カテゴリ:1970TRUMPH T120( 16 )


2016年 10月 06日

1970TRUMPH T120 卒業

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トライアンフのKさん卒業です。
近年の大雨で完水水没した車両で、ギアボックスドレンボルトを開けたときに、ドバッと真水が出てきたのを思い起こします。
私自身、トリニティースクールにいながら、トライアンフを1から10までやったことがなく、非常に勉強になりました。
とりあえず、100Kmぐらい乗ってもらい、オイル交換、増し締め、手直し作業ということになります。

Kさんお疲れ様でした。またのお越しをお待ちせいています。







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奈良 純

by sgf1906 | 2016-10-06 01:14 | 1970TRUMPH T120 | Comments(0)
2015年 07月 22日

1970TRIUMPH T120 外装周り取り付け

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Kさんのトライアンフはエンジン周りの組み付けが一段落し外装回りの取り付けに。
配線は以前に引きなおしてあったので、極力使う方向で行きます。






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Kさんの作業を横目にHさんのショベルの手直し作業。
吹き返しが多かったケイヒンキャブ、インテークマニホールドからの2次エア吸いを疑い、Oリングタイプのシールからフラットシールのものへ交換。
キャブ・マニホールド側の面研、こいつは随分歪んでいた。NOSということで購入したキャブですがどうも怪しい。
というわけでエンジン始動。パイロットJETはも少し大きくしたほうが良さそうだが、吹き返しは収まりO.K。
後はキャブセッティングを煮詰めていきます。





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夜はドスさんが溶接講習。
鬼軍曹E本氏の講義を受けています。






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奈良 純

by sgf1906 | 2015-07-22 02:21 | 1970TRUMPH T120 | Comments(0)
2015年 07月 08日

1970TRIUMPH T120 シリンダーヘッド組みつけ

Kさんのトライアンフ組み付け作業。

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ロッカーカバーは面研をしてロッカーアーム、スピンドル組みつけ。



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ヘッド、ヘッドガスケットを仮組みして、プッシュロッドチューブのオイルシールの厚み選出。
ヘッドガスケットは厚み2mmの厚いもの。プッシュロッドチューブとタペットガイドの隙間を計測し、ヘッドを組み付けたときに1mm程度つぶれる厚みのオイルシールを使う。


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プッシュロッドを組み、ヘッドロッカーカバーを付け、トルク管理をしてヘッド締め付け。


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ヘッドマウントのカラーは厚みを計測し製作。

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Kさんのトライアンフもここまで来ました。






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by sgf1906 | 2015-07-08 10:17 | 1970TRUMPH T120 | Comments(0)
2015年 07月 01日

1970TRIUMPH T120 タペット・シリンダー組みつけ

今日はKさんのトライアンフ・シリンダー周りのお話。
水が入り錆付いていシリンダー内は、GPMの.020”オーバーサイズピストンでボーリング済み。

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タペット、タペットガイドブロック計測。
タペットガイドホールはIN,EX、タイミング、ドライブ側ともに7.95mm
対し入っていたタペットは7.89mmでクリアランス0.06mm

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新品のタペットさんは7.91mmでタペットガイドとのクリアランスは0.04mm
マニュアルの規定クリアランスは0.12mm~0.38mm
良さそうなのでガイドは交換せずタペットはEX、INともに交換。
EXタペットはオイルが圧送されるようになっています。オイル側は外側に。


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ピストンリングチェック。
1st、2ndともにTOPマークあり。定盤でチェックするとテーパー状のリングでオイルをかき下げるようになっています。


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リングギャップ、クリアランス共に計測。
GAP 1st,2nd,OILすべて0.3mm
CLEARANCE 1st,2nd,OILすべて0.05mm


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ピストン・シリンダーを組み込み、トルク管理をし締め付け。
段々と形になってきました。




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by sgf1906 | 2015-07-01 00:53 | 1970TRUMPH T120 | Comments(0)
2015年 06月 17日

1970TRIUMPH T120 車体周り組み付け

今日はKさんのトライアンフ車体周り組み付けのお話。

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まずはスイングアーム。
ブッシュの状態良く、Oリングだけ交換し組みつけ。


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ネックベアリングのレースも状態良くそのまま。
バラ球のボールベアリングは交換。


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フロントフォークのブッシュも良好でそのまま。
シール周り交換し取り付け。


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ホイールをフレームに仮組みして、センター出し。


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ガタがあったサイドスタンドはオーバーサイズのボルトを製作。

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ローリングシャシーに。


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腰下搭載。
エンジン下マウントボルトには位置決めのワッシャーが入ります。





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by sgf1906 | 2015-06-17 01:04 | 1970TRUMPH T120 | Comments(0)
2015年 04月 29日

1970TRIUMPH T120 Fホイール

今日はKさんのトライアンフフロントホイール組み立てのお話。

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まずはホイールベアリング交換。ベアリングはシールドベアリングに。

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車体左側のベアリング。
グリスリテーナーを入れておき、ベアリング圧入しダストカバーを付けサークリップで止める。

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車体右側のベアリングはベアリングサポートリングを入れておき、スピンドルとベアリングをハブに圧入。
リテーニングリングを締める。(リテーニングリングは逆ネジ)

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スポーク交換
元々ついていたものは3種類で、車体左側はストレートのものが20本
車体右側はエルボ部分の角度がきつい物と緩いものが10本ずつの計40本
パーツリストを見るとエルボの角度が100度もの78度のものストレートのものと3種。

しかしながら新品スポークはストレートのものとエルボ角度が緩いものと2種で角度がきついものが無い。
バテット(エルボ部分が太くなっている)でもありません。

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仮に組んでみると外掛けのスポークは突っ張ってしまいイマイチ。

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元々ついていたスポークの角度を参考に修正。

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無事スポークを組み、振れ取り。
縦振れ、横振れともに1mm以内ってところでしょうか。

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by sgf1906 | 2015-04-29 00:56 | 1970TRUMPH T120 | Comments(0)
2015年 04月 15日

1970TRIUMPH T120 クランク&カムギアバッククラッシュ

今日はKさんのトライアンフのお話

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アールテックエンジニアリングさんでビッグエンドメタル合わせ、芯出し、バランスとりをしてもらったクランク。

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タイミング側、ドライブ側共にベアリングが手スポだったシャフトは溶射&研磨で太らせベアリングとのハメ代は適正に。

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グズグズだったドライブ側のキー溝も修正してもらいました。
美しい出来です。

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コンロッドボルト 39N.m  フライホイールボルト 46N.m で締め付け。
スラッジチューブ、スラッジチューブナット取り付け。


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ドライブ側ベアリングとシャフトのハメ代は0.01mm程度
プーラーを使い圧入。

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タイミング側ベアリングはケースを暖めベアリングを入れておきます。
シャフトとベアリングのハメ代は0.005mm程度なのでベアリングをほのかに暖め、ズズッとシャフトが入る。


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手スポだったアイドラーギアシャフトはオーバーサイズのシャフトを圧入。
オーバーサイズのシャフトは圧入部分だけ太くなっていて、圧入部シャフト径12.71mm。
対してケース側シャフトホールは12.69mmでハメ代0.02mm。

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カムギア、ピニオンギア、アイドラーギアを仮組みして、クランクを90度ずつ回し、ギア同士のバッククラッシュチェック。
カムブッシュをクリアランス詰め気味にしたことと、アイドラーギアシャフトを入れ替えて事で、バッククラッシュが無くなりギア同士が詰まってしまうことを懸念していましたが、問題なくどの位置でも仄かにクリアランスがある程度でありました。






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by sgf1906 | 2015-04-15 01:49 | 1970TRUMPH T120 | Comments(0)
2015年 04月 08日

1970TRIUMPH T120 バルブシートカット&擦り合わせ 

今日はKさんのトライアンフ、ヘッド周りのお話。

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バルブガイドの圧入・リーマー通しが終わり、バルブに光明丹を塗り当りっぷりチェック。
4本ともあたり良し。

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バルブとシートのあたり幅調整のためシートカット&擦り合わせ。


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EX側はあたり幅1.5mm程度。

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IN側はあたり幅1.3mm程度に。


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ポート内に灯油を入れ漏れチェック。
バルブとシートがちゃんとあたっていないとすぐに漏れて来ます。


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インナースプリングだけでバルブ仮組みして、アウタースプリングの取り付け長チェック。
差異が少なかったのでシム調整無し。
取り付け長でのスプリング圧計測。4本とも良好。





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by sgf1906 | 2015-04-08 00:18 | 1970TRUMPH T120 | Comments(0)
2015年 03月 25日

1970TRIUMPH T120 ギアボックスその1

今日はKさんのトライアンフ・ギアボックス周りのお話。

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ドレンボルトを抜いたときに水がドボドボと出てきたギアボックス。
ギア・シャフトは全滅でありました。

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トリニティー講師Kさん、卒業生Hさんのご好意で入手した別体モデルのギア・シャフトアセンブリーを使います。

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まずはベアリングはメイン側、レイシャフト側ともに交換。

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ハイギアブッシュはガタガタだったので交換ですが、用意してあった新品ブッシュが手スポで入ってしまう・・・。
このブッシュを観察すると、実際にシャフトとの摺動部は奥と手前だけで真ん中部分はシャフトとあたっていない。
このブッシュと同じもので精度を出し作るのは困難と判断し、ノートンなどと同じように2連のオーバーサイズブッシュを作ることに。

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元々ついていたブッシュの摺動部の長さを参考にして寸法を決め製作。
圧入部分の長さが短くなるのでハメ代大目。オイル溝切りし、出口側は外にオイルが出ないよう止めておきます。

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圧入後に内径が縮む分も考え製作したので、圧入後リーマー加工なくホーニング処理だけでスルスルチャン。
トライアンフのマニュアルではここのクリアランスは0.08mm~0.1mmとハーレーのものと比べると大きめで気が楽でありました。

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実際にケースに仮組みして、回りっぷりチェック。
引っかかりなど無く問題なし。

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こちらはレイシャフト。
仮組みしてみるとシャフト回らない。

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シャフトも見てみると、二ードルベアリングとの摺動部分がユニットのものよりも別体のもののほうが長い。
ケース側のクローズド二-ドルベアリングの底の部分にドッ付いてしまっていたようです。

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シャフトをユニット用のものと同じ長さに切削。
スラストワッシャーも少々薄くし調整、スラスト量0.1mmに。

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2015年 02月 11日

1970TRIUMPH T120 プライマリードレン

クラックが入っていたKさんのトライアンフ・プライマリードレンボルトのねじ山部。
こいつを修正していきます。

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プライマリーチェーンのアジャスタースクリューが収まっている穴と共になっているドレンボルト部分。
プライマリーカバーの面を出すためネジ部の肉厚が非常に少ない。
取り外しを頻繁にするドレンボルト部の肉厚がこんなに薄いのは設計ミスでしょう。

クラックが入ったネジ山を埋めるにしても、アジャスタースクリューが入る長穴で斜めに開いている穴を開け直すとなると、ちゃんとした冶具を作らなくてはいけません。
肉厚が薄いためヘリサートも出来ない。
熊本のトライアンフスペシャリストに相談すると、歪むのであまり熱をかけないほうが良いとのこと。
という事は、全周肉盛しヘリサート作戦も駄目。

クラック部分だけ溶接し、残ってるねじ山を活かし多めにねじ山を切り、首下の長いドレンボルトを製作し、乗り切る作戦に。

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という訳で、クラック部分を溶接。
内側に溶け込まないように、ボルトを入れときました。

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プライマリーカバーの合わせ面の溶接はオイルストーンを使いシコシコと削る。
ドレン上部の持った部分は、見た目は悪いですが、肉厚確保のため削らずにそのまま。


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中まで溶け込んでしまった溶接はリューターで削り、多めにタップでネジ山を切る。


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ケースをボール盤にセットアップし座面部を作ります。

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ドレンネジ山と同じ7/16”-14山に切った棒をチャックに銜え、ドレン部に差し込んだ状態でセットアップし、ネジ穴に対し垂直を出します。

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セットアップ後、砥石を使い研磨。

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以前よりも座面の当り面も多くなり、しっかり面の出ました。


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首下長めのドレンボルト製作。
ついでに回し易いように頭も長めにしておきました。

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という訳で加工終了。
どうにか上手くいきました。
初めてやる作業で緊張していたのか、無事作業が終わったときに急な睡魔が襲ってきました。

こういう作業を乗り切ると、共に作業をした生徒さんであるIさんと、年の差を越えて友情が芽生えたような気になります。これだからスクールはやめられません。ネジ山を見て「いいですねー」と言っている画はヤバイですが・・・。







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