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2016年 07月 30日

1943WLC750 タイミングギア周り

今日はHさんのWLC、タイミングギア周りのお話。
カムブッシュ製作に引き続き、ピニオンシャフトブッシュも製作し、取り付けていきます。

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製作したブッシュにダウエルピン位置、オイル穴位置に印をして、冶具を使い半円柱状の穴を開けます。

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タイミングカバー側のブッシュの鍔部分はギアの逃げを作ります。


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ケース側、カバー側ともに圧入垂直冶具を使い圧入。



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クランクケース、カムカバーを組み付け、専用のラッピングロッドを使い、ラインを通しラッピング。

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シム調整をして、それぞれカムギアのスラスト調整。
0.07mm~0.1mmに。


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クランクシャフトベアリングレースのラッピング。
両ケースをあわせラインをだしラッピング。
ピニオンシャフトベアリングレース内径34.98mm。

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もともと付いていたベアリングローラーは全長が長いものが入っていました。
もちろんローラーは交換。.0004”o.s (6.360mm)をいれ、シャフト径22.23mmなのでクリアランス0.03mmに。


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ピニオンシャフトブッシュは圧入した時点でほぼ寸法が出ていたので、リーミングはせずにピニオンシャフトをを入れ磨き粉を付け少々ラッッピング。

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こちらはカムギアのラッピングの模様。
一本ずつだと問題何のですが、4本のカムギア、アイドラギアを組み回すと一部ギアが引っかかるところがでてきました。
ほとんどのカムブッシュ交換しそれぞれ0.02mm~0.03mmのクリアランスになっているといると、ほんの一部どこかのギアが芯からずれていると、こうなります・・・。
ピニオンギア、アイドラギアも含め6つのギアが連動して動く4カムギアの面倒なところです。

ギアの組み合わせを変えつつ、どのギアを入れたら動きが渋くなるか、どの部分で渋いかを確認し、その部分に磨き粉を付け、#1カムを回す冶具を付け電動ドリルで回しラッピング。
何回か繰り返し、引っ掛かりがなくなるまで繰り返す。

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というわけで、カムギア、ピニオンシャフトを組み、回りっぷりチェック。
ギアの引っかかるところ無く、オイルの粘度を感じながら回る感じに。


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最後にそれぞれブッシュホーニングし仕上げ。







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by sgf1906 | 2016-07-30 02:16 | 1943WLC750 | Comments(0)


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