1947FL1200 Rドラム周りの作業
2015年 11月 01日
内燃機屋さんという商売があることを考えると、バイク屋さんは車体周りと走らせるための調整・調律が第一の仕事なのだなーと思う今日この頃。
というわけでIさんのナックルヘッド、Rドラム周りのお話。
ブレーキカムシャフトとブッシュは目でわかるぐらいのガタ。
スプロケットはトンガリさんなので交換。
まずはブレーキカムのブッシュ交換。
抜き取り計測。ブレーキパネル側の穴は楕円、変形なく一安心。
ブッシュを製作し、圧入。ラッピング&ホーニングでガタ無しです。
スプロケット交換。リベットをドリルでもみ、抜き取り。ヤラセ的写真でどうぞ。
ボルトナットをつけ、新品スプロケットを仮組み。
社外のスプロケットは偏芯していることが多々あります。
仮留めして芯をだします。
位置が出たところでスプロケ側のリベット穴を少々修正。
でリベット打ち込み。
この作業は二人掛かりで結構大変です。毎回言いますが、良いリベットの打ち方ないかしら。
張り替えたブレーキライニングに印をつけておき、車体につけブレーキのあたりっぷりチェック&擦り合わせ。
印をつけ、車体に組み、当たっているところを削りまた印をつけ、擦り合わせ・・・を何回か続ける。
というわけで、Rドラム側はO.Kであります。
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奈良 純