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2013年 09月 14日

1980FLH1340 バルブシートカット

今日はS沼さんのショベル・ビッグツインのバルブシートカット。
S沼さん持参のNEWAY製バルブシートカッターを使いシートカットします。

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カッター部分、左が60°の刃、右が46°と31°

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シートカッターのステムは.001”刻みで用意されていて、バルブガイド穴にピッタリ合うものを使います。

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まず、46°のカッターでシート面をカット、面が綺麗になる程度カットします。
切ったシート面は46°ですがバルブの傘面は45°なので、この状態だと当り幅は殆ど線です。
少々擦り合わせ、シートと傘面の当り位置と当り幅をチェック。
当り面がバルブの傘の真ん中で1.3mm程度になるように、31°面、60°面をカットします。

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インテーク側はこんな感じ。

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エキゾースト側。

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最後にシート面とバルブ傘面を指で押し当てて、ポート内に灯油を入れ漏れチェック。
ここで漏れるようであれば擦り合わせやり直しです。

今回使ったNEWAY製バルブシートカッターは専用設計だけあって使いやすく、作業も早く終わりました。
いやーこれ欲しいな。




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by sgf1906 | 2013-09-14 01:30 | 1980FLH1340 | Comments(0)
2013年 09月 11日

1980FLH1340 バルブガイド

今日はS沼さんのショベルビッグツインのバルブガイド。
初めからバルブステムが通らないKIBBLE WHITH製AMPCO45のバルブガイド。
ヘッドに圧入後、100分台のハンドリーマーで内径拡大するとなかなか真っ直ぐ切るのは難しく大変なので、何時ものように圧入前に内径拡大をしておきます。

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専用の生爪にバルブガイドを銜え、リーマーで内径拡大。
バルブステム外径+クリアランス分までリーミング。

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今回問題だったのがヘッド側のバルブガイド穴に、大きめの縦傷が入っていた事。(入ってしまったこと?)
ここに傷があるとオイルが傷を通りオイル下がりの原因になります。
という訳で、ヘッド側バルブガイド穴リーミング冶具を製作。
リーマーサイズは.004”o.s(外径15.98mm)のガイドに合わせ、0.04mmの嵌め代分小さい15.94mmのリーマー。

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バルブシート45度面に冶具をあてリーミング。縦傷は大分マシになりました。

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シリンダーヘッドを十分に暖めガイドを圧入。

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圧入後、嵌め代分縮んだガイド内径をリーミング。
インテーク側クリアランス0.02mm エキゾースト側クリアランス0.05mmにしました。





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by sgf1906 | 2013-09-11 01:40 | 1980FLH1340 | Comments(0)
2013年 09月 10日

1939EL1000 リアホイールスプロケット

今日はW辺さんのナックルヘッドのリアホイールスプロケット。
ダストリングが入っていなかったので、リベットを打ち直します。

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まずはリベットのカシメ部分を飛ばし抜き取ります。

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ダストリングを付け新たにリベットを打ち直します。
まずは位置決めの大きい方(3/16”)のリベットを打ちます。(計4本)

ブレーキシェル、ダストリング、スプロケットに隙間が開かないようにバイスプライヤーで締めておきます。

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リベット打ちは二人掛り。
一人がリベット頭部を万力に銜えたリベッターに保持しておき、一人がリベットのカシメ部を叩きます。
大きい方のリベットが打ち終わったら小さいほうのリベット(1/8”)を対角線上に打っていきます。(計16本)

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という訳で出来上がり。美しい出来です。

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by sgf1906 | 2013-09-10 02:00 | 1939EL1000 | Comments(0)
2013年 09月 08日

1975XLH1000 ビッグエンドベアリング

今日はO山さんのアイアンスポーツ、コンロッドビッグエンドベアリング。

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ビッグエンドベアリングレース内径計測
フロント側 縦方向に0.02mm楕円
リア側はタイミング側、ドライブ側共に0.01mm楕円
だった真円拡大する為ラッピング。

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0.005mm程度大きいところもありましたが、フロント側、リア側共に41.28mmに。

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ローラーサイズは.0004”o.s(実測値4.770mm)でクリアランス 0.02mmとなりました。

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スモールエンド部分の振れは分解時の1/2に。

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今日もまたキーを飛ばすF田氏。






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by sgf1906 | 2013-09-08 23:50 | 1975XLH1000 | Comments(0)
2013年 09月 07日

1977XLCR トランスミッション

今日はアイアンスポーツ、XLCRのトランスミッション組み立て。

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まずはカウンターシャフト1stギアのブッシュ交換。

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圧入後、リーマーを通しホーニング。

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出来上がり。

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シフター組み立て。

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曲がり折れてしまっていることが多いシフターパウルスプリングは交換。

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パウルリフターアームの減りっぷりもチェック。
コイツは問題なし。

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パウルキャリアーとトラップドアのマウント部分のダウエルピンのガタもチェック。
ここにガタがあり、パウルキャリアーが動いてしまし、ギア抜け原因になったことがありました。

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もちろんベアリングも交換。

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シフター回り完成。

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カウンターシャフトギア、メインシャフトギアを仮組みし、この後シフター位置、スラストの調整です。





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by sgf1906 | 2013-09-07 07:41 | 1977XLCR1000 | Comments(0)
2013年 09月 05日

1965XLCH900 クランクケース2

先日お伝えしたF井さんのクランクケース。
ネジ修正し仮組みしようと思ったら、あれ・・・・!?
シリンダーベース下側のクランクケースボルトのねじ山にクラックが・・・。チェック不足でした・・・。

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60年代アイアンスポーツのこの部分はケースの肉厚が薄いです。
O仲君の68年XLCHにもクラックが入っていました。

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上の写真が60年代のケース、下が70年代のケースです。
70年代のものになると大分肉が厚くなっています。
同じように見えて少しずつ改良されているのですね。





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by sgf1906 | 2013-09-05 00:35 | 1965XLCH900 | Comments(0)
2013年 09月 04日

1965XLCH900 クランクケース

クラックが入ってしまっていたF井さんのクランクケース。(割れっぷりはコチラをどーぞ
困った時のアールテックエンジニアリングさんで溶接、ケース合わせ面面研、シリンダーベース面面研、ダウエルピン位置出し、ピンオーバーサイズ製作加工。またまたお世話になりました。
さぁこれで作業を進めていけます。

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まずはリューターで溶接の余計な部分を削り・・・

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タップ&ダイスでネジ修正。

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トラップドアのネジ穴をヘリサート。
ネジサイズは5/16”-18山UNC。ヘリサートタップの下穴径8.4mmで下穴を開けます。

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同じセットアップでタップを立てます。

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完成

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コチラはタイミングホール。コイツもヘリサート。
ネジサイズは5/8”-18山。ヘリサートタップ下穴径は16.3mm。

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完成

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最後にエンジンドレンボルト穴。

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サンダーである程度面を出しとき、オイルポンプマウント部分の面を垂直に見立てボール盤にセットアップ。
エンジンドレンボルトのネジサイズは1/2”-13山UNC
10.5mmのドリルで下穴を開ける。

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同じセットアップのままタップを立て・・・

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軸付砥石を使い座面を出しました。
こうすれば新たに作ったネジ穴に対して垂直に座面がでます。

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ピターリ。

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ドレンボルトは真鍮製のものを製作。

この車両はオーバーサイズのドレンボルトが入っていました。ねじ山がナメてオーバーサイズでねじ山を切ったのでしょう。その為ケース合わせ面との肉厚が少なくなりクラックが入ってしまったのです。このパターンは以前にもあり同じ作業をしました。(70年代のアイアンはケース合わせ面から少し距離おいた位置にドレン穴があります)
60年代のアイアンを購入する場合、デカドレンボルトが付いているものは避けたほうが良いって事になりますね。





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by sgf1906 | 2013-09-04 03:07 | 1965XLCH900 | Comments(0)
2013年 09月 03日

1939EL1000 T/Mカウンターシャフト

今日はW辺さんのナックルヘッドのトランスミッション・カウンターシャフトの組み立て。

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まずは1st、2ndギアのフローティングブッシュ交換。
使うブッシュはJIMS製でギアとブッシュの動きが渋かったので、外周を少々研磨。
フローティングブッシュの場合、ブッシュ外周、内周共に摺動面となるので両方ともスムーズに動くようにします。

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という訳でブッシュはオーケー。

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問題だったのはカウンターシャフトギア(3ed&4thギア)の軸受けニードルベアリング。
カウンターシャフトギアの両端内側にニードルベアリングが入り、カウンターシャフトが受けるのですが、カウンターシャフトギアのベアリング受け部は少々磨耗し、オーバーサイズのローラーを入れなければなりません。
カウンターシャフトギア内径25.58mm-カウンターシャフト19.165mm-クリアランス0.03mmだとすると3.192mmのローラーが必要となります。

STDローラー 3.175mm
.0004”o.s 3.185mm
.0008"o.s 3.195mm

とローラーサイズがあるので.0008”o.sでいけるはずなのですが・・・。

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V-TWINでとったローラーサイズが.0004”o.sが3.160mm、.0008"o.sが3.170mmと0.02mm以上も小く使い物にならない。おまけにCCI、DRAG共に生産中止だと・・・!
だんだん専用ローラーが手に入りにくくなってくるのかもしれません。

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JIMS製のローラー(もちろんサイズもバッチリ)が手に入り事無きを得ました。
S沼さん有難うございます。

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ニードルベアリングを組み、カウンターシャフトを入れます。
ギアボックスを縦置きにすると入れやすい。

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カウンター側のスラストはシム調整をし、0.2mm程度。

なんやかんやでカウンターシャフト完成。

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by sgf1906 | 2013-09-03 02:09 | 1939EL1000 | Comments(0)
2013年 09月 02日

1980FLH1340 オイルポンプ

今日はS沼さんのショベル・ビッグツインのオイルポンプ組み立て。

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オイルポンプのドライブシャフトは少々磨耗し、ドライブギア部分のキー溝にガタがあったので新品に交換。

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フィードギアとスカベンジャーギアのポンプボディーとの“隙間”をチェック。(ボディー面からギアが少しでます)
この隙間が少なすぎると油圧が弱くなり、隙間が多すぎるとポンプの動きが渋くなります。

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スカベンジャー側の隙間が少々少なかったのでボディー面面研。
フィード側、スカベンジャー側共に0.1mmに。

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使うガスケットはJAMES製の黒いペーパーガスケットで厚みは0.2mm。
規定トルク10N.mでカバーボルトを締め付けガスケトが縮み、ギアとボディー面のクリアランスは0.05mm程度になるはず・・・。

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仮組みしオイルポンプギアを回しチェック。
ギアの回りが悪い・・・?

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原因はコイツ。
ガスケットがズレ、ギアと干渉していました。

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ガスケットを取替え、ネトリとオイルポンプギアが回る感じに。
最後にフィード側にホースを付けオイルを流し作動チェック。
これでオイルポンプ完成です。

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by sgf1906 | 2013-09-02 12:29 | 1980FLH1340 | Comments(0)