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2017年 06月 28日

1970XLH900 バルブガイド・バルブシートカット


先日に引き続き、Tさんのアイアンヘッドのヘッド周りのお話です。


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ガタが多かったバルブガイドは抜き取り。
ガイド抜き取り後、ヘッド側ガイドホール計測。傷・楕円・変形無く、STDガイドでいけます。
ガイドホールの変形が少ない鉄ヘッドはこの辺りが気楽で良いです。


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IN・EXともにKIBBLEWHITH製の鋳鉄ガイドを使います。
ガイド外径はSTDのものでありますが、ヘッド側ガイドホールにあわせプラスハメ代分のサイズまで少々研磨。
専用生爪に銜え、使うバルブステム径に対しプラスクリアランス分のサイズでリーマー加工し内径拡大。
IN側のガイド頭部分はテーパー加工し、燃焼室内にオイルが入らないよう、おまじない。


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専用工具を使い、バルブガイド圧入。
圧入後、はめ代分縮んだ内径はリーマーで内径拡大しクリアランス調整。
IN側はガソリンで冷やされるとともに、ヘッドに溜まったオイルが吸われ燃焼室に入るのでクリアランス小さめ。EX側は熱持つためIN側よりもクリアランス大きめで調整。



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シートカットへ
エキゾースト側は虫食いが多かった45度面を虫食いが無くなるまでカットし、60度、30度それぞれカットしバルブとシートの辺り幅1.5mm程度に。


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インテーク側は同じく45度面を綺麗に程度カット後、30度面をカットしシートとバルブのあたり位置を決め、60度面をカットしてあたり幅調整。
随分とベタあたりだったIN側は60度面を随分カットしました。


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擦り合わせし、ポート内に灯油を入れ漏れチェックし問題なし。

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突き出し量もチェックし問題なさそうで、バルブ周りO.K






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奈良 純

by sgf1906 | 2017-06-28 10:07 | 1970XLH900 | Comments(0)


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