2016年 05月 08日

1965TRUMPH TR6 タイミングギア周り

今日はEさんのトライアンフ・タイミングギア周りのお話。

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ガタがあったカムブッシュはクランクケース、カムシャフトにあわせ単品製作。
インターメディエイトホイールスピンドルは段つきに減っていましたので、交換。
ケース側ホールにあわせオーバーサイズのスピンドルを加工し使います。


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まずはカムブッシュ製作。
アルミ青銅で製作。それぞれ圧入しやすいように段付の"案内”部分を作っておきます。


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ケース側のオイル穴位置にあわせ、オイル穴を開け位置あわせし圧入。
タイミングサイドは圧入工具を使い圧入。
ドライブサイドはあまり好きじゃない叩き入れで、このとき真っ直ぐ入っていくように、先ほどの“案内”部分があると入れやすい。


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圧入後、専用リーマーを使い、ラインリーミング。
さすがアルミ青銅さん、リーマーを通しただけでは、カムシャフトの動きが渋い。
以前に作ったラッピングロッドを使いラッピングし、カムシャフトがスルスル回るように。


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カムシャフトのスラスト計測。
EX側は0.1mmでよいのだが、IN側は0.02mm程度で少なすぎ。
カムシャフトの鍔部分を切削し0.1mm程度に。


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インターメディエイトホイールスピンドルはオーバーサイズのものを、以前作った専用生爪に銜え、芯だしし切削。ケース側に十分な嵌め代にして圧入。
カムギア周りを組み付け、ギアの回りっぷりチェック。渋くなるところなど無く問題なし。
というわけでタイミングギア周りの作業終わりです。





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by sgf1906 | 2016-05-08 22:26 | 1965TRUMPH TR6 | Comments(0)


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