2017年 03月 25日

トライアンフ シリンダーヘッド修理

引越し前に預かっていたトライアンフT140のヘッド、やっと手をつけられます。遅れてすみません。
修理内容はまず、ロッカーカバーマウントボルトの雌螺子修正です。


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タイミング側2箇所は普通に螺子山がナメてしまっています。
ドライブ側2箇所は元々入っていたインサートコイルが抜けてきてしまっています。
ここのねじ山は絞めすぎるとすぐナメるのでご注意を。




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なめてしまっているタイミング側はヘリサート処理。
ボール盤にヘッドをセットし下穴を開け専用タップでねじ切り、コイル注入。
以前は1Dのコイルが入っていましたが、今回は1.5Dの長めのコイルを入れました。
ちなみにネジサイズは1/4”-20山UNCです。



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コイルが抜けてしまっていたD側は残っているねじ山をドリルでもみ、ウエルド君(アルミロウ)で穴を埋めます。


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T140はロッカーボックスに位置決めのピンが入っていますのでピンを抜き面研。
ついでにシリンダー面側も研磨。


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穴埋め、研磨した穴はこんな感じ。しっかり埋まっています。



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ピンを付け直し、ロッカーボックスを仮組みして位置決め。
ロッカーボックスボルト穴にぴったりのボルトを使い穴位置決め。


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それぞれ位置決めした位置でヘッドをセットし下穴、タップをたてD側の螺子修正もO.Kです。


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ロッカーボックッスのスタッドボルトも抜き、螺子修正と面研。
ヘッドとロッカーボックスの面あたりもよさそうです。
というわけで螺子修正終了です。

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奈良 純

# by sgf1906 | 2017-03-25 09:08 | その他 | Comments(0)
2017年 03月 24日

1979 TRIUMPH T140E エンジン分解

今日は引っ越し前のお話になりますが、D君が持ち込んだトライアンフエンジンの分解作業のお話。
コンロッドビッグエンド部が抱きついていたものです。


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タイミングギア周りは問題無さそう。

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ピストンがこの位置で、コンロッドが抱きついていたため、ピストンピンが抜けずクランクを割ることができない。
ピストンピンを半回転ずつ回しながらピストンピンを削りピン抜き取り。
ケースを傷つけないようにサンダーでの削り作業でD君大変そうでした。

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状態が良かった(動いていた)タイミング側のコンロッドでもこんな感じ。


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状態が悪かったドライブ側(完全に固着していた)は完全に駄目です。


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スラッジチューブチェックしましたが、スラッジはあまり溜まっていない・・・
コンロッドビッグエンドの抱きつきは人災かもしれません。


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ビッグエンドジャーナル、コンロッドメタルを一応計測。
幸い元々ついていたメタルはSTDでジャーナルリクライド、アンダーサイズメタルで行けそうです。


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クランクシャフトベアリングを抜き、ドライブ側、タイミング側それぞれ計測。
分解時ベアリングがテスポだったタイミング側はベアリング内輪径に対しシャフトが0.03mm減っています。こちらはシャフトを溶射・肉盛研磨しちゃんと圧入できるようにします。



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カムシャフトブッシュもそれぞれ計測。
シャフトに対しクリアランス0.08mm~0.12mmと大きめなので交換します。
専用工具で抜き取り。
こちらのブッシュはD君自ら製作予定。ケース側、カムシャフト側にあわせ単品製作します。

# by sgf1906 | 2017-03-24 00:13 | 1979TRIUMPH T140E | Comments(0)
2017年 03月 22日

月曜日の授業風景


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Wさんのナックルヘッド
先日先日オープンロッカー化したヘッドを載せエンジン始動。
懸念していたロッカーに圧送されるオイルの漏れっぷりはF・EXは大分漏れます。
もちろんオイルは行かなくてはいけないし、オープンなので漏れるのは当たり前。
しかしながら多少はこのあたりをコントロールしたい。
というわけで実験的にヘッド側に行くオイルラインにJETを製作し取り付け、エンジン始動。


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残念ながらオイルの行きっぷりはそんなに変わらずロッカーアームエンド部から漏れてきます・・・。
今回使っているロッカーアームは40年代のもので、Wさん所有の30年代のロッカーアームにはアーム横に2mm程度のオイルラインが開いています。
オイル量をコントロールするのなかなか難しいと判断し、圧送されたオイルがカップ側に逃げるように、30年代のロッカーアームを付け実験。






1964XLCH900

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S君のアイアンスポーツ
T/Mのシフターフォーク選択、メインシャフと、カウンターシャフトそれぞれのスラスト調整が終わり仮組みして、ギアチェンジチェック。
問題なくO.K。


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フロント・リアともにブレーキライニングを張替え、あたりっぷりチェック&擦り合わせ調整。
このブレーキの作業、地味な割りに体力も使い大変です。




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月曜日は祝日ということで、引越し作業を手伝ってもらった卒業生たちがなんやかんやと。
Mくんのサンビームさんはバルブスプリングをコイルスプリング化した後、問題なさそう。
SさんのトラヴィスものBSA B50は非常に綺麗でな。






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# by sgf1906 | 2017-03-22 09:13 | その他 | Comments(0)
2017年 03月 20日

日曜日の授業風景



1948WL750

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MさんのWLはクランクのスラスト調整が終わり、オイルポンプのチェック作業。
リターン側、フィード側それぞれ各部チェックし仮組み、単体で取り付け回りっぷりチェック。
オイルを回りオイル回りっぷりチェック。








1967 TRIUMPH TR6

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トライアンフT100の在校生Hさんは、最近トリニティー卒業生から購入したユニットTR6の軽整備。
お決まりのボロボロになったフォークブーツ交換し、少々張り付き現象のあったキャブを点検、清掃、手直し。




1980FLH1340

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前回プライマリー周りの部分修理をしたTさんのFLHは、前回のときにスターター周りの配線がやられていることに気がつき、今回部分的に引きなおし。
隙間の少ないFLHの部分配線引きなおしはなかなか面倒であります。








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2017年 03月 19日

土曜日の授業風景

1971 BSA A65

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TさんのBSA
以前(引越し前)に始動したものの、始動性が悪く、アイドリングも落ちつかなかった。
マニホールド部からの2次エアを吸っていたようで、修正し始動。
始動性も問題なく、アイドリングもO.K。
プライマリー周りからチェーンが擦っている音がするのでチェックし、そろそろ車検かしら。









1970XLH900


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Tさんのアイアンスポーツ
点火システムはうちではあまり使わないフルトラのものを使います。
点火時期をある程度合わせ取り付け。キャブ周りも取り付け、ケーブルを引き、配線周りの作業。
デスビ取り付けのNO.12-24の六角頭のボルトはあまり流通がないので製作します。






1968 BSA A65

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NさんのBSA
バルブスプリング取り付け長をしっかり計り、シム調整。
取り付け長が出たところで、バルブスプリング圧計測しバルブスプリング取り付け。
ヘッド周りの作業が終わり、残っていたケース側の加工ごと。





1976XLCH1000

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Z君のアイアンスポーツ
たまにガス欠症状が出ていいましたが、ガスフィルター不良のためでありました。
というわけで、フィルターをとり試乗。
Z君「チョーキモチー」と問題なさそうです。
もう少し走ったら2回目のオイル交換、増し締めをして卒業となりそうです。








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# by sgf1906 | 2017-03-19 09:17 | その他 | Comments(0)