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カテゴリ:1960 VELOCETTE VIPER( 11 )


2016年 05月 07日

1960 VELOCETTE VIPER 仕上げ&その他もろもろ




1960VELOCETTE VIPER

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Kさんのベロセット。
試乗を何回かして、問題なかったのでプライマリー周り、改めてプライマリーチェーン、ドライブチェーン調整し本組み。
プライマリーガスケットに液体ガスケットをつけますが、シリコン系の固まるものをつけると、カバーが取れなくなりますので、固まらないものをつける。
ジェッティングしつつ試乗。問題なくO.Kです。






1970XLH900

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Tさんのアイアンスポーツのバルブガイド加工。
専用生爪を使い旋盤に加え、リーミング。
IN.EXともにステム径+クリアランス分のリーマーで内径拡大。
IN側は頭部分をテーパー加工。



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こちらもTさんのアイアンスポーツのT/Mメインシャフトベアリングレース。
虫食いがあったレースは交換。でケース側のレースホールは少々広がっていましたのでオーバーサイズのレースを使います。
冶具に銜え芯だしし、切削&研磨。ケース側レースホール+嵌め代分のサイズに。







1965TRUMPH TR6

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Eさんのトライアンフのバルブガイド。
こちらも同じく専用生爪に銜え旋盤でリーミング。
こちらはアルミ青銅のガイドのため、粘り硬く、0.01mm刻みでリーマーで切っていきます。
いきなり大きなサイズで切って行くと噛んでしまいます。
IN・EXそれぞれ+クリアランス分のリーミングし外径を研磨。
今回はヘッド側ガイドホールに合わせIN側は.002”オーバーサイズのガイド、EX側は.004”オーバーサイズのガイドを+嵌め代分のサイズまで研磨。




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此方もEさんのトライアンフ、レイシャフト1stギアブッシュ製作。
おいる溝を切り、アルミ青銅で作成。







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by sgf1906 | 2016-05-07 09:10 | 1960 VELOCETTE VIPER | Comments(0)
2016年 04月 16日

1960 VELOCETTE VIPER キャブ交換・試乗

お預かりしているベロセット
もともと付いていたアマルモノブロックはアイドリングが上下する、メインジェット#400がついていてもプラグが白いということから、ダメブロックと判断しキャブ交換。
コンセントリック930プレミアムにします。


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フロートチェック、とりあえずメインジェット#250、パイロットジェットはつけず、ニードルポジションは真ん中。

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スロットルケーブルのインナーは作り直し。

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調整したつもりのチェックバルブスプリングが弱かったため、スプリング交換。
(保管時にオイルが落ちていた)


試乗し調子を見ながら、メインジェット交換、二ードルポジションを変え調整。
アイドリング安定し、加速感もグッと良くなりました。
もう少し試乗し煮詰めていきます。











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by sgf1906 | 2016-04-16 09:19 | 1960 VELOCETTE VIPER | Comments(0)
2016年 03月 12日

1960 VELOCETTE VIPER レギュレーター交換・試乗

今日はベロセット・バイパーのお話。
前回配線引きなおし、ダイナモチェックを終わらせたバイパー
始動しもろもろチェック。

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ケースのねじ山を傷めないようにボルトから、スタッドに変更。
配線を引き取り付け。

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大分痛んでいたプラグコードを新たに製作。もちろんキャップ、コードともに抵抗が無いもの。

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ガソリンが漏れていたため、コックプランジャー交換。

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オイルを入れクランキングしオイル回し。
オイルタンクのチェックバルブの位置が悪いようでオイルが落ちない・・・。
シールワッシャーの厚みによってボールの位置関係が変わってしまうのです。
スプリングの長さを調整し、ちゃんと落ちるようになりオイルを回す。





分解前の動画を見てもらえば分かりますが、プライマリーからのゴーッという音がなくなっています。
動画では分かりませんが、クラッチを切ったり繋げたりしています。


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というわけで試乗。
試乗しつつクラッチ調整しつつ。ミッション、クラッチ周りは問題無し。


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問題なのが、はい発電してません。
モータリングして問題なく、まったく発電していませんのでカットアウトリレーが怪しい。
カットアウトリレーを直接押すと発電し始めます。板バネを弱めてみてもカットインせず。
つまりカットアウトリレーのコイルがショートしているのでしょう。
カットアウトリレーは鉄心の周りに銅線が巻いてあり、ダイナモが発電すると銅線に電流が流れ、鉄心に磁気が発生し、接点がついたプレートを引き寄せ、接点がつくことでバッテリーとダイナモを繋げます。
発電していないときにバッテリーからダイナモへ電流が流れないようにする装置です。
ミラーはダイナモにこのカットアウトが付いています。


カットアウトが駄目なのでエレクトリックレギュレーターに交換します。

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レギュレーターを付け配線引きなおし。
ダイノモのD端子とF端子の配線をつなげます。


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というわけで無事発電。

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で暗くなっても試乗出来ます。

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殆ど問題ないのですが、アイドリングが上がったり、下がったりの症状。
プラグも白め。マニホールド付近からの2次エア吸いの疑いがあったので、ガスケット製作し取り付け。
ジェットブロック周りの問題じゃなければいいけど。
明日また試乗してみよう。





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by sgf1906 | 2016-03-12 01:00 | 1960 VELOCETTE VIPER | Comments(0)
2016年 02月 03日

1960 VELOCETTE VIPER 配線引きなおし・ダイナモチェック

今日は修理依頼のベロセット・バイパー、配線が焼けてしまっていたので配線引きなおし。

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バッテリーの+配線、ダイナモのD+、Fの配線、レギューレーターのアース配線が焼けてしまっていました。
これは発電系の問題。でダイナモの配線を見てみるとD+端子とF端子が逆に配線されたいました。
とうぃえ、配線が焼けてしますのか?配線図を眺めつつ電気の流れを考えたもハッキリとした正解が考えつかず・・・。とりあえず正しい配線をしてダイナモをまわして見ます。

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汚れていたSWは清掃。台座のブラスチックが割れていたディンプSWは新品に交換。

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で配線引きなおし。

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無事を祈りつつダイナモもチェック。
アーマチュアのコミュテーター、セグメント溝清掃。

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フィールドコイルとレジスタンスの抵抗チェック。
マニュアル値はフィールドコイルの抵抗値は4Ωぐらい、レジスタンスコイルは7Ωぐらい
レジスタンスはD+とF端子でチェック (図D・S) フィールドはFとブラシ-端子(図S・N)で計測。
どちらも問題無しで一安心。コイルは無事でした。

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ダイナモ組み付けモータリングチェック。
くるくる回り問題なし。ダイナモ無事です。
次回車体に取り付け、エンジンをかけレギュレーターチェックです。







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by sgf1906 | 2016-02-03 01:49 | 1960 VELOCETTE VIPER | Comments(0)
2016年 01月 30日

1960 VELOCETTE VIPER プライマリー・ホイール組み付け

修理依頼のベロセット・バイパー
とにかくベロセットのプライマリー周りはクリアランスが少ないので、確認しつつ組み付けていきます。

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スリーブギアシムは交換し取り付け、クラッチスプリング、スリーブギアのクリアランス調整。
実際にキックスターターでクランキングしながらクラッチ調整。
滑らずちゃんとクラッチが切れるところにします。実際に走ると状況が変わることが多いのでここはとりあえず。

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アウタープライマリーカバーを取り付け、干渉しているところが無いかチェック。
チェーンも干渉無く、クラッチを切っても問題なし。(リリーシングディスクが開いて干渉するときがよくある)

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ベルトが水平になるようにダイナモの位置を出し、カバー取り付け。
分解前、プーリーとカバーが干渉していましたので、ここも光明丹をつけチェック。
ほつれてきていたベルトは交換。

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リアホイール周り。
スピードメーターギアが固着してホイールと供回りし、やられてしまっているので交換。

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スピードメーターを回す役目もしているベアリングリテーニングリングが回ってしまっています。
逆ネジになっていて進行方向には回らないのですが、メーターギアが固着し車体を後ろに動かしたときに、外れる方向に回ってしまったのでしょう。そのせいでギアが押され駄目になったのでしょう。

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ついでにホイール周り清掃しチェック。

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ブレーキ周りはブレーキカムにもガタ無く、シューもまだまだいけます。

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ホイールベアリングもまったく問題なし。

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というわけで取り付け。
新品スピードメーターギアのシール部分が干渉していたので、手直しし取り付け。


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随分伸びていたDチェーン交換。
元々ついていたのはレイノルド製。試しにEKのノンシールチェーンをつけてみたものの、やはりプライマリーカバーに干渉してしまいます。

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チェーンを比べてみる。
EKのノンシールチェーンは結構薄い方だけど、比べてみるとレイノルドは随分薄いです。プレート自体が薄いな・・・。

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ピン幅で見てみると、EK21.4mmに対しレイノルド18.6mm 2.8mmも違うのですね。こりゃ駄目だ。


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というわけで新品レイノルドチェーンに交換。干渉無くなりガタも無くなりました。



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でそろそろ試乗と思いきや、配線が焼けてしまっていることに気がつく・・・。
ダイナモ、レギューレーター、バッテリー周りの配線がやられている。
ダイナモの配線を見てみると、D+とFの配線が反対につけられていたようです。

次回配線引きなおし、ダイナモチェックです。

by sgf1906 | 2016-01-30 02:09 | 1960 VELOCETTE VIPER | Comments(0)
2016年 01月 09日

1960 VELOCETTE VIPER プライマリー周り取り付け

今日はギアボックスが組み終わったベロセット・バイパーのギアボックス搭載、プライマリー周り組み付けです。

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ギアボックスマウントでもあるリアエンジンプレートをギアボックスに取り付け。
車体右側のプレートだけ付ける。

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フレームに仮止めし、車体左側のプレートを取り付ける。

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ギアボックスピボット部のボルトは予め差し込んでおく。


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ついでにオイルタンク、チェックバルブ清掃。残念ながらフィルターは入っておらず。
ベロのオイルタンクについているタイプのチェックバルブはオイルが吸われることでバルブが開くため、頼りないスプリングが付きます。ですので当然オイルは落ちます。かといって加圧される部分のバルブではないので、強いスプリングを付けたくない。あまりいい仕組みではないですね。


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という訳でギアボックス搭載。

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チェーンカバーを取り付ける前に耐油コルクでガスケット製作。
ついでにねじ修正。

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チェーンカバー固定スクリューを取り付け、回り止めでワイヤリング。

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元々付いていたクラッチスラストベアリングのレース部分は大分段付きに減っていたので新品に交換。

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クラッチチェーンホイール、ベアリングも交換。
計測するとチェーンホイールの内径が小さく、ベアリングに対し嵌め代が0.14mm。
試しに圧入してみると嵌め代がきつ過ぎベアリングが回らなくなります。


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クラッチチェーンホイールを旋盤に銜え、スプロケット部分で芯をひろい内径拡大。
ベアリングに対し0.03mm~0.04mmの嵌め代に。

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圧入しちゃんと動くようになりました。

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クラッチ組み付け。
フリクッションプレートは元々付いていたもの、スチールプレートは錆びていたため交換。

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スチールプレートの凸部分の入りっぷりが悪かったので、少々修正。
ここの入りっぷりが悪いと、クラッチを切ったときに空回りする場合があります。


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スラストピンも交換しクラッチ取り付け。
面倒なベロのプライマリー調整ごとのお話はまた次回。





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by sgf1906 | 2016-01-09 03:01 | 1960 VELOCETTE VIPER | Comments(0)
2016年 01月 07日

1960 VELOCETTE VIPER ギアボックス組み立て

修理依頼のベロセット・バイパー。
メインシャフト1stギアブッシュスリーブギアブッシュの製作が終わりギアボックスを組みたてていきます。

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シーリングワッシャーを付け、スリーブギアベアリング交換。

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メインシャフト・レイシャフトベアリング交換。

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クラッチオペレーティングカップの位置チェック。
元々入っていたシム5枚を入れ仮組み。オペレーティングカップがベアリングに干渉していないことを確認。


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キックスターターハウジングのガスケットを製作し、レイシャフト仮組み。
スラスト量はは0.2mm程度で良好。


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メインシャフトも仮組みしてスラスト量チェック。
メインシャフトだけのスラスト量は0.1mm程度だが、メインシャフトベアリングがハウジング内で少々動いてしまっているようだ。今回はシムを製作しベアリング位置を固定し解消する。


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ギアセレクター周り組み付け。
ベロのセレクター周りの仕組みは小スペースで非常に優れていると思います。このあたりが駄目なものはあまり見ないです。しかしながら、戦後のベロはギアボックスが大きくなるので小スペースこのシステムの有難味が半減。元々外に出ていたシフターチェンジのリンケージをギアボックス内に収納したために、ギアボックスが大きくなったのでしょう。おかげで、シフトチェンジ周りのガタは本当少ないです。
戦前などのシフターチェンジが外にでているベロのギアボックスは、ブッシュを交換しても、すぐガタが出てしまう、弱点なのですね。


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ギアやシャフトは問題なしで組み付け。

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という訳でギアボックス完成。






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by sgf1906 | 2016-01-07 01:09 | 1960 VELOCETTE VIPER | Comments(0)
2015年 12月 25日

1960 VELOCETTE VIPER ギアボックス・メインシャフト1stギアブッシュ

スリーブギアブッシュに引き続き、メインシャフトローギアブッシュ製作です。


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ベロのローギアブッシュは唾つきのもの挟む形で2連で入っています。
片側をタップを使い抜き、もう片側を抜きます。

シャフト系、ギア内径に合わせブッシュ製作。

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片側の唾の厚みがローギアのスラスト量、もう片側の唾の厚みがドッグギアの位置に関係してくるので元々ついていたブッシュを参考に厚みを考え製作。
また唾下の長さも長すぎると両ブッシュが入りきらなくなっています。


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オイル溝も切り完成。

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圧入後ホーニングし微調整。
シャフトに対し0.02mm~0.03mmのクリアランスに。

この後ミッション組み立て。
今日はクリスマスということで、この後ケーキを食べなければ・・・ということで、この話はまた次回。




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by sgf1906 | 2015-12-25 23:41 | 1960 VELOCETTE VIPER | Comments(0)
2015年 12月 23日

1960 VELOCETTE VIPER スリーブギアブッシュ製作

修理依頼のベロセットのギアボックスオーバーホール作業。
まずはスリーブギアのブッシュ製作。

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スリーブギア内径、メインシャフト外径を計測し、適正な嵌め代、クリアランスになるように作ります。
メインシャフトは変な磨耗なく状態良し。

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全長74mmあるブッシュは穴開け、中グリ、切削と時間がかかりますな。


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ハイスでおいる溝の刃を作り溝切り。

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ギア側にオイル穴が開いていますので、位置を合わせ穴あけ。オイル溝と合うようにする。


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圧入しホーニングで完成。オイルをつけヌターッとガタなし。




38VELOCETTE KSS MKⅡ

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こちらも修理依頼ののベロセット。
クラッチにオイルがつき滑り気味になったので、オイルがついたまま改めてクラッチ調整し試乗。滑り無くO.K。
プラグの焼け色も良く、これでオーナー様に引渡し出来ます。







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by sgf1906 | 2015-12-23 01:33 | 1960 VELOCETTE VIPER | Comments(0)
2015年 12月 05日

1960 VELOCETTE VIPER ギアボックス分解

修理依頼のベロセット・バイパーのギアボックス分解のお話。
分解各部清掃後、気になっていたスリーブギアベアリングから分解。

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カシメてあり、回すのに苦労するベアリングリテーニングリング。
自家製SSTのおかげで無事に抜き取り。

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で一応ガタ計測。0.6mmもガタが・・・ボールベアリングもこんなにもガタが出るのですね。

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今までベアリングを変えたことがなかったのであろうということで、ベアリングは全交換。

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計測作業。
スリーブギアブッシュとシャフトのクリアランスは0.11mm~0.13mm。
ここのガタが多いと、ギアボックス内のオイルがシャフトを通りプライマリー内に入り、クラッチのすべりの原因になりますので、ブッシュは交換。
1STギアのブッシュとシャフトの0.1mmのクリアランスで少々大目。


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レイシャフト、2nd・3rdギアのブッシュは良好。スラスト量もそれぞれ0.1mm、0.15mmと良好。

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スリーブギアのブッシュ抜き取り。
今まで適当なもので抜いていたのですが、ベアリングリテーニングリングしかり、ちゃんとしたものを作っておくと時間短縮になるということで、抜き取り工具製作。

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ベロのスリーブギアブッシュには回り止めのダウエルピン的なものが付いています。
まずこいつを抜き取る。

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ドリルでピンをもみ、エキストラクターで抜き取り。螺子っぽくなっている。

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ブッシュを抜き取り計測。
こいつは単品製作します。



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クラッチ回りも清掃しチェック。

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プライマリーチェーンホイールはインサートが中で動いていたのでしょう、スペーシングプレートが干渉していた跡があります。スプロケットもとんがっているので交換予定。

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クラッチプレートはO.K。スペーシングプレートも錆びてしまっているな・・・。

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クラッチスプリングは曲がり長さの違いなどなくO.K

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ギアボックススプロケットはトンガリさんで駄目。

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バッキングプレートスラストピンは螺子的なものが入っていました。こいつは磨り減ってしまうので駄目。

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クラッチのスペーシングスラストリング、レース側が大分磨耗しています。
ここが磨耗していくと、そのうちベアリングケージ部分と干渉しケージが壊れ粉砕します。
少々ケージがやられ気味でしたが、とりあえず無事でした。






VELOCETTE KSS MKⅡ

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こちらもベロセット・KSS MKⅡ
ミッション、ギアボックスのオーバーホールが終わり試乗。
はじめは良いものの、だんだん燻ぶり始めストール。やはりプラグは真っ黒。
ジェット交換しつつ試乗するも結果は変わらず・・・。フロートの止まりっぷりが悪いと思われます。
というわけでキャブをなんやかんや。この話は次回に。




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by sgf1906 | 2015-12-05 00:06 | 1960 VELOCETTE VIPER | Comments(0)