Vintage motorcycle study

studious1.exblog.jp
ブログトップ
2016年 02月 10日

1971FX1200 ビッグエンドベアリングレース

今日はKさんのショベルヘッドのコンロッドビッグエンドベアリングレースのお話です。
随分遠いところから通われる生徒さんのため、時間がかかる作業は私が予めやっておきます。


a0248662_1191217.jpg

a0248662_1193131.jpg

ビッグエンドベアリングレースの磨耗は少なかったものの、R側は剥がれてしまっているためレース交換。

a0248662_1194484.jpg

クランクピンは3ホール(オイル穴)のJIMS製、ベアリングレースもJIMS製です。

a0248662_1195989.jpg
a0248662_1201452.jpg

カシメを削りレース抜き取り。
Wさんに頂いた、歯科技師用のリューター刃は良く削れる。

a0248662_1203172.jpg
a0248662_120458.jpg

a0248662_121044.jpg

レースとコンロッドの嵌め代を確認し、レース圧入。


a0248662_1212282.jpg

a0248662_1321261.jpg

a0248662_121344.jpg

レースはコンロッドの外面と面一。内側は少し出ます。
コンロッド側面が削れてしまっていると、ナイフ側(フロント側)のコンロッドが入らなくなる場合があります。
こいつが大丈夫です。


a0248662_1214792.jpg

a0248662_122341.jpg

元々小さめに作られているベアリングレース。
圧入後のレース内径は41.02mm~41.09mm

クランクピン径31.725mm STDベアリングローラー4.7625mm クリアランス0.03mmだとすると41.28mmまでレースを拡大しますので、0.2mm程度拡大しなければなりません。

ラッピングで0.2mm研磨するのはなかなか大変です。結局2時間ちかくかかりました。


a0248662_1221896.jpg

a0248662_122307.jpg

というわけでレース内径41.28mmまでラッピング。

a0248662_1224231.jpg

0.02mm楕円になっていたフロント側はラッピングして真円に。
こちらは41.29mmに。

レースはO.Kです。





レストアスクール生徒募集中

トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。




Vintage Motorcycle Study

GARAGEⅠ 東京都足立区六月3-6-16
GARAGEⅡ 東京都足立区栗原2-19-14

sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純

by sgf1906 | 2016-02-10 01:48 | 1971FX1200 | Comments(0)


<< 1978XLH1000 タイミ...      月曜日の授業風景 >>