2016年 03月 26日

1978XLH1000 バルブガイド

今日は1978アイアンスポーツのヘッド周り、バルブガイドのお話。


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ガタがあったバルブガイドは燃焼室側のカーボンを徹底除去しガイド抜き取り。
この辺りの年式(たぶん1、2年)に純正で使われていた鍔無しのバルブガイドが入っていました。
なぜこの時だけ鍔無しにしたのでしょうか?
鍔部分が座面になりガイドが動かなく(抜ける)なる役割もありますので鍔付きガイドを使います。



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ガイドホール計測。
フロント、IN・EX、リア、INは問題なくSTDサイズのガイドでいけますが、リア・EXのガイドホールは燃焼室側(下側)が変形し広がってしまっています。ポート側の肉厚が薄い方がやられています。
前期のシャベルやパンヘッドなどでも肉厚が少ない側がこうなっているものがありますね。
抜いたガイドを見ると、圧入部分が少なくなっているのが分かります。(黒くなっているのが圧入されていない部分)



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というわけで、ガイドホールリーミング工具製作。
どれぐらい切ればとり切れるか分かりませんのでアジャスタブルリーマーが使えるようにしました。


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計測しながら、冶具を使いリーミング。
一発削ると減っている部分がよく分かります。
円の片側だけ減っているので、すべて無くそうとすると随分大きな穴になってしまいますので、様子を見ながら内径拡大。

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だんだんと圧入部が広がっていき・・

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最終的にはこんな感じ。
少ーし残っていますが、これだけ圧入部分があれば大丈夫でしょう。


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ほかのガイドホールも軽くホーニングして綺麗に。


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面研をして。

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ネジ修正。

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加工したガイドホールに合わせガイド前加工。
まずR・EXのガイドはオーバーサイズガイドの外径を切削&研磨しガイドホール径+嵌め代のサイズに。
他のガイドはSTDサイズガイドを同じくガイドホール径にあわせ研磨。


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予めステム径+クリアランス分のリーマーで内径拡大し、IN側はテーパー加工。

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圧入し、嵌め代分縮んだ内径をリーミング。

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というわけでガイド周りの作業終わり。
次回シートカット、擦り合わせです。





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by sgf1906 | 2016-03-26 02:23 | 1978XLH1000 | Comments(0)


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