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2015年 12月 03日

1960 VELOCETTE VIPER

修理依頼のベロセットバイパー、やっと向き合える状態になりました。
バイパー(350cc)でありますがベノムのシリンダーとピストンに変えられており500ccになっているエンジン。
オーナー様はエンジンに不安があり、うちに持ち込みましたが、試乗してみるとプライマリー周りからの「ゴーッ」という異音が気になる。というわけでまずプライマリーからチェックします。

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動画では分かりづらいですが、クラッチを切ったりつなげたりしています。
クラッチがつながっているときは、異音が聞こえますがクラッチを切ると音が鳴り止みます。
ミッション周りが怪しい。


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ダイナモベルトカバー内はいろんなものが削れている。

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ギアボックススプロケットはトンガリさんで交換です。

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Dスプロケットも駄目かしら。

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クラッチプレートはボーンデットタイプが付いています。
クラッチチェーンホイールはインサートタイプ。この後ポロポロ落ちてきました。こちらのスプロケットもトンガリさん。

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で気になっていたミッションのメインシャフトはガタガタ。
スリーブギアとメインシャフトが通っている状態でこのガタは大分ベアリングがやられているのではないか。

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クラッチスラストベアリングのレースも随分溝ができ駄目。


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でミッションを抜き取り。
クランクケース軸受けベアリング付近に以前何かあった跡が。チェーンが抜け落ちたのだろうか?


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ミッション抜きとり作業。
オイルタンク、バッテリーマウントを取り、ミッションマウントプレートを車体左側から抜き取るのですが、問題なのがミッション下側のピボット部のボルト。このボルトはミッションマウントプレートがフレームに付いていると、フレームに干渉しボルトが抜けません。ボルトを車体右側から入れといてくれれば、抜けるのですが、左側から入っている・・・。前に組んだときはエンジンを後から組んだので問題なかったのでしょう。
というわけで泣きながらボルトの頭を切って抜き取り。

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ミッション分解。
やはりスリーブギアのベアリングは大分ガタが、音の原因はこいつでしょう。
というわけで次回計測作業。





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by sgf1906 | 2015-12-03 03:18 | 1960 VELOCETTE VIPER | Comments(0)


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