Vintage motorcycle study

studious1.exblog.jp
ブログトップ
2017年 03月 18日

1964XLCH900 シリンダーヘッド周り組み付け作業


今日はS君のアイアンスポーツ、ヘッド周りのお話。

a0248662_23563285.jpg

ヘッド周りは以前にオーバーホールしていたようで、鋳鉄ガイド、バルブともにKIBBLEWHITH製のものが入っています。
バルブステムとガイドのクリアランスはインテーク、エキゾーストともに0.05mmと状態が良いのでそのまま使います。


a0248662_23571081.jpg

a0248662_2357211.jpg

バルブシートとバルブのあたりもチェック。
あたり幅も1.5mm程度、位置も良いので今回はカット無し。

a0248662_2359999.jpg

a0248662_23585336.jpg

a0248662_23592763.jpg

a0248662_23595478.jpg

少々虫食いがありましたので、擦り合わせし虫食いを無くし、灯油漏れチェックし問題なし。


a0248662_005457.jpg
a0248662_01468.jpg

ガイド仕上げのホーニングし、ヘッド面ロッカーカバー面面研。


a0248662_013054.jpg

a0248662_014242.jpg

バルブスプリング取り付け長チェック。
インナースプリングを付けバルブ仮組みし、取り付け長チェック。


a0248662_015357.jpg

シム調整をして、インテーク同士、エキゾースト同士のスプリング取り付け長を合わす。



a0248662_021021.jpg
a0248662_02213.jpg

a0248662_023356.jpg

取り付け長までスプリングを圧縮させ、それぞれスプリング圧計測。
1本だけスプリング圧が弱かったので1本だけ在庫スプリングに交換。
また、1本だけインナースプリングとアウタースプリングの巻き方向が一緒だったので交換。
普通、アウタースプリングとインナースプリングの巻き方向は違います。


a0248662_025395.jpg

というわけでシリンダーヘッドの作業は終わり。





a0248662_03278.jpg

ここからはロッカーアームのお話。
ロッカーアームブッシュはシャフトに対し0.08mm~0.1mmとクリアランス多めなのでブッシュ交換。
JIMS製のブッシュはシャフトに対し0.1mm程度小さめに作られていますので、そのままロッカーアームにブッシュを圧入するとリーマー加工が大変なのであらかじめ、内径拡大しておきます。

a0248662_033823.jpg
a0248662_035336.jpg
a0248662_04640.jpg

専用生爪に銜え、シャフトにギリギリ入るぐらいまでブッシュ内径拡大。



a0248662_042376.jpg
a0248662_043696.jpg
a0248662_044795.jpg

ロッカーアームにブッシュ圧入。
圧入後、嵌め代分縮んだブッシュに専用のリーマーでラインリーミング。
粘り硬いブッシュなので、リーマーを通してもシャフトを通すと渋い場合が多いです。
専用ラップロッドを使い少々ラッピング。
バルブコンパウンドを使うので、ラッピングした際は、ロッカーアームにコンパウンドが残らないように徹底洗浄。

a0248662_05076.jpg
a0248662_053137.jpg

仕上げのホーニングしロッカー組みつけ。
というわけでヘッド周りの作業ほぼ終わりです。





レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

東京都足立区入谷1-22-14 グリーンハイツ
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2017-03-18 00:43 | 1964XLCH900 | Comments(0)


<< 土曜日の授業風景      ナックルロッカーアーム >>