Vintage motorcycle study

studious1.exblog.jp
ブログトップ
2017年 06月 26日

1970XLH900 キックスターター周り

今日はTさんのアイアンスポーツのお話。
実際には既にエンジン始動しているTさんのアイアンスポーツですが、修理内容をブロブに上げておらず・・・。卒業までにブログが追いつくか・・・ということで今日はキックスターター周りのお話。



a0248662_7444090.jpg


a0248662_745726.jpg
a0248662_7452237.jpg

トランスミッションを組み立てたとこらまで話は進んでいましたので、その続きキック周り。
まず、スプロケットカバーの位置決めダウエルピンがカバー側に埋まっていしまっていて意味なしになっていましたので、抜き取りしいダウエルピンを圧入。



a0248662_7453779.jpg
a0248662_7455579.jpg

a0248662_746588.jpg
a0248662_7461427.jpg

隙間が目で見えるほどガタがあったラチェトギアブッシュは抜き取り、単品製作。


a0248662_7524916.jpg

a0248662_746379.jpg

a0248662_7471060.jpg

クラッチハウジング側ギアと干渉しないよう、“案内部”をつくり、圧入、ホーニングしクリアランス調整しO.K。ギアにぴったりと。


a0248662_7482737.jpg

a0248662_7472063.jpg

a0248662_7474385.jpg

キック抜けが出やすいアイアンスポーツのキックギアラチェット。
それぞれのギアがちゃんとあたっているかチェック。



a0248662_7495859.jpg
a0248662_750154.jpg
a0248662_7515814.jpg

a0248662_8142317.jpg

同じくガタが多かったキックシャフトブシュも単品製作し取り付け。


a0248662_753890.jpg
a0248662_7533238.jpg

異様に長いアイアンのキックシャフトは曲がっている多いです。
今回も曲がっていましたので交換。


a0248662_754127.jpg
a0248662_755595.jpg

キックシャフトも真直ぐ、ダウエルピンも付きキックシャフトの軸受けでもあるスプロケットカバーの位置も決まったところで、キックシャフトブシュの擦り合わせをして、スルスルに。


a0248662_7543551.jpg
a0248662_7551593.jpg
a0248662_7552613.jpg
a0248662_75537100.jpg

ドライブサイドのキックシャフトの軸受けワッシャーをとりつけ、キックスタータークランクのスラスト量をシム調整し取り付け。


a0248662_756133.jpg
a0248662_7563545.jpg
a0248662_7565431.jpg

クラッチハウジングを取り付け、干渉チェック。
スタータークランクギアのマウントナットとの干渉がありましたので、ナットを加工し取り付け。

a0248662_75823100.jpg

というわけで、キックスターター周りの作業は終わりです。






レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

# by sgf1906 | 2017-06-26 08:22 | その他 | Comments(0)
2017年 06月 25日

土曜日の授業風景


1970XLH900

a0248662_659291.jpg
a0248662_659167.jpg
a0248662_6593674.jpg
a0248662_6595368.jpg




a0248662_723141.jpg
a0248662_731246.jpg


Tさんのアイアンスポーツ。
セミトラタイプのディストリビューターはピックアップセンサーがご臨終し、いきなりエンジンがかからなくなりました。
というわけで急遽在庫していた機械式のディストリビューターを取り付け試乗。
試乗後、一回目のオイル交換、1回目のエンジン周りの増し締め。
試乗後の問題点としては、発電不良とエンジンが温まった後にクラッチの切れが悪くなること。
このあたりをクリアすれば卒業です。







1968 BSA A65

a0248662_734177.jpg
a0248662_74429.jpg

a0248662_742543.jpg
a0248662_744595.jpg
a0248662_75377.jpg
a0248662_751965.jpg

a0248662_753186.jpg
a0248662_754882.jpg
a0248662_76872.jpg


NさんのBSA A65は先日作ったスプロケットスペーサーを取り付け、チェーンラインチェック。
厚めに作ったつもりがピッタリでありました。
というわけで、チェーン取り付け、ステーターコイル、ローターコイルは新品に交換で取り付けて隙間チェック。
ダンパーゴムを交換済みのクラッチセンター取り付け。スチールディスクは2枚だけ歪みがあったので2枚新品にし、クラッチ周り取り付け。
ステーターコイルの配線も長めにしておき通し、プタイマリー周りO.K。
エンジン周りは外注加工にだしているシリンダー待ちなので、次回は外装周りをやっていきます。





1978 TRIUMPH T140E

a0248662_765767.jpg
a0248662_771482.jpg

a0248662_783214.jpg

a0248662_774344.jpg
a0248662_78283.jpg

a0248662_791657.jpg

a0248662_794080.jpg


Tさんのトライアンフ
エンジン腰上周りの計測作業。
ロッカーアーム周りのクリアランスはよいものの、バルブ周りは広がっていますので、ガイド交換。
また、シリンダーはシリンダーバレル自体のサイズは状態良いものの(STDサイズ)ピストンが減っているのか、クリアランスはそれなりにあります。シリンダーは状態が良いので出来ればSTDサイズのピストンでいきたいな。ピストンサイズを知れべ要検討。
タペットさんもタペットブロックホールは状態良し、タペットは一部磨耗ありという感じ。
ともあれ、バルブガイドを抜くことになったので、燃焼室内のカーボンと徹底除去であります。







レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

# by sgf1906 | 2017-06-25 07:33 | その他 | Comments(0)
2017年 06月 24日

木曜日・金曜日なんやかんやと

知らず知らず製作ものが溜まったいましたので、エイヤッと製作していきます。





1951 TRIUMPH T100 カムシャフトブッシュ

a0248662_7392799.jpg
a0248662_7394841.jpg
a0248662_740287.jpg
a0248662_7401575.jpg
a0248662_7402720.jpg

まずはHさんのトライアンフのカムシャフトブッシュ・ドライブサイド側から。
元々のブッシュをケースから抜き取り、ケース側計測し、ケース側・シャフト側にあわせブッシュサイズを選定して製作。
ドライブサイド側のインテークにはブリーザーバルブが入るため、全長はIN側が長い。
また、クリアランスを詰めて作るとブリーザーバルブの動きが悪くなる恐れがあるので、ブリーザーバルブが入るところだけ少々多き目に内径を作っておきます。
また、ドライブサイド側は止まり穴になっていますので、真直ぐ圧入出きるよう、“案内部”を作っておきます。


a0248662_741060.jpg
a0248662_7411938.jpg

a0248662_7413184.jpg

a0248662_7415029.jpg

同じくタイミングサイド側ブッシュ製作。
こちらはIN・EXともに同サイズ。
カムシャフトのスラストがタイミングサイドのブッシュできまりますので、鍔部分は少々厚み多目に作っておき、あとで調整します。


a0248662_7421095.jpg

というわけでカムブッシュ製作終わり。








1951 TRIUMPH T100 サイドスタンド

a0248662_7443060.jpg
a0248662_7444890.jpg
a0248662_745714.jpg

こちらもHさんのトライアンフ。
元々ついていないサイドスタンドは後付けのものがついていました。やはりサイドスタンドがあるのは便利なので、再利用します。
でピボット部にガタがあるのですが、ピンがろう付けされていますので、熱をかけロウを溶かし抜き取り。


a0248662_7453213.jpg
a0248662_7455617.jpg

スタンド側、フレーム側ともにアジャスタブルリーマーで内径拡大・真円にして同サイズの穴径にします。


a0248662_7462073.jpg
a0248662_7463647.jpg
a0248662_7465561.jpg
a0248662_7473257.jpg

リーミング加工した穴にあわせ、マウントピンボルト製作しガタ無しに。







1980XLH1000 マフラーサポート

a0248662_7483262.jpg
a0248662_7485131.jpg
a0248662_7491069.jpg

a0248662_749256.jpg

Iさんのアイアンスポーツのマフラーサポート
サイアミーズマフラーのエキパイを使いますが、サイアミーズ用のマフラーサポートが手に入らず。
サイレンサーも違うものを付けるので単品製作します。
無垢棒さん、L時アングルさん、パイプさんを使い、左右サイレンサーの高さ、幅など同じような位置になるように、棒を曲げつつ製作。


a0248662_749547.jpg

a0248662_7501012.jpg
a0248662_7502626.jpg
a0248662_7505195.jpg


サイアミーズのレフトサイド側のエキパイはプライマリーカバーに干渉するかしないかギリギリのところにせざるえないので、なかなか難しい。微調整はオーナーIさんにやってもらいます。







1968 BSA A65 エンジンスプロケットカラー

a0248662_7514627.jpg
a0248662_752819.jpg

a0248662_752204.jpg

NさんのBSA A65のスプロケットカラー製作です。
元々入っていなかったのか?紛失したのか?分かりませんが、エンジンスプロケットのカラーが無い。パーツもバックオーダーのようで、いつ手に入りか分かりませんので製作します。
このスペーサーはクランクベアリングとスプロケットの間に入り、スプロケットの位置決めをするとともに、クランクベアリングシールの受けになりますので、シールと摺動する部分は研磨し切削線が無いようにします。(切削線があるとオイルが漏れる恐れがある)
また、プライマリーチェーンラインを調整する必要がありますので、生爪を作り左右面が平行に出るようにしておき、仮組みし厚みを調整します。





a0248662_7523731.jpg


Sさんのトライアンフ車検業務。無事終わりました。
バッテリー電圧を測ると12.5V程度あったので問題ないだろうと車検所に持っていくと、ヘッドライト光量が足りない。改めてバッテリーを見てみると、バッテリー液がロワーまで減っていました。
補充液を足し、充電し改めて車検所へ。光量問題なくでO.K。
開放型のバッテリーを使っている方は、たまに液量をチェックしましょう。というお話でした。










レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

# by sgf1906 | 2017-06-24 08:40 | その他 | Comments(0)
2017年 06月 22日

1964XLCH900 S&S Lキャブ取り付け・エンジン始動

今日は先日に引き続き、S君のアイアンスポーツのお話。
S君の希望で今回はS&SのLキャブを付けることに。
うちではS&S Lキャブを扱うのは初めてでなんやかんやチェックしつつ取り付けます。
口径が1-7/8”(47mm)と大口径で加速ポンプ無し、なおかつマグネトー点火でありますからどうなる事か。


a0248662_924345.jpg

サイドフロートでありますから、フロート面の面研は必至ですね。
また、画像は撮り忘れましたがマニホールド面も面研。S&Sのマニホールド面はOリングでシーリングしていますが、Oリングを潰してシールするためボルト2本で留めるマニホールド面が歪みやすいので、今回はガスケットを製作し取り付けます。


a0248662_926309.jpg

スロットルバルブの位置も隙間無いように取り付け。

a0248662_9264941.jpg

アイドル・インターメディエイトのプラグ部分は2次エア防止でロックタイトをつけときます。


a0248662_927847.jpg
a0248662_9272145.jpg

a0248662_9273464.jpg

フロートバルブとシートは良品を製作しているところがあるそうです。エライ!
取り付けチェックすると、フロートをとめりピンとバルブシートの位置関係により、バルブが閉まらず、シーリングワッシャーを外しオーバーフローしないように調整。



a0248662_9275330.jpg

a0248662_9282892.jpg

a0248662_9285251.jpg

フロート下部についているメインジャット、インターメディエイトニードル、エアブリードジェットも良品が手に入るそうです。
S君が調べたデータを下にメイン・インターメディエイトはちょっと大きめで組んでおきます。


a0248662_9293411.jpg

a0248662_9294721.jpg

a0248662_930566.jpg
a0248662_9301750.jpg

フロートレベルに関しては情報が無い。
サイドフロートのキャブがどこまでフロートレベルでセッティングが左右されるか分かりませんが、一応基準を作りセットしてみました。
今回は、フロートマウントピンのボルト頭下というあたりにフロートレベルとして組んでみます。


a0248662_9304372.jpg

スロットルケーブルを取り付け、組み付け。

a0248662_9344988.jpg

a0248662_935668.jpg

a0248662_9352316.jpg

a0248662_940682.jpg

オイルタンクも清掃し取り付け。
鉄板を挟み込むようにして留めるCHオイルタンクは頭が薄い転造ネジの専用ボルトでとめます。
オイルラインを引き、ついていなかったオイルプレシャーゲージ取り付け。


a0248662_9311224.jpg
a0248662_9313175.jpg
a0248662_931482.jpg

a0248662_932433.jpg

フッロペダル、ブレーキペダル周り取り付け、ドライブチェーンも交換取り付け、スラッシュカットの仕方がカッコイイ純正マフラーも取り付け、オイルをまわしエンジン始動です。






大口径キャブ&マグネトー点火の組み合わせなので始動に苦戦すると思われましたが、呆気無く始動。
カムギア周りのバッククラッシュが多かった車両のため、タイミングギア周りの音は少々しますがアイドリングも安定していますし、アクセルのつきも良く問題なさそう。
次回、試乗してみます。





レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

# by sgf1906 | 2017-06-22 11:00 | 1964XLCH900 | Comments(0)
2017年 06月 20日

1964XLCH900 エンジン腰上取り付け・マブネトー取り付け

今日はS君のアイアンスポーツのお話。
前回エンジン腰下をフレームに搭載、プライマリー周りの作業は終わっていますので。シリンダー・シリンダーヘッドを取り付けていきます。


a0248662_7423369.jpg

a0248662_7424734.jpg

シリンダーはボーリング済みで上面、下面ともに面研済み。
ピストンは純正のNOSピストンにWPC処理したものです。



a0248662_7432224.jpg

a0248662_743883.jpg

a0248662_7434990.jpg

日頃使わない純正ピストンのピストンリング。形状をチェックしリングギャップ、リングクリアランスチェック。問題なさそうだが、ピストンリングは実際使ってみないと善し悪しが分からない。


a0248662_746274.jpg

ピストンを取り付け、シリンダーをトルク管理し取り付け。


a0248662_7461978.jpg

ロッカーボックスとシリンダーヘッドもトルク管理し取り付け。

a0248662_7471471.jpg

a0248662_7463336.jpg

ヘッドとマニホールド隙間が一番少ない位置にヘッドの角度を調整しシリンダーヘッドもトルク管理し取り付け。



a0248662_7511730.jpg

a0248662_7512990.jpg

マニホールドはヘッドに対し垂直の位置にキャブレーターがでる角度に固定。
マニホールドのステーは少々加工し、上下に取り付けカッチリ。



a0248662_7473048.jpg

オイルライン・プッシュロッド取り付け。
今回使うプッシュロッドは純正と同じアルミ製のもので、熱膨張時にバルブを押してしまう恐れがありますので、タペットクリアランスは0.2mm程度に。
タペットアジャスタースクリューは9/32”-32山。32山ということはネジ一回転で約0.8mm動く計算になりますので、クリアランス0地点から、1/4回転戻すとクリアランス0.2mmとなります。


a0248662_752398.jpg
a0248662_752576.jpg
a0248662_7531016.jpg

マグネトーは状態良く火花も強いのでOH無しでそのまま使います。
ポイントギャップ(マグネトーの場合は0.3mm)をあわせ取り付け。

a0248662_7532412.jpg

a0248662_7534251.jpg

900ccのアイアンの点火時期はフロントシリンダー上死点前45度。
マグネトーのマウントは固定式なので、フル進角時期で点火時期を合わせ取り付け。
エンジンの形になってきました。




レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

# by sgf1906 | 2017-06-20 08:26 | 1964XLCH900 | Comments(0)