2016年 06月 06日

1970XLH900 T/Mメインベアリングレース&クラッチギア

今日はTさんのアイアンスポーツ、トランスミッション周りのお話。


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まずはメインシャフトベアリングレースから。
虫食いが酷かったベアリングレースは交換。
抜き取りケース側ベアリングホール内径計測すると39.72mm。
STDサイズベアリングレースが外径39.72mmなので嵌め代がありません。
オーバーサイズレースを使います。


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使うベアリングレースはJIMS製の.005”オーバーサイズのもの。
冶具を使い、外径39.85mmのレースをケース側に合わせ約0.1mm研磨。




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ベアリングレースとともにトランスミッション周りのベアリング交換。
メインシャフトベアリングレースは圧入しもちろん内径が縮みます。


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ラインをだしベアリングレースラッピング。
STDローラーを使いクリアランス0.03mmになるまで内径拡大。




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こちらは面倒くさいアイアンのクラッチギア。
アイアンのクラッチギア軸受けは片側ブッシュ、片側ニードルベアリングになっており手前にはスラストワッシャーが圧入されています。
ニードルベアリングは内かけプーラーを使って抜くのですが、圧入がきついとニードルベリングのケージ部分が破綻します。今回は無事抜き取ることが出来ました。


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というわけでブッシュ、ベアリング交換。
まずはブッシュ側から圧入。
ベアリングを入れる前に、シャフトに合わせブッシュラッピングし、シャフトに対し0.03mm~0.04mmのクリアランスに。一部嵌め代がきつく、ラッピング作業が大変でした。


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ベアリング、スラストワッシャーを圧入し、ガタ無くスルスルとなりました。






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by sgf1906 | 2016-06-06 00:57 | 1970XLH900 | Comments(0)


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