1976FXE1200 クランクバランス
2018年 02月 09日
Hさんのショベルヘッド・フライホイール
コンロッド上部・下部・ピストン・ピストンピン・リング・クリップ・クランクピンベアリング周りの重量計測をして、まずは現状でのクランクの釣合い重量計測。
計測すると現状の量フライホイールの合計でバランスファクターは55%
問題なのは左右フライホイールに釣り合いがそれぞれ合っていないこと。
もともと開いているフライホイールの穴位置で考えると、当時(ショベル時代)メーカーでは両フライホールを組んだ状態でバランスをだしていたのではないかと考えます。
組んだ状態で穴を開けるため、開いている穴はフライホイール外側に。また、タイミング・上死点マークがあるドライブ側に穴を開けられないため、タイミング側に穴を開け調整という感じだと
思います。
そのため両フライホイールの釣合い率をあわす為には、T側はフライホイールのウエイト側(下部)を軽く、ドライブ側のウエイト側を重くする必要があります。
現状で穴を開けて両フライホイールのバランスをとると、穴ぼこだらけになってしまいますので、現状開いている穴を、タップを立てネジをつくり埋めました。
穴埋めしたフライホイールで改めて、両フライホイール55%での釣合い位置を確認し穴あけ、バランスあわせ。
今回は現状のバランスファクター55%で両フライホイールの釣合いをあわせました。
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奈良 純