1947FL1200 コンロッド・ビッグエンド
2016年 03月 03日
分解時計測。
コンロッドは以前に交換されており、状態は良いが、ベアリングレースフロント側は41.27mm~41.29mmと0.02mm楕円。リア側はライトサイド、レフトサイドともに41.28mm~41.29mmで0.01mm楕円。
こいつを真円加工しローラー選択します。
まずスモールエンドブッシュは状態良く、ブッシュ交換無し、ホーニングのみ。
ピストンピン径20.10mmに対し0.03mmのクリアランス。
ベアリングレースラッピング。
フロント側は真円拡大し41.30mm。リア側はレフト・ライト側ともに41.29mmに。
ローラー選択。
フロント側は0.0006”o.sローラー4.777mm。クランクピン径31.73mm、レース内径41.30mmでクリアランス0.02mmに。
リア側は0.0002”o.sローラーを4.767mm。クランクピン径31.73mm、レース内径41.29mmでクリアランス0.03mm。ガタが出ずらいリア側(フォークコンロッド)は少々クリアランス多めにしておきました。
この状態でコンロッド・スモールエンド部の振れはフロント0.45mm、リア0.2mmとなりました。
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