カテゴリ:1950EL1000( 3 )


2015年 11月 29日

1950EL1000 T/M分解・メインベアリングレース交換

エンジン持込のMさんのパンヘッド。
ミッションもクラッチハブが付いたまま持込です。というわけで分解作業開始。

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スプロケットはトンガリさんなので交換。
メインシャフトボールベアリングは当時もの的なベアリングが入っていました。

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というわけで全バラ。ギア周りは状態は悪くありません。

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メインシャフトは段付き少なく問題なし。メインドライブギア、メイン3rdギア、キックラチェットギアのブッシュは交換で抜き取り。

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カウンアーシャフトは段付きが酷く交換。

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虫食いが酷かったメインベアリングレースは交換。
抜き取り後、ケース側レースホール計測。
STDベアリングレース(58.78mm)だと嵌め代が少ないため、JIMS製の.002”オーバーサイズベアリングレース(58.83mm)を選択。

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ケース側に対し適正嵌め代になるよう(0.02mm程度、外径研磨。
ケースをよく暖め圧入。

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嵌め代分少々縮んだ内径をラッピングし、STDサイズローラー3.175mmを入れクリアランス0.03mmに。

というわけで今日はここまで。次回ブッシュ周り予定です。




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奈良 純

by sgf1906 | 2015-11-29 00:24 | 1950EL1000 | Comments(0)
2015年 09月 26日

1950EL1000

エンジン持込で入学したMさんのパンヘッド。
購入したパンヘッド(EL)が調子が悪いということから分解。で左右マッチングケースではないことが判明し、オークションでFLのクランク&ケース購入。
というわけで、うちに2機持ち込み。

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折角なのでFLとELのクランク比較。

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ストローク量が違うので勿論クランクピン位置が違います。
写真上がEL、下がFL
クランクシャフトから距離はELは約44.5mm FLは約51.0mm 
クランクピンもELとFLでは違う。



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面白いのが、フライホイール内側のウエイト部分の厚みが違い、ELのほうが薄い。
ドライブ側、タイミング側ともにフライホイールの厚さは同じ。
30年代のELは少々薄いという話ですが、私は見たことが無い。


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クランクケースはELもFLも同じ。
しかしながら、新たに購入したマッチングしているケース、スプロケットシャフトベアリングレースの鋳込み部分が動いてしまっている・・・。こいつは使い物にならない。
マッチングしていないケースは状態が良さそうなので、コイツを加工して使う予定。





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by sgf1906 | 2015-09-26 01:29 | 1950EL1000 | Comments(0)
2015年 03月 18日

1950EL1000 エンジン計測作業

新入生Mさんのパンヘッドエンジン、清掃後各部計測です。

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まずはビッグエンド周り。
クリアランス自体は良いがレースはF側0.02mm、R側は0.01mm楕円になっています。
クランクピンは虫食いがあり交換決定。

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スプロケットシャフトベアリング
レース、シャフトともに楕円無く良好。
.0002”o.sのローラーが入っておりクリアランス0.015mm。

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ピニオンシャフト
こちらが面白い。レースはスプロケット側と違い位置により寸法がバラバラ。
シャフト自体は良いのだが、2つのケージに1本のローラーが入るはずなのですが、それぞれのケージに短いローラーが入っています。
ここのローラーは直径6.35mmがSTDサイズなのですが測ってみると6.3mm。メートリックのローラーを入れていたと思われます。
後家ケースで左右のレースの芯が出ていないのをタイミング側に小さいローラーを入れクリアランスを多くしてクランクが回るようにしていたと思われます。


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シリンダー&ピストンは74”(1200cc)用のものが組まれていました。

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ロッカー周り計測。

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ロッカーアームは少々磨耗があるものの良好。

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ロッカーブロックは規定トルクで締め付けて内径計測。
こちら寸法バラバラで、特にフロントIN側は小さいところではシャフトに対しクリアランス0.02mm、大きいところではクリアランス0.23mm。
仮にロッカーアームを組み規定トルクで締め付けるとロッカーの動きが渋く、ガタがある状態・・・。

規定トルクで締め付けるとロッカーの動きが渋くなるため、ロッカーが動くところでロッカーブロックのナットを締めるのをやめて組んでいたため、ガタが多いところではどんどんガタが出来、このような状態になったのでしょう。このロッカーブロックは要加工です。





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by sgf1906 | 2015-03-18 01:59 | 1950EL1000 | Comments(0)