カテゴリ:1978XLH1000( 21 )


2016年 09月 10日

1978XLH1000 手直し

T様のアイアンスポーツ、200Km走行し手直し作業です。


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一回目のミッションオイル交換時に鉄粉が出ていたので、気になりプライマリー、ミッション分解。
ミッションは問題なし、プライマリー周りも問題なし。
どうも製作したクラッチのインナースプリングの座巻部分の仕上げが悪く、ここが削れていたようです。
インナースプリングは元々付いていたものに交換し組み付け。


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ついでに改めてDチェーン張り調整。


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少々タペット音が気になったので、プッシュロッドの当たりっぷりチェック。
付け替えたクロモリプッシュロッドのあたりが悪そう。此方も元々ついていたアルミプッシュロッドに交換。
なんだか交換したパーツが裏目に出ている。
腰上周り、トルク管理し増し締め。


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長めのライザーが付いていたため、ハンドルを切ると突っ張ってしまっていたタコメーターケーブルはオーバーサイズに交換。

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あともう少し走り問題なければO.Kです。






後はなんやかんやと製作物

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Iさんのナックルヘッドのリンカートキャブ。
メインノズルが固着し抜けなかったので、引っ張り工具を製作し抜き取り。




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76年以前のアイアンスポーツ、ドライブ側クランクベアリングスラストチェック用の冶具製作。



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1/4”-20ヘリサート用垂直冶具。



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アイアンスポーツのトランスファーバルブを使わなくするためのプラグ。


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アイアンスポーツ、オイルポンプシール冶具。


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Iさんショベル、角スイングアーム用アクスルシャフトの鍔つきカラー。



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WL・T/Mクラッチギアブッシュの圧入、抜き取り、ラッピングロッド。






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奈良 純

by sgf1906 | 2016-09-10 09:02 | 1978XLH1000 | Comments(0)
2016年 07月 09日

1978XLH1000 エンジン始動

修理依頼でお預かり中のアイアンスポーツ、エンジン始動です。
まず細かな作業から。

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この年式のアイアンはフットペグのサポートはケース側から伸びているスタッドボルトに留めますが、回り止めのためダウエルピンがついています。
プライマリー側のサポートのダウエルピンが折れてしまっていたので、中折れしてしまっているピンをドリルでもみピン製作し圧入。

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こちらは車体右側のフットペグ。
随分曲がってついていましたので、アセチレンバーナーであぶり曲げ修正。


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切れかけていた、ケーブルを製作し、取り付け配線チェック。

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ジェネレーターランプが切れていたので、ランプ交換。
フロントブレーキSWも駄目だったので交換しています。


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点火時期を合わせ。


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オイルを入れエンジンにオイルを回す。


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ガソリンタンクを付けエンジン始動。
簡単に始動し、少しガソリンが薄めだったのでパイロットスクリューを少しあけアイドリング安定。

これから膿みだし、セッティングの試乗が始まります。暑いに日中を避け夜な夜なな試乗になると思います。







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by sgf1906 | 2016-07-09 08:47 | 1978XLH1000 | Comments(0)
2016年 07月 03日

1978XLH1000 キャブレーター取り付け

今日は修理依頼のアイアンスポーツ、キャブレーターのお話。

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キャブレーター徹底清掃後、マニホールド面の面研。

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フロートレベル調整。ボディー側面から15mm~16mm程度に。
ガソリンを流し止りっぷりチェック。

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インシュレーターを取り付けるために長めのスタッド製作。

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マニホールド取り付け。
ヘッドとマニホールドの隙間少なく良好です。

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スロットルストップアジャスタースクリュー製作。
キャブレーターマウントカラー製作。


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というわけでキャブレーター取り付け終了。
状態よさそうなキャブです。




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by sgf1906 | 2016-07-03 09:04 | 1978XLH1000 | Comments(0)
2016年 06月 23日

1978XLH1000 スターターモーター・ダイナモ

今日はアイアンスポーツの電気周りのチェックごと。

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まずはスターターモーター。
分解し清掃。

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コミュテーターを軽く研磨し、セグメント溝にたまったカーボン除去。

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ブラシの幅は13.7mmで状態良し。リミットは6.4mm。
ブラシホルダーの穴位置関係とブラシの順番を間違わないように組みます。
ブラシの組む順番を間違えるとモーターは回らなくなります。



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モータリングし問題なし。で取り付け。
アイアンのスターターモーター周りはオイルライン、スターターケーブル類が通るので、ごちゃごちゃしてなかかなか面倒です。



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でこちらはダイナモのブラシ。
厚みは16.5mmで問題なし。ちなみに新品のブラシは17.3mm。

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ガタがあったベアリングは交換。

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こちらも同じくコミュテーター研磨。セグメント溝のカーボン除去。

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バッテリープラスをボディーに、バッテリーマイナスをF端子につけモータリング。
問題なくクルクル回りました。
モータリングチェックする際に正しい方向に電流を流さないと、電流の流れが逆転し発電しなくなります。
というわけで電気周りO.Kです。






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by sgf1906 | 2016-06-23 03:49 | 1978XLH1000 | Comments(0)
2016年 06月 22日

1978XLH1000 シリンダー・シリンダーヘッド組み付け

今日は修理依頼のアイアンスポーツのお話。
まず、内燃機屋さんからボーリング、前後シリンダー長をを合わせベース面、シリンダーヘッド面を面研磨をしたシリンダーが上がってきましたので取り付け。

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ピストンリング、ギャップ、クリアランスチェックし取り付け。
シリンダーは化粧直し済み。

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シリンダー取り付け、ベースナット規定トルクで締め付け。



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シリンダーヘッド組み付け。
シートカット、すり合わせが終わっているシリンダーヘッド。バルブインアースプリングを仮組みしてアウタースプリングの取り付け長チェック。前後ヘッドのインテーク同士、エキゾースト同士、同じスプリング取り付け長にになるようにシム調整。
スプリング取り付け長でのバルブスプリング圧計測。4本ともほぼ同じ。

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ヘッド化粧直しして本組み。



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ロッカーアームシャフトとロッカーアームブッシュのガタは0.04mm~0.05mmだったので交換せずそのまま使います。ホーニングだけしておきます。

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ロッカーアーム取り付けると、フロント側のOリングが出すぎです。
以前にロッカーカバーの面を研磨しすぎたのかしら?


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ロッカーアームワッシャーの厚み1.5mmのものをつくり(純正のものは2.3mm)取り付け。



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ロッカーボックス取り付け。
もともとついていたロッカーボックボルトはステンレスで首下が短くねじの効きっぷりが悪かったので、首下が長いものに交換。
ロッカーボックスとヘッド取り付け。規定トルクで締め付け。



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シリンダーヘッド取り付け。
インテークマニホールドの角度を合わせヘッド取り付け。
プッシュロッド側のヘッドボルトは工具が入りづらく、トルク管理が出来ないので、専用のロングトルクアダプタを使いトルク管理。



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前後別々のヘッドマウントプレート取り付け。


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プッシュロッドは純正のアルミプッシュロッドからクロモリプッシュロッドに交換し取り付け、タペット調整。
というわけで個々まで来ました。






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by sgf1906 | 2016-06-22 01:47 | 1978XLH1000 | Comments(0)
2016年 06月 18日

1978XLH1000 プライマリー周り組み付け

今日は修理依頼のアイアンスポーツ、プライマリー周りのお話。

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まずはクランクシャフトベアリングシール取り付け。
冶具を使い垂直に圧入。

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スプロケットホイールベアリング、リリーシングプレートベアリング交換。

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メインシャフトナット88N.m クラッチハブナット200N.m
規定トルクで締め付け。

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スチールディスクは縒れなくO.K

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74年からのアイアンスポーツはクラッチスプリングの取り付け長をカラーの長さで調整します。
入っていたものはSTDサイズ(38.8mm)クラッチが滑るようなら短くします。


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クラッチスプリングはインナースプリングの線径5.5mm(純正のものより少し細い)ものをつけ、重いクラッチを緩和させます。


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シフターシャフトをシム調整しスラスト量調整。
0.3mm程度にしました。

シリンダーのボーリングも上がって来ていますので、どんどん組んでいきます。




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by sgf1906 | 2016-06-18 01:09 | 1978XLH1000 | Comments(0)
2016年 05月 21日

1978XLH1000 エンジン腰下搭載

今日は修理依頼のアイアンスポーツのお話。
エンジンオーバーホールでお預かりした車両でありますが、ネックベアリングカップが手スポだったので、オーバーサイズのネックカップ製作取り付け。
その続きのお話です。


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フォークステムにベアリング圧入。
アイアンスポーツが79年以降からネックベアリングがテーパーベアリングになるのですが、この車両は78年のもので、もともとはバラ玉ボールベアリングののもの。
テーパーベアリングにコンバーションされていたのでしょう。
79年以降と78年以前とではステム径が違うので(78年以前のものが細い)ベアリングはこいつ用のL44640を使います。


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ネック周り取り付け、フロントフォークもオイル交換をし取り付け。

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ホイールベアリングもチェックし問題なかったのでグリスアップしシール交換、取り付け。
というわけで元通り。


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エンジン腰下搭載。
エンジン下部にジャッキを置いておき、エンジンをフレームの乗せ、ジャッキで位置調整し、まずリア側のエンジンハンガーの位置決め。
ねじ止めし、フレームとエンジンハンガーの位置が決まったらフロント側のエンジンプレートを止めます。
エンジンプレートカラーはお化粧直ししてあります。


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気が重かったネック周り問題が終わりバンバン組んでいきます。






1962 NORTON 650SS

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Hさんのノートンドミネーターのブレーキドラム
オペレーティングカムのガタが酷かったのでオペレーティングカムシャフト新品入手。しかしながら受け側が広がっているようで製作します。
ノートンのオペレーティングカム軸受け部分はねじ止めされていて取り外しができるようになっています。
こいつをそのままアルミ青銅で製作。ねじ部は3/4”-26山BSCです。
ガタ無くO.K。





1960 VELOCETTE VIPER

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夜は引渡し日が迫ったベロセットさんを別れをおしみつつ試乗。
問題点無く良好。
大きいフライホイールでありながら、ある一定の速度から回転がゴーッとあがっていく加速感。まさにカムに乗るといった感じか。ベロセット独特の加速の感じはたまらないです。
所有したいバイクの一台であります。








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by sgf1906 | 2016-05-21 03:04 | 1978XLH1000 | Comments(0)
2016年 05月 14日

1978XLH1000 ネックベアリング

今日は修理でお預かりしているアイアンスポーツ・ステアリングヘッドのお話。
エンジン・ミッションオーバーホールでお預かりの車両ですが、ネック周りの動きが重いのでオーナー様と相談し分解・チェック。
ネックカップとフレームにガタががあることが多いアイアンスポーツ。この車両もロワー側ネックカップとフレームの間に少々隙間が・・・。
覚悟を決めて分解。

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ベアリング自体は終了。
ネックカップもアッパー側、ロワー側ともに軽く抜けて抜けてしまいました・・・。
清掃し計測。
出口付近はやはり楕円。中側はそこまで楕円は酷くない。
いつもここの加工状態を見て思うのですが、メーカー出荷時にどこまでの精度で作られちいるのか疑問です。
ともあれ今回は、フレームネック部分のボーリング加工は無しでオーバーサイズベアリングカップを製作し組み付けます。



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以前にも作ったことがあるベアリングカップ。
フレームに圧入部分はフレーム側にあわせハメ代をとり製作。とんぼし専用生爪に銜えベアリングレース側をつくり完成。アッパーとロワーともに製作しました。


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カップにベアリングレースを圧入し、垂直入れ工具を使いフレームに圧入。
フレームに圧入っぷりもよい感じで気が重かった作業も終わりです。







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2016年 04月 09日

1978XLH1000 オイルポンプ

今日は修理依頼のアイアンスポーツ・オイルポンプのお話。
クランクケースをドッキングしましたので、オイルポンプチェックをして、タイミングギア周りを本組みします。

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キレイキレイにしたオイルポンプ。
ボディー、ギアともに問題なし。

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ギアとオイルポンプボディーのクリアランスチェック。
ボディーよりギアが少し出ます。マニュアル値0.025mm~0.27mm
実測値0.2mmでO.K

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トロコイドポンプのロータークリアランスチェック。
アウターローターとインナーローターの隙間をチェック。
マニュアル値はMAX1.06mm
実測値は0.05mmで問題なし。ここが減りすぎていたら交換です。

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スプリングをはずし仮組みして回りっぷりチェック。
スプリング抵抗が随分あるので、はずした状態で変な引っかかりや抵抗がないかチェックします。


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問題ないので、ケースに本組み。
規定トルク10N.mで締め付け。

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オイルホースを取り付け、オイル流れっぷりチェック。
ビッグエンド、ヘッドオイルライン、リターン側ともに問題なし。


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というわけで、タイミングギア側本組み。
ピニオンギアナットを規定トルク50N.mで締め付け。

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以前にカムシャフトのスラスト調整済みなので、シムをいれギアのタイミング合わせ組み付け。
#2カムのシールを取り付け、ブレーキオペレーティングシャフトもスラストのシム調整しカムカバー取り付け。


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腰下ほぼ完成です。





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2016年 04月 02日

1978XLH1000 バルブシートカット&擦り合わせ

今日は修理依頼のTさんのアイアンヘッド、ヘッド周りのお話。

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バルブガイドの入れ替え、加工ごとが終わったのでシートカットをしていきます。

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今回はEX側を例にお話を。
フロント、リアともにEX側はバルブの当たり面(45度)のシートは虫食いが酷い。

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シートカットをしていきます。
3アングル(45度、30度、60度)でカットし、バルブとの当たり面(45度)を綺麗し、30度面、60度面を切りバルブとのあたり幅、あたり位置を調整します。

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まずは45度面シートカット。
虫食いが無くなるまで切り、バルブにはベタ当たり。

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バルブとの当たり位置を確認しつつ、30度面カット。

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バルブとの当たり面、あたり位置を確認しつつ60度面シートカット。

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最後に擦り合わせをして。

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バルブとの当たり位置は真ん中ぐらいで、EX側の当たり幅は1.5mm程に。


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IN側は大分当たり幅が大きくなっていました。
60度面を大分カットし、IN側は当たり幅1.3mm程度に。

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すべて灯油漏れチェックをして問題なし。
というわけでバルブシートカット&擦り合わせ終了。





1956陸王750


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修理依頼の陸王750
このエンジンは1929年~1936年のハーレーサイドバルブ(RL・DLモデル)のライセンス生産されたものです。

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まず問題なのはドライブ側、クランクシャフトベアリングレース。
レースがカタカタと動いてしまっています。このモデルは3本のロックスクリューで回り止めされていますが、そのロックスクリューで止まっている感じ。

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カシメをとり、ロックスクリューを抜いたら、手でレースは抜けました・・・。
というわけで計測。レースとケースは0.05mmの隙間。
レースの内径は楕円や消耗少なく良好。

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スプロケットシャフトローラー計測。
シャフトは磨耗少なく使えます。ローラーはSTDサイズ。レースとのクリアランスも0.025mm程度で良好。
レースの外径を容射肉盛りし、外径を大きくし使う方向で考えます。


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ピニオンシャフトとブッシュ計測。
このモデルはピニオン側の軸受けがブッシュです。ビッグエンドに行くオイルラインとともに、ブッシュを潤滑するためのオイル穴がシャフトに開いています。そのためここのブッシュにガタがあると、油圧が抜け、ビッグエンド側にオイルが行きにくくなると思います。
シャフトに対しクリアランスは0.1mm~0.2mmと大分広がっています。
こいつは変えたほうが良いでしょう。


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スモールエンド部の振れっぷりもチェック。
ナイフ側0.25mm、フォーク側0.14mmとそこそこ広がっています。ビッグエンドベアリングのクリアランスは0.08mm以上といところか。
どう作業を進めていくかはこの後オーナー様と相談です。






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by sgf1906 | 2016-04-02 02:07 | 1978XLH1000 | Comments(0)