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2016年 10月 15日

1958陸王RTⅡ ピニオンシャフトブッシュ

お知らせ
急ではありますが、諸事情で明日10月15日(土)はお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが宜しくお願いします。
日曜日(10月16日)からは変わらず営業いたします。


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というわけで今日は修理依頼でお預かり中の陸王さんのピニオンシャフトブッシュのお話。
ピニオンシャフト、ブッシュ受け部がシャフトに対し0.19mmもガタがありましたのでブッシュ交換します。
ビッグエンドへのオイルラインであるピニオンシャフトのブッシュ部にガタがこれだけあると、オイルがギアケース内に逃げてしまいます。


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まずはピニオンシャフトのブッシュ受け部は段減りしていたので、旋盤に加え芯を出し切削&研磨。


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ピニオンシャフトブッシュ抜き取り。
内爪のプーラーが入らなかったので、螺子を切りボルトを入れ、スライディングハンマーで抜き取り。
このブッシュ、先端部がテーパーに加工されています。カムカバーのピニオンブッシュホールを見てみるとカムブッシュ側にもオイルラインが開いていて、サーキットブレーカーと連動する#1カムブッシュには通じていないものの、#2、#3、#4カムブッシュには通じています。
この仕組みはハーレーには無く、高年式の陸王オリジナルのものと思われます。
確かに、カムカバー側のカムブッシュハ状態が良かったです。


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カバー側との嵌め代、嵌め代分内径が縮むのを考え、寸法をとりブッシュ製作。

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圧入工具も製作しブッシュ圧入。
シャフトとブッシュの単品であればピッタリ。

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ピニオンシャフトベアリングローラーをオーバーサイズでいれシャフトとのベアリングのクリアランスを0.01mm(きつめ)にして、カムカバーをつけラインチェック。
一部渋くなる部分があったので、少々ラッピング&ホーニングしスルスルに。
ピニオンシャフトとブッシュのクリアランス0.02mmです。







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by sgf1906 | 2016-10-15 00:21 | 1958陸王RTⅡ | Comments(0)


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