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カテゴリ:1933 SUMBEAM MODEL8( 5 )


2015年 12月 02日

1933 SUMBEAM MODEL8 コイルスプリング化計画

大分ストップしていたM君のサンビーム・コイルスプリング化計画です。
もともとMODEL8のバルブスプリングはコイルスプリングのモデルなのですが、以前にヘアピンスプリング(MODEL80使用)に変えられていたものです。このヘアピンスプリングに随分と苦労したのでコイル使用にします。

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というわけでなんやかんやと製作。
バルブガイドは鋳鉄製でヘッド側ガイドホールにあわせプラス嵌め代分の外径。
内径はバルブステムにあわせIN・EXそれぞれプラスクリアランス分で製作。


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バルブはRテックさんで単品製作。
中古のバルブを参考に、ステム径は3/8”(9.5mm)ハーレーのリーマーを使えるように馴染みのあるサイズ。コッター溝もハーレーのコッターを使えるように整形してもらう。


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バルブスプリングリテーナー(ロワー)も新たに作ったガイドの唾部分にあわせ単品製作。白田工機さんにて。

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バルブスプリングも製作。
中古のコイルスプリングを見本に少々弱めにするため線径細め。


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というわけでガイド圧入。
もちろんハーレー用の工具が使えます。

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スプリングリテーナーもばっちり。

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取り付け長を計測して次回、リーマー加工後、シートカット・擦り合わせして組み立てです。





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奈良 純

by sgf1906 | 2015-12-02 01:05 | 1933 SUMBEAM MODEL8 | Comments(0)
2014年 10月 11日

1933 SUMBEAM MODEL8 再び2

今日もまた接写からですいません。コイルスプリング化計画中のサンビーム。

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排気側のガイドは非常に減っています。片側の肉は薄々です。
一応ガイドに合わせてドライバーを作って叩いてみたもののやはり割れてしまった・・・。

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気を取り直し、ガイドの穴に合わせ1/2”-13山のタップでネジ山を切りボルトをさし抜き取りました。
1/2”-13の下穴は10.8mm使っていたバルブステム径は3/8”(約9.5mm)1mm程度広がっていたってことか・・・。

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バルブスプリングリテーナーを合わせてみる。
ヘッドにはリテーナーの〝逃げ”がちゃんとあります。コイルスプリング用のヘッドってことだね。

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ガイドホールは以前、真円拡大済みで楕円無く問題なし。

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M氏所有のヘッドからコイルスプリング用のガイドを抜き取る。
コイツを参考にガイド製作となります。





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by sgf1906 | 2014-10-11 02:41 | 1933 SUMBEAM MODEL8 | Comments(0)
2014年 10月 08日

SUMBEAM 再び

トリニティー卒業生M君のサンビームMODEL8、ヘッド回りに問題が起き分解しVMSへ持ってきました。
前オーナー時代から問題があったヘッド回り。どんどんガイドが減ってしまうのです。
根本から考え直さなければいけ無いのでしょう。

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モデル8は元々はコイルスプリングですが、この車両はヘアピンスプリング仕様になっていました。
前オーナーは鋳鉄ガイドを使い、随分と磨り減っていたのでベリリウムカッパーでガイド製作したものの、抱きついてしまうので、内径拡大したり、鋳鉄スリーブを入れてみたり、スプリング圧の弱いヘアピンスプリングを製作したり・・・。

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ロッカーアームの作用角が合う様にプッシュロッドの長さを調整し製作、バルブ側の作用角もロッカーカバーの位置(高さ)を合わせ調整し、なるべくバルブを真っ直ぐ押すようにしたり・・・。
なんやかんやと努力をしたのですが・・・。

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バルブガイドはガタガタになっています。

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プッシュロッドの減りっぷりも・・・。


オイルが行かないオープンバルブとはいえ酷い。

大きな問題点は2つ
①ヘアピンスプリングが真っ直ぐバルブを戻していない。
②スプリング圧が強すぎる。
と考えます。

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という訳で心機一転、コイルスプリング化計画発動であります。

とはいえパーツが無いサンビーム。
ガイド、バルブ、スプリングなど製作物多数、どうなることやら。




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by sgf1906 | 2014-10-08 00:47 | 1933 SUMBEAM MODEL8 | Comments(0)
2013年 02月 19日

SUMBEAM MODEL8 終わりなき旅2

例のサンビームのお話の続き。
シリンダーが約4mm長くなった事によりなんやかんやと変更点が・・・。
延長シリンダースタッドボルト製作、仮にヘッドこ組み付け。
もちろんプッシュロッドも延長しなければなりません。

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クロモリパイプで約4mm延長したプッシュロッド製作。

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ロッカーアーム作用角を確認。問題無さそうです。

ロッカーアーム作用角について
プッシュロッドの上下運動をロッカーアームを介してバルブをリフトする訳ですが、ロッカーアームはシーソーの様に円運動をします。円運動しているロッカーアームでバルブをなるべく真っ直ぐ押す様にするわけです。
リフト0地点からフルリフトの間、50パーセント地点でロッカーアームとバルブの作用点部分の角度が90度になるようにします。もちろんプッシュロッドとロッカーアームの力点部分も同じです。
この角度がズレていると力の伝達ロス、ステムとガイドのカジリの原因になったりします。

サンビームのロッカーアーム比は約1:1。解りやすくて良かったです。

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とまぁ、色々あります。

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by sgf1906 | 2013-02-19 02:09 | 1933 SUMBEAM MODEL8 | Comments(0)
2013年 02月 05日

SUMBEAM MODEL8 終わりなき旅

例の抱きついてしまったサンビームM8。
もちろんサンビーム交換ピストンなど有るわけも無く、ボアサイズ、ピストンピンボスの位置が合う、エンフィールドBULLET350のハイコンプレッションピストンを使います。

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ナンヤカンヤ問題があった元々使っていたシリンダーは諦め、新たなシリンダーを使います。

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アールテックエンジニアリングさんでシリンダースリーブ製作、ボーリング、上下面面研、シリンダーヘッド面研してもらう。

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しかしながら、ここで1つ問題が。
元々のシリンダーは圧縮比を上げる為、シリンダーベースを削っています。新たなシリンダーとの差は4mm。
つまり、この4mm分、燃焼室の体積が増えてしまいます。(圧縮比が下がる)
その分、ハイコンプレッションピストンを使ったのですが・・・。

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液体注入方で圧縮比を実測。
5.5対1となりました。
以前のシリンダー、ピストンの組み合わせでは6対1。
この差0.5をどう感じるか・・・?

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シリンダーが変わった為(長くなった)シリンダースタッド製作、プッシュロッド延長、タペットアジャスターがフレームに当る、おまけにシリンダーのプッシュロッドカバーの“逃げ”が足らず削ることに・・・。
などなどメニュー盛りだくさんです。

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この旅はいつまで続くのか・・・

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by sgf1906 | 2013-02-05 02:10 | 1933 SUMBEAM MODEL8 | Comments(0)