Vintage motorcycle study

studious1.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:1938 VELOCETTE MAC( 8 )


2013年 01月 24日

1938VELOCETEMAC 試走

日曜日にアップしたつもりが、手違いでアップされていませんでした。
と、いうわけで今日アップします。

静岡から通うS籐さんのベロセット・MAC。
月4日程度しか通えず時間もかかりましたが、遂に試走です。

a0248662_224757.jpg
a0248662_2241829.jpg
a0248662_2243065.jpg
a0248662_2244349.jpg

a0248662_2252057.jpg


ガソリンタンクに干渉してしまうキャブレーターのトップキャップを加工。
フェーエルラインを銅パイプで製作。
ガーターフォークを調整し、試走です。


初めてのバイクいじり、初めて乗るベロセット、ドキドキワクワクの一瞬です。



「速い!」ニンマリするS籐さん。
今後少々、微調整・手直しをし卒業間近ですね。




トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2013-01-24 00:34 | 1938 VELOCETTE MAC | Comments(2)
2012年 08月 11日

1938 VELOCETTE MAC NEW AMAL276 

卒業まじかのベロセット・MAC。
元々付いていたAMALキャブ276は調整したものの、エンジンが暖まった後の再始動に難あり・・・・
金にものをいわせ、TRAVIS CYCLESで新品AMAL276を購入。
フロートレベルをチェックし、早速エンジンをかけてみます。

冷間時の始動性も良く、暖まった後の再始動も問題なし。
遠心力ガバナーのスプリングが弱いせいか、吹かした後の回転の戻りが遅い感じがしますが、アイドリングも安定していて、新品AMAL276良さそうです。
早く走らせてみたいですね。







トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2012-08-11 05:15 | 1938 VELOCETTE MAC | Comments(0)
2012年 03月 28日

VELOCETTE MAC オイルライン

今日は1938年ベロセットMACのオイルラインのお話。

a0248662_2433728.jpg

オイルポンプから加圧されたオイルはポンプの横の穴(ここにチェックバルブが入る)からタイミングカバーへ。

a0248662_2512874.jpg

チェックバルブは板タイプとネジタイプの2種類あります。コイツはネジタイプのもの(ケースにねじ山が切ってある)

a0248662_2552727.jpg

ケースからタイミングカバーを通り、クランクビッグエンド、カムブッシュ、シリンダー内壁、ロッカーアームへオイルが圧送されます。

a0248662_2595411.jpg

a0248662_301111.jpg

ビッグエンドに行くオイルはタイミングカバー下にあるオイルジェットを通り、ピニオンシャフトからビッグエンドへ。

a0248662_374791.jpg

タイミングカバーの上の穴からオイルジェットボルト(ボルトに穴が開いている)へ行き、シリンダー内壁を潤滑。

a0248662_3102852.jpg

a0248662_3112060.jpg

オイルパイプを通りロッカーアームを潤滑。
ヘッドに行ったオイルはプッシュロッドカバーを通り、タイミングギアボックスへ落ちていきます。

オイルの流れは大体こんな感じでが、ベロセットのオイルシステムには少々疑問があります。次回はそんなお話でもしてみますか。



トリニティースクールでは生徒募集しています。
学校見学は常時受け付けています。お気軽にご来校ください。
詳しくはトリニティースクールHPまで。


わたくしのブログを御覧になっておる皆様、何時も有難うございます。
ブログランキングに参加してるので、クリック宜しくお願いします。
にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ
にほんブログ村

by sgf1906 | 2012-03-28 03:26 | 1938 VELOCETTE MAC | Comments(0)
2012年 03月 05日

B.T.H自動進角遠心力ガバナー

今日はB.T.H自動進角遠心力ガバナーのお話。

a0248662_2435579.jpg

a0248662_2431783.jpg

花びらのようでかわいいコイツは、エンジン回転が早まると遠心力でウエイトが外側に移動していき、ガバナーが開き進角させます。逆に回転が遅くなると、スプリングの力でガバナーが閉じていき遅角させます。
自動で進角を行ってくれてる訳です。

a0248662_258374.jpg

真鍮のウエイトが移動して行き進角していくのですが、ルーカスやハーレーのガバナーの様に開き切った位置がフル進角位置のものとは違い、あくまでウエイトが外まで行き切った位置がフル進角位置で、ガバナーが開き切った位置がフル進角位置ではありません。フル進角時のガバナーの開き具合が曖昧です。
その為、BTHのガバナーを使う場合、遅角位置で点火タイミングを合わせます。

a0248662_3135129.jpg

a0248662_31473.jpg

コイツが優れているところは、マグネトーに取り付ける際、マグネトーボルトを締めきった時にテーパーが利き、逆にネジを緩めていくとガバナーが押し出され、テーパーが外れることです。
取り付け時、点火位置がずれることなく容易につけることが出来ます。

あなたはルーカスとBTHどちらが好きですか?
という事、でまたそのうちルーカスも紹介します。



今日のスイーツ
a0248662_3375952.jpg

卒業生S水さんの差し入れ、コージーコーナーのチーズケーキ。
イチゴ味のチーズケーキもあるのですね。
イチゴ味ってなんでおいしいんだろう?

by sgf1906 | 2012-03-05 03:52 | 1938 VELOCETTE MAC | Comments(0)
2012年 02月 26日

ドライブチェーン

今日はベロセットのドライブチェーンの話。

ベロセットは、エンジンの重心を低く、中心に集めようと設計されています。
その為、プライマリー回り特にタイトに作られチェーン周りのクリアランスは、ギリギリです。

a0248662_114839.jpg

国産のD.I.D428 プライマリーカバーとギリギリです。

a0248662_11085.jpg

イギリス製、RENOLDチェーン。国産のものと比べ細いと噂なので比べてみます。

a0248662_1175158.jpg

ピンからピンの幅で
D.I.D428 18.9mm
RENOLD 16.4mm
2.5mmも違います。これなら大分余裕がありますね。

a0248662_1264955.jpg

a0248662_127587.jpg

a0248662_1272682.jpg

チェーンサイズ1/2×5/16とありますが、これはピン間のピッチが1/2in。
インナープレートの内幅が5/16inということです。
インチ表記なのお気を着けを。(国産のチェーンも実はインチ表記なのですが、またそのうち)


このベロセットMACの生徒Sさんは、静岡から泊まりでトリニティーに通っているのですが、今回は東京マラソンで、ホテルが予約が取れず、東京マラソン難民になりました。
というわけで、
a0248662_1442142.jpg

奈良家難民キャンプです。
もう我が家のごとくの寛いでいます。
なぜか結婚できないお互いを慰めあう夜です。

by sgf1906 | 2012-02-26 01:51 | 1938 VELOCETTE MAC | Comments(0)
2012年 02月 13日

1938 VELOCETTE MAC 点火時期そして

今日はベロセットMACの点火時期のお話。

a0248662_2351849.jpg

圧縮上死点(吸気工程終了後)にし、分度器を付けTOP、0度のところに印をつけます。

a0248662_2391871.jpg

BTH自動遠心力ガバナー。
BTHの自動進角の場合、ルーカスのものとは違い、進角位置で点火時期を合わせられないので、遅角で合わせます。
マニュアルによりと、遅角0度~4度
オクタン価の大きいガソリンの場合 12度 とあります。
なかなか曖昧な数値ですね。今回は5度で組んで見ます。
進角は38度

a0248662_2355750.jpg

圧縮上死点0度のところから5度戻します。

a0248662_2383446.jpg

マグネトーの回転方向を確認しておきましょう。(車種によって違います。)
ベロセットの場合は向かって、時計回り。

a0248662_2365987.jpg

マグネトーが時計回転して行き、ポイントが閉じている所から、開き始めるところに合わします。(0.02mmの銅版をポイントに挟み確認)
カムリングが山なりになっている所(写真、二つの印の左側)にポイントヒール(写真の印が合っている所)が乗るとポイントが開きます。
この状態でガバナーをマグネトーに固定します。(この時ガバナーは閉じています。)
これで点火時期調整は終わり。そして・・・

a0248662_2395659.jpg

エンジン始動です。
無事エンジンが掛かり、ニンマリのSさん。
「本当に動いた。」
Sさんがつぶやいた言葉に、自分が組み上げたバイクが動くという感動と実感を感じました。


お願い
最近知り合った方のハーレー・パンチョッパーが盗難に遭われたそうです。
オーナーの方はバイクに対して真面目で熱い人です。
人の大事なものを盗むという行為は人間として最低です。
詳しくは SCC ism まで
協力お願いします。

by sgf1906 | 2012-02-13 00:14 | 1938 VELOCETTE MAC | Comments(1)
2012年 01月 16日

AMAL別体フロート

今日は別体フロートのフロートレベルについて。

a0248662_219884.jpg

ママルの別体フロート(Pre-Monobloc)キャブレーターは、キャブレーターのボディーに対しフロートチャンバー上下に移動させる事で、フロートレベルを調整します。
フローとレベルを規定どうりにしないと、正しいセッティングを出せません。

フロートチャンバーとユニオンナットの間のシールワッシャー、もしくはジェットブロックとユニオンナットの間のシールワッシャーの厚みを変えることで、フロートチャンバーを上下させ、調整します。

a0248662_2375128.jpg

それでも調整できない場合は、フロートニードルのクリップ溝の位置を、加工し位置を変えて調整します。
ちなみに、新品のフロートニードルには溝が2つ切ってあります。

フロートチャンバーとフロートニードル、テーパー部の当たり面が荒れていると、オーバーフローが止まりません。すり合わせをして当りをだします。酷い場合はニードルを新品にしましょう。

a0248662_33134.jpg


フロートチャンバー側からガソリンを入れ、エアスクリュー6mm下あたりで止まる様に調整します。
ここで止まる分にはオーバーフローはしません。

あくまでも基準であり、エンジンをかけた後また調整します。

どうしてもカブリ気味になってしまう車両は、一回フロートレベルをチェックしてみたらどうでしょうか。

by sgf1906 | 2012-01-16 03:18 | 1938 VELOCETTE MAC | Comments(0)
2012年 01月 15日

1938 VELOCETTE MAC 350

今日は、静岡から通う生徒さん、SさんのベロセットMACのお話です。
トリニティースクールでは遠方から通う生徒さんも少なくありません。
時間もお金も掛かります。しかし、そのぐらい情熱がある人じゃないと、戦前の英国車を仕上げる事はできないでしょう。
大分、完成に近づき、もうすエンジン始動です。

a0248662_1591892.jpg

ベロセットの特徴の一つして、短いプッシュロッドと、縦方向に配列されるタイミングギアたちです。
ハーレーやその他の英車はカムギア、ピニオンギア、アイドラーギアが横方向に配列されるものが多く、その為、ロングストロークエンジンの旧車、OHVの場合、プッシュロッドは長くなります。
長いプッシュロッドは、しなりなどで、カムからバルブへの力の伝達が、一テンポ遅れる感じになります。(それが旧車フィーリングでもありますが)
カムギア、ピニオンギア、アイドラーギアを縦方向に配列する事によりプッシュロッドを短くして、カムからの力の伝達をよりスムースにしています。
ベロセットOHVがセミOHCと言われる所以です。

a0248662_2465652.jpg

a0248662_2473894.jpg

元々ギアに付いている、カムタイミングの印はどうも怪しいので実際に、分度器を付けて、計測します。

MACのカムタイミングは、
IN OPEN  IN CLOSE  EX OPEN  EX CLOSE
  50        60       70        40
相当レーシングです。

ベロセットのヘリカルギアはカムタイミングがビシッと出るので、凄く気持ちイイです。

a0248662_312547.jpg

ちなみに、カムタイミングを見るときは、タペットクリアランスを、チェッキングクリアランスで測定します。
圧縮上死点(IN、EXタペットが一番下がっているところ)

チェッキングクリアランス
IN 0.254mm  EX 0.381mm

ランニングクリアランス(実際に走る時のクリアランス。)
IN 0.076mm  EX 0.152mm

走るって事だけを考えて作られたようなメカニズム。
ベロセットのこの純潔さが、僕は好きです。

by sgf1906 | 2012-01-15 03:17 | 1938 VELOCETTE MAC | Comments(0)