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2014年 06月 12日

H塚さんのトライアンフ・シリンダーヘッド

トリニティースクールの卒業生であるH塚さん。
もともとのシリンダーヘッドが駄目になったようで、良品シリンダーを手に入れVMSで部分修理です。

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まずはヘッド・ガイド回りの計測作業。バルブ、バルブガイドは交換決定。
ヘッド側のバルブガイドホールはドライブサイドのEXは残念ながら0.02mm楕円。
他は楕円無く良好です。

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という訳で何時ものようにkibble white製のガイド加工です。
旋盤に両センターでセットアップ。ガイドの圧入部分(切削部)の平行度をチェック・調整。

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ヘッドに対し嵌め代0.04mmのサイズで切削。

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テーパーにならずしっかり数値が出ました。

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でこちらも毎度です。予めガイド穴をステムシャフト+クリアランス分リーマー加工。
これをやっておくとガイド圧入後のリーマー通しが楽になります。
以前に作ったBSA用の生爪が使えました。


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ガイド加工終わり。
ドライブサイドのEXガイドは真円拡大後の数値にしてあります。

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で、ヘッド側ガイドホールの真円加工冶具製作。
ドライブサイドのEXガイドホールリーミング。

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ケースを暖めガイド圧入。
良い圧入っぷりです。

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圧入後ヘッドを冷まし、嵌め代分縮んだガイド穴をリーミング。

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シート回りの加工をする前にバルブシートとバルブの当りっぷりを光明丹でチェック。
四箇所とも全周であたっています。
つまりガイド加工、垂直圧入がうまくいったってことですね。

バルブシートは状態が良いので、このあとのシート加工は楽できそうです。





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トリニティースクールから独立し、今年から東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
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奈良 純

by sgf1906 | 2014-06-12 01:33 | その他 | Comments(0)
2014年 06月 11日

1938 INDIAN CHIEF 授業開始

インディアン・チーフでレストアスクール入学のMさん、授業開始です。
バスケット状態で輸入した車両なので欠品パーツも多数ありそうで、一つ一つパーツのチェックしながらの作業になります。
ワタクシ自身初めてのインディアンなので非常に胸が高鳴っております。

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この車両もまた、様々なドラマが起こりそうです。乞うご期待。



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by sgf1906 | 2014-06-11 13:44 | 1938 INDIAN CHIEF | Comments(1)
2014年 06月 10日

授業風景

今日は日曜、月曜日の授業風景



1963FLH1200

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Sさんのパンヘッド。
軽整備コースで入学のSさんですがなんやかんやでヘッドをおろす。
ロッカーアームの動きが渋いながらも段付いています・・・。




1979FLH1340

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ショベルヘッドのF田君は引き続き配線引き直し作業。
真面目にやっている振りをしています。





1939EL1000

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ナックルヘッドのW辺さん。
シフター回りにパーツを単品製作中で一日中旋盤作業。




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1975XLH1000

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アイアンスポーツのO山さん
Rテックさんからボーリングしたシリンダーが上がって来たので、ピストンリング回りの計測後組み付け。




1965XLCH900

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アイアンスポーツのF井さん
ロッカーカバー・ヘッドの面研後サイド組みなおし。
再始動後、エキゾースト・インマニ・ヘッドとシリンダーの合わせ面の2次エアチェックし問題なし。
ロッカーカバーのオイル漏れも止まりました。
残る問題点はあと1つ。



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by sgf1906 | 2014-06-10 01:20 | その他 | Comments(0)
2014年 06月 08日

1971BSA A65 バルブガイド

今日はT本さんのBSAバルブガイドです。
今回使うバルブ・ガイドはkibble white製 このバルブステムは太めに作られているので、初めからガイドにバルブが入りません。このままガイドをヘッドに圧入しリーマー加工(穴拡大加工)するのは非常に大変なので予め加工します。

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ヘッド側のバルブガイドホールは楕円無く問題なし。内径12.70mm

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まずはバルブガイドの外径切削。ヘッド側の内径+嵌め代0.04mmで12.74mmに。

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バルブガイドを旋盤に銜える為にガイドの外径に合わせ生爪を製作。

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旋盤にガイドを銜え、リーマーで内径拡大していきます。
このガイドに使われているAMPCO45という素材は非常に粘り硬く切削しずらいです。
0.02mmづつリーマーを大きくし、3段階に分け拡大。


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これで下準備完了。
次回はヘッドに圧入し、ヘッドワークなります。




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by sgf1906 | 2014-06-08 09:04 | 1971 BSA A65 | Comments(0)
2014年 06月 07日

金曜日なんやかんやと

今日は生徒さんの来ない金曜日。
外は大雨。こんな日にうちに訪れる人は居ないでしょ。今のうちに出来ることをやってしまおう。


ということでまず、修理依頼のショベル・ビッグツイン。
高速巡行中にキャブからパンパンと言い出し、調子が悪いとの事。
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そうです。インテークマニホールドシール不良の2次エア吸いです。
ラバーバンドは思いっきり切れています。

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プラグも真っ白。

Vツインエンジンの弱点であるインテークマニホールドの結合部。
インマニの2次エアによるトラブルが非常に多いです。
ショップで面倒見てもらったものでもゴムの劣化や振動などで2次エアを吸うことがあります。
やはりオーナー自らが構造を理解し直せることが理想的だと僕は思います。

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シールはOリングタイプのものに交換。
雨が止んだら試乗です。



でコチラは旋盤ごと。
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どうも旋盤の芯押し台のセンターがずれているようなので芯だしをします。

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まず長物をセンターで押し切削。左右両端を計測し、チャック側と芯押し台側の差異を出します。
その差分をダイヤルを見つつ、芯押し台の調整ネジで修正しました。

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何故芯押し台のセンター出しをしたかというと・・・
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BSA A65のバルブガイド外径切削をしたかったから。
使うバルブガイドはkibble white製の.004”o.s 外径12.83mm
これをヘッド側バルブガイドホール内径12.70mm+嵌め代0.04mmで12.74mmまで切削します。

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でコチラはF井さんのアイアンスポーツ。
ヘッド面研を終え組みなおし、再始動。
無事圧縮漏れも収まり、「ギャン・キュン」という異音も無くなりました・・・しかしながら・・・

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R側ロッカーカバーとヘッドの合わせ面からオイル漏れ。こりゃ駄目だ。
またもやヘッドを分解しRテッックエンジニアリングさんに泣きつき面研して貰いました。

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by sgf1906 | 2014-06-07 03:38 | その他 | Comments(0)
2014年 06月 04日

1975XLH1000 棟上・フロントブレーキ

今日はO山さんのアイアンスポーツのお話。
「最近O山さんネタ書いてないな・・・」とフト気づき、遅ればせながらのアップです。

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リムの触れ取りが終わりタイヤを装着。
アルミHリムは気を使います。

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ローターは新品に交換。
74年~76年に使われていたFブレーキローターのサポートはフロントホイールのスペーサーも兼ねています。

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ローリングシャシーに。

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組みあがった腰下を「エイヤ」っとのっけます。
車両が重くなってきたのでブレーキを付けなければ。

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という訳でフロントブレーキ。
キャリパーのオイルシール交換。
このキャリパーまでピストンにフリクッションリング(丸線のスプリングワッシャーみたいなもの)が付いています。このリングがピストンを戻す役割をしています。

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マスターシリンダーはAPロッキードを使います。
中古品なので分解・清掃。

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このマスターシリンダーが素晴らしいのは普通、レバーでピストンを直接押すところをアーム的なものが入り、テコの原理でピストンを押すことにより、レバー比・油圧量を調整できることです。
普通油圧量はピストン径により異なるので、使うキャリパーとの相性がありますが、ロッキードはレバーとアームの押す位置が変わることにより油圧量が変わるのです。このマスターシリンダーは万能なのではないでしょうか?別のキャリパーにも使ってみたいです。

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エア抜きをして、ブレーキタッチに感動。


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by sgf1906 | 2014-06-04 03:19 | 1975XLH1000 | Comments(0)
2014年 06月 03日

1971BSA A65 ステアリングヘッド

今日はT本さんのBSAのネック回り。

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ステムシャフトとベアリング圧入部にガタがあったのでステムシャフト交換。
ろうを溶かしステムを抜き取り各部計測。

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ステムシャフトは白田工機さんで単品製作。
アンダーブラケットへの圧入部分にお洒落に「止め」を作ってもらいました。

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アンダーブラケットに圧入し、溶接止め。

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テーパーベアリング圧入。
嵌め代は0.01mm。

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ガタ無しネック出来上がりです。




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by sgf1906 | 2014-06-03 01:45 | 1971 BSA A65 | Comments(0)
2014年 06月 02日

授業風景

今日の授業風景です。

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1965XLCH900

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シリンダー、シリンダーヘッドの面研を終えたF井さんのアイアンスポーツ。
一気に元通りに組み立て。





1975XLH1000

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O山さんのアイアンスポーツ。
駄目だったバッキングプレート・カラーを交換し、プライマリー回り組み付け。





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Z君のアイアンスポーツ。
カムギア回りの計測後、車体回り分解。





1938 VELOCETTE MAC

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ベロのS籐さんはシフターシャフトブッシュ単品製作。
初めて扱うWASINOの旋盤に慣れつつ、100分台の精密加工。





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by sgf1906 | 2014-06-02 00:21 | その他 | Comments(0)
2014年 06月 01日

ハーレークラス第一期生のMさんのWG その2

Mさんのショベルヘッド修理、続きです。

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シールド部分が割れてしまっていたボールベアリング交換。シールド板を傷つけぬように気をつけて。

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ギア・シャフトを問題なし。

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カウンターシャフトのスラストワッシャーは減ってしまっていたので交換。

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コイツが元々の目的。
曲がっていたキックシャフトをJIMS製のものへ交換。
JIMS製のシャフトは純正タイプのものより少々シャフト径が太い。

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キックシャフトブッシュも交換。
シャフトに合わせ、リーミング&ホーニング。

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プライマリー側も組み付け。作業終了。

9年前に組んだミッションですが、消耗も少なく優秀でありました。
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