1971FX1200 エンジン組み立て
2016年 08月 20日
今週末、また熊本からもう一基のエンジンをやりに来るので、その前にまとめ的にブログを書いておきます。
クランク組み立て、オイルポンプのチェックまでが前回のお話。
今回はまず、ガタがあったタペットローラー交換。
タイミングギア周りも本組みして、エンジン腰下完成。
シリンダーボーリング・ホーニング済みで、ピストンリングのギャップ、クリアランスチェックし、シリンダー組み付け。
バルブガイド、バルブシートは状態良くそのまま使います。
バルブを仮組みして、バルブスプリングの取り付け長チェック。
シム調整し前後シリンダーヘッドのバルブスプリングの取り付け長を合わせます。
ロッカーアームブッシュも状態良かったのでホーニングのみ。
バルブ本組みしてロッカーカバートルク管理し組み付け。
今回、クランクケースシリンダーベース面面研、シリンダーのヘッド面面研、シリンダーのベース面面研をしていますので、一応仮組みしてピストンとバルブが干渉しないかチェック。問題は無し。
シリンダーヘッドをトルク管理し組み付け、プッシュロッド、オイルライン取り付けエンジン完成。
というわけで、熊本に旅立っていったエンジンさんは車体に乗せ、既に2000Km以上走行し問題ないようです。良かった良かった。
1978XLH1000
Tさんのアイアンスポーツは車検業務完了。
一回目のオイル交換、増し締めも終わり、ガンガン走り膿だしをしていきます。
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奈良 純