2016年 03月 13日

1970XLH900 分解作業&計測作業 その1

今日は新入生Tさんのアイアンスポーツ分解作業のお話。
走行できる状態でありましたが、随分とメカのノイズが出ていたことと、自らバイクをいじりたいということで、VMSに入学を決めました。
さぁ中身はいかに。

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シリンダー・ヘッド分解。
あらわになったピストンは.030オーバーサイズ。ピストン自体は大分磨耗しています。
この時点でスモールエンド部、ビッグエンド部に大分ガタがありましたので腰下も分解決定。


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ミッション分解。
残念ながらスプロケット側のメインベアリングレース、シャフトは虫食いが酷く交換決定。


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タイミングギア周り、オイルポンプ分解。
カムギアは状態良し。オイルポンプボディーも傷が少なく状態良し。


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クランク分解。
この後各部清掃作業。



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清掃作業が終わり、計測作業。
まずはコンロッド・ビッグエンドベアリングから。
入っていたローラーはSTDサイズですが磨耗しています。クランクピンは少々磨耗があるので交換予定。
ベアリングレースは大分広がっていて計算するとフロント側0.08mm、リア側0.09mmのクリアランス。
ラッピングしてからの話になりますが、.0008”~.001"オーバーサイズのローラーになりそうです。


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スモールエンドブッシュはピン径に対し0.07mmのガタがあったので交換。
ブッシュ抜き取り、ブッシュホール計測。楕円なく良好。


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ピニオンシャフト、ピニオンシャフトベアリングレースは状態良し。


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カムシャフト、ブッシュ計測。
#1.3.4ブッシュはシャフトに対しクリアランス0.04mm~0.05mmで状態良し。
#2は0.08mmで多め。ピニオンギア、#1カムギア#3カムギアと連結する#2カムギア上下横と力がかかるところです。

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タペット計測。
ローラーは0.03mmのクリアランスで良いのだがタペットとガイドのガタがすべて0.1mmあります。
オーバーサイズタペットを使う予定。


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ピストン・シリンダー計測。
ピストンに対しシリンダーは0.13mm~0.15mmのクリアランス。ピストンが0.05mm程度磨耗してしまているようです。こちらはオーバーサイズピストン&ボーリングです。

というわけで次回はヘッド分解・計測・ミッション周り計測です。





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by sgf1906 | 2016-03-13 02:16 | 1970XLH900 | Comments(0)


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