2016年 07月 13日

1970XLH900 タイミングギア周り

今日はTさんのアイアンスポーツ、カムギア周りのお話。

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まずクランクケース側のカムベアリングは全交換。

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カムブッシュは#1.3.4ブッシュはシャフトとのクリアランス良好。
#2カムブッシュだけ交換します。

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カムカバー、カムシャフトに合わせブッシュ製作。

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ダウエルピン穴加工しカムカバーに圧入。

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段つきの磨耗していた#1.3.4カムブッシュの鍔部分を面研。

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クランクケース、カムカバーを合わせラインが出た状態で専用ラッピングロッドを使いラッピング。

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カムブッシュラッピング後、カムカバーガスケットを付けカムカバー、クランクケースを取り付け、#1.2.3.4カムシャフトそれぞれスラスト調整。
調整用シムは厚み .007”(0.17mm).005”(0.12mm).015”(0.38mm)とありますが、70年以前のアイアンは大体スラスト量が大きくなり、何枚かあわせないと調整できないので、厚い調整シム(0.5mm、0.6mm)をつくり調整。
スラスト量は0.1mm0.05mm~0.1mmというところ。


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左右クランクケースを合わせ、ピニオンシャフトベアリングレースラッピング。
真円にしレース内径34.95mm ピニオンシャフトローラー軸受け部は25.39mmなのでローラーサイズ4.767mm(.0002”o.s)のローラーを使いクリアランス0.026mm。


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ピニオンベアリングレースラッピングしたところで、分解時抱きつき気味だったピニオンシャフトブッシュをラインリーミング。


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スラスト調整したカムシャフト、ピニオンシャフト&ローラーを仮組みしてクルクルチェックしO.Kであります。




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by sgf1906 | 2016-07-13 21:51 | 1970XLH900 | Comments(0)


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