月曜日の授業風景
2016年 11月 22日
Wさんのナックルヘッド
散々悩んだミッドポジションのフットペグ。ステー製作が終わり形になりました。
とにかく、フレーム側を加工、溶接したくないためもともとのマウントボルトを利用しつつ、良い位置にフットペグが来るようにするのが大変。
タイミング側は、ブレーキロッドが通るためブレーキピボットの位置を変えつつ、ロッドが逃げ良い位置へ。
プライマリー側はとにかくマウント出来る螺子部分が無い。転倒してしまった時に、損傷があるためクランクケース側へのマウントは避け、なかなかの形状のマウントステーとなりました。
とにかく考えるのに時間がかかりました。
マフラーはもともとのものが、右曲がりのときにフロントエキパイが擦ってしまうので、エキパイ位置を上げることとターンアウト化。
このエキパイは1-3/4”(44.45mm)。でU字パイプを切断しターン部分を製作したのですが、国内では45mmのパイプしか手に入りません。
製作者であるDAIいわく、それでは繋げた部分が目立ってしまうと。
44.45mmのUパイプ輸入し、マフラー製作。お陰で繋げた部分も目立たず良い感じであります。
というわけで、塗装し取り付け。
これでカスタム部門は終わり。
次回からは、あの計画を進めていきます。
基本うちではカスタム作業はやっておりません。
今回のカスタム作業はTRUE CLASSICさんの協力のもと進めたもので、カスタムのご用命はTRUE CLASSICさんまでお願いします。
1965XLCH900
Sさんのアイアンスポーツはヘッド分解・清掃・計測作業。
時間がかかる、シリンダーヘッド内のカーボン除去を終わらせ、バルブ、バルブガイド計測。
以前にこの辺りはやっているようで、バルブも磨耗少なく、ガイドとのクリアランスもIN、EXともに0.05mm~0.06mmで問題無し。
ロッカーアームも同じく清掃・計測。
こちらは少々ガタがありますので、ブッシュ交換。
エンジン腰上の計測が終わり、腰下分解へ。
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奈良 純