2016年 02月 06日

1978XLH1000 コンロッド・ビッグエンドベアリング

今日は修理依頼のアイアンスポーツ・コンロッドベアリングのお話。

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分解時計測では0.06mm~0.07mmのクリアランスだったビッグエンド部。
問題はクリアランスよりも、レースとピンの虫食い。
クランクピンは新品に。レースはラッピングしてみて、虫食いがとりきれなければレース交換。


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クランクピンはJIMS製の3ホールのも。
JMS製のピンは純正(付いていたもの)より0.03mm大きい。
純正(中古)31.72mm JIMS製31.755mm
ピンが大きくなったため、ビッグエンドレースのラッピングも多くできます。

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というわけで、レースラッピング虫食いは綺麗に無くなりました。

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フロント側は虫食いが無くなった状態で41.33mmに。もちろん楕円無く真円。約0.04mmラッピング。
リア側はドライブ側、タイミング側ともに41.32mmコチラも0.04mm程度ラッピング。

この状態で純正ピン(31.72mm)ならオーバーサイズローラーギリギリであります。

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ローラーサイズ選出
フロント側はレース内径41.33mm、クランクピン31.755mm、クリアランス0.02mmとり、ローラーサイズ4.777mm(.0006”o.s)
リア側はレース内径41.32mm、クランクピン31.755mm、クリアランス0.03mmとり、ローラーサイズ4.768mm(.0002”o.s)
ガタが出ずらい(渋くなりやすい)リア側はフロントよりも少し多めにクリアランスをとっておきます。

というわけでレース交換せずにすんで良かった良かった。

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コンロッド・スモールエンド部でのガタをチェックしO.K。
次回はスムールエンドブッシュ、スラストワッシャーでしょう。





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by sgf1906 | 2016-02-06 01:16 | 1978XLH1000 | Comments(0)


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