Vintage motorcycle study

studious1.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:1980XLH1000( 25 )


2017年 12月 16日

1980XLH1000 エンジン始動

a0248662_8465596.jpg
a0248662_8461493.jpg

a0248662_847733.jpg

a0248662_8471970.jpg

今日はIさんのアイアンスポーツのお話。
マフラーはサイヤミーズを取り付け。
手に入らなかったサイレンサーマウントは単品製作し取り付け。
ライトサイドエキゾーストパイプがプライマリーカバーに干渉しないよう位置決め。また左右サイレンサーの高さがなるべく合うようにステー製作しました。



a0248662_845591.jpg
a0248662_8473124.jpg
a0248662_8473994.jpg
a0248662_8475665.jpg

配線は全引きなおし。ハンドル周りはねじ切り、穴あけをして配線中通し。
配線を引きなおすと電気の流れを知り、電気トラブルが怖くなくなります。



a0248662_8481152.jpg
a0248662_8481962.jpg

点火時期調整。
点火機械式のポイント点火。遠心力ガバナーはピンのガタが少ない純正のものに交換済み。
1000ccのアイアンのフル進角時のクランク位置は上死点前40度。この位置でポイントが開き始める位置にする。


a0248662_8483544.jpg




というわけでエンジン始動。
セルスターターオンリー車両なのであっけなく始動。
4カムギア交換した車両で、タイミングギア周りのノイズが少なく静かなエンジンになりました。
キャブ調整、車検準備・取得し試乗となります。









レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2017-12-16 09:03 | 1980XLH1000 | Comments(0)
2016年 12月 20日

1980XLH プライマリー周り組み付け その2

今日は昨日に引き続きIさんのアイアンスポーツ、プライマリー周りの組みつけのお話。

a0248662_0849100.jpg


a0248662_0102155.jpg
a0248662_010322.jpg

a0248662_0104783.jpg
a0248662_011738.jpg

まずはフットレストスタッド。
もともと付いていたものは微妙に曲がり、プライマリーカバーの脱着が困難だったので、交換なのですがパーツがバックオーダーだったので製作。



a0248662_0112534.jpg
a0248662_011369.jpg

a0248662_01279.jpg

a0248662_0122126.jpg

ガタが大きかったシフターシャフトブッシュは単品製作し圧入。



a0248662_0124810.jpg

仮組みして、シフターのスラストチェックしシムの厚みを変えスラスト調整。


a0248662_091619.jpg

ここからはクラッチ周り。
クラッチスペーサーはSTDサイズの1.530”6本とも同じ長さで問題なし。
このスペーサーの長さがスプリング取り付け長となります。

a0248662_092937.jpg

a0248662_094138.jpg

フリクッションディスクは面研。
スチールディスクの面チャックし歪みなく問題なし。
アイアンスポーツの薄いスチールディスクは歪んでいることが多いです。


a0248662_0131090.jpg

a0248662_0134170.jpg

クラッチハブをトルク管理し組み付け。
クラッチ取り付け。


a0248662_0141235.jpg

a0248662_0142627.jpg

ドライブプレートはアルミ製のものが入っていましたのでスチール製のものに交換。
クラッチスプリングで引っ張られドライブプレートはクラッチハウジングについたリテーニングリングにより止められています。そのため、ドライブプレートがアルミ製だとリテーニングリングと接してる部分が減っていってしまいます。


a0248662_0145680.jpg

a0248662_01668.jpg

a0248662_0152352.jpg

a0248662_0153650.jpg

リリーシングディスクのベアリングも交換し取り付け。
クラッチケーブル、レーバーも交換しクラッチ調整し、プライマリー周り完成。

70年以前のアイアンスポーツのクラッチに比べ、クラッチは重いですが構造的に壊れるところが少なく調整も簡単で好ましいです。






レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

GARAGEⅠ 東京都足立区六月3-6-16
GARAGEⅡ 東京都足立区栗原2-19-14

sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2016-12-20 01:05 | 1980XLH1000 | Comments(0)
2016年 12月 19日

1980XLH1000 プライマリー周り組み付け(コンペンセーター編)

今日はIさんのアイアンスポーツ・プライマリー周りのお話。
エンジンダンパーであるコンペンセータースプロケット、アイアンスポーツは76年のXLHモデルまで付いていますが、77年以降になるとXLH,XLCRともに付かなくなります。(経費削減でしょうか?)
つまりどこにもダンパー機能が無いということになります。
プライマリーとT/Mのオイルが共用のアイアンはひとつここが問題点であります。
ハードなエンジンブレーキ時のドッグギア破損や、スプロッケット側クランクシャフトのスプラインが破損しているなどの車両を見てきました。
今回Iさんの車両も分解時、スプロケット側クランクシャフトの鍔部分にクラックが入っていました。
というわけで今回は実験的にコンペンセータースプロケットをつけられるよう加工します。



a0248662_23327100.jpg

a0248662_2335051.jpg
a0248662_234271.jpg

もともと付いていた、ソリッドタイプのエンジンスプロケットとコンペンセータースプロケット&エクステンション。
まず一つ目の問題はクランクシャフトシール受け部分の厚みが違うこと。
ソリッドスプロケットに対しコンペンセータースプロケットのエクステンションのシール受け部のほうが小さいです。

a0248662_2341623.jpg
a0248662_2342983.jpg

a0248662_235125.jpg
a0248662_2351448.jpg
a0248662_2352753.jpg
a0248662_2353835.jpg

また、スプロケット位置の高さが違います。
ソリッドスプロケットのほうが距離が長いです。
実際にそれぞれスプロケット、チェーンを取り付けチェーンラインを確認。
それぞれの寸法をとります。


a0248662_2355274.jpg
a0248662_236497.jpg

クランクシャフトシールに合う外径、、またスプロケット位置が合うようにスリーブ製作。
シールがあたる部分は旋盤のヒキ目がでてしまうとオイル漏れの原因になりますので、研磨しています。


a0248662_2361672.jpg
a0248662_2362842.jpg

製作したスリーブをコンペンセーターエクステンションに圧入。


a0248662_237155.jpg

a0248662_2372010.jpg

a0248662_2373962.jpg

シールを圧入しスプロケット取り付け。
チェーンラインも問題ないようです。







レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

GARAGEⅠ 東京都足立区六月3-6-16
GARAGEⅡ 東京都足立区栗原2-19-14

sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2016-12-19 00:13 | 1980XLH1000 | Comments(0)
2016年 08月 22日

1980XLH1000 リアブレーキ周り

今日はIさんのアイアンスポーツ、なかなか問題があったリアブレーキのお話。

a0248662_2333729.jpg

a0248662_23344684.jpg

a0248662_23333487.jpg
a0248662_23334872.jpg

まずは分解し手清掃。
びっくりしたのが、キャリパーマウントのボルト部分。
フローティングであるマウントボルトとキャリパーボディーの穴がガタガタであります。
また、キャリパーボルトナットはボディー側が六角になっていて固定されるのですが、ボディー側が広がりガタガタでマウントボルトが留められない・・・。
何があったらこのような状態になるのか?



a0248662_23351184.jpg

a0248662_23353118.jpg

a0248662_233542100.jpg

まずはガバガバになっている、ボディーのマウントボルト受け部分を左右ラインを出し穴を拡大。
新品のマウントボルトにあわせスリーブ製作し圧入。


a0248662_2336258.jpg

ホーニングしクリアランス調整。
マウントボルト部のガタはこれで解消。

a0248662_23362624.jpg

ナットも対辺がオーバーサズの特製ナットを製作。

a0248662_2336487.jpg
a0248662_23385346.jpg

シール交換しキャリーパーは完成。
マスターシリンダーも清掃、シール交換。


a0248662_2339207.jpg
a0248662_23394097.jpg
a0248662_23395510.jpg
a0248662_2340986.jpg

a0248662_23402446.jpg
a0248662_23404391.jpg

ブレーキペダルのピボット部のブッシュも大分ガタがあったのでブッシュ製作。
ペダル、軸受け部にあわせ製作し、圧入、ホーニングしてクリアランス調整。


a0248662_23412024.jpg
a0248662_23413982.jpg

キャリパー、マスターシリンダーを取り付け、ブレーキライン取り付けて、エア抜き作業。

というわけで、無事リア周りの作業終わりで、次回外装周り取り付け、配線作業となります。







レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

GARAGEⅠ 東京都足立区六月3-6-16
GARAGEⅡ 東京都足立区栗原2-19-14

sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2016-08-22 09:29 | 1980XLH1000 | Comments(0)
2016年 05月 15日

1980XLH1000 ヘッド周り組み付け

今日はIさんのアイアンヘッド、ヘッド周り組み付けのお話。

a0248662_2318712.jpg

a0248662_23182166.jpg
a0248662_23183213.jpg

ヘッドにロッカーカバーを組み付け、シリンダーに乗せ規定トルクで締め付け。
その際インテークマンホールドの角度を合わせておく。


a0248662_23185576.jpg
a0248662_231984.jpg
a0248662_23191895.jpg

CRフレームからヘッドマウントステーはフロント・リア別々。
このマウントステー、大体すんなり付けない・・・。リア側はステーを加工しつつ取り付け。
フロント側は借り付けして計測しカラー製作し取り付け。


a0248662_23192965.jpg

プッシュロッド取り付け。
アイアンの純正プッシュロッドはなぜかアルミ製。鉄ヘッド・鉄シリンダーのアイアンに熱膨張率の違うアルミプッシュロッドを使う場合、タペットクリアランスを多めにとっておく必要があります。
うちではクロモリプッシュロッドを使い、タペットクリアランス詰め気味で組みます。

a0248662_23194246.jpg
a0248662_23195442.jpg

ちなみにタペットのアジャスタースクリューは9/32”-32山という珍しいあまり使わないサイズ。
32山ということは1インチ(25.4mm)内に32個の山があるということで、ネジを1周まわすと0.8mm移動するということになります。
つまり、クリアランス0地点からアジャスタースクリューを1/4回転戻すとクリアランス0.2mm、1/8回転もどすと0.1mmのクリアランスになるということになります。



a0248662_232015100.jpg

というわけで大分形になりました。






レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

GARAGEⅠ 東京都足立区六月3-6-16
GARAGEⅡ 東京都足立区栗原2-19-14

sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2016-05-15 23:43 | 1980XLH1000 | Comments(0)
2016年 04月 27日

1980XLH1000 シリンダー

あれ、そういえば最近Iさんのアイアンスポーツネタ上げてないな。
ということで、Iさんのアイアンスポーツのお話。
棟上が終わり、エンジンを乗っけていきます。

a0248662_065646.jpg



a0248662_07113.jpg

a0248662_072211.jpg

a0248662_073433.jpg

エンジン腰下をフレームに乗せます。
まずはリア側エンジンマウントを固定し、エンジンの位置決めしフロント側エンジンマウントを固定します。
そのときジャッキでエンジンを支えておき、エンジンハンガーに力がかからないようにします。
今回使ったPINGEL製の強化版エンジンハンガーは肉厚が厚いためマウントボルトは新たに長さ調整し取り付け。


a0248662_075056.jpg

a0248662_08554.jpg

シリンダーはブラスト、化粧直し、ボーリング加工。
社外製シリンダーのため、前後シリンダーの高さが違う恐れがあったので、両シリンダーの高さを合わせケース側、ヘッド側面、面研。

a0248662_082147.jpg
a0248662_084125.jpg

面研磨の際、研磨した分出っ張ってしまうインローの凸部分4mmになるように調整してもらっています。
ここが出っ張ってしまうと、ヘッド側にドッ付いてしまう圧縮漏れの原因になります。


a0248662_085119.jpg
a0248662_091041.jpg

シリンダーヘッドガスケットの厚みは0.4mm。一応ヘッドを仮止めしチェック。
また、リングギャップ、クリアランスを計測し問題なし。

a0248662_093858.jpg

a0248662_010525.jpg

というわけでシリンダー取り付け。
先ほどもいたように社外製シリンダーのため、シリンダーベースナット部分に隙間が少なくメガネレンチが使えません。
スパナタイプのクローフットレンチを使いトルク管理し締め付け。


a0248662_0102323.jpg

というわけで、シリンダー周り終わり。次回ヘッド周り。







レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

GARAGEⅠ 東京都足立区六月3-6-16
GARAGEⅡ 東京都足立区栗原2-19-14

sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2016-04-27 01:46 | 1980XLH1000 | Comments(0)
2016年 02月 28日

1980XLH1000 車体周り組み付け

今日はIさんのアイアンスポーツのお話。
ちょっと前のお話になりますが、ステアリングヘッド・ベアリングカップの取り付けが終わり、車体周り組んでいきます。

a0248662_0215548.jpg

まずはスイングアームベアリングの交換。
アイアンのスイングアームベアリングはテーパーベアリング内側にベアリング、外側にベアリングレースがくるように組みます。

a0248662_032280.jpg

まずは冶具を使い垂直にレースをスイングアームに圧入。
アジャスターナットにドッ付くまで圧入。

a0248662_0222358.jpg

a0248662_0231850.jpg

ベアリング・ダストカバー・スペーサーを取り付ける。
スペーサー位置がスイングアーム面から少々出るぐらいに、アジャスターナットでベアリング位置を調整しておくと後々楽です。

a0248662_0235184.jpg

フレーム側に取り付け。
まず、シャフトを閉めていきベアリングがフレームにドッ付くまで締め付ける。

a0248662_024226.jpg

外側のアジャスタースクリューを締めていきベアリングレースを動かし、ベアリングとレースの位置調整。
スィングアームのガタが無くなるまで締めこんでいき良いところでロックタブを取り付ける。

a0248662_0242695.jpg

フロントフォーク組み付け。

a0248662_0243890.jpg
a0248662_0244842.jpg

ほとんど問題のないSHOWA製のフロントフォークはシール交換だけ。

a0248662_025457.jpg




a0248662_02517100.jpg

a0248662_0253152.jpg

a0248662_0254318.jpg

ホイールベアリング交換。
ガタなくシム調整無し。

a0248662_026338.jpg

a0248662_026133.jpg

a0248662_0263277.jpg

リムの振れとりをしてタイヤ取り付け。

a0248662_0273131.jpg

スペーサーカラーの外径が小さいためスイングアームのアクスルシャフト部の穴が変形しアクスルアジャスタースクリューが移動しなくなっています。これは角スイングアームのあるあるです。


a0248662_0274962.jpg

a0248662_028161.jpg

鍔つきスペーサーを製作し解消。

a0248662_0281492.jpg

というわけでローリングシャシーになりました。







レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

GARAGEⅠ 東京都足立区六月3-6-16
GARAGEⅡ 東京都足立区栗原2-19-14

sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2016-02-28 00:53 | 1980XLH1000 | Comments(0)
2015年 12月 13日

1980XLH1000 ネックベアリング その2 

今日はIさんのアイアンスポーツ、ネック周りのお話。
以前にも少々お話しましたネックカップが手スポだったアイアンスポーツです。
分解前試乗時の問題点はミッション1速時でのギア抜け、ソレノイド不良によるスターター回りっぱなしなどありましたが、一番問題だったのが、低速走行時のハンドリングの不安定さ。真っ直ぐ走ることが出来ませんでした。
アイアンスポーツはビッグツインと比べアッパー側とロワー側のベアリングの距離が短いためか、ネックベアリングがこじられる傾向にあるようで、度々ここの修理はやってきましたが、ここまで酷いのは初めてでした。
この現状を知るとアイアンスポーツにロングフォークを付けるのは恐ろしいです。


a0248662_23242169.jpg

a0248662_23244362.jpg

ロワー側のネックカップ。フレーム側とカップに隙間があるのが分かります。
カップを抜いて(抜けて)計測するとアッパー側は30.18mm~30.22mmで0.04mm楕円があるものの数値的のは普通であるが、ロワー側は30.22mm~30.70mmと縦方向に約0.5mm楕円に。
構造上斜めにこじられていますので前方向に楕円になっていますので、これを真円にするとなると大分大きな穴になります。



a0248662_23251438.jpg

a0248662_205828.jpg

Rテックさんで上下の芯を出してもらいそれぞれボーリング。
加工後の穴径計測、アッパー側は30.46mm、ロワー側は31.44mmやはり上下真円拡大すると大分大きくなりました。いつもであれば、新品ネックカップの圧入部分を溶射、肉盛、研磨し太らせ圧入するのですが、ここまで太らせることは出来ません。(ちなみに純正新品カップ圧入部分の外径は30.22mm)
スリーブを入れることも考えましたが、動いてしまう恐れありということで、オーバーサイズのベアリングカップを作ることに。

a0248662_2325511.jpg

a0248662_214832.jpg

というわけでカップ製作。純正カップを見本にアッパー、ロワーそれぞれフレーム側にあわせ+嵌め代分のサイズで作りました。(詳しくはこちらへ)

a0248662_23271843.jpg

a0248662_23274444.jpg

ベアリングレースを圧入し塗装。

a0248662_232806.jpg

a0248662_23281383.jpg

でカップ圧入。良いはまりっぷり!
ひとつ問題が解決し、どんどん車体回りを組んで行きます。




レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

GARAGEⅠ 東京都足立区六月3-6-16
GARAGEⅡ 東京都足立区栗原2-19-14

sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2015-12-13 02:22 | 1980XLH1000 | Comments(0)
2015年 12月 06日

1980XLH1000 オイルポンプ・タイミングギア周り組み付け

話が前後してしまいましたが今日はIさんのアイアンスポーツ、オイルポンプとタイミングギア回りの組み付け作業、カムブッシュ交換、リーマー加工後のお話。

a0248662_2140959.jpg



a0248662_21403192.jpg

a0248662_21404281.jpg

a0248662_2140555.jpg

ピニオンシャフトブッシュのリーマー加工が終わり、ピニオンベアリング取り付け。
77年以降からシェル形のニードルベアリングになります。

a0248662_2141133.jpg

ピニオンベアリング取り付け後、ピニオンシャフトとカムシャフトを取り付け、ケースとカバーを組みタイミングギア周りの回りっぷりチェック。(写真撮り忘れ)
#4カムあたりの動きが渋かったので、少々ラッピングしました。



a0248662_21413047.jpg

a0248662_21414737.jpg

カムのスラスト調整。
シム調整しそれぞれ詰め過ぎず、0.1mm程度に。


a0248662_21421740.jpg

a0248662_21425175.jpg

タペットさんはガイドとタペットのクリアランス0.04mm程度。
ローラーのガタも0.03mm以内ということで問題なし。


a0248662_21431073.jpg

オイルポンプ清掃後取り付け。
77年以降のモデルから使われているトロコイド式のオイルポンプ。
このポンプに問題を感じたことは今のところありません。

a0248662_2145340.jpg

フィード側のローターのでっぷりチェック。
0.25mmで問題なし。

a0248662_21433177.jpg

リターン側のローター組み付け。

a0248662_21442240.jpg

a0248662_21443754.jpg

プレート、スプリングワッシャーを取り付け、フィード側のローターを取り付ける。

a0248662_21451814.jpg

a0248662_21453055.jpg

プレートを押しサイドの隙間を無くスプリングワッシャーはなかなか強く、、こいつを付けてしまうとスプリングの抵抗で、ローター自体の回りっぷり、抵抗が分からなくなるので、スプリングを抜いた状態で一旦仮組みして、回りをチェック。

a0248662_2147328.jpg

問題なく、スプリングワッシャーを付け規定トルク(10N.m)で締め付け。


a0248662_23111483.jpg

a0248662_21483145.jpg

a0248662_21484295.jpg

オイルを通しチェック。
ビッグエンド、ロッカーオイルラインへしっかりオイルが行っています。もちろんリーターンもO.Kでした。





レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

GARAGEⅠ 東京都足立区六月3-6-16
GARAGEⅡ 東京都足立区栗原2-19-14

sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2015-12-06 19:00 | 1980XLH1000 | Comments(0)
2015年 10月 03日

1980XLH1000 ネックベアリングカップ製作

たまにあるアイアンスポーツのネックスポスポ問題。
Iさんのアイアンは結構ひどく、既存のネックカップを溶射肉盛などでオーバーサイズにしても無理だと判断。
(詳しくはこちら)
オーバーサイズにネックカップを製作することにしました。

a0248662_23565013.jpg

a0248662_235729.jpg

まずはフレームに圧入側、製作。
上下センターを出しボーリングしたフレームネックサイズに合わせて、圧入部分製作。

a0248662_23572386.jpg

a0248662_23573784.jpg

専用生爪を作りとんぼ。

a0248662_2357491.jpg

ベアリングレース側製作。

a0248662_2358052.jpg

a0248662_23581067.jpg

右側、純正カップを見本に製作。
あともう一個作らなくては・・・・。




レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

GARAGEⅠ 東京都足立区六月3-6-16
GARAGEⅡ 東京都足立区栗原2-19-14

sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2015-10-03 05:45 | 1980XLH1000 | Comments(0)