ側ともに41.29mm。
オーバーサイズのローラーを組みクリアランス調整します。
ちなみにSTDサイズローラーは4.7625mm。オーバーサイズは.0002”(0.005mm)刻みであります。
クランクピン外径は31.72mm .0002”オーバーサイズローラー(実測値4.77mm)で
F側クリアランス 0.02mm R側クリアランス0.03mmに。







レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




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GARAGEⅠ 東京都足立区六月3-6-16
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奈良 純

by sgf1906 | 2015-03-31 00:00 | 1980XLH1000 | Comments(0)
2015年 03月 28日

憂うべき土曜日

今日は土曜日だというのに生徒さん1人、遊びに来た卒業生が4人という憂うべき状況でありました。
という訳で
土日クラスの生徒さん急募します。

ご興味ある方はご連絡ください。また見学は随時受付中です。


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VELOCETTE KSS MKⅡ

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ベロセットのEさんは人が少ない隙を狙って旋盤作業。
スプリングホルダーのアジャスターツール製作。自分の車両に合う工具を自ら作る!
特にベロのクラッチは少々特殊で仕組みを理解し、調整を自分で出来ないとベロを乗っていくことは出来ません。







VELOCETTE MODEL K


同じくベロセットの卒業生は、はまり過ぎてやばい車両を買ってしまいました。
始動動画を送ってくれたのでどうぞ。






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by sgf1906 | 2015-03-28 23:57 | その他 | Comments(0)
2015年 03月 28日

1978FXE1200 トランスミッション あと、もろもろ

今日はショベル・ビッグツインFXEのトランスミッションのお話。
ギア・シャフトなどは状態良し。

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まずはナメてしまっていていたキックカバーのスタッドボルトのねじ山をヘリサート加工。


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カウンターシャフト
1ST、2NDギアのフローティングブッシュも良好。シャフトも段付き無くO.K

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スラスト量が少なかったのでシム調整して0.1mmに。

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メインシャフト
こちらもシャフト、メインドライブギアブッシュも良好。

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77年以降のものはメインドライブギアベアリングはバラのニードルローラーから保持器付きの一体式に。

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メインドライブギアのスラスト量計測。
0.4mmで規定値内でO.K  マニュアル値 0.25mm~0.63mm

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メインシャフト組み付け
ギアボックス内で3速ギア、3速ワッシャー、クリップ、ドッグギアをメインシャフトに通す。
メインシャフトごとキック側のボールベアリングをケースに圧入。

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リテーニングプレートを取り付けメイン側O.K

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カウンターシャフトを組みシフターシャフト取り付け。

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ラチェットトップ組みつけ
シフターシャフトブッシュはガタ無く問題なし。
シフターカムのギアとシフターギアの印を合わせる。

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折れていることが多いパウルキャリアーのスプリング。
やはり折れていたので交換。
アダプタープレートとシフターシャフトの溝を合わせる。(この写真はニュートラル位置)

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シフターパウル・キャリアー取り付け。

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ニュートラルスイッチ、動作確認。

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シフターカバーを仮組みして、ギアの入りっぷりチェック。

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1速

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2速

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3速

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4速
それぞれドッグギアがしっかり入り問題なし。

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へリサートネジのスタッドボルトは新たに製作。





1947FL1200 VALVE GUIDE

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Iサンのナックル用.004”o.sバルブガイド内径リーマー加工。





1938 INDIAN CHIEF SPROCKET SHAFT BEARING RACE TOOL

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Mサンのインディアン
クランク軸受けベアリングレースに虫食いがありラッピングでは取りきれないと判断し、レースを抜くことに。
というわけで工具作り。







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by sgf1906 | 2015-03-28 03:49 | 1978FXE1200 | Comments(0)
2015年 03月 25日

1970TRIUMPH T120 ギアボックスその1

今日はKさんのトライアンフ・ギアボックス周りのお話。

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ドレンボルトを抜いたときに水がドボドボと出てきたギアボックス。
ギア・シャフトは全滅でありました。

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トリニティー講師Kさん、卒業生Hさんのご好意で入手した別体モデルのギア・シャフトアセンブリーを使います。

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まずはベアリングはメイン側、レイシャフト側ともに交換。

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ハイギアブッシュはガタガタだったので交換ですが、用意してあった新品ブッシュが手スポで入ってしまう・・・。
このブッシュを観察すると、実際にシャフトとの摺動部は奥と手前だけで真ん中部分はシャフトとあたっていない。
このブッシュと同じもので精度を出し作るのは困難と判断し、ノートンなどと同じように2連のオーバーサイズブッシュを作ることに。

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元々ついていたブッシュの摺動部の長さを参考にして寸法を決め製作。
圧入部分の長さが短くなるのでハメ代大目。オイル溝切りし、出口側は外にオイルが出ないよう止めておきます。

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圧入後に内径が縮む分も考え製作したので、圧入後リーマー加工なくホーニング処理だけでスルスルチャン。
トライアンフのマニュアルではここのクリアランスは0.08mm~0.1mmとハーレーのものと比べると大きめで気が楽でありました。

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実際にケースに仮組みして、回りっぷりチェック。
引っかかりなど無く問題なし。

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こちらはレイシャフト。
仮組みしてみるとシャフト回らない。

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シャフトも見てみると、二ードルベアリングとの摺動部分がユニットのものよりも別体のもののほうが長い。
ケース側のクローズド二-ドルベアリングの底の部分にドッ付いてしまっていたようです。

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シャフトをユニット用のものと同じ長さに切削。
スラストワッシャーも少々薄くし調整、スラスト量0.1mmに。

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by sgf1906 | 2015-03-25 00:11 | 1970TRUMPH T120 | Comments(0)
2015年 03月 22日

土日の授業風景

1975XLH1000

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卒業生Oさんのアイアンスポーツ
スターターハイジング周りからオイル漏れがあったのでガスケット交換。





1953FL1200

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Nさんのパンヘッド。
ヘッドバルブガイドホールの楕円穴加工が終わり、バルブガイド圧入後リーマー加工し、シートとバルブのすり合わせし、ロッカーアーム組みつけ。





1976XLH1000

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Z君のアイアンスポーツ
リアホイールベアリングを組み付け、スポーク組み、触れ取り。




1947FL1200

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Iさんのナックルヘッド
前後ホイールをとり、気になっていたスターハブのベアリングチェック。
インナースリーブやベアリングは駄目なもののスターハブ自体は状態良しで一安心。
オーバーサイズローラーとインナースリーブの交換ですみます。





1980XLH1000

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Iさんのアイアンスポーツ
製作したクラッチギアのブッシュとベアリング交換後、ミッション仮組みしてドッグギアの入りっぷりチェック、シフターフォークサイズ選出。





NORTON COMMANDO

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トリニティー卒業生M君のコマンド
久しぶりにノートンで登場。車検前のタイヤ、チェーン交換。
久しぶりに乗ったコマンドはやっぱり速いな。







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by sgf1906 | 2015-03-22 22:45 | その他 | Comments(0)
2015年 03月 21日

1978FXE1200 ロッカーアームブッシュ あともろもろ

今日はショベルFXEのロッカーブッシュのお話。

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ロッカーアームブッシュは少々のガタが、計測すると0.06~0.09mm。
ブッシュ交換します。

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使うJIMS製のブッシュはシャフトに対し0.1mm以上内径が小さめに作られています。
そのまま圧入するとリーマー加工が非常に大変なので、専用生爪に銜え予め内径拡大。
シャフトにブッシュがギリギリ通るぐらいにしておきます。

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加工後ロッカーアームにブッシュ圧入。
バルブ側はオイル穴を合わせます。

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ブッシュ圧入後、ハメ代分縮んだ内径をラインリーミング。
旋盤に銜えていますが、手回しでリーマーを通します。

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ラインリーミング後、ロッカーアームとシャフトは通るものの、少々動きが渋いのでラップロッドを使いラッピング。

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ホーニングをして仕上げ。
ガタ無くスルスル動くロッカーアームに。





1980XLH CLUCH GEAR BUSH

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こちらはIさんのアイアンスポーツT/Mクラッチギア
このクラッチギアの軸受けは片側ブッシュ、片側は二-ドルベアリング。
ここのニードルベアリングは爪が噛むところが無く抜くのに非常に苦労します。
今回も二ードルベアリングが抜けず破綻。旋盤でクラッチギアに残った保持器部分を切削して薄くし抜き取る。

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アイアンでは珍しくガタが多かったクラッチギアブッシュを抜く。
クラッチギア内で空回りしていたらしく、クラッチギアが少々磨耗し新品ブッシュとのハメ代が少なく使えない。

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というわけで、オーバーサイズのクラッチギアブッシュ製作です。





陸王 VALVE GUIDE

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こちらはTさんの陸王(VL)のバルブガイド加工です。
まず、バルブガイドを銜えるための専用生爪製作。

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バルブガイド内径をインテーク、エキゾーストそれぞれバルブステムに対しクリアランス0.08mmのサイズのリーマーで拡大。(サイドバルブのバルブガイドとバルブステムのクリアランスは大きめで)


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VLのバルブガイド内径はOHVモデルのものよりも少々小さめ。バルブステムとガイドの長さもあるため、OHVモデル用のガイド圧入工具が使えないため、工具作り。





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by sgf1906 | 2015-03-21 00:38 | 1978FXE1200 | Comments(0)
2015年 03月 18日

1950EL1000 エンジン計測作業

新入生Mさんのパンヘッドエンジン、清掃後各部計測です。

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まずはビッグエンド周り。
クリアランス自体は良いがレースはF側0.02mm、R側は0.01mm楕円になっています。
クランクピンは虫食いがあり交換決定。

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スプロケットシャフトベアリング
レース、シャフトともに楕円無く良好。
.0002”o.sのローラーが入っておりクリアランス0.015mm。

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ピニオンシャフト
こちらが面白い。レースはスプロケット側と違い位置により寸法がバラバラ。
シャフト自体は良いのだが、2つのケージに1本のローラーが入るはずなのですが、それぞれのケージに短いローラーが入っています。
ここのローラーは直径6.35mmがSTDサイズなのですが測ってみると6.3mm。メートリックのローラーを入れていたと思われます。
後家ケースで左右のレースの芯が出ていないのをタイミング側に小さいローラーを入れクリアランスを多くしてクランクが回るようにしていたと思われます。


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シリンダー&ピストンは74”(1200cc)用のものが組まれていました。

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ロッカー周り計測。

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ロッカーアームは少々磨耗があるものの良好。

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ロッカーブロックは規定トルクで締め付けて内径計測。
こちら寸法バラバラで、特にフロントIN側は小さいところではシャフトに対しクリアランス0.02mm、大きいところではクリアランス0.23mm。
仮にロッカーアームを組み規定トルクで締め付けるとロッカーの動きが渋く、ガタがある状態・・・。

規定トルクで締め付けるとロッカーの動きが渋くなるため、ロッカーが動くところでロッカーブロックのナットを締めるのをやめて組んでいたため、ガタが多いところではどんどんガタが出来、このような状態になったのでしょう。このロッカーブロックは要加工です。





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by sgf1906 | 2015-03-18 01:59 | 1950EL1000 | Comments(0)
2015年 03月 17日

1950 陸王VF1200 コンロッド・スモールエンドブッシュ

今日はTさんの陸王スモールエンドブッシュのお話。

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エンジン分解時に既にブッシュが手スポだったスモールエンド部。
こりゃコンロッドの穴は楕円だろうな・・・・と計測したところ、ブッシュ抜けてしまっていたF側はもちろん楕円に。ブッシュがちゃんと残っていたR側はもっと酷く部分的に0.19mm以上差異が・・・・。

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これはうちでは手に負えず内燃機屋さんで真円修正。
もちろん変形が酷かったR側は大きめ。


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元々入っていた鉄ピストンは使わず、アルミピストンに変更。
というわけで、加工したスモールエンド部径と使うピストンピン径に合わせブッシュ製作します。

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鉄ピストンの左右ピストンボスの距離(42.7mm)に対し元々付いていたブッシュの全長は39.4mmでスラスト量3.3mmとっていました。

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新たに使うアルミピストンの左右ピンボスの距離は34.4mmで鉄ピストンのよりも距離が少ないです。
ショベルやパンのコンロッドピストンピンボス距離(スラスト量)は4.5mm程度でこの距離を参考にしてブッシュ全長を選定。


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というわけでブッシュ製作。一応オイル溝もつけました。
ナックル以降の車両に比べ、コンロッドの肉厚が薄く、ブッシュの肉厚が厚いです。

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でブッシュ圧入。

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ブッシュのでっぷりはこんな感じ。ピストンのスラスト量は4.5mm程度。

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いつもの様にリーミング後、ホーニング。

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ガタ無くスムーズさんです。






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2015年 03月 15日

1963FLH1200 ロッカーアーム・ヘッド組みつけ

今日はSさんのパンヘッド・ヘッド周りのお話。

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元々付いていたロッカーアームは段付きが酷く交換することに。(特にバルブ側が減っている)
ロッカーアームブロックも規定トルクで閉め、内径計測。
こちらもバルブ側が減っており、大きいところでは0.07mm差異があります。


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というわけで状態が悪かったロッカーアームはW&Wのものに交換。
ロッカーアームブロックもロッカーアーム径に合わせ、内燃機屋さんでラッピングしてもらいクリアランス0.03mm~0.04mmに。

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規定トルクで締め付け、チェック。ガタ無くトュルトュル。

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W&Wのロッカーアームのバルブとのあたり部分が、純正のものと比べ形状が違ったので、仮組みして当たりっぷりチェック。
問題ないと判断。


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なめてしまったパンカバースクリューのねじ山はヘリサート修正。

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インマニ部分の平行度をチェック、トルク管理をしてヘッド締め付け。
オイルライン・プッシュロッド取り付け・点火時期をあわせ、ここまで来ました。





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by sgf1906 | 2015-03-15 01:02 | 1963FLH1200 | Comments(0)
2015年 03月 15日

1978FXE1200 クランク  あと、もろもろ

今日はショベル・FXEのクランク周り

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まずはコンロッドのガタチェック。
コンロッドのスモールエンド部を計測すると、ビックエンド部のクリアランスをある程度予想することができます。
フロント側は1.0mm以下 R側は0.2mm以下 でクリアランス0.03mm程度と考えられます。
というわけでビッグエンドは問題ないと判断。

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サイドスラストも問題なし。

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左右それぞれ0.03mm程度の振れがあったクランクは芯出し。



ドライブ側、タイミング側ともに0.01mm以下の振れにしました。





陸王スモールエンドブッシュ

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こちらは陸王VFのスモールエンドブッシュ製作。
コンロッドスモールエンド部の変形がひどかったので、真円修正後コンロッドにあわせブッシュ製作。





1953FL バルブガイド

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こちらはパンヘッドのバルブガイド加工
テーパー状に変形していたシリンダーヘッドのバルブガイドホールを真円修正後、ガイドホールに合わせガイド径切削、ガイド内径リーミング。





1962 NORTON 650SS

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急遽登場したHさんはギアボックス周り。
メインドライブギアブッシュにオイル溝加工した後、圧入。メインシャフト、レイシャフトそれぞれ組み立て、仮組み。
地獄のような現場が終わり、バイクいじりに幸せを感じていました。





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by sgf1906 | 2015-03-15 00:04 | 1978FXE1200 | Comments(0)