<   2013年 06月 ( 21 )   > この月の画像一覧


2013年 06月 30日

1980FLH1340 ピニオンシャフトベアリングレースラッピング

今日はS沼さんのショベル・ビッグツインのクランク・ピニオンシャフト回りのお話。

a0248662_23514348.jpg

ピニオンシャフトベアリングレース内径計測。
一番大きいところと小さいところの差で0.02mm。
エンジン内側よりも外側が広がっています。

a0248662_23515379.jpg
a0248662_2352758.jpg
a0248662_23521818.jpg

ラッパーを使い真円拡大します。
スプロケットシャフトベアリングを軸にし、ラッパーにバルブコンパウンドを付け、ラッパーがギリギリ回るぐらいのところまで広げ研磨。(ラッパーとレースにガタが無い状態にします。)
ラッパーが軽く回り始めたら計測。真円が出ていなければラッピング。を繰り返します。

a0248662_2353836.jpg

レース内径44.495mmまでラッピングし、真円状態。

a0248662_23532068.jpg
a0248662_23533045.jpg

ピニオンシャフトはJIMS製の新品で外径 31.745mm
ローラーは0.0004”オーバーサイズで6.355mm

クリアランス 0.025mmとなります。

a0248662_2354882.jpg
a0248662_23541853.jpg
a0248662_23542689.jpg

ベアリングローラー、カムカバーを組みピニオンシャフトを回しチェック。
引っ掛かり無くスムーズに回ります。
カムカバーのピニオンシャフトブッシュは楕円無く磨耗も少なかったのでそのまま使います。
新品シャフトとのクリアランスは計算上0.01mmと小さい。
クランク芯だし後、仮組みし引っ掛かるようであれば、ホーニングして調整します。




トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2013-06-30 00:16 | 1980FLH1340 | Comments(0)
2013年 06月 29日

1977XLCR1000 ネックベアリング

今日はアイアンスポーツ・XLCRのネックベアリング。

a0248662_334820.jpg

ネックベアリングカップ、ベアリングレース交換です。

a0248662_3341738.jpg

インナーチューブを新品に交換する場合、ネックブラケットに挿入時にインナーチューブを傷つけてしまうことがあります。(インナーチューブの外径が少々大きくなっている。)
ネックブラケットの錆、バリをを削っておきます。

a0248662_3491495.jpg

清掃、お化粧直したネック回りのパーツ。
ステムに新品ベアリングレース圧入済み。

a0248662_3343111.jpg

ボールベアリングネックカップ用の圧入工具を製作。

a0248662_3344953.jpg

ネックがガタガタになっていることの多いアイアン。
コイツはいい圧入っぷり。

a0248662_33523.jpg

アッパー側、ロワー側にボールベアリングをグリスで貼り付ける。
ベアリングサイズは5/16”

a0248662_3352517.jpg

ネックステムを差込み、ネックベアリングレース(UPPER)、フォークステムスリーブを付けます。
フォークステムスリーブを締め付け、ベアリングに与圧をかけネックベアリングのガタを調整します。

a0248662_3373677.jpg

アッパーブラケット、スペーサー、スリーブナットを付け完成。

a0248662_3354470.jpg

ローリングシャシーも間近です。





トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2013-06-29 03:58 | 1977XLCR1000 | Comments(0)
2013年 06月 27日

1965XLCH900 ロッカーアーム

今日はアイアンスポーツのロッカーアームのお話。
ロッカーアームとシャフトとのガタが多かったので、ブッシュ交換です。

a0248662_202545.jpg

今回使うのはJIMS製のロッカーアームブッシュ。
このブッシュは内径が小さく作られており、実測するとシャフト外径より0.17mmも小さいです。

a0248662_203526.jpg
a0248662_205084.jpg

ロッカーアーム圧入前に内径を拡大しておきます。
専用の生爪に銜え旋盤で内径拡大。
ロッカーアームシャフトにギリギリ入るぐらいにしておきます。

a0248662_22369.jpg
a0248662_231210.jpg

ロッカーアームに圧入。
バルブ側にはオイル穴が開いているので、ブッシュの穴と合わします。
自作プッシャー&万力で圧入。

a0248662_232717.jpg

専用リーマーでラインリーミング。
このブッシュもアルミ青銅。粘り硬いです。

a0248662_235736.jpg

微調整でドリルロッドを使い、ラッピング。
ドリルロッドはドリル製作で使うもので、芯が出ています。

a0248662_241217.jpg

a0248662_24372.jpg

ロッカーアームシャフトはシャフトナットで締め込み、ロッカーアームカバーにドッ付き位置が決まります。
そのドッ付く部分のが写真のように拉げているものがあります。
この状態で、シャフトがブッシュに通るまで拡大してしまうと、実際のブッシュとシャフトの摺動部のクリアランスは大きくなってしまいます。
旋盤に銜え削ります。

a0248662_245964.jpg

a0248662_251775.jpg

最後にホーニングをして仕上げ。
ガタ無くスムーズに動ロッカーアーム出来上がりです。

a0248662_252783.jpg





トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2013-06-27 02:32 | 1965XLCH900 | Comments(0)
2013年 06月 26日

1965XLCH900 リアホイール・リム組み

今日はアイアンスポーツのリアホイールのお話。

a0248662_202170.jpg

78年まで使われていたリアハブ。軸受けはボールベアリングです。

a0248662_2031100.jpg

ドラム側はボールベアリングが2連で入ります。
二つのベアリングの間にシムが入ります。

a0248662_204699.jpg

車体左側にはロックナットが入ります。
ドラム側のシムとこのロックナットでドラム・バッキングプレートの位置調整をするのですが、その話はまたそのうち。

a0248662_2189.jpg

再メッキしたスポークとリムを組んでいきます。

a0248662_211897.jpg

40本のスポークは全長、エルボの長さ・角度すべて同じものです。

a0248662_213074.jpg

このハブは、ドラム側のハブ外側から組んでいきます。

a0248662_214338.jpg

外側が終わったら内側。
スポークが4クロスになるように組みます。

a0248662_215160.jpg

リムのスポーク穴はリム中心から右側と左側に分かれています。
車体右側のスポークは右、車体左側のスポークは左に組みます。

a0248662_221030.jpg

車体左側のハブは内側から外側の順で組んでいきます。

a0248662_222087.jpg

リム振れとりをし、縦方向・横方向振れ1mm程度。
この後車体に組み、車体ののセンターに来るように本調整します。

a0248662_223210.jpg


by sgf1906 | 2013-06-26 02:42 | 1965XLCH900 | Comments(0)
2013年 06月 25日

1939EL1000 カムブッシュ

今日はナックルヘッドのカムブッシュ交換作業。

a0248662_2254553.jpg

a0248662_2274880.jpg

a0248662_228430.jpg

カムカバー側、ケース側共にJIMS製のブッシュに交換。

a0248662_22929.jpg

もちろん新品のブッシュには、ダウエルピン穴・オイル穴は開いてません。

a0248662_2304977.jpg

a0248662_2311464.jpg
a0248662_2312492.jpg

ダウエルピン穴冶具を作り加工。
半円柱状のダウエルピン溝とオイル穴を開けます。
ケース側のダウエルピン溝と合わせやれば、ケース側に新たなピン穴を開けずに済みます。

a0248662_2321040.jpg

ケースを暖め、圧入工具を使って圧入。

a0248662_2361991.jpg

カムカバー側も圧入工具を作り圧入。
外側に面が無いナックル・パンなどのカムカバーはこんな工具が無いと、カムブッシュを垂直に入れるのは難しいです。

a0248662_237041.jpg
a0248662_2371143.jpg

ちなみにこの工具は、ケース加工待ち暇人O仲君製作。

a0248662_2373567.jpg

ダウエルピンを圧入し、今日のところはこれで終了です。

a0248662_2374685.jpg


by sgf1906 | 2013-06-25 03:19 | 1939EL1000 | Comments(0)
2013年 06月 24日

1979FLH1340 T/Mメインシャフト

今日ショベル・ビッグツインのトランスミッション、メインシャフト側の組み立て。

a0248662_0134540.jpg

メインシャフトはアンドリュース製のものに交換。
ブッシュ、ベアリング類も交換です。

a0248662_014964.jpg

ケースを暖め、スプロケット側のメインシャフトベアリングを圧入。
LATE77年以降のものは一体式のニードルベアリング。

a0248662_0142466.jpg

メインシャフトにロー&セカンドギア、キック側のメインシャフトベアリングを組んでおきます。

a0248662_017593.jpg
a0248662_017267.jpg

メインドライブギア、メインシャフトを仮組みし、メインドライブギアのエンドプレイ(スラストクリアランス)を計測。
スラスト量は0.3mm。(マニュアル上 0.25mm~0.63mm)

a0248662_018394.jpg

サードギア、ギアワッシャー、リテーニングリング、ドッグギアをギアケースの中に入れておき、メインシャフトをキック側から挿します。

a0248662_0181342.jpg

ドッグギアの「HIGH」マークはメインドライブギア側に向けます。

a0248662_0183071.jpg

ケースを暖め、キック側のメインドライブベアリングをケースに圧入。

a0248662_037462.jpg

最後にメインシャフトオイルシールを取り付け終了。
次回はカウンターシャフト側です。


a0248662_0184267.jpg





トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2013-06-24 00:39 | 1979FLH1340 | Comments(0)
2013年 06月 23日

JAP500 SPEEDWAY 搭載

JAPエンジン遂に車体に搭載です。
車体はCOOPER製のフォーミラーカー。
バイクと違い手や工具が入りづらいところばかりで、大変そうです。

a0248662_23541594.jpg
a0248662_23543176.jpg
a0248662_23545251.jpg
a0248662_23551672.jpg
a0248662_2356451.jpg
a0248662_23561438.jpg
a0248662_23562381.jpg


エンジン始動まで行きたかったのですが、スターターギアトレインのギアが噛んでしまい、セルの回りが非常に悪い。このエンジンはスターターギアを付ける為に、エンジンスプロケットナットを特殊な形に加工しています。
その為、ナットのかかりが悪く、緩みエンジンスプロケットごとスターターギアが動き、ギアトレインの噛み合いが悪くなったのかもしれません。

という訳でエンジン始動はまた次回。




トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2013-06-23 00:11 | JAP 500 SPEEDWAY | Comments(0)
2013年 06月 21日

1979FLH1340 T/Mメインドライブギアブッシュ

今日はショベル・ビッグツイン、トランスミッションメインドライブギアブッシュ交換です。

a0248662_10180.jpg

今回使うのは、JIMS製のメインドライブギアブッシュ。
ブッシュ外径は27.83mm、メインドライブギアに対して0.07mmの嵌め代になります。
(イースタンパーツ製のものは外径が小さく手スポでした)
何時ものようにJIMSのブッシュは内径が小さく作られています。
ブッシュ内径24.82mmでシャフト外径(アンドリュース製メインシャフト25.38mm)よりも0.53mmも小さい。

a0248662_101856.jpg
a0248662_102743.jpg

0.53mmもリーマーで切っていくのはシンドイので、メインドライブギアブッシュ用の生爪を製作しブッシュ内径拡大。圧入すると内径は縮むので、その分も考慮し切削。

a0248662_122218.jpg

ブッシュ圧入。

a0248662_103782.jpg

圧入後、少々ブッシュ内径が小さくので、中古メインシャフトを旋盤でひき外径を細くしたもので、ラッピング。

a0248662_104532.jpg

シャフトとブッシュのクリアランスは0.03mm程度。
この後ホーニングしてクリアランス0.04mmに調整します。



トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2013-06-21 01:24 | 1979FLH1340 | Comments(0)
2013年 06月 19日

1976FX1200 リアホイール

H本さんのショベル・ビッグツイン、リアホイール組み立てです。

a0248662_284429.jpg
a0248662_285573.jpg

73年以降から使われていたホイールハブ。軸受けはテーパーベアリング。
テーパーベアリングはディスタンスカラーの長さで、クリアランスを調整します。
このカラーはYELLOW(カラーに色が付いている)で4.434”

a0248662_29795.jpg

レースを圧入し、ベアリング、カラー、シャフトを組みガタをチェック。
コイツは問題なし。

a0248662_29205.jpg

リム組み。
このハブはハブの内側の穴からスポークを組んでいきます。

a0248662_293266.jpg

写真を見て、リム上段の穴に3個飛ばしでスポークを挿します。

a0248662_294417.jpg

今度はハブの外側のスポークを内側のスポークに交差させる様に組みます。

a0248662_2403925.jpg

a0248662_2412574.jpg

内側のスポークと4クロスになるようにし組みます。

a0248662_2101079.jpg

反対側のハブも同じように組み、リムの振れとり。

a0248662_2103476.jpg

縦振れ、横振れともに1mm程度。

a0248662_2105977.jpg

最後に実際にフレーム組み、センターを出します。

a0248662_2104630.jpg

リム組みはどうも向き不向きがあるようで、振れがおさまらず嫌になってしまう人と、どんどん振れを詰めようする人と分かれます。H本さんは後者のようで、無言でリムと向き合っていました。




トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2013-06-19 03:02 | 1976FX1200 CHOPPER | Comments(0)
2013年 06月 18日

1976FX1200 バルブスプリング&シリンダーヘッド完成

H本さんのショベル・ビッグツイン、バルブガイドリーマー加工、バルブシートカット、擦り合わせが終わり、シリンダーヘッド最終段階です。

a0248662_2562036.jpg

バルブスプリング取り付け長を調整。
インナースプリングだけを取り付け、アウタースプリングの取り付け長を計測。

F・IN 34.4mm  EX 34.6mm
R・IN 34.4mm  EX 33.8mm

EX側が0.8mmの差
EX側にシムを入れ、スプリング取り付け長を合わせます。
(同じ取り付け長にすること、同じスプリング圧力にするわけです。)

a0248662_257160.jpg

スプリング調整シムは0.4mm・0.76mm・1.52mmとあります。

a0248662_2571162.jpg

a0248662_3115417.jpg

8つのスプリングを用意、取り付け長の距離まで圧縮し、それぞれスプリング圧を計測。
同じ圧力のものを選びます。

a0248662_2573781.jpg

バルブスプリングの選定が終わり最終段階。
バルブガイドをホーニング。

a0248662_257461.jpg

熱変化が大きいAMPCO45のバルブガイド。
ヘッドを暖め熱がかかった時、冷めた時の状態をチェック。

a0248662_2582033.jpg

問題無く本組み。

a0248662_2583084.jpg

コッターの隙間を合わせる。

a0248662_2584478.jpg

ロッカーカバー乗っけ、ロッカーカバ20N.mで締め付けます。
締め付けトルクは目安であり、ガスケットが均一につぶれるように均等締めする事が大事です。


a0248662_3353116.jpg





トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2013-06-18 03:30 | 1976FX1200 CHOPPER | Comments(0)