1964XLCH900 エンジンマウント・プライマリー周り
2017年 06月 14日
ミッション組み付け、キック周りまで組み終わっていますので、エンジンをフレームに載せます。
まずフロントマウントプレートを仮組みして、スペーサーの長さとワッシャーの厚み調整。もともとが結構めちゃくちゃでした。
ナメていたマウントプレートのねじ山もヘリサート。
エンジンにジャキをかけ保持しつつエンジンを載せます。
リア側のマウントであるエンジンハンガーがエンジンの位置決めとなりますので、先にエンジンハンガーをフレームにマウント。
エンジン位置が決まったところで、フロント側エンジンマウントのプレートを取り付け。
ここからはプレイマリー側のお話。
ドライブ側クランク軸受け部が楕円になっていたため、真円加工、ベアリングレース溶射・肉盛をした車両です。スプロケットシャフトベアリングシールカラーもオーバーサイズが必要です。
シールカラーは単品製作し、シール取り付け圧入。
うまくいって良かった。
エンジンスプロケット・クラッチハウジング・クラッチハブ・プライマリーチェーン&アジャスターを取り付け、エンジンスプロケット、クラッチハブをトルク管理し取り付け。
クラッチフリクッションプレート、スチールプレートを取り付け。
クラッチハブの印をあわせリリーシングディスク取り付け。印を合わせるとスプリング穴位置がハブのスタッドの真ん中に来ます。
乾式タイプのアイアンはクラッチが滑り気味になり易いのでナイスさんで作っている強めのスプリングを使ってみます。
リリーイングプレートとスプリングカップの鍔部分でスプリング取り付け長を合わせ取り付け。
キックカバーにつくクラッチリリーシングウォームにクラッチケーブルを取り付け(こいつは結構やりづらい)クラッチ調整。
調整範囲が少ない純正タイプのクラッチケーブルアジャスターでどうにか遊び調子し、リリーシングディスクが均等に開くように調整し取り付け終了。
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奈良 純