1947FL1200 スプリンガーフォーク
2016年 11月 10日
今日はIさんのナックルヘッド・スプリンガーフォーク
ガタがきていたブッシュ周りのお話。
まずはシャンクルバーブッシュ。
ドラムパネル側スタッド、フォーク側スタッドに対し0.5mmもガタがありましたのでブッシュ交換。
シャンクルバーのブッシュ穴径は楕円無く良好。
それぞれ、ドラム側シャンクルスタッド、フォーク側シャンクルスタッド径、シャンクルバーブッシュ穴径にあわせブッシュ製作。
今回はダクタイル鋳鉄で作ってしました。
グリス通路溝と穴を作り圧入。ホーニングしてシャフトに合わせます。
ロッカーアームブッシュ、スタッド共に随分とやられている。
この鋳鉄ロッカーアームブッシュ随分硬い素材で作られていて、大体シャフト側もやられていますので、セットで交換。
ブッシュ抜き取り計測。
4箇所中3箇所は状態良く、STDサイズのリプロブッシュでいけますが、1箇所はロッカーアームプレートの穴が広がってしまっていたので、O.Sブッシュを製作することに。
というわけで、ロッカーアームブッシュもダクタイル鋳鉄を使い製作。
新品スタッドと新品ブッシュとのクリアランスを参考にして寸法を決め製作。
ロッカーアームスタッドに対し0.1mm程度のクリアランスになるはず。
スタッド新品、ブッシュ圧入しフォークに取り付け、完成であります。
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