1980XLH1000 トランスミッション組み立て
2015年 05月 31日
問題があったカウンターシャフトの2ndギアはアンドリュース製のものに交換。
もちろんドッグギアはしっかり入ります。
シフターフォークの長さを変え2速ギアと3速ギアのドッグの入りを調整。
シフターフィークの長さが決まり、カウンターの1速ギアと3速ギアのドッグの入りっぷりをシム調整。
これでシフト調整は終わり。
でこちらはDスプロケット側のメインシャフトの軸受けベアリング。
シャフト側がヤラレていた車両で、ベアリングレース内径を測ると随分小さい。
通常33.14mm程度の内径が33.10mm~33.12mmで0.04mm小さく楕円。
メインシャフト径(25.17mm)とSTDローラー(3.965mm)サイズを考えるとクリアランス0
よくこれで回っていたものだ。
べアリングレースをラッピングし内径拡大。
レースがテーパー状になっており少々苦戦したものの、レース径33.16mmに。ローラは1サイズオーバーで3.975mm、シャフトはアンドリュースの新品で25.17mm クリアランス0.04mmに。
でスラスト調整。
シム3.0mmを入れスラスト量0.3mmに。
レストアスクール生徒募集中
トリニティースクールから独立し、東京都足立区でレストアスクールを続けて行きます。
いつでも見学にお越し下さい。
また修理・オーバーホール業務も行いますので、お問い合わせお待ちしております。
アイアンスポーツ大歓迎です。
Vintage Motorcycle Study
GARAGEⅠ 東京都足立区六月3-6-16
GARAGEⅡ 東京都足立区栗原2-19-14
sgf1906@nifty.com
090-2752-8638
奈良 純