カテゴリ:1938 INDIAN CHIEF( 12 )


2015年 06月 03日

1938 INDIAN CHIEF T/Mカウンターシャフトブッシュ

今日はMさんのインディアン・カウンターシャフトブッシュの交換

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インディアンのカウンターギアの軸受けはブッシュ。
ハーレーの場合はバラのニードルベアリングで、受けているギア側のレースが虫食いがあることも多く、直す場合にギア交換することも多いです。
ブッシュの場合ギアの軸受け部分自体がやられてる事が無く、ブッシュ交換、調整で済み、高回転で回さないインディアン、ハーレーには良いのでは。

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ブッシュ抜き取り。
内がけプーラーの爪を掛け抜き取り。両ブッシュの間にブッシュ位置決めのカラーが入っています。

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ブッシュ圧入。
今回使ったブッシュはインディアンのパーツ屋JERRYでとったもの。このブッシュがなかなか良く、ギアとの嵌め合いが0.04mm。圧入前の内径はシャフトに対して0.08mmあったものの、圧入後縮み0.04mmに。
マニュアルのクリアランスが0.038mm~0.05mmで規定内のクリアランスに。
ブッシュ加工することなくそのまま圧入しよい感じです。

ちなみにブッシュのでっぷりは2mm程度、ここの出っぷりでスラスト量が変わります。

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少々ラッピング、ホーニングしガタ無くスムーズに。


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仮組みしてスラスト量計測。
実測値は0.3mm。 マニュアル規定量は0.12mm~0.25mm
多い場合はシム調整するのですが薄々のシムを入れても削れてしまっても意味が無いので今回はこれで行きます。




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奈良 純

by sgf1906 | 2015-06-03 10:47 | 1938 INDIAN CHIEF | Comments(0)
2015年 06月 02日

1938 INDIAN CHIEF オイルポンプ組み立て

今日はMさんのインディアン・チーフ、オイルポンプ組み立て。

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まずはFEED側から。
フロントカムシャフトで駆動し、ガイドスクリューで支持され、上下運動するプランジャー式のオイルポンプ。
加圧さてたオイルはピニオンシャフトを通りビッグエンドベアリングを潤滑。

写真を撮り忘れましたが、新しくしたカムシャフトのウォームギアに少々引っかかりがあったのですり合わせをする。


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仮組みしてオイルの回りっぷりチェック。
プランジャーだとナメていたら、しっかりとオイルを圧送する。


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お次はリーターン側。
リア側のカムシャフトで駆動し、お馴染みの歯車型のギアを回しオイルを戻す。
リターンギアオイルポンプドライブシャフトはデストリビューターを回す役目も。


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リターンギアは新品に交換。
ボディーとの隙間をチェック。0.06mm程度ギアが出ている状態。ガスケットの厚みが0.15mm。組み付けガスケットがつぶれたとして、0.1mm弱のクリアランスってとこかしら。

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少々細かな微調整。(といってもこういう事が時間がかかる)
リターンギアポンプシャフトは上側につくブッシュとボディ側で軸受けされるのですが、ボディ側が渋い。
シャフトを抜く際に変形させてしまったのかもしれません。
バリ取りして少々擦り合わせ。

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リターン側のギアは新品なのですが、シャフト側のギアとシャフトのハメ合いがキツイ。
ここのギアは圧入がキツイと抜く際に非常に苦労します。
シャフトに対しハメ代がほぼ0になる程度までホーニング。

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リターン側ポンプギアを仮組み。
ガスケット、カバーを付け、ギアの回りっぷりチェック。引っかかり無く良好。

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リターン側もオイルを入れチェック。
グングン戻ってきます。インディアンのオイルポンプ良いかも。





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by sgf1906 | 2015-06-02 08:45 | 1938 INDIAN CHIEF | Comments(0)
2015年 04月 07日

1938 INDIAN CHIEF ミッション・クラッチ分解

今日はMさんのインディアンチーフ、トランスミッション分解のお話。

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まずはクラッチ分解。
このクラッチはPULLタイプでリリーシングプレートが引っ張られることでクラッチが切れる仕組み。
アウタープライマリーカバーに螺旋状のスプラインが切ってあるスリーブが圧入されていて、そこでリリースウォームが回ることで引っ張られます。


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クラッチのリリースウォームにはスラストベアリングが付いています。

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クラッチハブはメインシャフトにテーパー止め。
このハブは工具が引っかかるところが無いのでこの状態では取れない。
メインシャフトごと抜きます。

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Dスプロケットを取り、クラッチスプロケットを止めているクラッチスプロケットナットを取り、クラッチハブ、クラッチスプロケットをメインシャフトと一体で抜きます。

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これには特殊工具が必要。
クラッチスプロケットナットを専用レンチで固定。
クラッチスプロケットレンチを使い、クラッチスプロケットをまわし、ナットを緩める。

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こんな感じで抜けます。

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クラッチスプロケットの後ろにはプライマリーチェーンアライメント調整のシム。
この調整面倒そうだな・・・。

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シフターシャフトを抜き、スライダーギアを取る。
クリップを取っておき、カウンターシャフトを抜き取る。

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でメインシャフトギア、カウンターシャフトギアが抜けます。
メイン側シャフト軸受けはボールベアリング、カウンターシャフトギアの軸受けはブッシュで、ハーレーのように面倒臭いバラのニードルローラーを使っておらず好ましい。

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by sgf1906 | 2015-04-07 09:17 | 1938 INDIAN CHIEF | Comments(0)
2015年 03月 10日

1938 INDIAN CHIEF カムブッシュ

今日はMさんのインディアン・チーフカムブッシュのお話。
カムシャフトに対し、0.1mm程度のガタがあった、クランクケース側のF・Rのカムブッシュ、カムカバーのFカムブッシュを交換します。

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カムブッシュ抜き取り語、クランクケース側、カムカバー側それぞれ計測。
楕円や傷無く良好。

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カムシャフトは大分痛んでいたので交換。
カムシャフトだけでパーツが出るのがすばらしい!この新品シャフトに合わせクリアランス調整します。

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まずはクランクケース側のカムブッシュ。
.005”オーバーサイズのブッシュを使います。

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まずはクランクケース側ブッシュホール径にあわせ外径切削。
クランクケース側ブッシュホール径+ハメ代分のサイズにします。

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カムブッシュ鍔、カムフォロアーの“逃げ”部分を削る。

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オイル通路をあわせ圧入。

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カムカバー側はブッシュ加工なしで問題なく圧入。
この時点でブッシュとシャフトのクリアランスは良いのですが、ケースとカムカバーを組んだ状態でと、カムシャフトが通らない・・・。

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という訳で冶具をつくりラインリーミング。
インディアンのカムシャフトは段つきになっていた、ケース側、カバー側でサイズが違います。(ついでにフロントとリアでもサイズが違う)
特にリア側はケース側とカバー側の差異が0.15mm(片肉0.075mm)で冶具を作るのに苦労しました。


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ラインリーミング後、カムシャフトは通るようになりましたが、少々動きが渋い・・・。
こちらもフロント用、リア用それぞれラップロッドを製作し少々ラッピング。

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ガタ無く、オイルをつけヌタリと動くようになりました。
カム周り作業、第一段階終了です。





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by sgf1906 | 2015-03-10 02:50 | 1938 INDIAN CHIEF | Comments(0)
2014年 10月 07日

1938 INDIAN CHIEF Rドラム分解

台風18号関東上陸で昼間の部の生徒さんはもちろん来ません。
という訳で夜の部の模様。
Mさんのインディアン・チーフ、リアドラム分解。
インディアンのホイール軸受けは片側はホイールハブ側、片側はブレーキドラムにそれぞれベアリングで受けています。そのあたりをチェック。

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なかなかのやれっぷり。卵やら巣やら。

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固着固着。

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ベアリングナットの爪を引っ掛ける部分はナメてしまっているので、穴を開けそこに工具を突っ込みます。
ドラム側のベアリングナットは逆ネジ。
ちなみにこのナット、オーバーサイズがあります。ネジ山がナメてしまったときにオーバーサイズにするのでしょうが、ドラム側のネジはどうやって切るのでしょうか?

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という訳で分解完了。
ドラム側のベアリングはボールベアリングの2連。
両側ローラーベアリングのハーレーよりも良いですね。

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まぁしかし、なかなかのやれっぷり。




でこれからは昼間の話。
今回の台風はヤバイってことで、日頃路上放置のVLとSRを第二ガレージに無理やり入れ、昼間は旋盤作業に専念することに。
どうにか第一ガレージの旋盤周りだけスペースを空けての作業です。

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まずはBT 4速トランスミッションのメインドライブギアブッシュ加工。

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JIMS製のメインドライブギアブッシュ。
シャフト径よりも0.1mm程度小さめに作られていますので、ギアに圧入前に内径拡大。
嵌め代分、クリアランス分、使うシャフト径を考慮し内径をきめます。
専用生爪に銜え切削。


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Iさんのナックル用。アンドリュース製の新品シャフト径にあわせる。

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Nさんのパン用。中古シャフト径に合わせる。


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でこちらはIさんのアイアンスポーツ、バルブガイド。
KIBBLIEWHIHTE製のガイドは同じくKIBBLIEWHIHTE製のバルブステム径より0.02mm小さく作られています。

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コチラも専用生爪に銜え、プラスクリアランス分サイズのリーマーで内径拡大。


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でコチラは、インディアンの工具達製作。
初めてやる車両なのでなんやかんや工具を作らなくてはなりません。





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by sgf1906 | 2014-10-07 01:57 | 1938 INDIAN CHIEF | Comments(0)
2014年 09月 27日

1938 INDIAN CHIEF ホイールベアリングその1

今日はMさんインディアンチーフ・ホイールベアリングのお話。
チーフのホイールベアリングは片側はホイールハブ、片側はブレーキドラムに付きます。
今回はホイールハブ側のローラーベアリング。

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ホイールハブに圧入されているベアリングレース。
奥にはフェルトとワッシャーが入っているのですが、ハブとレースにはそのフェルト分の隙間しかなく、このレースが抜けない・・・。(内爪ベアリングプーラーを使ったのですが、爪が折れてしまいました)


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レースにフラットバーを溶接し橋をわたし、叩き抜きました。


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ベアリング・ベアリングレース・ベアリングサポートスペーサー・スラストワッシャーがアッセンブリーになっています。(図6.7.10.11.12.13.15)
17のベアリングナットの締め込みでスラスト調整をするのでしょう。
ローラーベアリングは2サイズしかないので、レースが駄目になっていたら交換するものなのでしょう。まぁレースが交換できる分、スターハブよりマシですね。

初めてのインディアン、疑問な部分も多く考えながらやりますので時間がかかりますが、1つずつその疑問を解消していきます。
次回はアッセンブリーになっているベアリング側を分解予定。

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GARAGEⅡ 増設

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木曜日の休みを利用して棚を製作。
なんだかクチャクチャになって来ました。





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by sgf1906 | 2014-09-27 01:52 | 1938 INDIAN CHIEF | Comments(0)
2014年 09月 06日

1938 INDIAN CHIEF オイルポンプ分解

今日はインディアン・チーフのオイルポンプ。
初めて分解するインディアンのオイルポンプ。いつもお初のときはドキドキとワクワクが込上げて来ます。

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前回苦労して抜いたデストリビュータースリーブにイモネジは、ポンプ分解には必要なく無駄骨・・・。まぁナメてしまったネジを抜いたわけだから良しとしよう。
問題はリターン側のギアがキーと固着し取れない・・・。ポンプボディーが邪魔でプーラーも使えない。荒業であるがプレスで押し無理やり抜く。


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という訳で無事分解。
プランジャー式のフィード側。フロントカムシャフトで駆動し、斜めに切られた溝がネジで押さえられることで上下運動しオイルタンクから落ちてきたオイルを加圧。ピニオンシャフト通りビッグエンドへ。

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リターン側はお馴染みのギア式。
リアカムシャフトで駆動し、クランクケースしたにあるオイルリターンサンプバルブからオイルを吸い上げオイルタンクへ。
リターンシャフトはイモネジを抜くことでブッシュと共に抜けます。
またこのシャフトはデストリビューターを回す役目もしています。
ギアは虫食いがあるので交換予定。

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リターン側ポンプギアの内壁は少々傷があるものの使えると判断。




1978FXS1200

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午前中は卒業生Mさんの車検作業。
週末は新入生がお二人来ますので、パーツを整理し分解したパーツ置き場を確保。






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by sgf1906 | 2014-09-06 03:11 | 1938 INDIAN CHIEF | Comments(0)
2014年 09月 02日

1938 INDIAN CHIEF オイルポンプのイモネジ

Mさんのインディアンチーフ・オイルポンプのお話。
このオイルポンプはF側のカムギアシャフトでフィード側のオイルポンプギアを回し、R側のカムシャフトでリターン側のオイルポンプギアとデストリビューターを回します。
そのデストリビュータースリーブを止めているイモネジが固着しマイナス頭がナメてしまいました・・・。

という訳で冶具をつくりイモネジを抜きます。

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③のスリーブを⑳のイモネジが止めています。

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オイルポンプマウントスクリューの穴にピッタリ合うポンチを旋盤で製作。
Mさん初めての旋盤作業、練習には丁度良いです。

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ポンチで位置決。

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位置決めしたところにNO.12-24のネジサイズの下穴、タッピングをし、オイルポンプボディー取り付け。

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オイルポンプボディーの表面が曲面のため、ボール盤に垂直にボディーをセットするために冶具を製作した訳です。

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エンドミルで掘る。

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ねじ山無事で見事イモネジを削りとりました。
簡単に書いてしまいましたが、なんやかんや苦労しました。




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2014年 08月 24日

1938 INDIAN CHIEF タイミングギア回り計測

今日はMさんのインディアン・チーフのお話。
クランク回りはやった形跡がありましたが、タイミングギア回りは手付かずのようです。

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まずはカムギアシャフト計測。
ケース側とタイミングカバー側でシャフト径が違います。
ケース側とカバー側のブッシュのラインを通すのに苦労しそうです。
またR側のシャフトは大分磨耗しているので交換予定。このシャフトもパーツとして出るようです。

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ブッシュ側も計測。
シャフトに対しフロントカム側はクリアラス(ガタ)0.08mm~0.09mm
リア側は0.13mm~0.17mmとガタガタ。ブッシュ交換です。


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プッシュロッド。
長い方がフロントシリンダー側。短い方はリアシリンダー側。

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コチラもシャフト径、ガイド内径計測。
0.09mm~0.12mm程度のガタ。
ここのクリアランスは0.05mm程度でしょう。
プッシュロッドもオーバーサイズがあるようなので、オーバーサイズロッドを取り、リーミングします。

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コチラはバルブリフター。
まずカムギアとリフターを仮組みし、カムリフト中間地点にしてプッシュロッドとリフターの押し角度をチェック。
リフターとリフターシャフトにもガタがあったので、シャフトオーバーサイズ&リフターホールリーミング予定。







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by sgf1906 | 2014-08-24 00:36 | 1938 INDIAN CHIEF | Comments(0)
2014年 07月 05日

1938 INDIAN CHIEF クランク回り計測

Mさんのインディアン・チーフ、クランク回り計測です。

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ハーレーと同じ一軸Vツインのクランク、コンロッドは同じくナイフ&フォーク式。
ハーレーOHVはナイフ側がフロント、フォーク側がリアでありますが、インディアンは反対のフォーク側フロント、ナイフ側がリアでありました。ワタクシのVL(サイドバルブ)もインディアンと同じでありました。

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ローラーは1/4”×5/15”のローラーが4連でフロント、リア共に2連ずつ。
ローラー・クランクピン・ベアリングレースそれぞれ計測。
ローラーはすべて6.32mm
クランクピンは25.41mm コイツは新品
コンロッドベアリングレースはフロントドライブ側38.08mm タイミング側は38.10mm
                  リア側は38.07mmでそれぞれ数値は違うが楕円無く良好。
クリアランスを計算すると FD0.03mm FT0.05mm R0.02mm
フロントタイミング側をローラーサイズを変え調整予定。

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フロントコンロッド(フロント側)の側面はオイルが行くようになっています。

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スモールエンドブッシュは良好。オイル穴はコンロッド先端部よりオフセットされ開いています。
コンロッドは少々捻れてるようです。

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ピニオンシャフト。
コチラもローラーは1/4”×5/16”で2連。
入っていたローラーは6.35mm シャフト径22.21mm レース内径は内側外側で少々サイズが違うものの34.92mm~34.94mmでクリアランス0.01mm~0.03mmで良好。       

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ドライブシャフト。
コチラもローラーは1/4”×5/16”で4連。
入っていたローラーは6.32mm シャフト径22.23mm レース内径は楕円無く34.95mmでクリアランス0.08mm レースの状態が良いのでオーバーサイズローラーで調整できそうです。

ともあれビッグエンド、ドライブ、ピニオンと共通ローラーを使っているのはとても有難いです。
ハーレーだとそれぞれ違うローラーを使っていますから。
オーバーサイズローラーも0.0005”刻みであるようです。


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トリニティースクールから独立し、今年から東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
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by sgf1906 | 2014-07-05 02:57 | 1938 INDIAN CHIEF | Comments(0)