カテゴリ:1970XLH900( 9 )


2017年 01月 15日

1970XLH900 クランクケース組みつけ

今日はTさんのアイアンスポーツのお話。
Tさんのスポーツも既にエンジンの組み付け作業はほぼ終わっていますが、ブログに上げていなかったので、まとめ的ブログです。


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まずは、スプロケットシャフトベアリング(ドライブ側クランクシャフトベアリング)組み付け。
76年以前までの一体式のベアリイングレースを専用工具を使いケースに圧入。

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専用冶具を使いスラスト量チェック。
ベアリングセットについていた、シムをつけた状態でスラスト量は"0”
この0という数値は、スラストがピッタリ無く0の場合もありますが、ベアリングを押しすぎていても0の数値が出ます。押しすぎもまずいので、0.08mmのシムを入れてみてスラストノ数値を確認します。
0.08mmのシムを入れるとスラスト量は0.06mmで0.02mm押している(与圧をかけている)ということになります。0.02mmの与圧でありましたら問題なしと判断しこの状態で組みます。


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シムを入れ両サイドテーパーベアリングを圧入し組み付け。



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ピニオンシャフトベアリングレースはラインを通しラッピング済み。
レース内径34.95mmに対しシャフト径25.4mm、ローラー4.76mm(.0004”o.s)を入れクリアランス0.03mm



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エンジンハンガー仮組みして組み付けチェック。
上部のケースとの取り付け部にクラックが入ってしまっているものが多いアイアンのエンジンハンガー。
上部面があっていることを確認。


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ミッション・プライマリー内に負圧をクランクケース内に逃がすトランスファーバルブ(ワンウェイバルブ)は壊れると面倒なので、プラグを製作し留め、ミッション側にブレーザーをつけます。


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ドライブチェーンのチェーンオイラーも半田で塞ぎ両クランクケース組みつけ。







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奈良 純

by sgf1906 | 2017-01-15 09:32 | 1970XLH900 | Comments(0)
2016年 12月 04日

1970XLH900 ダイナモチェック ~土曜日の授業風景~


1970XLH900


Tさんのアイアンスポーツはダイナモのチェックごと。

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まずは分解して軽く清掃。


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ブラシの減りっぷりチェック。
ブラシの長さは17mmで問題ない。リミット13mm程度。

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フィールドコイルのチェック。
フィールドコイルの端子部で抵抗チェック。5Ω程度で問題なし。
アーマチュアコイルもチェック。
アーマチュアのそれぞれのコアとコミュテーターぼ導通チェックし問題なし。
ということで、コイル周りは問題無さそうです。


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コミュテーター研磨し、綺麗にしてセグメント溝清掃。


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ダイナモボディーにバッテーリー+、ダイナモF端子にバッテーリー-をつけフィールドコイルに正しい方向に電気を流し、モータリングチェック。
これでちゃんとモータリングすればダイナモには問題ないです。また正しい方向で電気を流すことで、正しい方向の磁場となります。

というわけでダイナモは問題なくO.K。


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でエンジン搭載前にフレームタッチアップ。
目を細めてみたら綺麗です。






1980XLH1000

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Iさんのアイアンスポーツ。
リアフェンダー搭載なのですがCRフレームのい場合、フェーンダーとフレームの間に隙間が開きます。この隙間からタイヤがかき上げたゴミやら水やら入らないように、スプラッシュガード(図32)なるものをつけるのですが、元々付いていたものはボロボロ。ゴムを切り製作。


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でCRフレーム用の純正シーシーバー取り付け。
フェーンダーサポートと共止めで専用のステーあり、またタイヤと干渉しないようにボルト長を調整しつつ取り付けでなかなか面倒です。








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by sgf1906 | 2016-12-04 02:28 | 1970XLH900 | Comments(0)
2016年 08月 13日

1970XLH900 コンロッドビッグエンド&クランク芯だし

話が前後してしまいましたが、今日はTさんのアイアンスポーツ、ビッグエンドベアリングレースラッピングとクランク芯だしのお話です。


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分解前、フロント側(ナイフ側)のクリアランスは0.095mm、リア側(フォク側)クリアランスは0.08mmあった車両ですが、コンロッドビッグエンドベアリングレースは珍しく楕円が少なく、状態良し。
ローラーが大分減っていてガタが出てました。

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ともあれ軽くベアリングレースラッピング。
フロント側は41.31mm、リア側は41.32mmに。

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クランクピンはJIMS製の新品に交換。
もともとついていたクランクピンは31.73mmに対しJIMS製のものは31.75mmと0.02mm大きいです。お陰でローラーは小さいサイズで済みます。

フロント側は.0004”o.sローラー(4.7725mm)を入れクリアランス0.015mmに
リア側も.0004”o.sローラー(4.7725mm)を入れクリアランス0.025mm。

コンロッド小端部でのガタが出やすいフロント側はクリアランス小さめ、ガタが出ずらいリア側はクリアランス大き目で組みます。


この後、コンロッドスモールエンドブッシュ交換、スラストワッシャー交換をしクランク芯だしへ。

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片側のクランクシャフトの振れが0近くになると、片側のシャフトが+-0.05mm以上振れてしまう現象が出てしまいます。右はのシャフトが良くなれば、左がだめ。左が良くなれば、右が駄目と堂々巡り。

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フライホイールとシャフトの垂直を見てみると、ドライブ側が0.3mm振っています。
シャフトを組みなおしてみても状態が変わらないので、在庫していたシャフトに交換し、振れっぷりは良くなりました。


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というわけで芯だしやり直し。
ドライブ側0.015mmの振れ、タイミング側0.02mmの振れに。
大分苦労した今回のクランク、このぐらいで勘弁してください。








夏季休暇のお知らせ

遅ればせながら8月13日(土)~8月15日(月)は盆休みをいただきますので宜しくお願いします。

by sgf1906 | 2016-08-13 00:13 | 1970XLH900 | Comments(0)
2016年 07月 29日

1970XLH900 フライホイールワッシャー&スモールエンドブッシュ

ここ何日間か夏風邪を引き、ブログをお休みをしていましたが、そろそろ復活しなければということで、今日はTさんのアイアンスポーツのお話です。


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元々ついていたコンロッドスラストワッシャーはコンロッドに対しスラスト量0.9mmと多目で交換。

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外径を小さくし内径を大きくしたダミーワッシャーを入れフライホイールを組み、必要なスラストワッシャーの厚みを選出。

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というわけで、アルミ青銅を使いスラストワッシャー製作。
専用の生爪を使い厚み2.1mmのワッシャー製作。(STDサイズは1.9mm)



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製作したスラストワッシャーを圧入。クランクを組み、クランクピンナットを規定トルクで締め付け。
スラスト量計測。0.2mmでO.K。スラストワッシャーをカシて終了。



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こちらはスモールエンドブッシュの交換。
使うブッシュはJIMS製。注意点はハメ代が大きいので、圧入時にブッシュが一皮剥けてしまう事があります。
ブッシュ側、コンロッド側ともにC面加工をしておき圧入します。
オイル穴位置を合わせ圧入し、専用リーマーでリーミング。ホーニングしブッシュ完成。








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by sgf1906 | 2016-07-29 02:20 | 1970XLH900 | Comments(0)
2016年 07月 13日

1970XLH900 タイミングギア周り

今日はTさんのアイアンスポーツ、カムギア周りのお話。

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まずクランクケース側のカムベアリングは全交換。

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カムブッシュは#1.3.4ブッシュはシャフトとのクリアランス良好。
#2カムブッシュだけ交換します。

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カムカバー、カムシャフトに合わせブッシュ製作。

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ダウエルピン穴加工しカムカバーに圧入。

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段つきの磨耗していた#1.3.4カムブッシュの鍔部分を面研。

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クランクケース、カムカバーを合わせラインが出た状態で専用ラッピングロッドを使いラッピング。

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カムブッシュラッピング後、カムカバーガスケットを付けカムカバー、クランクケースを取り付け、#1.2.3.4カムシャフトそれぞれスラスト調整。
調整用シムは厚み .007”(0.17mm).005”(0.12mm).015”(0.38mm)とありますが、70年以前のアイアンは大体スラスト量が大きくなり、何枚かあわせないと調整できないので、厚い調整シム(0.5mm、0.6mm)をつくり調整。
スラスト量は0.1mm0.05mm~0.1mmというところ。


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左右クランクケースを合わせ、ピニオンシャフトベアリングレースラッピング。
真円にしレース内径34.95mm ピニオンシャフトローラー軸受け部は25.39mmなのでローラーサイズ4.767mm(.0002”o.s)のローラーを使いクリアランス0.026mm。


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ピニオンベアリングレースラッピングしたところで、分解時抱きつき気味だったピニオンシャフトブッシュをラインリーミング。


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スラスト調整したカムシャフト、ピニオンシャフト&ローラーを仮組みしてクルクルチェックしO.Kであります。




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by sgf1906 | 2016-07-13 21:51 | 1970XLH900 | Comments(0)
2016年 06月 06日

1970XLH900 T/Mメインベアリングレース&クラッチギア

今日はTさんのアイアンスポーツ、トランスミッション周りのお話。


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まずはメインシャフトベアリングレースから。
虫食いが酷かったベアリングレースは交換。
抜き取りケース側ベアリングホール内径計測すると39.72mm。
STDサイズベアリングレースが外径39.72mmなので嵌め代がありません。
オーバーサイズレースを使います。


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使うベアリングレースはJIMS製の.005”オーバーサイズのもの。
冶具を使い、外径39.85mmのレースをケース側に合わせ約0.1mm研磨。




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ベアリングレースとともにトランスミッション周りのベアリング交換。
メインシャフトベアリングレースは圧入しもちろん内径が縮みます。


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ラインをだしベアリングレースラッピング。
STDローラーを使いクリアランス0.03mmになるまで内径拡大。




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こちらは面倒くさいアイアンのクラッチギア。
アイアンのクラッチギア軸受けは片側ブッシュ、片側ニードルベアリングになっており手前にはスラストワッシャーが圧入されています。
ニードルベアリングは内かけプーラーを使って抜くのですが、圧入がきついとニードルベリングのケージ部分が破綻します。今回は無事抜き取ることが出来ました。


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というわけでブッシュ、ベアリング交換。
まずはブッシュ側から圧入。
ベアリングを入れる前に、シャフトに合わせブッシュラッピングし、シャフトに対し0.03mm~0.04mmのクリアランスに。一部嵌め代がきつく、ラッピング作業が大変でした。


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ベアリング、スラストワッシャーを圧入し、ガタ無くスルスルとなりました。






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by sgf1906 | 2016-06-06 00:57 | 1970XLH900 | Comments(0)
2016年 05月 22日

1970XLH900 クランクケースねじ修正

今日はアイアン2人組みの授業、Tさんのアイアンスポーツメインでお話します。
清掃作業が終わり、ケース周りの修正作業から。

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76年まで使われていたトランスファーバルブ(ワンウェイバルブ)こいつが駄目になるとエンジン内のオイルがプライマリー側に入ってしまいます。また殆どのものがしっかり留まっていて、車上で抜くのが困難です。
分解したついでに抜き取り、メクラ螺子を付け、他からブレーザーをとります。


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まずはタイミングホールの雌ネジ山修正。
きれいさっぱりねじ山が無くなっていまして、しかも少々オフセット気味に穴が開いています。
大分穴が広がっており下穴ギリギリ。ともあれしっかり螺子が切れインサートを入れます。
ネジサイズ5/8”-18UNF
一応、エンジン組み付け後タイミングマークの位置を分度器で確認します。





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こちらもお決まりのプライマリー側ドレンボルト。
ねじ山の半分がすっかり無くなり、長いボルトが入ってました。
純正のドレンボルトの首下の長さが短すぎるのです。
ボール盤にネジ穴部が垂直にくるようにセットアップして、下穴を開けタップ立て。
そのままの位置で座面だしし、インサートコイルを入れます。
ネジサイズ1/2”-20UNF


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オイルポンプマウントスタッドのネジ山修正。
ここのボルトが真っ直ぐ入らないと、オイルポンプボディーが入らなくなります。
残っているねじ山にスタッドを入れ、それを基準にしてセットアップ。同じく下穴&タッピング&コイル入れ。
無事オイルポンプボディーも入りました。
ネジサイズ1/4”-20UNC



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タペットガイドボルトも同じくスタッドボルトを基準にセットアップしヘリサート。
ネジサイズ5/18”-18UNC


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というわけでネジ山修正作業終わり。










1980XLH1000

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Iさんのアイアンスポーツはプライマリー周りの作業
ダンパースプロケットが付いていない80年代のアイアンスポーツ。76年までのXLHについていたダンパースプロケット(コンペンセータースプロケット)をつけられるように加工し取り付け。
この模様はまた次回詳しく。






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by sgf1906 | 2016-05-22 00:53 | 1970XLH900 | Comments(0)
2016年 03月 24日

1970XLH900 分解作業&計測作業 その2

今日はTさんのアイアンスポーツ、分解作業と計測作業の続きです。

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ヘッド分解。
バルブはEX側はステムの根元が大分減っているので交換。
IN側は使えるかしら。
ガイドはステムに対し0.1mm~0.15mmと大分減っているので交換決定。


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ロッカーアーム&シャフト計測。
シャフトはブッシュとの摺動面が片減りしているので研磨。
で研磨したシャフトにあわせブッシュ交換します。


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ミッション分解。
ギア類は虫食いや磨耗少なく状態よし。

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メインシャフトはベアリングの受け部分が虫食ってしまってるので交換。

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クラッチギアブッシュは0.08mmのガタでブッシュ交換。
カウンター側1STギアブッシュは珍しくガタ少なく、そのまま使います。

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シフター周りは良好。


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虫食っていたT/Mメインシャフトベアリングレース抜き取り。
ついでに、カウンターシャフトニードルベアリング、カムシャフトニードルベアリング抜き取り。


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T/Mメインシャフトベアリングレースホールを計測。
以前にスプロケットカバーのマウント部分を溶接されているためか縦方向に楕円。
オーバーサイズレースで対処します。






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2016年 03月 13日

1970XLH900 分解作業&計測作業 その1

今日は新入生Tさんのアイアンスポーツ分解作業のお話。
走行できる状態でありましたが、随分とメカのノイズが出ていたことと、自らバイクをいじりたいということで、VMSに入学を決めました。
さぁ中身はいかに。

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シリンダー・ヘッド分解。
あらわになったピストンは.030オーバーサイズ。ピストン自体は大分磨耗しています。
この時点でスモールエンド部、ビッグエンド部に大分ガタがありましたので腰下も分解決定。


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ミッション分解。
残念ながらスプロケット側のメインベアリングレース、シャフトは虫食いが酷く交換決定。


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タイミングギア周り、オイルポンプ分解。
カムギアは状態良し。オイルポンプボディーも傷が少なく状態良し。


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クランク分解。
この後各部清掃作業。



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清掃作業が終わり、計測作業。
まずはコンロッド・ビッグエンドベアリングから。
入っていたローラーはSTDサイズですが磨耗しています。クランクピンは少々磨耗があるので交換予定。
ベアリングレースは大分広がっていて計算するとフロント側0.08mm、リア側0.09mmのクリアランス。
ラッピングしてからの話になりますが、.0008”~.001"オーバーサイズのローラーになりそうです。


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スモールエンドブッシュはピン径に対し0.07mmのガタがあったので交換。
ブッシュ抜き取り、ブッシュホール計測。楕円なく良好。


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ピニオンシャフト、ピニオンシャフトベアリングレースは状態良し。


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カムシャフト、ブッシュ計測。
#1.3.4ブッシュはシャフトに対しクリアランス0.04mm~0.05mmで状態良し。
#2は0.08mmで多め。ピニオンギア、#1カムギア#3カムギアと連結する#2カムギア上下横と力がかかるところです。

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タペット計測。
ローラーは0.03mmのクリアランスで良いのだがタペットとガイドのガタがすべて0.1mmあります。
オーバーサイズタペットを使う予定。


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ピストン・シリンダー計測。
ピストンに対しシリンダーは0.13mm~0.15mmのクリアランス。ピストンが0.05mm程度磨耗してしまているようです。こちらはオーバーサイズピストン&ボーリングです。

というわけで次回はヘッド分解・計測・ミッション周り計測です。





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by sgf1906 | 2016-03-13 02:16 | 1970XLH900 | Comments(0)