2015年 09月 02日

38 VELOCETTE KSS MKⅡ ミッション分解

修理以来のベロセットKSS MKⅡのお話。
クラッチ周りに問題があった車両、パーツがそろったので作業に取り掛かります。

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まずはスリーブギアのオイルリテーニングシム。
オイル漏れを嫌ってか、リテーニングリングがスリーブギアベアリングのインナーレースにかぶってしまっています。スリーブギアベアリングのインナーレースにはディスタンスカラーがあたりクラッチのバックプレートがともに回ります。
オイルリテーニングシムはリテーニングリングで止められているので、オイルリテーニングシムがベアリングと一緒に回ってしまうと、シムが破綻もしくはリテーニングリングが緩んでしまう原因になります。

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カシメをとり、以前製作した専用工具でリテーニングリングを取ります。
ここは固着して取れないことが多いので、無事取れてホッと一息。

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当時ものと思われるスリーブギアベアリングが入っています。
回りっぷりもゴロゴロ・・・・。うーんベアリング交換することに。


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スリーブギアベアリングを交換するにはミッションを分解しなくては。
ということで車上でミッション分解。
シフターシャフトを抜いてギア抜き取り。

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結構なスラッジ。


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とりあえず綺麗にしてネジ修正。


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でスリーブギアベアリングとオイルリテーニングシムを組み付け。
ディスタンスカラーが当たらない位置にシム付け、リテーニングリングを締めます。

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ギア類は問題なし。

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レイシャフトのボールベアリングは酷いガタ。
こいつも交換ですが残念ながら在庫なし。パーツ待ちです。

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でもうひとつの問題。
垂直に立っているはずのキックアームが斜め。キックアームが戻りきっていません。
ベロのスターターはキックアームを踏むと回転しながらラチェットギアが押しスプリングに押され、レイシャフト1STギアと結合しクランキングし、リターンスプリングにより元に位置に戻ります。
つまり、ラチェットギアが戻りきっていないので、1STギアと干渉してしまいます。またキックのストローク量も減ってしまいます。

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ギアが干渉しないように、ガスケットの厚みを増して逃がしていました。


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スターター分解。
スターターハウジングにはOリングが入るように加工してあります。

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ラチェットギアは少々磨耗していますな・・・。
とりあえず一回組んでみて抜けるようなら交換します。


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リターンスプリング、押しスプリングともにへたっていたので交換。

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少々コツがいるベロのスターター組み付け。
ハウジング内にスプリング類を入れておき、ラチェットギアを固定し、ハウジングをグルっと回転させて、キックアームを取り付ける。

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アーム、ラチェットギア、ちゃんと戻っています。






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by sgf1906 | 2015-09-02 02:39 | 38VELOCETTE KSS MKⅡ | Comments(0)


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