2016年 10月 26日

1971 BSA A65 タイミングギア・オイルポンプ周り

今日はTさんのBSA、タイミングギア周りとオイルポンプのお話。


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カムブッシュ、アイドラギアブッシュは状態が良かったのでそのまま使います。
カムギア、アイドラギア、ピニオンギアを組み付け、45度づつまわし、それぞれギアのバッククラッシュ、渋さが無いかチェック。

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ピニオンギアはオイルポンプギア、ピニオンギアナットともの逆ネジ。
規定トルク48N.mで締め付け。

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アイドラギアの印は2本対角上にあるので、上下はありません。
タイミングを合わせ組み付け。



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オイルポンプはオイルの流れを確認し取り付け。
オイルフィード側にチェックバルブが入ります。
この年式のオイルポンプボディーは鉄製で60年代の鋳造アルミボディーと違い歪みが少なく、動きが非常に良いです。

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オイルパイプユニオンはケースに干渉していたので、少々整形。

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クランクケースのオイルリターンパイプのボールバルブ。
こいつが動かないと、オイルが戻りません。この車両も固着していました。お気をつけを。

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オイルポンプで加圧された、オイルはクランクケース・タイミングサイドクランクシャフトの軸受けブッシュにオイルが行き、タイミングサイドクランクシャフトブッシュを潤滑。またタイミング側クランクシャフトにオイル穴が開いていますので、シャフトを通りコンロッドビッグエンドジャーナルを潤滑。
クランクケースに落ちたオイルはサンプカバーに溜まりスカベンジパイプから吸い上げられオイルタンクに戻る。
ヘッドへはリターン側オイルパイプユニオンから分岐ロッカーアームを潤滑。
右側クランクケース前方にあるリリーフバルブは、オイル圧送量をコントロールする。
回転が上がり圧送量が上がると、リリーフバルブが開き余計なオイルをバイパスする。




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オイルポンプボルトを規定トルク11N.m~14N.mで締め付け。

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オイルを流し、ビッグエンドジャーナルを潤滑していることを確認。
というわけで、タイミングギア・オイルポンプ周りO.K。






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by sgf1906 | 2016-10-26 01:28 | 1971 BSA A65 | Comments(0)


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