2016年 05月 22日

1970XLH900 クランクケースねじ修正

今日はアイアン2人組みの授業、Tさんのアイアンスポーツメインでお話します。
清掃作業が終わり、ケース周りの修正作業から。

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76年まで使われていたトランスファーバルブ(ワンウェイバルブ)こいつが駄目になるとエンジン内のオイルがプライマリー側に入ってしまいます。また殆どのものがしっかり留まっていて、車上で抜くのが困難です。
分解したついでに抜き取り、メクラ螺子を付け、他からブレーザーをとります。


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まずはタイミングホールの雌ネジ山修正。
きれいさっぱりねじ山が無くなっていまして、しかも少々オフセット気味に穴が開いています。
大分穴が広がっており下穴ギリギリ。ともあれしっかり螺子が切れインサートを入れます。
ネジサイズ5/8”-18UNF
一応、エンジン組み付け後タイミングマークの位置を分度器で確認します。





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こちらもお決まりのプライマリー側ドレンボルト。
ねじ山の半分がすっかり無くなり、長いボルトが入ってました。
純正のドレンボルトの首下の長さが短すぎるのです。
ボール盤にネジ穴部が垂直にくるようにセットアップして、下穴を開けタップ立て。
そのままの位置で座面だしし、インサートコイルを入れます。
ネジサイズ1/2”-20UNF


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オイルポンプマウントスタッドのネジ山修正。
ここのボルトが真っ直ぐ入らないと、オイルポンプボディーが入らなくなります。
残っているねじ山にスタッドを入れ、それを基準にしてセットアップ。同じく下穴&タッピング&コイル入れ。
無事オイルポンプボディーも入りました。
ネジサイズ1/4”-20UNC



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タペットガイドボルトも同じくスタッドボルトを基準にセットアップしヘリサート。
ネジサイズ5/18”-18UNC


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というわけでネジ山修正作業終わり。










1980XLH1000

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Iさんのアイアンスポーツはプライマリー周りの作業
ダンパースプロケットが付いていない80年代のアイアンスポーツ。76年までのXLHについていたダンパースプロケット(コンペンセータースプロケット)をつけられるように加工し取り付け。
この模様はまた次回詳しく。






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by sgf1906 | 2016-05-22 00:53 | 1970XLH900 | Comments(0)


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