カテゴリ:1965TRUMPH TR6( 9 )


2016年 10月 06日

1965TRUMPH TR6 卒業

E君のトライアンフ、大まかな配線作業が終わり、点火時期調整。

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トライアンフの点火時期は圧縮上死点前38度。
分度器を使いクランク位置を出し、コンタクトブレーカー点火タイミングを決めるのですが・・・この車両についていた4CAタイプというサーキットブレーカーは、左右ポイントをそれぞれで調整することが出来ず、片側のタイミングを出すと、片側がクランク側の度数で20度近くズレてしまいます。
左右ポイントのヒール部分長さが違うようなので、削って調整しようかと考えたのですが苦労しかしなそうなので交換。


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というわけで、E君持込のボイヤーのフルトラに交換し点火周りO.K。

時間と予算的問題でVMSでの作業はここまで、卒業ということになります。
後は自分で、細かいところを仕上げて行きます。

すでに某バイクショップで働くことが決まっていて、勉強のためにVMSに入ったE君。
先細りの業界ではありますが、これからの活躍を願っています。







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奈良 純

by sgf1906 | 2016-10-06 01:47 | 1965TRUMPH TR6 | Comments(0)
2016年 09月 23日

1965TRUMPH TR6 エンジン腰上組みつけ

今日はE君のトライアンフのお話。
前回エンジン腰下をフレームに乗せ、その続きです。

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ピストン、ピストンリングはE君の持ち込みのもの。
シリンダーはピストンに合わせボーリング済み。

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ピストンリングは日本ピストンリング製。
トップリングはバレルフィースタイプ、セカンドリングはアンダーカットタイプ、オイルリングは3ピースのものです。セカンドリングのアンダーカットタイプは古いバイクを扱っているとあまりお目にかからないですね。初めて使います。


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ピストンリングギャップ、ピストンリングクリアランスチェックし問題なし。
ピストン、シリンダー搭載すベースナット締め付け。



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ロッカーアームとロッカーアームシャフトのクリアランスは良好だったので、Oリング交換し組み付け。

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使用するヘッドガスケット、シリンダーヘッド、プッシュロッドチューブを仮組みして、プッシュロッドチューブのオイルシールの厚み選出。
プッシュロッドチューブアッパー側にはOリングを付け、ロワー側の角断面シールの厚みを選択し、1mm程度つぶれる厚みにします。



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ヘッドボルトの締め付け順序を確認しつつ、トルク管理しヘッド締め付け。
タペット調整をして、エンジン腰上組み立て完了。








なんやかんや製作物


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Tさんのアイアンスポーツ用シフターシャフトブッシュ



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Iさんのアイアンスポーツ用、鍔付きのリアアクスルシャフトスペーサー




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修理依頼でお預かり中の初期型アイアンスポーツフロントフォークのブッシュ








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奈良 純

by sgf1906 | 2016-09-23 03:05 | 1965TRUMPH TR6 | Comments(0)
2016年 09月 17日

1965TRUMPH TR6 シリンダーヘッド周り

今日は先日と引き続き、E君のトライアンフのヘッド周りのお話。


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バルブガイド抜き取り、ヘッド側ガイドホール計測。
楕円、深い傷など無く良好であるが、穴は広がっています。
IN側は12.71mm、EX側は12.6mmで嵌め代分プラスでガイドサイズを考えると、IN側は.002”o.s、EX側は.004”o.sのガイドが必要です。


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まずはロッカカバーマウントボルトのねじ穴が終わっていたので、ヘリサート処理。
この年代は1/4”-26山BSCです。


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ロッカー側、シリンダー側ともに面研。
ロッカー側は、うちでやる定盤面研でいけましたが、シリンダー側は歪みが酷いので、内燃機屋さんに頼むことに。

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バルブガイド前加工。
使うバルブガイドはkibblewhiteのバルブガイド。
このガイド材料の C 630 Nickel Aluminum Bronze というやつは粘り硬く、穴が小さき状態で圧入してしまうと、その後のリーマー加工が大変になります。
その為、圧入前に専用の生爪に銜え、旋盤でリーマー加工。IN,EXそれぞれバルブステム径+クリアランスのサイズのリーマーで内径拡大。
また、ガイド外径も加工。
先ほども述べたようにIN側は.002”オーバーサイズ、EX側は.004”オーバーサイズのガイドをヘッド側のガイドホール内径+圧入代のサイズまで研磨。


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バルブガイド圧入。
圧入後縮んだガイド穴を改めて+クリアランス分のリーマーを使い内径拡大。


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ここへ来て、もう一箇所ロッカーカバーマウントボルトのねじ山へりサート加工。
見落としていました。



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バルブシートカット。
このトライアンフは、ユニットエンジンでありますが、もともと付いていたバルブはプレユニットのものが付いていました。(バルブの傘径が違い、IN,EXともにプレユニットのもののほうが傘径が大きい)
どうも63年のユニットエンジン(ユニットとプレユニットモデルの変換期)にはプレユニットエンジンと同じサイズのバルブが使われていたようです。
56-62年プレユニットモデルIN傘径38.10mmEX傘径34.11mm
63-83年ユニットモデル IN傘径40.64mmEX傘径36.58mm

今回はユニットモデルの大きな傘のバルブを使い、拡大シートカットをRテック内燃機屋さんに依頼。
ヘッド面研もしてもらい、加工ごとはこれで終わり。


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インナースプリングだけ仮組みして、アウタースプリングの取り付け長計測。
IN,EXそれぞれの取り付け長差異は0.2mm程度だったので、シム調整は無し。
アウタースプリングも取り付け長で圧縮し、計測。4本とも均等な数値で問題なし。
というわけで、本組みして、ヘッド作業終了です。







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by sgf1906 | 2016-09-17 01:03 | 1965TRUMPH TR6 | Comments(0)
2016年 09月 16日

1965TRUMPH TR6 クランク周り組み付け

今日はE君のトライアンフ、クランク周りのお話。

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まず、クランク組み付け前に、クランクケースをフレームに乗せチェックごと。
クランクケース下のフレームとのマウント部分には隙間が開きましたので、シムを製作し調整。

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ドライブ側、タイミング側ともにクランクシャフトベアリングが手スポだたので、内燃機屋さんで両シャフト溶射・肉盛・研磨し、使うベアリングがちゃんと圧入できるように加工。
ビッグエンドメタル調整、芯出し済み。

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コンロッドを規定トルクで締め付け、スラッジチューブ、スラッジチューブナット取り付け。


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ベアリング組み付け。
タイミングサイドはボールベアリング。ドライブサイドは抜き差ししやすいようにローラーベアリングにしています。

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ケース合わせる前に、ギアボックッスハイギアシール、スプロケットを付けておきます。

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カムシャフトを組み込みケース組みつけ。
IN側に入る、ロータリーブリーザーバルブとスプリングを入れるとスラストが無くなり動きが渋くなってしまう・・・。
スプリングの長さを調整し組み付け。

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タイミングマークを合わせ、タイミングギア周り組み付け。
回転させそれぞれ、ギアのバッククラッシュ、渋くなるところがないかチェック。問題なくO.K


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オイルポンプ、カムカバーをつけ、オイル回りっぷりチェック。

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クランク本組みして、フレームに搭載。





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by sgf1906 | 2016-09-16 13:06 | 1965TRUMPH TR6 | Comments(0)
2016年 06月 16日

1965TRUMPH TR6 フロントフォーク

今日はEさんのトライアンフ、フロントフォークのお話。

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この車両のフロントフォークはユニットモデル時代のアウタースプリングが付くタイプのものではなく、インナースプリングとダンパーチューブが入るものが組まれていました。
どうもこのフロントフォークは1963年式、ユニットと別体モデルの変換期に使われていたもののようです。


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ロワー側は良かったのですがアッパー側のフォークブッシュが大分ガタ(0.2mm)があったので、インナーチューブ径にあわせブッシュ製作。
クリアランスを詰め過ぎてフォークが動かなくなるのがいやなので、インナーチューブに対しクリアランス0.06mm~0.07mmで製作。
それでもまだ動きが渋かったのでホーニングし帳尻合わせ。



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このタイプのダンパーチューブの構造考察。
インナーチューブの穴の開き方がアウタースプリングタイプのフォークと違います。
このインナーチューブは63年のインナースプリング用のものと思われます。


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ダストエクスクラウダースリーブナットはアウタースプリングタイプ用のもののようですが、機能は問題なし。
シール交換し取り付け。


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34,37のガイドロッドは入っていませんでした。スプリングの捩れを予防するもの思われます。
大小のロッドか重なりスプリングのポンピングに合わせ伸び縮みする仕組み。
ですが大小のロッドが干渉し動きが悪くなるのでは?そんな理由から外されていたと推測し今回もつけません。(あくまで推測です)


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というわけで組み立てフォーク完成。





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by sgf1906 | 2016-06-16 02:21 | 1965TRUMPH TR6 | Comments(0)
2016年 05月 12日

1965TRUMPH TR6 ギアボックス


今日はEさんのトライアンフ、ギアボックッス周りのお話。

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まずはガタがあったメインシャフトハイギアブッシュ、レイシャフトローギアブッシュ製作。
トラのハイギアブッシュは一本ものでありますが、実際にシャフトと摺動する部分は手前と奥部分で真ん中はシャフトにあたりません。このブッシュを作るのがなかなか面倒。またオイルの螺旋溝もクラッチ側にオイルが行かないように止まりになっています。


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ハイギアブッシュ圧入。シャフトに入れると少々渋いので軽くラッピング&ホーニングし仕上げ。

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同じくレイシャフトブッシュも圧入しホーニング仕上げ。

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レイシャフトハイギアはギア欠けしていたため交換なのですが、レイシャフトハイギアはシャフトとASSYでシャフトごと交換。
で来たシャフトは別体でも使えるもので、車体側軸受け部分がユニットのものよりも長いです。
ユニットで使う場合、クローズタイプのニードルベアリングにどっ付いてしまうので同じサイズにきります。



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ケース側、ギアボックッスインナーカバー側ともにメインシャフト、レイシャフトのベアリング取り付け。
レイシャフト側ニードルベアリングはスラストワッシャーの案内分出しておきます。


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でもともと付いていたスラストワッシャー(厚み2.25mm)を取り付けスラストチェック。
ガスケットをつけていない状態で0.15mmのスラスト量。



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メインシャフトも仮組み。
メインシャフトはキックスターターラチェットギアを取り付けることで位置決めされるので、ギアを組みチェック。
問題なし。



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ギアの構造、組み付け方を理解し仮組み。

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ギアセレクターカムプレート位置を2.5速にしておき、カムプレートオペレーティングクアドラントのギアを中心位置で組み付ける。つまりカムプレートオペレーティングクアドラントが上下にストロークしたときにちゃんとギアセレクターカムが1速位置から4速位置に動く位置にします。

というわけでギア周りの調整終わりです。







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by sgf1906 | 2016-05-12 12:48 | 1965TRUMPH TR6 | Comments(0)
2016年 05月 08日

1965TRUMPH TR6 タイミングギア周り

今日はEさんのトライアンフ・タイミングギア周りのお話。

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ガタがあったカムブッシュはクランクケース、カムシャフトにあわせ単品製作。
インターメディエイトホイールスピンドルは段つきに減っていましたので、交換。
ケース側ホールにあわせオーバーサイズのスピンドルを加工し使います。


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まずはカムブッシュ製作。
アルミ青銅で製作。それぞれ圧入しやすいように段付の"案内”部分を作っておきます。


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ケース側のオイル穴位置にあわせ、オイル穴を開け位置あわせし圧入。
タイミングサイドは圧入工具を使い圧入。
ドライブサイドはあまり好きじゃない叩き入れで、このとき真っ直ぐ入っていくように、先ほどの“案内”部分があると入れやすい。


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圧入後、専用リーマーを使い、ラインリーミング。
さすがアルミ青銅さん、リーマーを通しただけでは、カムシャフトの動きが渋い。
以前に作ったラッピングロッドを使いラッピングし、カムシャフトがスルスル回るように。


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カムシャフトのスラスト計測。
EX側は0.1mmでよいのだが、IN側は0.02mm程度で少なすぎ。
カムシャフトの鍔部分を切削し0.1mm程度に。


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インターメディエイトホイールスピンドルはオーバーサイズのものを、以前作った専用生爪に銜え、芯だしし切削。ケース側に十分な嵌め代にして圧入。
カムギア周りを組み付け、ギアの回りっぷりチェック。渋くなるところなど無く問題なし。
というわけでタイミングギア周りの作業終わりです。





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by sgf1906 | 2016-05-08 22:26 | 1965TRUMPH TR6 | Comments(0)
2016年 04月 21日

1965TRUMPH TR6 エンジン計測作業

今日はEさんのトライアンフ、エンジン計測作業です。

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まずはビッグエンド計測。
ビッグエンドジャーナルはSTDサイズより0.01mm~0.02mm減っている程度で楕円、傷少なく良好。
コンロッド側はジャーナルに対し0.06mm~0.09mmのガタ。傷もあるのでメタル交換。


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クランクシャフトは0.02mm~0.03mm減っているようで、ベアリングが手スポ。
特にタイミング側は荒れています。溶射、肉盛り、研磨が必要です。
ケース側のクランクシャフトベアリングホール径は問題なし。

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カムシャフト、ブッシュ計測。
シャフトに対しタイミング側ブッシュは0.07mmのクリアランス、ドライブ側は0.09mm~0.11mmのクリアランスでブッシュ交換決定。


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でケース側、カムブッシュホール計測。
ブッシュは、ケース、カムシャフトに合わせて製作します。

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インターメディエイトギアスピンドルは段つきに磨耗していましたので交換。


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シリンダー&ピストン計測。
.030”オーバーサイズ(実測71.60mm)のピストンに対しタイミング側0.22mm、ドライブ側0.19mmのクリアランスで大分広がっています。
.040”オーバーサイズのピストンでいけるかしら?

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バルブガイドは、測るまでも無くガタがあったので交換。
ガイド抜き取り、ガイドホール計測。
ヘッドガイドホールを少々修正しO.Sガイドを入れます。







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2016年 04月 15日

1965TRUMPH TR6 エンジン分解


新入生のEさんのトライアンフ
久しぶりの若い生徒さんで、勉強のために自ら不動車を仕入れ入学です。
今回は車体周りを綺麗にするといったレストアではなく、機関をしっかりやるオーバーホールパターンでやっていきます。

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まずは腰上分解。
ピストンは.030”o.sが入っています。ピストンピンブッシュは抱きつき気味。


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プライマリー周りを分解し、ミッション取り外し。
レイシャフト4THギアはギア欠けが・・・。メインシャフト2ndギアも虫食い有り。
スプロケットナットはカシメがされており、回すのに苦労しました。

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クランクを割り、コンロッド、スラッジチューブ分解。
スラッジチューブは固着し、いつもの抜き取り工具で外れず、タップを立て抜き取りました。

というわけで次回、ヘッド側を分解し、徹底清掃、計測作業が待っています。






昨夜、熊本地方で大きな地震がありました。
トラヴィスサイクルズ・栗崎君と連絡がつき無事を確認、ホッと一息。しかしながら店の被害は大きいようです。
コツコツと組み上げたバイクたちが次々と倒れていったようで、その時の栗崎君の気持ちを考えると、私は何も言えませんでした。
東日本大震災から5年、私のガレージは震災後に作ったガレージで当時、棚などすべて木ネジで打ち付けたのを思い出し、あのころの想いが甦ってきました。
地震が多い日本に住んでいることを私たちは常に忘れてはいけませんね。








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奈良 純

by sgf1906 | 2016-04-15 13:09 | 1965TRUMPH TR6 | Comments(0)